【おすすめホラー映画25選】凍える冬に恐怖で追い打ちをかけよう!

おすすめホラー映画25選

出典:GIZMODO

ホラー映画を楽しめる季節はやっぱり夏でしょうか?

「心霊=夏」

「ゾクゾクして暑さを飛ばしたい」

などというイメージが世の中にはびこっています。

しかし、ホラー映画を楽しめるのは夏だけではありません。

寒い季節で観るホラー映画こそ、真の恐怖を感じることができるのです。

こわばった体に凍える恐怖を与える!

考えただけで体が硬直しそうですが、本格的に真の恐怖を感じたいのであれば、寒い季節がおすすめです。

  • メジャー・マイナー作品
  • しょうもない作品
  • カルト作品
  • キワどい作品
  • 古典・最新作品

これらのキーワードを持った作品を吟味して「あらすじ」「解説」も合わせて洋画おすすめホラー映画25選を紹介します!

↓こちらもホラー映画についてのまとめです↓

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※注意!

  • 記事内では極力配慮していますが、グロテスクな内容の作品も数多く紹介しています。実際に観る際は注意しましょう。
  • こちらの記事ではネタバレはありません。ただ、作品紹介の都合上若干のネタバレが含まれていることもあるのでご了承ください。
目次

ホラー映画を今すぐ観るには?

まず、自宅で簡単、今すぐ映画を観たい方に3つのおすすめ動画サービスを紹介します!

1,U-NEXT

U-NEXT
月々支払いの見放題プランがお得です。
特徴はとにかく見れる作品が多いこと(2018年10月18日現在見放題作品80,000本)。

もちろん、新作映画もあります。

1ヶ月の無料トライアルもあるので毎日ガンガン観る方には理想の動画サービスです。

2.Amazonプライム・ビデオ

Amazon プライム会員限定のサービスですが対象の映画、ドラマ、バラエティを月々400円で見放題なので時間が許す限り観れます。

さらにビデオだけでなく、100万曲以上の音楽、お急ぎ便が無料になったりとAmazonユーザーにとっては必須のサービスです。

 

おすすめホラー映画25選【洋画】

基本的には良作しか紹介しません。

ただ、その中でもオススメ度を3段階作成しました!

下の基準を参考にしてください!

★★★★★:これを観ないと死んだ後に魂が浮かばれない

★★★★:これを見れば人生バラ色

★★★:これを見れば1日ハッピー

※作品紹介の最後に各動画サービスでの配信されているかを◎×で書きました。U-NEXTとAmazonプライム・ビデオに関しては「見放題作品」の中での判断になっています。

ミック・テイラー 史上最強の追跡者:★★★★

ミックテイラー 史上最強の追跡者

出典:http://www.ayapro.co.jp/products/detail.php?product_id=277

オーストラリアの荒野に住むベトナム帰還兵、ミック・テイラー。彼は観光客を獲物に見立てて殺戮を楽しむ人間ハンターだった。ある日、彼が殺戮を楽しむ現場にイギリス人観光客・ポールが通りがかってしまう。ポールはミックに狙われ、執拗な追跡を受ける。

引用:U-NEXT

かなりイかれたオーストラリア産のホラー映画です。

オーストラリアジョークを交えたちょっとわかりずらいユーモアがとても新鮮。

猟奇的な殺人を好むミックテイラーが観光客を狙うという割とありがちな展開ですが、イかれ具合が恐ろしい。

グロテスクに、そして終始「殺人を楽しむ」というのをモットーに物語は進んでいきます。

最後のある駆け引きには手に汗握りました。かなりグロテスクで胸糞悪いので注意が必要です。

地下に潜む怪人:★★★

地下に潜む怪人

出典:http://usnk.hateblo.jp/entry/230608

パリの地下深くに眠る巨大墓地に足を踏み入れた探検家たちを待ち受ける恐怖を描いたホラー映画。パリの地中深くに1785年につくられたとされる世界最大の地下墓地に、研究者の一団が探検にやって来た。彼らは迷路のように入り組んだ墓地でさまよい歩くうちに禁断の領域に入り込んでしまい、恐ろしい死霊たちに次々と襲われていく。

 

「カタコンベ」という巨大地下墓地は現在もパリに存在します。

およそ600万人の遺骨がそのまま地下に眠っています。日本人からしたら信じられない

そんな巨大地下墓地の秘密を解き明かすために探検する隊員たちを描いた作品。

案の定様々な悪夢に会いますが謎解きをしながら奥に進んで行きます。

その謎解きというのもチンプンカンプンの「古代語」を専門家が読むだけのかなりしょうもないもの

正直ストーリーとしては面白いとは言えませんが、ビデオカメラで狭い洞窟を撮り続けるというのは中々緊張感があってgoodです。

1日の隙間時間に片手間に観るホラー映画としてはかなりオススメです。

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哭声/コクソン:★★★★★

コクソン

平和なある村にやってきた、得体の知れないよそ者の男。男が何の目的でこの村に来たのかは誰も知らない。村じゅうに男に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。この事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。

國村準が出演し話題を呼んだ名作韓国ホラー映画です。

ホラー映画といってもビックリしたり、ただ怖かったりの作品ではありません。

この映画の中には「生と死」「人間関係」「社会のあり方」など私たちが生きる上で避けて通れない問題が描かれています。

ここ最近のホラー映画の中でもかなり当たりの作品だと思います。

重苦るしくて暗い雰囲気が続く物語ですが、映画の結末には誰しもが「え、ちょっとどういうことなの?」と動揺するはずです。

実際、結末の解釈には様々な意見があり、世間を騒がせています。

是非、自分の胸に手を当ててその結末を考えてみてください

こちらの記事に詳細な解釈が書かれています。

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是非、観終わった後に自分の感覚と比較してみてください。

ゲット・アウト:★★★★

ゲット・アウト

アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。

昨年大ヒットした作品で、いまだに世界にはびこる人種差別の問題を絡めた社会性のあるサスペンスホラー映画です。

屋敷内にいる黒人達の異様な表情と行動がかなりの不気味さを引き立てていて鳥肌連発です。

100分という上映時間の中でトリックがいくつも隠されているので常に脳をフル回転させて観るのがおすすめです。

 

死霊館:★★★★

死霊館

1971年、アメリカ・ロードアイランド州に建つ一軒家に、両親と5人の娘たちが引っ越してくる。古ぼけてはいるが広々とした夢のマイホームに沸き立つ一家だったが、奇妙な現象が次々と発生。娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻に助けを求める。夫妻が周囲の土地を調べると、恐るべき血ぬられた歴史が明らかになり、夫妻は一家を救おうと館に巣食う邪悪なものに立ち向かうが……

死霊館シリーズの第1作目です。

マンネリ化してきた最近の正統派ホラー映画ですが、そこに現れたのが「死霊館」です。

事実を元に描いたとされる物語です。

少し長い作品ですが、展開もわかりやすくホラー映画初心者も玄人も楽しめる良作です。

前半はじれったいほどゆっくり動くカメラが恐怖心を煽ってくますが、後半はアクション要素がふんだんに含まれているのでこわばった身体が徐々に解放されていきます。

とりあず何を観るか悩んでいる人にとっておすすめのホラー映画です。

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死霊館 エンフィールド事件:★★★★

死霊館エンフィールド

1977年、ロンドン北部の町エンフィールド。古い家に住むシングルマザーと4人の子供たちは、怪奇現象に悩まされていた。どうやら前の住人であった老人の霊が、次女ジャネットに取り憑いた模様。依頼を受けた心霊研究家ウォーレン夫妻は、救助に乗り出すが

引用:U-NEXT

死霊館シリーズ第2作目で、こちらも大ヒットしました。

舞台はアメリカからイギリスに移りますが、基本的な構造は1と変わりません。

家に棲みつく悪霊が家族を襲うという展開ですが、心霊学者の夫婦が苦戦するほど強い怨霊が登場します。

そしてその怨霊の正体が「死霊館 シスター」という映画でも描かれています。

他にも「アナベルシリーズ」と言って死霊館シリーズのスピンオフ作品があります(正直あまりおすすめできません)。

死霊館1と2がおすすめです。

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マーターズ(2007):★★★

マーターズ

1970年初頭のフランス、行方不明となっていた少女リュシーが路上を彷徨っているところを発見される。何者かに廃墟に監禁され、長期に渡って拷問と虐待を受けていたリュシーは事件の詳細を語らないため、捜査は難航を極めていた。養護施設に収容されたリュシーは、少女アンナの献身的な介護で平穏な生活を取り戻してゆくが……。

まず、この作品は観る人を選びます!

非常にグロテスクでショッキングなシーンもあります。

軽はずみで観るのは絶対にやめましょう!

それでも見たいというキワモノ好きの皆さんも覚悟を持って見た方が良いでしょう。

この作品は前半と後半でかなり雰囲気が変わります。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、あらすじにも書いてある通り、前半部は復讐編として2人の少女が立ち上がります。

後半はなぜ監禁され、拷問され続けてきたのかという謎が解き明かされます。

その真相をわかった上で最後のシーンを見てください。

ショックと同時に何を思うでしょうか。

勇気のある方のみ是非。

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悪魔のいけにえ:★★★★★

悪魔のいけにえ

アメリカのウィスコンシン州で実際に起こった残忍な殺人事件をもとに、旅行中の若者たちがテキサスの片田舎で殺人鬼に襲われる様を描いた。サリー、ジュリー、フランクリン、カーク、パムの5人組は、夏休みを利用してドライブ旅行に出かけ、その途中でヒッチハイクをしていた男を車に乗せる。しかし、男はナイフで自らを傷つけるといった行動を繰り返し、異常を感じた5人は男を車から追い出す。やがて一軒の洋館を見つけた5人は、その家に立ち寄るが……

この映画の最後のシーンはホラー映画界ではあまりに有名です。

オカルトちっくなゾンビや異世界の住人は出てきません。

狂った人間が出てきます。

また、エグいほどグロテスクな表現を描いているわけでなく、狂った人間模様が表現されています。

古い映画ですが、狂気に時代は関係ありません。

いまだに新鮮な感覚で見ることができます。

サイコパス映画の代表格なので是非見ておきましょう。

 

ミミック:★★★

ミミック

出典:Yahoo!japan映画

近未来のニューヨーク。ストリックラー病と呼ばれる死の伝染病が蔓延している近未来のニューヨーク、昆虫学者スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)は、病原菌の媒介源の虫を殺す新たな遺伝子生物を生み出すことに成功、新生物を「ユダの血統」と名付けて学会に発表した。3年後、スーザンは自殺遺伝子で死んだはずの「ユダの血統」が地下鉄の奥で生きていることを知る。地下鉄の靴磨きマニー(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は行方不明に

パシフィックリムシリーズやパンズラビリンスでも有名なギレルモ・デル・トロ監督のホラー映画です。

一言で言うと「ゴキブリ映画」です。

しかもゴキブリが人並みに成長するという最悪の設定です

ゴキブリ嫌いの私も怖いもの見たさで観ましたが、キモいです、特に卵がきキモいです。

ゴキブリの季節が終わったいまだからおすすめできるホラー映画かもしれません。

クワイエット・プレイス:★★★★

クワイエット・プレイス

音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びている家族がいた。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道には砂を敷き詰め、静寂とともに暮らしていた。しかし、そんな一家を想像を絶する恐怖が襲う。

静けさから生まれる恐怖という点を突き詰めたたホラー映画です。

私はこの作品を映画館で見たのですが、劇場内の空気はガチガチに凍ってました。

音を立てると”何か”が襲ってくるという設定の恐怖感のせいで、観客側も気を遣って音を立てまいと努力していました。

そのくらいのめり込んでいました。

自宅で見る方も緊張感を最大限に高めるために、まず部屋を締め切り真っ暗にして、あえてガサガサ音がなるお菓子を片手に鑑賞してみてください。

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フッテージ:★★★

フッテージ

ノンフィクション作家のエリソンは、未解決のままになっている一家惨殺事件を本にまとめるため、現場となった家に引越してくる。そして、家の屋根裏部屋で事件の様子を映した恐ろしい映像を発見するが、その日から不吉な現象が立て続けに発生し……

撮影者のわからない恐ろしい映像を毎晩1人で見続けるエリソンの肝っ玉と根性に圧巻せざる得ない作品ですが、この映画の醍醐味はなんといっても「ビックリパラダイス」なところ。

物語の後半辺りから何度も何度も姑息な手でこちらを驚かせにきます。

私はホラー映画好きにも関わらずビックリ系が苦手なんで、物語の大事な所はビビりまくってほとんど覚えていません。

自宅でジェットオースター感覚を味わいたい方にはおすすめです。

シャイニング:★★★★★

シャイニング

冬の間は豪雪で閉鎖されるホテルの管理人職を得た小説家志望のジャック・トランスは、妻のウェンディーと心霊能力のある息子ダニーとともにホテルへやってくる。そのホテルでは、かつて精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺するという事件が起きており、当初は何も気にしていなかったジャックも、次第に邪悪な意思に飲みこまれていく。

ホラー映画作品のドンこと「シャイニング」。

ジャックニコルソン演じるジョックの狂気じみた表情と全くスッキリしないラストは衝撃的です。

私がホラー映画にハマったのはこの作品のせいです。あれ以来かなりの時間をホラー映画に費やしてきました

実際、この作品のラストには賛否が別れていて、原作者からはクレームもきた始末です。

なぜ監督キューブリックはあのラストを設定したのか謎のままですが、いまでもネット上を中心に議論が繰り広げられています。

少し長い作品でもあるのでゆっくりとできる時にじっくり見るのがおすすめです。

サスペリア:★★★★

サスペリア

異様に静まりかえる空港、今ニューヨークよりバレリーナ志望のスージー(ジェシカ・ハーパー)が着く。激しい雷雨の中、タクシーでバレー学校にむかう彼女。不気味な街並みが窓の外を流れていった。ようやく、学校に着くが、「アイリス……扉のむこうに……」と、叫んで木立ちの中に消えていく女性。スージーは、赤い壁の学校の扉をたたくが応答はなかった。

およそ40年前のイタリアのホラー映画です。

刺激に慣れまくった現代人にとって古いホラー映画ほど生ぬるいものはないと思います。

ただ、この映画の見どころは物語でも恐怖でもないところにあります。

ある意味、芸術作品として一風変わったホラー映画を味わい人にとってはピッタリでしょう。

新作のリメイク版も来年日本で公開される予定です。

詳しくはこちらをどうぞ!

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ソウ:★★★

ソウ

老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男は「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要される。だが誰が何の目的で? 一方で、この犯人が他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく。

グロテスクなホラー映画として定番なのが「ソウシリーズ」。

計算され尽くされた完璧な展開と容赦のないグロテスクさが人気の理由ですが、続編が作られるたびに評価が落ちていったのも事実です。

そんな中「ソウ1」は今でも多くのファンがいて、一定の評価を受けています。

ソウ1の物語は基本的に密室で繰り広げられます。

まるで見ている方が監視しているような感じになるのは不思議でもあり恐ろしくもあります。

まだ見ていないという方は是非(グロテスクは御免!という方にはおすすめできません)!

死霊のはらわた:★★★★

死霊のはらわた

休暇で森にやってきた5人の男女は廃屋の地下で“死者の書”を発見。やがてテープレコーダーに録音されていた呪文によって、死霊が復活してしまう。死霊に乗り移られた者は他の者を襲撃。阿鼻叫喚の中、アッシュは必死の抵抗を試みるが……

若者数人が田舎に行って何者かに襲われるというちょーありがちな設定が当時流行りました。

元祖は「悪魔のいけにえ」ですが、この「死霊のはらわた」はその火付け役ともいうべき作品かもしれません。

かなりの低予算で作られたにも関わらず、グロテスクな表現は相当クオリティが高いです(最後に虫が)。

リアリティは皆無ですが、手作り感溢れる古き良きグロさです。

肝心のストーリーはも展開が早く見飽きないのでお酒を片手に見るのもおすすめです。

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羊たちの沈黙:★★★

羊たちの沈黙

FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り……

レクター博士とFBIの緊迫のやり取りが見どころの映画で、レベルの高い心理的駆け引きが繰りひげられます。

天才サイコパス学者レクターの演技もみもので、冷静に狂気を演じているところに恐怖を感じます。

この映画はホラーというよりはサイコスリラーという位置づけかもしれません。

「幽霊系よりサイコパス系の方が良い!」という方にはおすすめです。

ウィッカーマン(2006):★★★

ウィッカーマン

73年に製作されたイギリスの名作カルト映画を、ニコラス・ケイジ主演でリメイクしたサスペンス・スリラー。白バイ警官のメイラスの元に、8年前に失踪した婚約者ウィローから手紙が届いた。彼女の故郷である孤島サマーズアイルで、娘のローワンが行方不明になったというのだ。メイラスは島を訪れ捜査を開始するが、よそ者を嫌う島民たちは非協力的で真相を語ろうとしない。やがてメイラスは、島に秘められた衝撃の事実を知る……

1973年版ウィッカーマンのリメイク版として制作された作品ですが、実はこの作品はとんでもなく評判が悪いです

確かにかなりテキトーに作ったのではないかと思うほど、薄っぺらい展開です。

しかし、私はそれでもこの作品をおすすめとして推すのにはワケがあります。

そのワケはなんといっても「ニコラスケイジの悲壮感」を感じて欲しいからです!

あまり詳しく説明するとネタバレになるので書けませんが、簡単に言うとニコラスケイジが村人に嫌われて、幻覚を見て、と苦しみを受け続けます。

彼はスーパーヒーローの役よりもトコトン苦しみを味わう役の方が似合っています。悲壮感が外見とマッチしていて最高にgoodです!

かなり失礼ですが、全く救われない彼の姿を見ると「あ、はまり役だな」と思ってしまいます。ニコラスケイジファンにはおすすめです。

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サイコ:★★★★★

サイコ

アリゾナ州の小さな町ファーベル。そこの不動産会社に勤めているマリオン・クレーン(ジャネット・リー)は隣町で雑貨屋をひらいているサム・ルーミス(ジョン・ギャビン)と婚約していたが、サムが別れた妻に多額の慰謝料を支払っているために結婚できないでいた。土曜の午後、銀行に会社の金4万ドルを収めに行ったマリオンは、この金があればサムと結婚できるという考えに負けて隣町へ車で逃げた。夜になって雨が降って来たので

ホラー映画のみならず様々な映画に影響を与えた作品です。

物語はモーテルという安宿で繰りひげられていきます。

60年代の作品なので視覚的なビックリ度は今に比べてかなり劣っていますが、白黒の映像で描かれる青年の閉ざされた心がなんとも痛ましいです。

「鳥」などで有名なヒッチコック監督の代表作ですが、異常心理を持った青年を描いた歪んだ愛のサスペンス物語ということもできます。

パラノーマル・アクティビティ:★★★

パラノーマル・アクティビティ

米サンディエゴで暮らす若いカップル、ミカとケイティは夜中に家の中で不審な現象が起こっていることに気づく。ミカがその原因を探るべくビデオカメラを購入し、寝室に設置すると、ビデオには衝撃の映像が映っていた……

自主制作された超低予算映画としては異例の大ヒットを記録した作品。

ビデオカメラで撮影された日常風の映像が妙にリアリティに溢れていて、当時ゾクゾクしたのを覚えています。

作を重ねていくに連れて、駄作化していき、評判もガタ落ちの作品ですが、やはり初代は革新的でホラー映画としてのツボをしっかり抑えれられています(どっかでそんなシリーズあったな)。

80分弱の短い作品なので誰かと一緒にサクッと見たい方におすすめです。

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ポゼッション:★★★★★

ポゼッション

数年間の単身赴任を終え、西ドイツの近郊都市に戻ってきたマルク(サム・ニール)は妻アンナ(イザベル・アジャーニ)の態度の変化に驚愕する。やがて夜な夜な家を後にするようになったアンナは、結婚生活や母親業から逃れたいこと、そして愛人の存在を夫に告げるのだった。

1980年にフランス・西ドイツで共同制作されたホラー映画。

おそらく1度見ただけでは良くわかりません(何度見てもわからないかも)。

作品内でイザベル・アジャーニ演じるアンナが「何か」の虜になっていきますが、その「何か」というのが何なのかというのがこの映画のテーマにもなっています。

どういった解釈をするかは見るもの次第かもしれませんが、かなり衝撃的な作品です。

鬱っぽく重い作品なので、落ち込みがちの時は観ない方が良いです。

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遊星からの物体X:★★★

遊星からの物体X

極寒の南極観測基地という閉ざされた空間を舞台に、宇宙から飛来した生命体に襲われる観測隊員たちの恐怖を描いた。南極の大雪原。一匹の犬がアメリカの観測隊基地に現れるが、犬の正体は10万年前に宇宙から飛来し、氷の下で眠っていた生命体だった。生命体は接触した生物に同化する能力をもっており、次々と観測隊員に姿を変えていく。このままでは、およそ27000時間で地球上の全人類が同化されるということがわかり、基地は通信手段、交通手段を断って孤立。そんな状況下で、隊員たちは次第に相手が生命体に同化されているのではないかと疑心暗鬼に包まれていく。

この作品とは別に「遊星よりの物体X」という映画もありますが、それはオリジナル版の方で作品自体は違います(ややこしい)。

SFホラーの代表的作品で、孤立した部隊が謎の生命体とバトルを繰り広げるという展開です。

かなりアクション要素も強いですが、謎の生命体との同化を疑い続ける隊員同士の駆け引きも見ものです。

普通のホラー映画のように人を脅かしたり恐怖を感じさせるように作られていないので、ホラー映画が苦手な人でも見れます(グロが苦手な方はNG)。

アッシャー家の末裔:★★★★

アッシャー家の末裔

出典:http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/cinema1503081230/

不気味な燐光と、妖気の様な霧と、じめじめとした人気の絶えた沼地と、アッシャーの館はその中に一つ取り残された様に立っていた。その荒れ果てた姿はなにかしら人を憂鬱にするのであった。館の中ではアッシャーの最後の血をつぐ当主ロデリックが妻のメードラインをモデルとして毎日その肖像を描いていた。妻の肖像を描くというのはアッシャーの代々の慣わしであった。そして肖像が生の姿を得れば得る程、その描かれる人物は衰弱して行くのである。

 

フランスで作られたこの映画が公開されたのは1928年でおよそ90年前。

アメリカのホラー作家エドガー・アラン・ポーの作品「アッシャー家の崩壊」をモデルに作られています。

若干1時間の映画ですが、音のない無声映画ということもありかなり怖いです。

暗い雰囲気の中、一切の音がないので、相当不気味に感じます。映像も独特で、屋敷の主人が暗闇から何度もドアップで映ったり、今にも透けてなくなりそうな奥さんが恐ろしいです。

より充実したホラー映画ライフにするためには無声映画時代の古典ホラーは必須です!

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ビヨンド:★★★

ビヨンド

出典:Filmarks

ある画家が地獄の門を開けようとしたために、町人のリンチを受けた上、壁に塗り込められた。それから54年後、そこに越してきたリザを不可解な事件が襲う。

引用:TSUTAYA宅配レンタル

こちらの記事でも紹介しましたが、かなりニッチでしょうもない作品であることは確かです。

ストーリーは意味不明で面白くはありません。

しかし、CGがない時代に一生懸命作ったであろう特殊メイクには圧巻です。詳しくはこちらで。

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変態村:★★★

変態村

山の中でキャバレー・シンガーのマルクの車が故障してしまう。森の中を歩いて行くと、ペンションの明かりを見つける。そのペンションのオーナーである孤独な初老の男バルテル氏は、歌手であるマルクに何故か異様な執着を見せはじめる。彼の尋常でない様子に不安を覚えつつも、土砂降りでどうにも動けないマルクは一晩の宿を借りることにする。

ベルギー制作の映画で原題は「Calvaire」です。直訳すると「長い苦難」というフランス語で、キリストが磔にされた「ゴルゴダの丘」という意味もあります。

タイトル通り主人公のマルクはキリストの受難のごとく激しい苦しみを受けます。不思議なのがなんでこんな日本語題にしたのかということ。

ただ、作品を最後まで観るとその題名をつけたくなるのも理解できます。

哲学的で宗教的な映画でかなり人を選びます。ムゴイ描写もたくさんあるので注意です。

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ザ ・ブルード 怒りのメタファー:★★★★

幼少期に受けた虐待が原因で神経症を患うノラは医師ラグランの診療施設に入院する。しかしノラの夫フランクは彼女を隔離し面会させないラグランに不信感をいだく。一方、ラグランは人間の怒りを実体化する実験を行なっていた。

監督デヴィッド・クローネンバーグの私情がたっぷり盛り込まれた泥沼夫婦映画です。

しかし、そこにSFホラーというワードが加わり、非現実的だけど、どこかリアルな作品になっています。

  1. 新婚夫婦
  2. 子供を授かる予定の夫婦
  3. 喧嘩が絶えない夫婦

以上の方にはおすすめできません。いや、見ないでください…。

詳しくはこちらをどうぞ!

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まとめ

おすすめホラー映画25選洋画編、いかがだったでしょうか?

マニアックなものからメジャーなものまで様々な映画を紹介させて頂きました!

これからも随時更新していきますので是非指標にしてください!

記事内明記のない引用・出典先:映画.com

 

 

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