【遺留捜査5】第1話の視聴率とネタバレ!凝ったカメラワークで見えたテレビ朝日の本気度!

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【遺留捜査5】第1話の視聴率とネタバレ!

2時間スペシャルとして放送された第1話!

贅沢なゲストも多数登場!

2組の親子愛を使った感動の物語に仕上がっておりました!

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目次

【遺留捜査5】第1話の視聴率

【遺留捜査5】第1話の視聴率は14.7%でした!

好調の滑り出しです。

脚本:大石哲也

監督:兼崎涼介

【遺留捜査5】第1話のゲスト

平泉成(役:大野泰生)

大野泰生・・・円刻寺住職。

松下由樹(役:大野ゆかり)

大野ゆかり・・・大野泰生の娘。

中村俊介(役:早水圭介)

早水圭介・・・文化庁美術品危機管理対策課、通称”文化財Gメン”のメンバー。

柄本明(役:園田蓮)

園田蓮・・・仏像鑑定士。

遊井亮子(役:長津涼子)

長津涼子・・・文化庁美術品危機管理対策課、通称”文化財Gメン”のメンバー。

六角慎司(役:霧島征一)

霧島征一・・・霧島電子社長。

長江英和(役:鵜飼慎司)

鵜飼慎司・・・文化財密売人。

三浦浩一(役:三河大輔)

三河大輔・・・文化庁移転準備事務局長。

【遺留捜査5】第1話のネタバレあらすじ

長津涼子の遺体が、山中の岩場で発見された。彼女は文化庁美術品危機管理対策課、通称”文化財Gメン”のメンバーで、1ヶ月前、「円刻寺」の裏山にある祠から、鎌倉時代の仏師・雲尚作の仏像を発見し、その所有権を巡って、山の所有者である「霧島電子」社長・霧島征一(六角慎司)、祠を管理する円刻寺住職・大野泰生(平泉成)らともめていた。

涼子の死は一見、滑落事故に見えたが、糸村(上川隆也)は、岩陰に落ちていた「カラビナ」を見つける。そのカラビナには手書きで紋章のようなものがデザインされ、涼子のそれとは明らかに違っていた。

その後、科捜研の村木繁(甲本雅裕)の調べで、涼子のカラビナはすべて壊れるように細工がしてあったとわかる。

殺人事件とわかり、特別捜査対策室、室長代理の佐倉路花(戸田恵子)は、今回の捜査には専門知識が必要と判断し、文化財Gメンで涼子の同僚の早水圭介(中村俊介)に協力を依頼する。

捜査を開始した糸村と神埼莉緒(栗山千明)は、円刻寺の住職・大野を探り、20年以上疎遠になっているゆかり(松下由樹)と言う一人娘の事を知る。孤独死した人の遺品整理をする会社に勤務するゆかりは、事件との関わりを持っていた。

ここからネタバレ

前半の捜査でわかったこと。

  • 被害者・長津涼子と円刻寺の娘・大野ゆかりは同じ大学の山岳部だった。
  • 「霧島電子」社長・霧島征一と、被害者・長津涼子は仏像が山の祠にあることを知っていた可能性がある。
  • 文化庁の移転に伴い、建設予定の記念碑的博物館に準備事務局長の三河大輔(三浦浩一)が誘われており、目玉となる美術品をほしがっていた。
  • 円刻寺住職・大野泰生とゆかりの疎遠のきっかけは、20年前にゆかりが何の効果もない水を高値で檀家に売りつけた詐欺をしていたことが原因。

そんな中、ゆかりが仏像が発見された弓削山で殺害される。登山の格好をしており、なぜか仏具の払子(ほっす)を持っていた。ゆかりの部屋は荒らされ犯人は何かを探していたらしい。そこで糸村は、雲尚の仏像と同じ仏像の写真を発見する。霧島電子の社長・霧島と接触していた謎の男が5年前、文化財密売容疑で検挙暦がある鵜飼慎司とわかり、行方を追っている最中、その鵜飼が殺害される。鵜飼のポケットにはゆかりの血痕のついた仏像の根付があり、ゆかりの殺害は鵜飼の仕業で、鵜飼は密売組織に殺されたと見立てる。

一方、ゆかりをいまだに許せない大野泰生は、ゆかりの遺体を弔おうとはしなかった。

後半の捜査でさらにわかったこと。

  • ゆかりが持っていた仏像は、孤独死した荒井孝蔵という男の遺品にあり、ゆかりが持っていた。
  • 荒井孝蔵は仏師で、30年前に贋作作りに手を染め逮捕歴があった。

糸村は、ゆかりの遺留品の払子(ほっす)から仏具店、そこに立ち寄ったゆかりが持っていたケーキの箱を頼りにケーキ屋、ゆかりの職場から聞きだした根付の売り主へと捜査を続け、犯人への糸口となる写真を入手する。

真犯人と糸村の最後の3分間

3人を殺害した真犯人はなんと涼子の同僚・早水だった。早水は荒井孝蔵の息子で、仏像のレプリカを作っただけの父親が贋作作りの疑いで逮捕され、家族がバラバラになった。父親の技術を認めさせるため、鵜飼を使って雲尚の仏像を作らせ、本物と断定させた上で国に買ってもらおうとしたのだった。

糸村は、住職の大野の元を訪れ、ゆかりの本当の想いを大野泰生に告げる。20年前のゆかりの詐欺は、被害者とされるおばあさんに頼まれやったことで、そのおばあさんの孫でゆかりの友人で、現在ケーキ屋を営む老舗和菓子店の娘が両親の反対を押し切ってフランスでパティシエの修行をしていた時、空き巣で全てを盗まれ、お金を送金したいが自由に使えないおばあさんが水を買う名目でお金を出してもらい、ゆかりが送金していたのだった。おばあさんは死ぬまでゆかりに感謝していたこと、今でも毎年命日にゆかりが供養していることを教える。そしてゆかりが持っていた払子(ほっす)は、幼い頃泰生に買ってもらったもので、仕事上でも供養に使っていたこと、職場の同僚に父親のお経の自慢をしていたことを話す。

【遺留捜査5】第1話の凝ったカメラワーク

【遺留捜査5】の第1話では、凝りに凝ったカメラワークの演出が随所で見られました。手間と時間を(お金も?)かけているので、テレビ朝日の本気度が伝わってきました。

  • 川の水を舐めたショット

川の流れを画面下に少し入れて(舐めて)向こう岸の人物を撮るショットがありました。これだけのためにも当然、防水のカメラが必要です。画面下に水が映っていることで清涼感が増しました。

  • 影を利用した芝居①

二人の芝居を壁に映る影を巧みに使って、人物がフレームインしたりフレームアウトしたりと、まるで舞台の芝居を見ているような変化のあるシーンがありました。

  • 影を利用した芝居②

正確には芝居ではありませんが、実像は子供で影は大人にすることで子供の頃の感情をうまく表現していました。

  • 寺の山門で画角を絞る

寺の山門をL字に使って画面を絞り、その隙間に人物を配置、当然人物は逆光で黒くつぶれますが、その彼方には美しい山々がぼかした感じであるので、人物が映える効果があり、全体が美しくまとまっていたショットでした。

  • エレベーターからのショット

エレベーターに据えたカメラから、ガラス越しのフロアを写すショットがありました。一瞬の聞き込みのシーンでしたが、エレベーターは下降しているのでタイミングを取るのにかなりのリハをしたことでしょう。NGを出せば、エレベーターをまた上に移動させなければなりません。ほんのちょっとしたショットに時間をかけているのがわかります。

  • 箱の中からの見た目

暗闇から蓋が開き、覗いている人物を写すショットはよくありますが、今回のそれが一味違うのは、箱の中の仏像を舐めていたことです。当然撮る時にはガラスの上に仏像と底の抜けた箱を置いて撮らねばなりません。時間と手間がかかる作業です。

  • 名刺からのピン送り

本来なら手に持った名刺のアップを別撮りし、インサートすれば済むのですが、手前に手に持った名刺、その奥に人物を配置し、名刺からピン送り(ピントを変える)で人物へいくショットになっていました。ほんのひと手間が新鮮さを感じさせます。

  • 回想に使ったエフェクト

最近の刑事物のドラマでは回想シーンや前出の人物のインサートでブルーに処理されたカットを使うのが主流だったのですが、今回は割れたガラス越しのようなエフェクトを移動させて使っていました。とても斬新でした。

【遺留捜査5】第1話の感想

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