【半分、青い。】69話あらすじと視聴率!ボクテ・志尊淳の漫画ヒットの理由とは
永野芽郁主演、NHK朝ドラの第12週「結婚したい!」第69話が6/20(水)に放送されました。
漫画家デビューから3年。鈴愛・裕子が苦しむ中、ボクテ(志尊淳)の漫画が大ヒット!その2つの理由とは?
今回は【半分、青い。】69話あらすじと視聴率について。
【半分、青い。】69話の視聴率
【半分、青い。】69話の視聴率は21.2%
10話連続の20%台を好調キープです!
【半分、青い。】69話のあらすじ
1995年。鈴愛(永野芽郁)と裕子(清野菜名)が漫画家デビューしてから3年たった。デビューして5年後に生き残るのは1割の厳しい世界だ。
秋風ハウスはリフォームされ、鈴愛と裕子は仕事場と使い、売り上げの一部を秋風(豊川悦司)に渡していた。
鈴愛の『一瞬に咲け』は4冊の単行本を出し、連載3年目を迎えていた。24歳になった鈴愛はアシスタントを2人雇うまでに成長。睡眠不足の鈴愛は、秋風の天才ぶりを身に染みて感じていた。
一方、裕子の『五分待って』はうしろから2番目の掲載順になっていた。人気作から掲載されるのが漫画雑誌の常識。担当編集からあと3回で完結させてほしいと伝えられた。いわゆる打ち切りだ。
裕子は、一度ブレイクしながらも、次のアイデアが浮かばなかった。化粧をして外で酒を飲み、デートもした。
裕子には、ボーナスつぎ込んでバックをくれる男性(東京03の角田晃広)がいた。しかし裕子は偽物だと気づいていた。男は雑誌も買ってくれたが、自分の名前を確認するだけで中身が伝わっていないと気づいていた。
「誰かの心に残る作品が一つでも書けたら辞めてもいい」裕子は自分の漫画が誰かに届くことを願っていた。
そのころ、律(佐藤健)は京大の大学院でロボット研究に励んでいた。月刊ガーベラも買い、鈴愛の漫画を気にしていた。
秋風は裕子が漫画のメインキャラまでアシスタントに書かせていると気づく。化粧も濃いため裕子を心配するが、裕子は聞く耳を持たない。
見かねた鈴愛はボクテ(志尊淳)を喫茶おもかげに呼び出す…。現在のボクテは講談館出版からデビュー。映画化もして時代の寵児になっていた。裕子のことを話そうとすると、そこへ秋風も現れた…。
【半分、青い。】69話の感想
69話はデビュー3年目。1995年に飛びました。
当時の出来事は、 1月に阪神・淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件がありました。
67話放送休止の6月18日(月)に大阪北部の地震があり、阪神・淡路を思い出したという声も多く上がりました。
そんなタイミングで、1995年。1番先にデビューした裕子。秋風塾を追われたボクテ。残酷な運命が描かれていきました…
視聴者の反響も挙げながら、鈴愛・裕子とボクテを対比して69話のポイントをみていきます。
秋風塾の実力はいったい…
https://twitter.com/a_hayakawa/status/1009215527934291968 https://twitter.com/lotusteajikkyou/status/1009214809462562817秋風塾の指導力・環境は本物なのか?
ボクテが外に出て、時代の寵児になったことを思うと、裕子が「ここは天国だよ。」と言っていた安ど・安心が今になって伏線だったのかも、と気になります。
鈴愛も高校半年間を3年間連載してマンネリ状態。危険な予感がします…
ボクテは外に出て、自分の力で描いて、ヒットをつかんだのですね。秋風の口添えがあったにせよ、きっかけにすぎません。
ボクテ(志尊淳)大ヒットの理由①体験+想像!
ボクテの漫画はなぜ大ヒットしたのか?
理由を二つ考えてみました。
一つは「秋風ハウスを出たこと」あとの体験が大きいこと。
ボクテが去ったあと、鈴愛の20歳のお祝いでお酒を飲んだ時、裕子は外出せず、繁華街に出ることは「無理」というシーンがあります。
”仕事・寝る・菱本(井川遥)のお菓子が唯一の楽しみ”そんな繰り返しの日々…。
鈴愛と裕子は世界が閉じていて、体験がとぼしいです。いつか限界がくるかもしれないことが暗示されていました。
現に鈴愛は体験からの『月が屋根に隠れる』より想像からのスポーツの『一瞬に咲け』の方でデビュー。
裕子の漫画の中身はあまり判明していませんが、あるシーンが思い出されました。
裕子は体験を重視している!?
鈴愛が失恋体験を情緒豊かなネタにした際、裕子が「鈴愛は天才かも」と褒めていました。
ここは裕子が体験重視、と暗示されています。
対して、ボクテは体験ではなく想像が必要と訴えていました。
どちらも正しく、創造には体験と想像両面必要でしょう。
が、片方の体験を失いかけている鈴愛・裕子。
反対に、ボクテは新宿2丁目に繰り出し、100枚のはがきを代筆してくれる人脈もあります。秋風ハウスにとどまらず、さらに体験も積んだでしょう。
ボクテには、体験+想像の両面もった”創造力”があったから大ヒットになったと思われます。
ボクテ(志尊淳)大ヒットの理由②背水の陣!
創作活動に集中できちゃう環境が豊かな発想の素養である経験とハングリー精神を削いでしまった感あるけど、ボクテは秋風ハウスにいるときから二丁目で友達つくりに出かけてたし秋風も麻布のバーに飲みに行ったりしてたわけで、何もかも本人次第ではあるんだよね #半分青い
— こはろさん (@kohalogical84) June 19, 2018
環境ではなく自分次第という指摘もできますが…人は環境に甘える弱いもの。
そこで、ボクテが親から実家を継ぐように手紙で言われていたシーンも思い出されます。
後がない状況で追い込まれ、環境に甘えず、執念を持って取り組んだことはそうぞうにかたくありません。
背水の陣という点をボクテの漫画大ヒットの理由として挙げたいです。
69話のラストは秋風とボクテがばったり。いったいどうなる?次回も期待ですね。
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(記事内の画像出典:公式サイト)
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