【いろはの恋は時代をかける】3話の考察と感想!関さまも令和へ?佐野蓮司は何者?

TBS火曜ドラマ【いろはの恋は時代(とき)をかける】3話「なんのために僕がいるんですか?」が10月27日に放送されました。

江戸時代から来たいろはと令和の小学校教師とが指導方法をめぐって論争になるんだけれど、どの教師も子供たちのためを思っていることが伝わって来て良かったな。いろはの授業は本当に楽しそうね。

今回はいろはの切ない恋も描かれたよね。その想い人の関さまとそっくりな人物が現代に現れたけどあれはどういうことなんだろう。

それでは【いろはの恋は時代(とき)をかける】3話の考察と感想をお届けします。
※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

【いろはの恋は時代をかける】3話の考察

関さまと佐野蓮司の関係は?

いろは(上白石萌音)の想い人である関孝和(大森元貴)とそっくりの人物が3話のラストに登場しました。
その人物とは、渋谷第三小学校3年1組の佐野直也(吉田海怜)の父親・佐野蓮司(大森元貴)です。
佐野蓮司が持っていたキーホルダーには、江戸時代のいろはが持っていた根付の鈴によく似たものが付いています。
彼は関の生まれ変わりなのか、それともいろはのようにタイムスリップしてきたのでしょうか。
ちなみに史実だと、関孝和の二人の娘はとも20歳を迎える前に亡くなりました。
養子に迎えた甥は、孝和が病没後に職務中賭博に興じていたことが露見して重追放になり関家は断絶しています。
佐野蓮司が子孫である可能性は薄そうですね。
公式によると、蓮司はシングルファーザーで生活のために複数の仕事を掛け持ちしているとのこと。
下校してきた直也に声をかけた時は配送の仕事をしていたようですね。
もしも、佐野蓮司が関孝和の生まれ変わりか、関本人がタイムスリップしてきたのだとすると、江戸時代に算学を教えていた関が令和で配送業をして、江戸で飛脚の娘だったいろはが令和で教師になっているというのは、おもしろい構図です。

直也は1組の児童だけど、3組の担任のいろはが直也のお父さんと会う機会はあるかしら。会ったらどんな気持ちになるんだろう。

◆関孝和と佐野蓮司の関係は
◎佐野蓮司は関孝和の生まれ変わり?
(江戸時代には身分の違いで結ばれなかったいろはと、令和で結ばれる可能性も?)
◎関孝和が江戸からタイムスリップしてきた?
(佐野蓮司がいろはの根付の鈴に似たものを持っていることが気になります)

もしも直也のお父さんが関さまの転生なら、江戸時代の記憶は持っていないことになるよね。タイムスリップなら、いろはと同様に魂は関さまのままだろうけど。

いろはが江戸から令和に来たのはいつ?

いろはが令和の梨木彩葉(上白石萌音)の身体に入ったのは、ゴールデンウイーク中の出来事でした。
では、江戸の町からいろはが消えたのはどの時点だったのでしょうか。
徳川綱吉が将軍になったばかりだといろはが言っていたので、1860年であることは間違いないですね。
1話でタイムスリップしてきたばかりのいろはは、「関さまの算額絵馬をさっきまで見てたはずなのに」と言っていました。
算額(さんがく)とは、江戸時代に日本独自の数学である和算の難問や解法を記して神社や仏閣に奉納された絵馬(額)のことです。
関は甲府に出立する日に算額絵馬を八幡宮に奉納すると約束していましたから、いろはがタイムスリップしたのは関が旅立つ日だったということでしょうか。
ただ1話では、江戸の町からいろはがいなくなり心配する関の様子も描かれていました。
いろはが江戸から消えた時、関はまだ江戸の町にいたことになります。
このあたりがあやふやですね。

◆いろはが江戸から令和に来たタイミングは
◎関が甲府に出立する日?
(関は出立の日に算額絵馬を奉納すると約束し、令和に来たいろはは「さっきまで関さまの算額絵馬を見ていた」と発言しているから)
・関がまだ江戸にいる頃?
(いろはを捜しに来た関が「今日一日指南所の手伝いを頼んだ」と言っていたので)

雑居ビルの屋上から梨木彩葉が落下していく時、根付の鈴が江戸の町の地面に落ちる描写がありました。
一ノ瀬生琉(向井康二)が必死に彩葉の手をつかんで引き上げると、彼女はいろはになっていて、「おれの着物はどこやったんだよ!おれの根付も」と叫んでいましたね。
いろはの魂が江戸から令和にやって来た時、根付から落ちた鈴だけが江戸の町に残ったのでしょう。
そしてその鈴を拾ったのが関です。

もしかすると関さまは、いろはを捜しに令和までやって来たんだろうか!

【いろはの恋は時代をかける】3話の感想

凜花が上書きしたかったもの

佐伯凜花(剛力彩芽)は生琉の幼なじみで、公式の説明によると「生琉からの恋心に気づきながらもあくまでも友達として接し今でも都合の良い関係をキープしている」ということでした。
しかし、洞察力が鋭い凜花は久しぶりに会った生琉の心に、自分ではない誰かがいることに気づきます。
「長い付き合いだったけどこれまでが異常だったんだ、流石に都合よすぎたよね」
これは、これまで気ままに生琉を呼び出してきた凜花が反省して言ったセリフだと思うのですが、生琉は自分に向けられた言葉だと受け止めました。
「確かに都合よすぎだよな。ただの幼なじみってだけなのにな。めっちゃ特権ある感じで、その…ごめん」

なぜ!なぜ謝るのよ生琉!

凜花は生琉の言葉に乗っかることにしたのか、「生琉のこと許してあげる」と答えます。

女王様だ…

今、心に誰がいるのか正直に答えてくれたら許すと言う凜花。
そして顔を近づけていきました。
生琉はキスだと思って目を閉じますが、凜花は寸前で止めて「上書き成功」と言うと去って行ってしまいました。
凜花は生琉の心に存在する誰かを追い出したかったんですね。
ようやく自分の気持ちに気づいたのでしょうか。

生琉のファーストキス?

「うわ~~~っ初めてしたかと思った!どうなんだ?あれは何だ?えっ遊びか?えっ本気か?ついに幼なじみ特権枠じゃなく正真正銘彼女ができてしまうのか?」
生琉はずっと生真面目に生きて来たのでしょうね。
これまでつき合った女性はいなかったのでしょうか。

見た目も中身も格好いいと思うのに、あまりモテてこなかったのかな。
もしかすると寄せられた好意に気づかないだけなのかも。

いろはの授業

算数の授業で、いろはは児童たちに円の形に切った厚紙を配り、自由に使っていいよと呼びかけて円の面積を考えさせます。
児童の一人がピザのように切り分けていると、いろははそれを平行四辺形の形に並べました。
児童たちは、そこから自然に“円の半径が平行四辺形の高さになること”に気づいていきます。
生き生きと楽しく学ぶ3組の様子を見た1組の佐野直也(吉田海怜)は、担任の真島玲二(山中柔太朗)に自分を3組に行かせてくれと訴えました。
タブレット授業についていけない直也の悲痛な願いでした。

3組の授業は先生から一方的に教えられるんじゃなくて、子供たち自身が能動的に見つけて考えていく学びの場なんだよな。そりゃあ楽しいよね。

真島の心の動き

真島は、自分は文科省の指導要綱に添ってタブレット授業をしているのに、自由気ままな授業をやっている3組のほうがよいと児童に言われて誇りが傷ついてしまったことでしょう。
タブレットを使わないいろはに「教師の責任を放棄している」と猛抗議をしました。
2組の担任の阿久津美保(大西礼芳)も真島に同調します。
いろはは、子供たちが自分の頭と手を使って学んだことは一生忘れないと反論しました。
しかしそこで生琉が、児童たちが学校でタブレットに触れることの大切さを説明します。
いろはは素直に受け入れて反省し、涙を浮かべながら真島と阿久津に謝りました。
真島は、その姿を見て胸をつかれたような表情になります。
ゴールデンウイーク明けから同僚の梨木彩葉の雰囲気が変わったことに、真島は違和感を感じていました。
雰囲気だけではなく、言葉遣いも授業内容も以前とは全然違うし、自分に対して真っ向から反論もしてきて、“おとなしい梨木先生”とは別人のようです。
そして、自分に足りないところがあると気づき潔く認めて心から謝る姿に、真島はハッとしました。
人は意外性のあるもの、新鮮なものに心惹かれるんですよね。

真島先生自身が自分の心の動きにとまどっているような感じね。

生琉の優れた資質

自分に点数をつけたら0点どころかマイナスになるという生琉は、せめて最低限のことだけは守ろうと決意しています。
生きやすいとは言えない今の世の中、クラスの子も不登校の子も渋谷第三小学校全ての児童の命を守りたい、それが目標であると2話で明かされました。
3話では、さらに生琉の想いが明らかになります。
児童たちに自分の頭と手を使わせて学びの考え方を教えたいいろはと、文科省の指導要綱に従ってタブレット授業をするべきだと抗議する真島が、職員室で論争になった時、生琉は丁寧にいろはに説明します。
今の時代、タブレットは使えることが基本で使えないと見下されるのが現実。
けれど高価なタブレットをどの家でも買えるわけではない、学校で触ったことがその子の命綱になるかもしれない、道具に触れて使いこなすことでその子の才能が開花するかもしれない、と。

不登校の子も複雑な家庭環境の子も、生琉は児童全員を救いたいのよね。教え子たちが大人になってからのことまで考えているんだなあ。

生琉が3話で2回、同じセリフをいろはに言ってるんだよね。「先生が教えるのは知識だけじゃないですよね」って。それが生琉の教師としての核なんじゃないかな。

いろはの味方になって真島先生に反論するのではなく、令和の教師として必要なことをいろはにきちんと教えるところが生琉の誠実さよね。

生琉は、説明がとても上手いですね。
「生類憐れみの令」への評価が時代により変化してきたことについて、いろはにわかりやすく話しました。
生類憐れみの令は徳川綱吉が制定した動物を保護する法令。
動物に危害を加えた人間を厳しく罰したことからかつては天下の悪法とされ、綱吉は犬公方と呼ばれました。
しかし現在は、生きるもの全てを保護し捨て子や病人を救う社会福祉の政策だと見直されるようになってきたことを生琉は説明します。

ずっと命が軽んじられていた時代だったのに、命を尊重しようという価値観の政策を出したのはすごいって生琉は話すんだよね。いろはだけじゃなく見ている僕たちも勉強になるなあ。

生琉は全ての児童を守りたいという気概があって、わかりやすい説明ができる力もあって、とても優秀な教師なんだと思う。教え方を工夫すれば児童が集中する授業ができるんじゃないかな。自信を持って進化していくといいな。

校長と副校長は立場を守りたいだけなのか

校長の塚本さやか(YOU)は、職員室の真ん中で泣きながら頭を下げているいろはを見て驚き、パワハラになると真島を問い詰めます。
しかしいろはが、先生方から大事なことを教えていただいた、謝っていたのは自分が無知だったからだと説明すると、「何もないならいいけど」ととりあえずは納得した様子でした。
問題が起こることを恐れるのは、学校の最高責任者としては当然です。
自分に火の粉が飛んでこないようにしているようにも感じますが、教師や児童によく目配りしている校長だと思います。
校長と同じく事なかれ主義の副校長・松田浩一郎(永野宗典)も、職員室の雰囲気をよくしようと心をくだいている様子が随所に見られます。

YOUさんと永野宗典さんの登場場面は、何かしら面白いことをしてくれそうで期待しちゃうよ。

叶わぬ恋、崇高な魂のつながり

「お前が武家の娘ならと思ったことはあるよ」と、関はいろはに打ち明けました。
けれど、身分の違う二人が結ばれることは許されない時代です。
「いろはと私は算学さえあれば、どこにいてもつながれる」と関が告げた言葉は、学問への崇高な志であるとともに、時や場所を越える愛そのものと言えます。
現に、令和にやって来たいろはの心を支えているのは、“イマジナリー関さま”なのですから。

が、がんばれ生琉…!

「どこにいてもつながれる」なんて言われてしまったら、結ばれないのに永遠に忘れられない人になってしまう。いろは、切ないよね。

生琉の覚悟

3話のラスト、学校の屋上にいるいろはを見て、かつて屋上から身を投げようとした梨木彩葉を思い出し必死で駆けつける生琉。
“関さまの算額絵馬”のことを思い出したいろはが行かなきゃならないと歩き出したら引き留めようとして足を滑らせて、それでもちゃんと抱きとめる生琉。
「何で一人で行こうとするんですか。先生はこの時代を知らないでしょ。なんのために僕がいるんですか」
「無難」や「無関係」を信条としていた生琉が、今はいろはを支えようとしています。
生琉はいろはへの想いを自覚して変わったのでしょうか。
いえ、生琉は、これまで幼なじみの凜花に振り回されながらも呼び出されたら駆けつけていた人です。
そして異母兄妹の沙耶(白山乃愛)の面倒もみてきた人。
うまくいかないことばかり続いてやりきれなさに負けそうになっていましたが、心優しく面倒見のよい生琉が本来の姿なのだと思います。
「なんのために僕がいるんですか」
力強い言葉ですね。

【いろはの恋は時代をかける】3話のまとめ

関が苦労して突き止めた円周率も、文明の利器として作られたタブレットも、どちらも便利な道具です。
私たちは先人が発見したことや作り出したものを使って生活しています。
先人たちの歩みの続きから始めることができるから、私たちは何代もかけて進化していくんですね。
渡されたバトンをこの先もつなげていくことの大切さを、関孝和が教えてくれました。
今回のいろはと真島の教育論争は見応えがありました。
意見は違っても教師たちは皆、子供たちの今と未来のために真剣に教壇に立っています。

先生のお仕事って本当に尊いと思う。
3話も心に残る場面がいっぱいあったな。

印象的なセリフが毎話あるんだよね。
生琉の「小さい面倒くささの積み重ねがでかい面倒くささを回避するんです」とかさ。

いろはがはりきってお茶くみしているのを見た女性教員たちが眉をひそめるシーンもリアルだったな。「苦労して戦ってきたことが無駄になる」って。

いろはと関。
梨木彩葉と生琉。
いろはと生琉。
いろはと真島。
凜花と生琉。
佐野蓮司といろは。
それぞれの想いが複雑に絡み合う関係になってきました。
恋模様も気になりますが、“関さま”をめぐる謎も深まって、ますます面白くなってきましたね。
4話の放送は、11月3日(火曜)22:00からです。
どうぞお楽しみに!

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いろはの恋は時代をかける3話

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