【愛の、がっこう。】最終回ネタバレ感想と視聴率!愛の絨毯で最高の結末

愛の、がっこう。最終回ネタバレ感想と視聴率
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2025年9月18日(木曜)に、木村文乃主演×ラウールのドラマ【愛の、がっこう。】最終回が放送されました。

愛実(木村文乃)の父・誠治(酒匂芳)に、努力できるかどうかを見せるのが男としてのけじめだと言われたカヲル(ラウール)は専門学校試験を受けます。その結果と愛実とカヲルの結末は、どうなったのでしょうか?最終回「卒業試験」の感想です。

※この記事では【愛の、がっこう。】最終回のネタバレ感想を書いています。未視聴の方はご注意ください。

【愛の、がっこう。】最終回の視聴率!

世帯4.7%、個人2.5%

平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

コンテンツ配信サービスのTVerでは、【愛の、がっこう。】をお気に入り登録している人が、2025年9月20日現在で、72.3万人います。

いろいろな形の愛が存在することを学んだ学校でした。

生徒にディスられるお別れ会

愛実が家庭の事情と偽り、学校をやめたと知った生徒たちは教室から出ていきます。佐倉先生が、教師も間違ったり悩んだりする存在だということを、少しは見せても良いと、教頭に切り出し、教頭に掛け合ったおかげで、愛実は生徒に最後の挨拶ができました。

夏希は愛実に卑怯者と言い、他の生徒からは文句良く相手がほしかった、授業は快適につまらなかった、先生を無視して泣かしたかったなどとディスられます。愛実は生徒たちの本当の気持ちが分かり、ありがとうと言って目頭をあつくしました。

無視していた生徒が、愛実に関心を持ち始め、愛実をいじるように変わってきました。やっと信頼が積みあがってきたのに、もったいなかったなと思うところです。しかし、カヲルを選んだ以上、もう生徒たちの前に教育者としては立つことができないですね。

川原、がんばった!

川原は愛実に電話をかけ、ニューヨーク支店に転勤になったことを伝えます。上を目指す生き方が自分だと言う川原に愛実は、自分が自分でなくなりそうな時は無理しないでと言われ、電話を切りました。

そして連絡先を削除するシーン。自分で自分に応援歌「がんばれがんばれ川原!」 が始まり、空港行きのバスを待つ外国人さんたちも応援歌に参入し、連絡先を消しました。最後に川原らしい笑いを取ってくれたのが良かったです。

川原は人を愛するという事を、愛実とカヲルを見て学んだのかな?愛するとはどういうことなのかを頭ではなく、心で分かったのでしょう。きっと素敵な相手と結婚できるだろうなーと思いました。

奈央の苦しみ

カヲルの頭の悪さは、自分のせいだと言われている気がして、カヲルにつらく当たっていたのですね。

息子をよろしくと、愛実に言った言葉。縁を切ったらそれでお終いにはならず、心配になるのは親心です。そばに居られなくなった母の代わりを、愛実に託したのでしょうか。

不器用だけれど、それが奈央のカヲルへの愛なのかなと思いました。

再び挑戦するカヲル、愛の絨毯

三浦海岸での再会。砂浜にたくさん書かれた“愛”の漢字に囲まれてキス!最高の演出でした。二人の愛が砂浜にあふれ出たのか、愛に囲まれて祝福されているのか。

カヲルの書いた愛の字には点が無くて、砂浜で何回も書いて練習するという展開。このような流れを考えられる脚本家の井上由美子さん、すごいなーと感心しました。

「愛」という漢字は、“心”の大きさのバランスをとるのが難しい。

それは愛情が大きく重すぎても小さく足りなさすぎても、バランスが悪くて崩れてしまうという事の比喩のようでした。の心は下心の心はハート(心臓に近いから)でするものという、例え話を思い出しました。

カヲルの手紙が、最後まで書かれていないのも良かった。最後のデートの場所が、始まりの場所になる。手紙の続きは砂浜で待つカヲルに直接聞く流れも、面白いストーリーだと思いました。

お互いが大泣きして、音楽と共にエンドロールが流れてきた時は、え?これが最終の結末?と不安になりました。感情ジェットコースターに振り回されましたよ…。

  • 黒沢あすかさんが、映画『昼顔』では主人公を快く思わない女性役でしたが、姉さん女房として愛実の背中をそっと押す役で登場されていたのも良かったです。
  • 田中みな実さんが演じる百々子が、愛実に対しての嫉妬だなと感じられる場面もあって、女性あるあるを見事に演じてみえるなと思いました。

父・誠治、専業主夫に転身?

ずいぶんと望みが低い、俺が愛実のためにどれだけ頑張ってきたかと夫・誠治に言われた妻・早苗は、別れを切り出しました。

お前がやって行けるのかと言われて、だったら死ぬだけという潔いセリフ。そして怒りを表すエプロンの脱ぎ捨て方の上手な事。そこから育てていたハーブたちを引っこ抜いてシンクに投げつけるシーン。早苗の気持ちとしては、もう何年も我慢し続けてきた怒りが一気に爆発したのです。怒り狂う筒井真理子さんの演技がうますぎて、いけいけ!と応援しつつ、エプロンの投げ方には笑ってしまいました。

怒り狂った妻にあっけにとられていた誠治。後日、エプロンをして冷蔵庫の食材をだしながらメニューを考えています。まさかの専業主夫に転身したのか。

(一人で)やっていけなかったのは、誠治の方でしたね。

パワハラ夫から主夫になった酒匂芳さんの鼻歌交じりの演技、上手だなあーと思いました。

シンクに投げつけたハーブの一つが芽を出している演出も、なぜかほっこりしました。元パワハラ父・誠治からの新しい芽がでたのでしょうか。早苗がキレたように、おもいっきりキレることで、変わることもあるのだと学びました。

【愛の、がっこう。】うどん3つ、大盛りとは?

パートに出るバジル母(妻・早苗)を見送った誠治は、冷蔵庫からうどんを3玉出します。Xでは、3つという事は、愛実がカヲルを連れてやって来る?という考察がありました。

  • 考察
    • 愛実と親子水入らずの食事をする
    • カヲルを実家に連れてくるのは、専門学校合格後

誠治のセリフからの推測

3つか。よし。3つちょっと大盛りかな。ハハ。

うどん3玉を二人で分けると、一人1.5玉分でちょっと大盛りかな?ということと考えます。カヲルを家に連れてくるのは、専門学校に合格してからなのではと推測します。

絵本「ライオンとネズミ」の伏線回収

ライオンが誠治でネズミは早苗

早苗「娘を応援できない人とこれ以上一緒にいられません」

俺様ライオンは、見下してきた妻(ネズミ)から学んだのでしょう。周りの人を見下していたけれど、視点を変えたのか見える世界が変わったのかもしれません。誠治の表情は、優しくなっていました。

愛実の実家に二人で行くのは、カヲルのプライド的に専門学校に合格してからと推測します。

【愛の、がっこう。】最終回、まとめ

ハッピーエンドで本当に良かった。

脚本を書かれた井上由美子さんの作品『昼顔』の映画では、子供を授かるものの男性が永遠にいなくなるという結末。何とも言えない衝撃とモヤっとする終わりでしたが、【愛の、がっこう。】ではハッピーな結末にしてもらえて本当に良かったです!!