【べらぼう】35話の感想!石燕が見た雷獣は源内先生?!

大河ドラマ「べらぼう」

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】35回「間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)」が9月14日に放送されました。

本記事は【べらぼう】35話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

【べらぼう】35話の感想

石燕が見た雷獣は源内先生?!

妖怪画の巨匠・鳥山石燕は、雷獣の姿を描きました。このとき石燕が庭で見た妖(あやかし)の着物が、平賀源内(安田顕)愛用の模様で…。SNSでは様々な反響が寄せられています↓

【べらぼう】35話あらすじ

定信(井上祐貴)の政を茶化した『文武二道万石通(ぶんぶにどうまんごくどおし)』。 しかし、これを目にした定信は勘違いをし、逆に改革が勢いづく結果となり、蔦重は複雑な気持ちになる。そんな中、読売で、定信が将軍補佐になったことを知り…。 歌麿(染谷将太さん)は、かつて廃寺で絵を拾い集めてくれたきよ(藤間爽子さん)と再会し、心に変化が生まれる。 江戸城では、家斉(城桧吏)が大奥の女中との間に子をもうける。定信は家斉に苦言を言うものの聞き入れてもらえなかった。

田沼意次(渡辺謙)が死亡した。定信は意次の葬列に石を投げることを許可した。江戸には雷鳴が鳴り響く。松平信明が「負け犬の遠吠えですかの」と呟いた。

妖怪画の大御所で歌麿の師匠・鳥山石燕(片岡鶴太郎)が絵を描いている。 ふと違和感を覚えて障子を開けた石燕は、庭に何かを見つけて、「何者じゃ? そなたは」 と尋ねる。稲光に照らされた庭に着物の文様があった。その後、「いごくなよ」と言う石燕は絵を描き始める。

それからしばらくして…。 歌麿が、きよと所帯を持つことを伝えに蔦重のもとを訪れた。歌麿は石燕が亡くなったことを報告。石燕が最期に書き残していた絵は「雷獣」だった。 その「雷獣」の絵を見つめた蔦重は「なんとなくだけど、この辺が、源内先生っぽいなって」と話す。歌麿は「まあ、妖になってても不思議ではないお人ではあったよね」と答える。

「文武に励め」という定信の指令は、頭の悪い武士が勘違いして理不尽に暴力を振るったり、「凧を上げたら国が収まる」(本当は、国を収めるのに必要な心得を凧揚げに例えていた)という珍説が広まるなど、予想外の方向になっていた。

次の黄表紙を考える蔦重。そんな中、恋川春町(岡山天音)は、定信の文武奨励策によって逆にぬらくらな武士が増えたことを風刺した『鸚鵡返文武二道』(おうむがえしぶんぶのふたみち)を書く。より直接的に政を皮肉った内容だ。蔦屋の女将・てい(橋本愛)は危険性を訴える。

しかし春町は定信に肩の力を抜くよういさめる意図があると言う。さらに義兄・次郎兵衛(中村蒼)は定信が蔦屋の黄表紙のファンという。それを聞いた重三郎は、同書の発売を決める。(つづく)

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】