【明日はもっといい日になる】最終回視聴率と感想!くらひまカップルのスピンオフ希望の声

「明日はもっと、いい日になる」

月9ドラマ【明日はもっと、いい日になる】最終回(11話)が9月15日(月曜)に放送されました。

児童相談所を舞台にしたハートフルヒューマンドラマ。ついにフィナーレです。

今回は【明日はもっといい日になる】最終回(11話)の視聴率と感想を紹介します!

(主演・福原遥、共演・林遣都、毎週月曜21時・フジテレビ系)

【明日はもっといい日になる】最終回の視聴率

【明日はもっといい日になる】最終回(11話)の視聴率は世帯5.6%、個人3.1%。

  • 1話の視聴率は世帯7.1%、個人4.1%。
  • 2話の視聴率は世帯6.4%、個人3.6%。
  • 3話の視聴率は世帯5.7%、個人3.6%。
  • 4話の視聴率は世帯5.7%、個人3.4%。
  • 5話の視聴率は世帯5.7%、個人3.4%。
  • 6話の視聴率は世帯4.6%、個人2.7%。
  • 7話の視聴率は世帯5.5%、個人3.4%。
  • 8話の視聴率は世帯5.2%、個人3.0%。
  • 10話の視聴率は世帯5.2%、個人3.1%。

最終回は前話より世帯がアップ、個人が横ばいでした。世帯個人ともに初回の数字が最高で、2話から下がりました。以降、大きく上昇することなくフィニッシュしています。

【明日はもっといい日になる】最終回の感想

【明日はもっといい日になる】最終回の感想を紹介!

最終回のストーリーは、虐待の疑いがある子どもを捜索中だった向日葵(生田絵梨花)が入院。向日葵を階段から突き飛ばした父親らしき男は、あざだらけの子をゴミ呼ばわりしていた。その子の表情から「助けて」と言われた気がしたという向日葵の思いを受け、翼(福原遥)たちは家庭の特定を急ぐ。やがて立ち入り調査の許可が下り、翼や蔵田(林遣都)らはその子ども・蒼空の家を訪問。だが父親ばかりか、母の蘭(入山法子)も蒼空自身も虐待を否定する…と展開。

くらひまカップルのスピンオフ希望の声

ついに物語が完結しました。

しかし、終盤に、蔵田(林遣都)と向日葵(生田絵梨花)カップルが復縁を示唆する場面があったのですが…。

過去回で、蔵田は向日葵の気持ちを聞かなかったことを謝罪し「出直します」と言ったまま、その後が描かれず、今回で急に復縁しているかのような場面になっていました。

視聴者からは、くらひまカップルのスピンオフ希望の声が殺到しています↓↓

「いいドラマ」と好評で、シンプルに続編待望の声も多数寄せられていました↓

母親は暴力と甘い言葉で洗脳されていた?

前回ラスト、蒔田向日葵(生田絵梨花)が階段から転落!という衝撃展開だったのですが…。

最終回の序盤で向日葵が命に別条はないことが分かり、ホッとひと安心でした。

最終回のテーマは児童虐待。父親が息子を虐待していました。しかし母親はその虐待を隠そうとしているのです。そして、なぜか被害者である息子は「虐待されていない」と言っていました。

ややミステリー要素のある展開でしたが、勘がいい視聴者は気づいたでしょう。息子は母親を守るため、ウソをついているのだ、と。

意外だったのは母親が虐待を隠す理由でした。「家族」を失うことを恐れていたようですが……。

母親は親も友人もいないから、夫と息子との「家族」が幸せだったようです。ようです…と断定できないのは、母親の気持ちがイマイチ分からなかったから。

まあ、だから意外な理由だったのですが。尺の都合で母親の背景はセリフで説明するのみだったのが残念。「親も友人もいないから私には家族しかいない」という趣旨のセリフがありましたが…。あんな夫でも一緒にいたいと思うものなのでしょうか。

私(筆者)は、母親は「洗脳」されてる感じがしました。

これも想像でしかないのですが、本編では父親の暴力の場面ばかり映っていたものの、こういう人は感情に浮き沈みがあります。ふだんはきっと優しいし、甘い言葉をかけてくれるのでしょう。「愛してる」「大切にしてる」「殴ってごめん」そんな言葉を…。

本編では父親が「お前が悪いんだ」と妻にも息子にも言っていました。こういう言葉を浴びせ続けられると、自分が悪いんだと思ってしまうもの。

しかし、どんな理由があっても絶対に暴力を振るった方が悪いです。暴言もダメです。人の心を傷つけるものですから。

暴力と暴言で相手の自尊心を奪って卑屈にさせて支配し、甘い言葉で勘違いさせる。マインド・コントロールってやつですよ。きっと。

想像ですが、母親の依存度からして、かなり当たってると思います。

最終回も「家族」について考えさせられた

最終回も「家族」について考えさせられた回でした。

家族の問題に踏み込むな!という趣旨を言われた蔵田(林遣都)が、家族だからって暴力を振るっていいわけない!と至極、真っ当なことを言います。そりゃそうです。そして、子供のことを第一に考えないのは親でない、そんなの家族でないと断罪。バッサリ切り捨てました。

かつて虐待の被害者だった蔵田。その背景を描いてきたからこそ、蔵田の言葉には説得力があり、心に響きますね。

たしかに、家族ってなんでもしていい免罪符じゃないんだと思います。血のつながりがあっても「家族」の残酷な側面を描いてきた本作にとって、集大成となった最終回でした。

翼と蔵田は補い合う凸凹バディ

蔵田が虐待されていた一方、翼(福原遥)は良い家庭で育ってきました。蔵田と反対です。

でも、彼女は彼女なりに頑張ってきました。正義感が強くて、熱くて、暴走しがちでしたけど…(笑) 応援したくなるキャラクターでしたよ。

蔵田の境遇や性格と反対の翼だからこそ、蔵田のバディにふさわしいとも思います。蔵田に気づかない側面を彼女は気づくでしょうし。真面目な蔵田にない彼女の行動力が必要なときもありますし。

そういえば、最終回でも翼が家宅捜索みたいなことしちゃってましたが、命がかかってるんです!って蔵田を説き伏せてしましたね。さすが猪突猛進でバカイノシシな翼です(笑)

凸凹バディな2人ですが、だからこそお互いに必要なものを持っていて、補い合っているということの一つの証しとなる場面でした。

翼と蔵田は最終回ラストまで言い合っていましたが…またいつか2人に会いたいな、と思います♪

キャスト・スタッフの皆様、3か月ありがとうございました。

【出演者】 福原遥/林遣都/生田絵梨花/風間俊介/柳葉敏郎 ほか 【スタッフ】 脚本:谷碧仁/演出:相沢秀幸/演出:下畠優太/演出:保坂昭一/プロデュース:宮﨑暖/制作プロデュース:熊谷理恵/制作プロデュース:三浦和佳奈 主題歌:JUJU「小さな歌」