ドラマ【19番目のカルテ】第5話が8月17日(日曜)に放送されました。
5話は心臓血管外科医の茶屋坂(ファーストサマーウイカ)が、実の母のことをオペした後、心身に不調をきたします。総合診療医の徳重(松本潤)は茶屋坂の話を聞くことに…とストーリーが展開。
本記事は「19番目のカルテ」5話の視聴率とあらすじ&感想を紹介します。
(TBS系・日曜よる9時から放送。主演・松本潤、共演・小芝風花 ほか)
【19番目のカルテ】5話の視聴率
ドラマ【19番目のカルテ】5話の視聴率は分かり次第お知らせします。
- 1話の視聴率は世帯11.4%、個人7.0%。
- 2話の視聴率は世帯11.6%、個人7.1%。
- 3話の視聴率は世帯10.0%、個人6.1%。
- 4話の視聴率は世帯10.3%、個人6.2%。
【19番目のカルテ】5話あらすじ
【前話ネタバレ】滝野(小芝風花)と鹿山(清水尋也)が、糖尿病の耕太(浜野謙太)と妻・早智(倉科カナ)に、向き合った。そして滝野は理想に酔うのでなく病気を治療することが目的だと気づく。
前話ラストでは、外科部長の東郷陸郎(池田成志)が、心臓血管外科の茶屋坂(ファーストサマーウイカ)に「院内の空気が以前とは明らかに異なっている。これを変化と捉えるべきか、ゆがみと見るべきか、判断しかねています。ぜひご意見伺いたい。次期外科部長としての」と意味深に尋ねた…。
第5話は、心臓血管外科医の茶屋坂(ファーストサマーウイカ)が、総合診療医の徳重(松本潤)に牙を剥く!? 暴かれるのは総診のテクニックか、それともスター医師の知られざる素顔か?とストーリーが展開。
心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、卓越した技術を持ち、魚虎総合病院のスター医師。その素顔はベールに包まれており、プライベートについては誰も何も知らないミステリアスな人物でもある。
そんな彼女の最近の関心ごとは、院内の雰囲気が以前と変わったこと。そして茶屋坂は、その「変化」の中心にいる徳重(松本潤)のとある過去を知ったことから、過剰なまでの興味と追求を徳重に向けていく──。
そんな中、茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。それを機に茶屋坂の心身に異変が起きて……?
【19番目のカルテ】5話の感想、考察
「あなたと私の間に心が生まれる」徳重の返答が素敵!
茶屋坂(ファーストサマーウイカ)が「心はどこにある?」と質問。
それに対する、徳重先生(松本潤)の返答が素敵!と話題になっています↓↓
心という臓器はない
それでも心は響き合う
あなたと私の間に心は生まれる観ているだけで茶屋坂先生のおもいがなんだかリンクして、徳重先生の言葉に心がホロっと溶かされるようで
不思議な感動を体験するドラマだと感じる#日曜劇場19番目のカルテ#松本潤— yun (@___nijinokakela) August 17, 2025
医学的に「心」はないけれど、あなたと私の間に「心」はある。
グッとくる脚本。
確かにそうだなぁ…。そしてファッサマの演技がエグい。すごい役者さん。松潤との対峙、見応えあった。#日曜劇場19番目のカルテ #ファッサマ pic.twitter.com/DYfqPdlOOq— ミチュルル©︎(たかはしみさお) (@mityururu) August 17, 2025
医学的に心という臓器はない、それでも人は響き合う。
あなたと私の間に心は生まれる……
良い言葉だなーーー
#日曜劇場19番目のカルテ— た⑨ (@taqu21) August 17, 2025
今日も泣いたぁぁぁぁ😭🙏✨
なんか…なんか…
尊い✨徳重先生の
真摯な温かさと受け入れさと
優しさと静かさと…茶屋坂先生の心の変化の演技も!
心は…あなたの私の間にある!
素敵~✨#19番目のカルテ#日曜劇場19番目のカルテ— とるまりん (@M4t0VOx1BOmpNXk) August 17, 2025
心という臓器はない。でも、あなたと私の間に心が生まれる、と。
なるほど。たしかに、人との関わりの中で喜びも怒りも哀しみ楽しみの感情も生まれてくると思います。
その人と人との関係に生まれる喜怒哀楽が心ってことですね。
たしかに、素敵な言葉でした。
教育虐待の毒親
茶屋坂は、お茶の先生である母親に厳しく育てられて、「どうしてできないの?」といつも責められて、漫画本を燃やされたこともありました。
いわゆる「教育虐待」だと思います。
教育虐待とは、児童虐待の一種。「教育熱心な親や教師などが過度な期待を子どもに負わせ、思うとおりの結果が出ないと厳しく叱責すること」を指す。
でも、親とは合わないと分かっていても、やっぱり完全に嫌いになれないし、愛されたいし、ひとり娘だから母の介護をしないといけない…。複雑な心境の茶屋坂先生。
視聴していて、とても心が苦しかったです。
課題の分離ができない毒親
徳重先生は「お母様にはお母様の大変さがあったのかもしれません。でもそれは彼女の事情です。あなたがそれをすべて背負いこむことはありません。」と茶屋坂にアドバイスしました。
これを聞いて私は、課題の分離という言葉を思い出しました。
課題の分離とはアドラー心理学の理論の一つで、自分の課題と相手の課題を分けて考えるというもの。
ベストセラー本『嫌われる勇気』(著者:岸見一郎、古賀史健)では、「他人の課題は手放していい」「承認欲求にとらわれず、自分の目的を大切にする」といったアドラーのエッセンスを語っています。
徳重先生は子供側の視点から課題の分離をすべき、と言っていたと思います。
けれど、母親も課題の分離をしないで過干渉しています。「あなたのために!」と、自分では善意や責任感から動いているつもりで、子供の人生に過度に入り込み過ぎているのです。
例えば、他人が何をするか、どう考えるかはその人の課題。自分がそれに干渉しても無駄。勉強しなさいと過度に干渉してもやる気を奪うことになってしまいます。
ドラマの話に戻ると、お母さんは娘がお茶の道を究められないことを責めるのは過度な干渉。なんでできないの?と、自分の課題のように責めても無駄。課題を分離しないといけませんでした。
もちろん茶屋坂先生も親の事情を背負いすぎる必要はなく、自分の人生を生きることが大事です。
茶屋坂は優しい
まあ、徳重先生が言っていたように、親が独りになってしまうから世話をしなきゃと心を痛める茶屋坂先生は心が優しい人なんですよね。優しいから苦しんでたんですよね。
そんな風に寄り添うことができる徳重先生も優しいし、素敵だな、と思いましたよ♪
【19番目のカルテ】5話の出演者/ゲスト/スタッフ
出演者:松本潤、小芝風花、新田真剣佑、清水尋也、岡崎体育、池谷のぶえ、本多力、松井遥南/ファーストサマーウイカ、池田成志/生瀬勝久、木村佳乃、田中泯 <ゲスト>朝加真由美
原作:富士屋カツヒト「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス) 脚本:坪田文 主題歌:あいみょん「いちについて」(unBORDE / Warner Music Japan) 音楽:桶狭間ありさ 演出:棚澤孝義、青山貴洋、泉正英 プロデューサー:岩崎愛奈 企画;益田千愛 協力プロデューサー:相羽めぐみ
8月24日放送の第6話もお楽しみに♪