【19番目のカルテ】1話視聴率とネタバレ感想!面白いと大好評&仲里依紗の演技に涙

「19番目のカルテ」第1話

ドラマ【19番目のカルテ】第1話が7月13日に放送されました。

初回から期待を上回るストーリーで「面白い」と大好評。
SNSでは特に、仲里依紗さんの演技に対して絶賛の声が多いです。

1話の視聴率とネタバレ(感想&考察)を紹介します。

(TBS系・日曜よる9時から放送。主演・松本潤、共演・小芝風花 ほか)

【19番目のカルテ】1話の視聴率

ドラマ【19番目のカルテ】1話の視聴率は世帯11.4%、個人7.0%。

日曜劇場の前クール【キャスター】1話の視聴率は世帯14.2%、個人8.7%でした。

前作より世帯が2.8低い、個人が1.7低い数字となっています。

【19番目のカルテ】1話のネタバレ感想(予想、考察)

面白いと大好評&仲里依紗の演技に涙

初回の放送後の反響は、面白いと大好評でした。

そして、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々を演じた仲里依紗さんの迫真の演技に視聴者涙で…。↓

仲里依紗さん演じる黒岩百々は検査で「異常なし」だったため、医師にも会社の人たちにも体の痛みをわかってもらえなくて、なんなら病気と偽っていると思われている様子でした。つらかったですよね。誰も信じてくれなくて…。

そんな黒岩の苦しさを仲里依紗さんが憑依したように演じるものだから、感情移入して、見入ってしまいました。

そんな心身ともに苦しんでいる黒岩に対し、やさしく、丁寧に、ちゃんと彼女の言葉に向き合って、問診し、対応してくれた徳重先生(松本潤)。いやあ。やさしさのかたまりでしたね。

徳重先生が黒岩に質問したときに、何度も聞かれて申し訳ないですが、と謝りつつ、寄り添いつつ、問診してた点が印象的。

演出的にも、黒岩の回想シーンに徳重先生が入ってきて、「信じてます」と手を伸ばすシーンは斬新。問診だけで、つまり会話劇だけで進めるやり方もあったのでしょうが…今回は映像に動きを求めたのでしょう。

映像演出としては面白い試みだったと思います。

総合診療科はつぶされないと予想

 “総合診療医”の徳重晃(松本潤)が活躍して、あたたかい涙が流れる初回だったわけですが…。

外科部長の東郷(池田成志)が総合診療科をあまり良く思っていない様子。「医療はなるべくして今の形になった」と言ってましたね。

けれど、なるべくしてって言葉に引っかかってしまいます。

じゃあ、総合診療科ができたのもなるべくしてじゃないか?と。

近年、医療の専門化・細分化が進みました。そのメリットはあったと思います。

けれど、健康に問題があっても「何科にかかっていいのかわからない」などの困りごとや、違う科にかかってしまい別の科に行くことになったり、「たくさんの病気があって臓器が特定できない」という人もあります。

また、劇中でも診察時間はひとりにつき10分とありましたが、医師が患者の話を聞く時間が少ないと思います。

そして、これも劇中で昔は「赤ひげ先生」のように一人の医師が何でも治したとありました。専門化・細分化したことでこの病気は専門外だから診ないということになってしまいます。安心して一人の主治医にかかりたいという患者もいるのです。

シンプルに、健康について「どんなことでも相談にのれる」存在がいることは、安心できます。

そのための “総合診療医”だと思うのです。

もちろん第1話にあったように、他の専門医から見捨てられた患者が最後に頼ることができる存在でもあるのだな、と思います。

ということで、時代の要請で、専門医が対応できない部分を対応していく19番目の新しい診療領域が作られたのでしょう。

なので、外科部長が批判しても、潰すことは難しいんじゃないかな、と予想します。

【19番目のカルテ】1話のまとめ

以上、19番目のカルテ第1話の視聴率、ネタバレ感想(考察&予想、視聴者の感想含む)を紹介しました。

次週は参議院の選挙特番のため、休止。さみしいですし、視聴の流れがストップしてしまいますが、第1話を復習しつつ、待機したいところです。

7月27日放送の第2話もお楽しみに♪

TBS
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】