【まどか26歳】1話の感想!「研修医のミスがリアル」「星野源の主題歌に癒される」

TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】1話「研修医はお客様?!イマドキ研修医の第一歩」が1月14日(火曜)に放送されました。
新人研修医として勤務し始めたばかりの若月まどか芳根京子)の奮闘や葛藤が描かれます。

見ていた医療従事者の皆さんが、新人研修医のまどかたちの姿にリアリティ感じるって言っているわね。

医療現場の厳しさとコミカルなパートのバランスが良いって評判だよ。

それでは、【まどか26歳1話の感想のまとめをお届けします。

目次

【まどか26歳】1話の感想

まだまだ未熟な新人研修医たち

若月まどか芳根京子)は新人研修医として清桜総合病院に勤務し始めたばかり。
コードブルーのコールがあったのにのん気に座ってパンを食べていたり、患者に看護師に間違われたりで一人前には程遠い様子です。
同期の研修医、尾崎千冬高橋ひかる)、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、横川萌小西桜子)とともに、“スーパーローテーション”と呼ばれるシステムで各科を回る研修が始まりました。
迎える先輩医師たちは医師不足のこともあり研修医を“お客様”扱いで、勤務時間も9時から5時まで。
まどかはまず外科に配属されましたが、点滴の針をうまく刺せずに、結局は指導医の菅野尊鈴木伸之)に代わってもらうことに。
救命救急センターで研修の五十嵐は血を見て倒れてしまい、千冬は乳腺外科で骨をしこりと勘違いしてしまいます。
精神科に配属された萌は患者にそっぽを向かれ、桃木は内科医の手塚冴子木村多江)の質問に答えられません。
おろおろするばかりの新人研修医の様子に、見ている医療関係者の皆さんは「リアリティあるわ」「自分が研修医の時を思い出して胃が痛くなる」という声が。
みんなまだまだ未熟ですが、研修は始まったばかり。
これから彼らが成長していく姿を先輩医師たちとともに私たちも見守っていきましょう。

クールでカッコいい菅野先生(鈴木伸之)のギャップ!

まどかの最初の指導医、外科の菅野は冷静で仕事ができ、患者からの信頼も厚い医師です。
しかし、実は慣れ親しんでいる職場で迷ってしまうほどの方向音痴。
心臓マッサージのリズムを何の歌で教わったかと聞かれた時の「…ポニョ…」と答える間合いとか、まどかが持っているどら焼きをじっと見ている表情とか、何とも可愛らしいというかチャーミングというか。
無口で何を考えているのかわからないクールな菅野先生にギャップ萌えしてしまう視聴者多数ですね。

まどかの大きな失敗

まどかは、担当患者・湯川茜田中真弓)とすぐに仲良くなります。
まどかがひとりで茜のもとを訪れた時、腰が痛いと言うので菅野先生に相談することを提案すると「寝違えただけだから大丈夫」と言われます。
まどかは気になりながらも電子カルテには記入しません。
しかし翌日、茜が急変します。
腹部大動脈瘤切迫破裂の可能性があり緊急オペになってしまいます。
まどかがきちんと菅野に報告していれば、もっと早く見つかったのに。
消化器外科の医師・西山正樹(赤堀雅秋)からは厳しく叱責されます。
あと一歩遅かったら命の危険があったのでした。
まどかは自分のミスの大きさに打ちのめされてしまいます。
茜に謝ろうとしますが、病室の前から動けず中に入ることができません。

菅野先生は理想の上司

菅野はまどかを叱責することなく、指導医として確認しなかった自分が悪いと言います。
そして何故カルテに茜の腰の痛みを書かなかったのかと聞きました。
「大袈裟にしないほうが良いと勝手に判断してしまいました」
と答えるまどか。
茜に謝ろうとしたけれど怖くて病室に入ることすらできなかったと言うまどかに、
「逃げずにきちんと向き合うんだ。若月先生はお客様じゃない。俺たちと同じ医者だから」
と真摯に語ります。
まどかは、菅野とともに茜の病室を訪れました。
心から謝罪するまどかと菅野に、茜は、
「いいのよもう。手術も無事に終わったんだし、腰が痛いことわたしが言わないでって言ったから」
と笑顔を向けます。
そこで、菅野はハッとします。
まどかが、ミスを患者のせいにすることなく自分の責任としたことに気がついたのです。
菅野のアドバイスは具体的でわかりやすいですね。
点滴のやり方をバックハグしながら教えた時はまどかをドキドキさせてしまいましたけれど、おかげでようやく点滴を成功させることができました。
自分の感情をぶつけるのではなく相手から正確な情報を知るために会話する、余計なことは言わないけれど話す時は相手のためになる言葉をかける、常に冷静で最善の策を探そうとする、本当に理想的な上司です。

レジェンド声優たちがドラマを支える

ドクターKの声の大塚明夫さん、Q太の声の大谷育江さん、そして役の田中真弓さん。
ブラック・ジャックをはじめ数々の有名な声でお馴染みの大塚明夫さん、『ポケットモンスター』のピカチュウなどの声優・大谷育江さん、『ドラゴンボール』のクリリンや『天空の空ラピュタ』バズーなどの声の田中真弓さん。
「ルフィ、黒ひげ、チョッパーだ!」
「やっぱりいい声だなあ」
アニメ『ONE PIECE』でもおなじみの高名な声優陣の登場にアニメファンのみならず多くの視聴者から喜びの声が聞かれました。
田中真弓さんは実写での演技も温かくてとても素敵でした。
美声を少し聞かせてくれるサービスもありましたね。

放置された彼氏・砂田直人渡邊圭祐)は?


本当はこの日もベイスターズの試合観戦デートのはずでした。
でも茜の緊急オペが終わるまで、まどかは病院を出ることができませんでした。
ベンチ上の最前列というスペシャルなチケットを取ってくれた優しい恋人・砂田直人渡邊圭祐)を放置してしまうことになってしまいましたが、まどかは連絡できたのでしょうか?
心配になってしまいますが、どうやら2話でその後の砂田くんとまどかがどうなったかわかるみたいですね。

芳根京子の魅力炸裂!

まどかが心臓マッサージで初めて自分が“人の命を救った”と実感したシーンは感動しました。
他に誰もいない、未熟だけど自分がやるしかない、自分しか助けられないと無我夢中で動かした手。
やがて他の医師たちが駆けつけて、患者は運ばれていきます。
ひとり残ったまどかは手が震えたままでしたが、ここでようやく医師としての自覚が芽生えたのでしょう。
1話ではいろいろなまどかの顔が見られました。
能天気なまどか、彼氏と楽しそうなまどか、失敗して落ち込むまどか、真摯に反省するまどか、ポニョを歌いながら心臓マッサージするまどか、誰も褒めてはくれなかったけれど医師としてのスイッチが入ったまどか。
芳根京子さんの喜怒哀楽の表現が素晴らしく、心に響きました。
田中真弓さんとの指切りは珠玉のシーンでしたね。

謎の男・角田茂司(奥田瑛二)

私服で院内をうろうろしていて、時折まどかに話しかけてくる謎の男・角田茂司奥田瑛二)。
最後は医局にいましたね。
「どんな名医も最初は研修医ですから」
そして、「(研修医たちを病院に)残らせてくださいよ、そのためのお客様扱いですから」
と他の医師たちに言っていました。
角田は清桜総合病院の院長なのでしょうか。
まどかたちを身分を隠しながら見守っている感じがしますね。

星野源の主題歌がまどかたちを優しく包む

“うまくいかないこと”や“うっかりしたミス”が時に患者の命に関わってしまうかもしれない医療現場の仕事。
何事にも慣れていない研修医も、その責任と重圧から逃れることはできません。
そんな研修医たちをやわらかく包むような主題歌「Eureka」。
星野源さんの声が優しく心に沁みます。
「窓から陽が差して」という歌詞は主人公の「まどか」という名前にかかっているんですね。
素敵です。

【まどか26歳】1話の出演者

芳根京子、鈴木伸之、髙橋ひかる、
大西流星、吉村界人、小西桜子、
渡邊圭祐、堀田茜、佐野弘樹、
岩男海史、小松利昌、信川清順、
板倉俊之、森田哲矢、赤堀雅秋、
森カンナ、溝端淳平、佐藤隆太、
木村多江、奥田瑛二、ほか。
声の出演:大塚明夫、大谷育江

1話のゲスト
田中真弓

【まどか26歳】1話のまとめ

まどか26歳、研修医やってます!】は、医療ドラマというよりは、仕事の意義と喜びを知って成長していく新人の姿を描く青春ドラマの印象でした。
まどかたちがぐんぐん進化いく姿が楽しみです。
きっと研修医たちを指導することで先輩医師たちも変わっていく部分があるのでしょうね。
まどかと菅野の距離も変化していきそうな予感がします。

次回、2話の放送は1月21日(火曜)22時からです。
どうぞお楽しみに!

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