【マイダイアリー】3話の広海の言葉「人生に命題はないんじゃないかな」が心に響く!

マイダイアリー】3話「あくびと信頼」が11月10日(日曜)に放送されました。

今回は吉川愛さん演じるまひるのお話だね。

まひるは幼い頃の出来事で大きなトラウマを抱えているんだね。何の心配もなく育ったおっとりしたお嬢さんかと思ってたよ。

まひるを見守る仲間たちの距離感がすごく良かった。心に残る言葉がたくさん出てきたわ。

それでは、【マイダイアリー3話の感想のまとめをお届けします。

目次

【マイダイアリー】3話の感想

優希と広海が別れたという“風の噂”

現在パート。
恩村優希清原果耶)の家に遊びに来た白石まひる吉川愛)が聞きます。
「本当に徳永くんと別れちゃったの?」
ん?という優希に、
「じゃないかって風の噂でね」とまひるが言うと、優希は「さあね」と言葉を濁します。
優希と徳永広海佐野勇斗)の関係はまだ曖昧なままなのでしょうか。
そしてまひるは誰からその噂を聞いたのでしょう。
2話の時点では、和田虎之介望月歩)はまだ二人の関係が微妙になっていることを知らなかったようですが。

あくびから思い出すまひるのエピソード

大学時代パート。
入学して迎えたオリエンテーションの日に思わず“あくび”が出てしまったまひるが隣を見ると、優希と長谷川愛莉見上愛)も伝染してあくびをしていました。
友達ができるかどうか不安だったまひるはその時に、2人に対しては無意識にあくびするくらいに心を許してもいいかもと思ったのでした。
そしてその通りにまひるは優希と愛莉との仲を深めていきましたが、大学3年になって出会った広海と虎之介の前ではまだあくびができないままです。
ある日、まひるの“推し”RIM様がF1RST SENSEからの卒業を発表、卒業公演をすることに。
しかしその会場の最寄り駅は、まひるのトラウマがある場所、三笹口駅でした。
まひるは小学生の時、仲が良かった同級生・牧原蓮黒川晏慈)の父・牧原隆志窪塚俊介)に誘拐されそうになりますが、思いとどまった隆志が自宅に送ってくれる途中で怖くなり「電車で帰るから降ろして」と頼んで改札に走った駅が三笹口駅だったのです。

相当怖い思いをしただろうし、それにまひるは優しいから牧原くんのことも思いやって心を痛めたんだろうね。

三笹口駅に近づきたくないので公演は配信で見ることにしたまひる。
カラ元気の彼女を仲間たちはそっと温かく見守ります。
まひるはトラウマを乗り越えようとひとりで三笹口駅に降りてみますが、改札を出たところで当時の記憶がフラッシュバックして息が苦しくなってしまいました。
まひるの母(原沙知絵)はその話を聞いて「忘れよう、乗り越えられないことは」と肩を抱きます。

広海と虎之介の言葉に救われる

まひるはもう一度三笹口駅に行き前回よりも少し進むことができましたが、やはり足がすくんでしまいました。
そこへバイトが終わった優希と愛莉が駆けつけます。
二人は様子がいつもと違うまひるを心配していたのでした。

わけを何も聞かずに寄り添ってくれる優希と愛莉が素敵だったなあ。

まひるは、優希や愛莉と同じように広海や虎之介も信頼できる仲間たちだと思い、4人に過去の話を聞いてもらうことにします。
「人生に命題はないんじゃないかな。乗り越えるのが正しいとか間違ってるとか、忘れるのが正しいとか間違ってるとか、そんなの誰にだって決める権利ないんじゃないかな。人生の道の途中に、乗り越えられないくらいのものを置いたのは誰って、勝手に置かれたものに、なんで立ち向かわなきゃいけないのかな」
まひるの辛い想いを聞いて、広海は静かに語ります。
「白石さんは弱くなんかない」と言う広海も、これからの自分たちが“心のふるさと”みたいな関係性になれたらいいなという虎之介も、素敵ですね。
トラウマは乗り越えるべきもの、とか、友達だからいつも一緒にいるのが当たり前、とかそういう誰かが決めたことに縛られなくていいんだよと、このドラマはこわばったものを優しくほぐしてくれます。

広海の迷い

アメリカの大学時代に世話になった教授から日本で開催される数学セミナーに招待された広海ですが、自分が逃げた場所に戻ることを迷っていました。
数学科の教授・喜田義弘(勝村政信)に相談すると、頼ってもらい信頼されていることは嬉しいけれど、もっと気軽に話せる人たちがいるといいですね、きっともういると思うからその人たちを勇気をもって信じてみるといい、と話してくれました。
教授は本当に広海のことを思ってくれているのですね。
自分がアドバイスすることは簡単だけれど、広海の人間関係がもっと豊かに育っていくように願っているのでしょう。
その後、虎之介たちに夏休みの予定を聞かれた時、広海は数学セミナーに参加すると話しています。
“心のふるさと”ができたことで、力を得たんですね。
友達ができ、その友達の苦しみを目の前にしたことで、自分自身の問題も言語化して整理できるようになったということかもしれません。
「人生の道の途中に、乗り越えられないくらいのものを置いたのは誰」という広海の言葉が、広海自身の心の叫びでもあることに気づいた優希も、本当に素敵です。

愛莉の秘めた想い

3話のラスト近く、愛莉がスケッチブックに一心に描いている絵が優希の顔だったことがわかった時、思わず「やっぱり!」という声が出てしまいました。
1話で愛莉はバイトの休憩中に優希との2ショット写真に見入っていましたし、2話では虎之介に「私にとっての恋愛は、どこにあんのか本当にあんのかさえわからないっていうか。好きが遠いっていうか」と言っていました。
愛莉の心の中にいたのはやはり、優希でした。
同性に心惹かれることは決して珍しいことではないと思います。
ただ、それが恋愛感情かどうかを見極めるのは難しいことかもしれません。
現在パート。
社会人の優希のもとへ今は福岡に住んでいる愛莉から郵便物が届きます。

学生時代にスケッチした絵を2年越しに優希に届けたのかしら?どういう意味で送ったんだろう。4話が気になるわ。

“好き”という感情はいつからやってくるんだろう

愛莉に「次の推し見つけんの?」と聞かれて
「推しは探すものじゃないから。気づいたらそこにあるものだから」と答えるまひる。
そのまひるが気づいたものは、RIM様との間接握手を実現させてくれた虎之介の優しさ。
まひるのこの気持ちがどう育っていくのか、見守っていきたいと思います。

きっと虎之介はRIM様に、今日どうしても来れないファンの代わりに自分と握手してくださいって頼んだんじゃないかな。優しいよなあ。

まひるの気持ちはどう動いていくのかな。虎之介と愛莉の何でも言い合える関係性も好きなのよ。恋愛感情が入ることで5人の関係は変化していくんだろうなあ。

冒頭、現在パートのまひるが、「いつから(徳永くんのことを)好きだったの?」と聞いた時、優希は「“いつ”とかあるのかな」と首をかしげました。

誰かを好きになるって、「あの瞬間に好きになった!」ということもあれば、いつのまにか心の中に入り込んでどんどんその存在が大きくなっていくこともある。不思議ね。

【マイダイアリー】3話の出演者

清原果耶、佐野勇斗、吉川愛、
見上愛、望月歩、相澤壮太、
RIM(F1RST SENSE)、
F1RST SENSE、
中村ゆり、勝村政信、ほか。

3話のゲスト
原沙知絵、窪塚俊介、
黒川晏慈、ほか。

【マイダイアリー】3話のまとめ

◆【マイダイアリー】は、ABCテレビ、テレビ朝日系 毎週日曜 22:15から放送。
(時間変更の場合があります)
TVer、ABEMAにて見逃し配信あり。

愛莉の想いはきっとステレオタイプではなく、丁寧に大切に描かれるんじゃないかな。誰かを“好き”と思う感情は、異性に対するものでも同性に対するものでも素敵だよね。

5人とも繊細で優しい心の持ち主。
信頼が深まるとともにこれから関係性が変化していきそうですね。
4話の話の放送は11月17日(日曜)23時15分からの予定です。
通常より1時間遅れですが、どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:『マイダイアリー』公式サイト

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