【放課後カルテ】3話感想と視聴率!牧野が啓に言ったお前の責任なわけがない!に感涙

松下洸平の無愛想な小児科医ぶりと、児童役の子どもたちの好演が好評のドラマ【放課後カルテ】。(日本テレビ土曜夜9時放送)

2話ラストで啓が牧野に放った「なんで弟は見捨てたの?」の言葉の真意とはが気になる3話が放送されました。

本記事は【放課後カルテ】第3話の感想を視聴者の声とイラストレビューと共に紹介します。

目次

【放課後カルテ】3話視聴率

2話まで順調に視聴率が上昇、TVerも1話、2話の総再生回数が300万回突破と、順調に記録を伸ばしています。

そして迎えた第3話。

平均世帯視聴率6.7%、個人視聴率3.9%

と、微増しています!第2話のラストに流れる次回予告が気になりすぎて3話も見てしまったという人も多かったのでは?このまま上昇気流に乗っていきたいですね。

【放課後カルテ】3話感想

空気を凍らせる母・環(ソニン)の鋭い眼光と厳しい言動が姉・啓を追い詰める

退院した直明(土屋陽翔)に「明日から一緒に学校に行こうね」と笑顔で言う啓(岡本望来)に「本気で言ってるの?」と一括する母・環。

しかし直明はその母の過保護な態度に不満の様子。病気の弟にかかりっきりで手のかからない啓には「あなたは6年生なんだからなんでもできるでしょう」と言う態度の母・環。

母の留守中に弟のわがままを聞いて、外出した際に学校探検をして病状が悪化したが、牧野が見つけて診察してくれたことで難を逃れたことは伝えていなかった。

しかし、公園で遊ばせる父・裕二(田中幸太朗)に対して「危ない、まだ早い、直明は他の子とは違うのよ」とヒステリーに怒る環。そこに啓が秘密で外出したことを伝えて、直明がたくさん歩けるようになったことを伝える。それを聞いた環は感情的に啓の頬を叩いてしまう。

以前にも啓が弟を思って外に連れ出したことが原因で直明は入院してしまったことがあった。

夜になっても家に帰らない啓を心配して父親から学校に連絡が来る。探し回る父と教員たち。

家庭訪問した担任の篠谷(森川葵)に母・環は「ヘソを曲げているだけだからすぐに帰ってきますよ」と冷たく言い、逆に直明が学校探検をした報告をしてもらっていない、と詰め寄る。

父と一緒に啓を探す篠谷。その時父から「私たちが直明のことにかかりきりで昔から啓のことを構えておらず、大人びて何を考えているかわからない、子どもらしくない子どもにしてしまっている」と聞く。

けれど、牧野先生には話せているようで、学校探検を一緒にしたと言っていた、と。

この言葉で篠谷が牧野に保健室に戻るよう連絡する。追い詰められた啓が最後に頼るのは牧野だと篠谷は思ったのだ。

保健室に牧野が戻るとそこには1人座り込んで泣いている啓が。

大人扱いする母に本音を我慢する姉・啓、啓が本音を話せる相手とは?

「私のせいで直明が遊べなくなったらどうしよう」と牧野に相談するも、なぜそれを俺に言う?と取り合わない牧野。

「病気の子の兄弟は親から本来受け取るべき愛情が十分もらえずたがかからないように早く大人になろうとするが、どこかでしわ寄せが来る。親の気を引きたくて家でしたり。お前はやっぱり子どもだな。」と伝える牧野。

「そんな子どもが直明の病気背負えると思うか?お前の責任なわけがない」とまっすぐ伝える牧野。

「問題児をちゃんと見張れ」啓の心に寄り添い母にも寄り添う牧野の言葉

父が啓を迎えにきた後、すぐに環も直明が行くときかないからと保健室に来る。

「あなたはどこまで勝手なの?」と啓に怒る環に「啓はまだ小学生だぞ」と言い争う両親。

そこに

「冴島啓はとんでもない問題児だからちゃんと見張っておいてください」と伝える牧野。

啓が牧野を学校から追い出すような噂を流して、直明の主治医に戻そうとしたことを伝える。くだらないが、こいつなりに必死だったんでしょうと付け加える。しかし環の気持ちは治らない。

悪気がなければ許せと言うことかと反論する環。

啓も環も必死に直明を守ったり思ったりしている。必死に環が守ってきたから今の直明がある。守っても守っても守りすぎることはない、、と母・環の強い思いを認める牧野の言葉に環の頑なな気持ちが少し和らぐ。

「気持ちが前に向くことが治療につながる、そう言うこともあるのかも」という牧野

少しずつ、ね、と子どもたちに伝える環の表情は、先ほどまでのピリついた空気から和らいでいた。啓の頬を優しく撫でながら「痛かったね」と言う環に「うん」と泣きながら頷く啓。よかったねと笑顔の父と直明。やっと少し冴島家のすれ違う気持ちが近づきました。

どうして自分より牧野の方に啓は心を開くのか、どうしたら子どもの心に寄り添えるのか

と、今回もまた篠谷は牧野に相談するが相手にしない牧野だった。

3話の冒頭で病院の廊下を走る直明に牧野が「走るな」と怒った時、

「僕に怒る人他にはいないよ、だから先生と一緒にいる時だけ病気じゃない僕なんだ」

と直明は言っていました。病気だからとか、子どもだからと、遠慮せずに同じ目線で関わってくれる牧野だから子どもたちは心の中を見せてくれるのかも。

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今回の3話で気になった児童は?

今回はやはり冴島啓と直明の姉弟のあたたかい空気感が素晴らしかった。弟を大事に思う優しいお姉さんとなんでもやってみたい無邪気でヤンチャな弟。2人とも本当にお互いを思い合う仲の良い姉弟。お互いを思う時の眼差しが優しい、そんな場面がたくさんありました。2人だけのシーンが全てお互いを思うひだまりに包まれているようにキラキラと輝いていました。

●子どもたちのプロフィールはこちらで詳しく書いています↓

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SNS反響

SNSでの視聴者の反響はいかに

初回からずっとリアルタイムでドラマ放送を見守り続け、感想やその回のドラマ絵をこっそり呟く原作者の日生マユ先生。本当に丁寧にドラマも見ていらっしゃる様子が伺えます。

そして、脚本家のひかわかよさんの原作リスペクトからの、ドラマだからこその見せ方にも称賛の声が上がっています。原作漫画の連載は全16巻で終わっているものの、それら全てのエピソードはドラマの中で描くのは無理。だからこそ、この作品の描きたいテーマや魂を守るための取捨選択を脚本でしっかり成している結果が、ドラマ好発進に貢献しているのでは。

また、主演の松下洸平の好演はさることながら、児童役の子供たちが良い!昔見たNHKでやっていた「中学生日記」のようで、特別スター選手が出てくるわけではないのだけれど、どの子どもも小学生らしく、感情移入しやすくなる。わざとらしさが良い意味でないと言うのか。大人っぽい子もいれば、お調子者もいるし、意地悪を言う子もいる。特に、2話での啓がAEDを実際に使っての約10分間にも及ぶワンカット長回しのシーンは、画面に釘付けになった視聴者が多かったのでは。子どもたちの演技も今後も楽しみですね。

【放課後カルテ】3話のまとめ

牧野先生のつっけんどんな態度の裏に隠れている優しさや誠実さに、少しずつ周りの人たちが気づき始めて保健室が学校内で機能し始めた兆しを感じた第3話でした。

次回4話の予告では、新しい病に苦しむ児童が。真っ暗な家で1人の少女、落ちてヒビが入る家族写真。子どもの毎日にとって重要な家族と関係するお話になるようですね。

【放課後カルテ】4話の見逃し配信

【放課後カルテ】はhuluで全話、TVerで放送から1週間配信中。

【放課後カルテ】最新話が見れる

記事内画像:【放課後カルテ】公式サイト

 

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