【全領域異常解決室】3話の考察！タイムホールで時空を超える山口紗弥加が切ない！
【全領域異常解決室（ぜんりょういきいじょうかいけつしつ）】3話の考察！タイムホールで時空を超える山口紗弥加が切ない！
フジテレビ水10ドラマ【全領域異常解決室】（通称：全決）3話「空から足が降ってきた！時空を超えた殺人事件」が10月23日（水）に放送されました。
これまでは神隠しとかキツネツキとかオカルトっぽい事件だったけど、今回、空から足が降ってくるなんてまさにSFって感じだよね。
山口紗弥加さんは「ラブストーリーだと思って演じさせていただきました」と言ってたわよ。最後のきれいな涙が印象的だったわ。
それでは、【全領域異常解決室】3話の考察をお届けしていきます。
【全領域異常解決室】3話の考察
空から足や飛行機の部品が落ちてくる？
ある日、都内の高層マンションの庭園に空から物体が落ちてきました。
あろうことかそれは何者かの左足と小型機の一部。
全領域異常解決室（全決）の興玉雅(藤原竜也)は、これは「タイムホール」によるものかもしれないと話します。今回もヒルコから犯行声明が出され、興玉と雨野小夢(広瀬アリス)は事件の究明に乗り出しました。
鑑定の結果、発見された左足は研究者・真鍋哲(神保悟志)のものであることが判明します。
真鍋は重力理論の世界的権威で、タイムホール研究の第一人者。
しかし彼は4年前、小型機での移動中に機体ごと失踪していたのです。
現実にはちょっと考えられないよね。今回はまさにSF！って感じの事件だ。
続けられていた「タイムホール」の研究
「タイムホール」とは、過去や未来と繋がる異次元媒介装置のこと。
興玉と小夢が真鍋が在籍していた国立先端技術産業機構を訪れ、現在の室長・片桐凛太朗（森下能幸）や研究員の古庄時実（山田キヌヲ） に話を聞いていると、そこに常見真紀（山口紗弥加）から電話がかかってきます。
常見は、4年前に国立先端技術産業機構がタイムホールにつながる時空制御に成功した時の主任研究員でした。
しかし常見は研究データをねつ造していたことが発覚し解雇されてしまったのです。
常見はねつ造を否定してそのまま姿を消していました。
タイムホールの研究はそこで打ち切られてしまったのです。
真鍋の事故はその1カ月後です。
興玉と小夢が常見の家に呼ばれて行くと、そこは足が落ちてきた高層マンションの低層階。
そこに豊玉妃花（福本莉子）がいて、自分は常見のハウスメイドだと言います。
常見はマンションの一室にラボを作りタイムホールの研究を進めていました。
愛憎の末の事件？
ある日河原で古庄の右手が発見されます。
実は、タイムホールの研究がねつ造だと嘘の情報をマスコミに流したのは古庄でした。
古庄は、常見の才能を羨み、常見と真鍋が交際していることを妬んでいたのです。
そして、古庄を殺したのは片桐でした。
片桐は研究者として常見を尊敬していました。
古庄が嘘をついたせいでタイムホールの研究が中止になったこと、スパイ企業に情報を流していたことを許せなかったのです。
常見に濡れ衣を着せて解雇した真鍋のことを許せず小型機に爆弾を仕掛けたのも片桐でした。
興玉が芹田正彦（迫田孝也）や村主虎飛矢（名村辰）と仕組んだ芝居によって、片桐に自供させることができ、事件はひとまず解決します。
真鍋の足や古庄の手が空から降って来たのは「ファフロツキーズ現象」だと興玉は説明しました。
「ファフロツキーズ現象」の原因は竜巻や輸送機からの落下だとされているようだけど、興玉は不思議な現象を無理やり現実的な説明で片づけているように感じるわ。
ただ、常見は片桐から受け取った資金には手を付けていなかったんだよね。投資で莫大な研究費を稼いでいたって。つまりやっぱりタイムホールは完成していて未来から情報を得ていたってことだよね。
壮大なSFは切ないラブストーリーだった
常見が最も解明したい疑問は、“なぜ真鍋が捏造の濡れ衣を自分に着せて研究室を辞めさせたのか”ということでした。
真鍋とペアの指輪を今も大切にしている常見。
仮想空間で「真鍋先生～！」と一心に真鍋を呼ぶ常見のアバター。
常見の孤独感に胸が締めつけられます。
興玉は常見に、スパイ企業に狙われているあなたを守るために真鍋先生は研究から外したのではないかと話します。
「つまり真鍋先生は、タイムホール研究よりも常見さんのほうが大事だったのです」と。
常見は涙ぐみますが、自分で直接真鍋に聞きたいとラボに入ります。
そんな常見のもとへメッセージが届きます。
「事件が落ち着いた頃だね」
真鍋からのものでした。
「まずおめでとうと言わせてほしい。君が発見したタイムホールは実証された。
2032年11月3日、我々は再会する。」
スマホを抱きしめる常見の目にきれいな涙があふれました。
「新しい神になりませんか？あなたにはその資格があります」
ヒルコからそんなメールが届いても、常見の心は動かせなかったのね。
真鍋先生からのメッセージに感動したよ。未来には大いなる可能性があること、そして人間の愛はずっと変わらないことを信じられるような気がして。
全決は超常現象を世の中から隠すことが使命？
今回の事件は理屈では説明しきれていないように思うのですが、興玉が無理やり竜巻などを理由にして結論づけてしまったような印象を受けます。
いや今回だけではなく、1話の事件も2話の事件も人間が起こした事件として解決したことになっていましたが、わりきれない謎の部分を残していました。
現実として納得できない部分を小夢が指摘するたびに、
「わからないことがあってもいいじゃないですか。全て知ろうとするなんて人間の傲慢です」
と興玉は告げます。
全決は国民の不安を取り除くために、超常現象などない、ヒルコなんていないと知らしめるため、表向きは解明したように見せることが目的なのでしょうね。
神出鬼没の芹田正彦（迫田孝也）
芹田正彦（迫田孝也）は興玉が呼べばどんな現場にも颯爽と表れます。
彼は猿田彦コーヒーとともに重要なアイテムを届けてくれるデリバリースタッフ。
今回はデリバリーのみならず、犯人に扮装して重要な役割を果たしました。
1話で、初対面の小夢の顔をまじまじと見つめて彼女が自分に気づいてからようやく話しかけていましたが、あれは自分のことが見えるのかどうか観察していたのでは？という意見が散見されました。
このドラマの中では軽やかでさわやかな存在感を放っている芹田ですが、謎が多いですね。
迫田さんが演じるからには単なるデリバリースタッフのはずがないと思われ、サルタヒコに似た名前の彼から目が離せません。
芹田は出会ってからはずっと小夢LOVEをアピールしてるよね。
初登場の村主とは？
「タイムホール」「ファフロツキーズ現象」
— 『全領域異常解決室』フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@zenketsu_fujitv) October 23, 2024
いかがだったでしょうか❓️
皆さんの応援のおかげで
今週もトレンド入りしました✨️
どうぞリプ欄に
第3話の感想をお寄せ下さい❗️
読ませていただきます🫶
全決の非正規雇用スタッフ
村主虎飛矢を演じる#名村辰 さんからメッセージです‼️… pic.twitter.com/xlNoMR0oHt
村主虎飛矢（名村辰）が全決の非正規雇用スタッフとして新たに登場しました。
通称はコビー。
日本神話の中で似た名前を探してみましたが、スクナビコナでしょうか。
スクナビコナは古事記、日本書紀、万葉集などに登場する神で、御伽草子の“一寸法師”のルーツとも言われています。
農業、医薬、救助の神だそうですよ。
小夢を気絶させるときに使ったのは自分が配合したハーブから抽出したものと言っていましたね。
流石、医薬の神様！
これからの活躍が楽しみです。
名村辰さんは『虎に翼』の小橋浩之（発芽玄米）役でもお馴染みね！
豊玉妃花（福本莉子）がヒルコなのか？
豊玉はヒルコがらみのどの現場にもいて、いかにも怪しいです。
小夢が推理するようにやはり彼女がヒルコなのでしょうか。
「豊玉神社のお守りに盗聴器を仕掛けているのかも」という視聴者の声がありました。
常見の部屋にも指輪とともに豊玉神社のお守りが置いてありましたね。
また、人が亡くなる時に豊玉はいつも何かを食べていますが、それは「トヨタマヒメの正体がサメだから」という指摘も。
ハウスメイドに扮した時も腰にサメのぬいぐるみのキーホルダーをつけていました。
また、トヨタマヒメは竜宮に住む乙姫のモデルとされているので、遺体が海からやってきた事件に豊玉の力が使われていたのかもしれません。
興玉と豊玉は常見のマンションで顔を合わせた時、二人は初めて会ったはずですが、それぞれ意味ありげな表情をしていましたね。
興玉と豊玉は同族ってことはあるかな。
もしかしたら豊玉は全決の敵ではなく仲間？
いろいろと妄想が膨らむドラマだわ。
豊玉は「いよいよ対決か～。全領域異常解決室と」って言ってたね。なんだかドキドキするよ。
／
— 福本莉子Official (@r_fukumoto_toho) October 23, 2024
🟨みなさま！
＼#全領域異常解決室 第3話
本日よる10時〜放送❗️
「神ってる」と話していた豊玉妃花ですが
今夜は一体、どこに出没するのか…🦈
お楽しみに🌟@zenketsu_fujitv #ゼンケツ pic.twitter.com/km4Xegoyga
一番怖いのは宇喜之局長（小日向文世）！
「カルトや危険思想に傾く人間はいつの時代にもいましたけど、SNSが登場してからさらに顕著になりました。愚かな人間に情報発信をさせる道具を与えたからです」
「あっ失礼、人間を見下してるわけではないんです」
と、宇喜之民生（小日向文世）は、まるで自分が人間ではないような物言いをします。
ウカノミタマノミコトは全国の稲荷神社で祀られている穀物の神。
（宇喜之が神様だとしたら）人間たちをどうしようとしているのでしょう。
国家安全担当審議官・直毘は、“機密費削減のため全決の解体が議論されるようになった矢先にヒルコが現れて全決の存在意義が強まった”と総理大臣が考えていることを伝えます。
「我々、全決がヒルコと結託して事件を起こしていると？」と聞く宇喜之の静かな迫力。
あわてた直毘審議官が言った「あなた方を疑うなんてとんでもない罰当たりですから」という言葉もとても気になります。
「あなた方」とは全決のメンバーのこと？
全領域異常解決室のメンバーは（名前が表すように）やはり神々ということなのでしょうか。
ヒルコから常見に「新しい神に」というメールが届いたことを知った時の宇喜之は「ふざけやがって」と憤怒の表情になりました。
宇喜之は、人間界を上から見渡している存在のようにも見えて、畏怖を感じます。
自分が人間ではないような発言をするのは、興玉も同様だよね。
【全領域異常解決室】3話の出演者
【全領域異常解決室】3話のまとめ
🟨第3話は【愛憎劇】⁉️🟨
— 『全領域異常解決室』フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@zenketsu_fujitv) October 22, 2024
明日放送の第3話に出演する#山口紗弥加 さん✨
演じる科学者の常見真紀について
教えてもらいました‼️
／
🦊1、2話→TVerで無料配信中👇https://t.co/mAfDi5jIkE
＼
見逃しを防ぐ【お気に入り登録】も
お願いします🙏
毎週水曜よる10時放送
🟨 #全領域異常解決室 🟨
⬛️… pic.twitter.com/t8xtQmBanw
3話は人間の狂気や残酷さが描かれた事件でしたが、山口紗弥加さん演じる常見のきれいな涙に救われ、浄化されたように感じました。
【全領域異常解決室】がシリーズ化されて、8年後、2032年11月3日に再会する真鍋と常見の二人を見せてもらえたら嬉しいです。
次回、4話の放送は10月30日（水曜）夜10時からです。
どうぞお楽しみに！
記事内画像出典：全領域異常解決室公式サイト
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね！
コメント