【虎に翼】122話9月17日あらすじと感想!穂高イズムとは何だったのか

虎に翼122話

【虎に翼】122話あらすじと感想!

さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第122話が9月17日(火曜)に放送。

航一()は、よね(土居志央梨)と轟()の事務所を訪ね、美位子(石橋菜津美)の事件について聞いて…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第122話のあらすじネタバレ・感想について。

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目次

【虎に翼】122話のあらすじ

【虎に翼】122話のあらすじネタバレです。

穂高イズム

仲間たちと熱心に勉強会を開いていた朋一(井上祐貴)が家裁に異動を命じられた。その異動を「桂場の意向によるもの」と思った寅子は、桂場()の元を訪ねる。

桂場は「全て俺が指示した」という。さらに「裁判官は孤高の存在でなけねばならん。団結も連帯も、政治家たちが裁判の公正さに難癖つけるための恰好の餌食になる。今、君が奮闘する少年法改正の邪魔にもなっただろう」と説明。

寅子は桂場の主張に対し「純度の低い正論は響かない」とバッサリ斬って、「(若者を)石に穿つ雨だれにもせず切り捨てた」と責める。

そして寅子は穂高()イズムとかけ離れてしまっていると指摘する。

桂場は「思いあがるな、立場をわきまえろ!」「以後、二度と用もないのに訪ねてくるな」と追い返す。

多岐川()の幻想

その後、桂場の前に多岐川(滝藤賢一)の幻想が現れた。

多岐川は「で、どうすんだ、お前は?裁判所全体にどんよ~りした空気が流れてるぞ。そもそも少年事件だけ目の敵にされるのだって、家庭裁判所の地位向上を怠ったせいもあるんじゃないのか? お前の強権的な人事に嫌気がさした志高い裁判官たちはどんどん辞めていっている。ん~、人手不足が進むな~。お前の掲げている司法の独立っちゅうのは、随分寂しくお粗末だな」と苦言を呈した。

桂場が「だまれ!」と怒鳴った瞬間、多岐川の幻影は姿を消してしまった。

タッキーに会いたいね

月に一度の法制審議会少年部会が開かれた。弁護士になった汐見()も参加。

久藤は「はて? やっぱり僕には分からないな。弁護士や裁判所側との意見調整もせず、少年法改正を急ぐ必要性が。家庭に光を、少年に愛を。あのとき、無茶をしてでも家裁設立のために闘えたのは、家裁の仕事が少年たちにできるベストだと、現場にいた僕らが心からそう信じていたからだよ」と述べた。

議会の後、久藤は寅子と汐見を連れて「笹竹」を訪れる。久藤は「ああいうときはね、頭にタッキーを思い浮かべるんだよ。頭の中のタッキーが怒ってくれると心が落ち着くんだよね。それで、彼ならば『この法改正には愛が足らん!』って叫ぶだろうって。・・・会いたいね。タッキーに」と吐露した。

ありふれた悲劇

一方、航一(岡田将生)は、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、美位子(石橋菜津美)の事件について話を聞く。

よね:「暴力は思考を停止させる。抵抗する気力を奪い、死なないために全てを受け入れて耐えるようになる。彼女には頼れる人間も隠れる場所もなかった。父親の子をみごもり、2人の子供が生まれた。幾度も流産も経験した。職場で恋人ができ、やっと逃げ出すすべを得たのに、父親は怒り、彼女を監禁した。恋人に全てを暴露すると脅され、追い詰められた彼女は、さらに激しくなる暴力に命の危機を感じて、酒に酔って眠る父親を絞め殺した。恋人は真実を知って、早々にあいつから離れていった。
おぞましく人の所業とは思えない事件だが、決して珍しい話じゃない。ありふれた悲劇だ。あいつは今でも男の大声に体がすくむ。部屋を暗くして眠れない。金ができたら、その大半を自分を捨てた母親に送る。無理やり産まされた実の子を世話してもらうために……。私は、救いようがない世の中を少しだけでもマシにしたい。だから、心を痛める暇はない。それだけです」

航一は、「お会いできてよかった」と言い、事務所を後にした。(つづく)

【虎に翼】122話の感想 穂高イズムとは何だったのか

寅子が桂場に語った穂高イズムとは何だったのでしょうか。

おそらく、司法の独立ということ。

寅子は、桂場が政治家のほうを向いて、穂高イズムを失っているとの主張ですが…。

桂場は彼なりの穂高イズムを貫いているとみえます。

若手裁判官が集まって勉強会。これってまずい!と桂場は思ったわけですね。

でも左遷する必要があったのかは疑問です。やり方は汚いです。

SNSでも穂高イズムについて議論が・・・↓

【虎に翼】122話の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,,戸塚純貴,平埜生成,,名村辰,松川尚瑠輝,川床明日香,井上祐貴,石橋菜津美,中山祐一朗,円井わん,和田庵,,滝藤賢一,松山ケンイチ ほか

【語り】

【作】吉田恵里香

【音楽】森優太

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画像出典NHK

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