【虎に翼】119話あらすじと感想!のどか(尾碕真花)と優未(川床明日香)それぞれが決断

【虎に翼】119話あらすじと感想!のどか(尾碕真花)と優未(川床明日香)それぞれが決断

伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第119話が9月12日(木曜)に放送。

119話では、のどか(尾碕真花)の婚約者・誠也(松澤匠)が星家にやってきて…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第119話のあらすじネタバレ・感想について。

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目次

【虎に翼】119話のあらすじ

【虎に翼】119話のあらすじネタバレです。

のどか(尾碕真花)の婚約者

のどか(尾碕真花)の婚約者・誠也(松澤匠)が星家にやってくる。しかし、星家では航一(岡田将生)と優未(川床明日香)が優未の進路をめぐって口論をしていて入れず、玄関先にいた。寅子は2人に挨拶すると、家の中の会話に耳をそばだてる。

大学院で寄生虫の研究をしていた優未は研究職を目指すことを辞め、大学院も中退すると言い出す。この先にイスがないこと、寄生虫の研究を嫌いになりたくないことを理由に博士課程を終える前に大学院を中退するという。航一は博士課程を終えてほしいと、大反対だ。

そこへ寅子が「航一さん、黙って。優未の道を閉ざさないで」と話に割って入る。寅子は、どの道を、どの地獄を進むか、あきらめるかは優未の自由ですと主張。

航一は、これまでの9年が無駄になる、と述べる。

寅子は「はて? ムダ? 手にするものがなければ、これまで熱中して学んできたことがムダになるの?」と反論。

寅子は「地獄を進む覚悟」を優未に確認する。


航一は「寅子さんは現実を見ていない。甘すぎる。この年齢で何者でもない彼女に社会は優しくない!」「駄目だ。絶対に駄目だ! 僕はかわいい娘が傷つくのを見たくないんだ!」と主張。

今度は、のどかが婚約者・誠也を連れてカットイン。

のどかは「お父さん。あのね、たとえ傷ついても、やっぱり自分が一番で生きたほうが良いんだよ。…私、誠也が好きだけど、普通になるなら一緒にいられない。たとえワガママといわれようと普通の家庭も子どももいらない、自分の人生を自分のためだけに使いたい」と主張。

のどかは誠也にも、自分と一緒になるために芸術の道を諦めて欲しくないと話す。

誠也は「それはつまり、俺が普通にならなくても、のどかはずっと一緒にいてくれるってこと?」と質問。

その後、誠也は「お義父さん、お義母さん」と呼び掛け、のどかは苦労するし人が当たり前に持っているものはほぼ持っていない人生になると思うが「僕たち結婚しま」と宣言。

誠也「大人の僕らが、親の承諾を得るものじゃないかなと」
のどか「それもそうね」

寅子でしたが、「それぞれの選択を尊重するということで」とまとめると、感情が高まり揺さぶられた航一は和室に倒れんだ…。

騒乱事件が多発

昭和45(1970)年3月。遅くとも5月までに、少年法改正について法制審議会に諮問を行うと、法務大臣が国会答弁した。

日米安保条約の改定を控え、全国で若者たちによる騒乱事件が多発。少年法を改正して厳罰化すべきだという声が、ますます高まっていた。

久藤頼安(沢村一樹)は「刑罰を強化すれば、非行少年は生まれない?全くもってナンセンスだと思わない?」と東京家裁のメンバーに呼び掛けた。

桂場の焦り

現在、桂場等一郎(松山ケンイチ)が最も力を入れる課題は公害訴訟。各地で300件近い裁判があった。

航一は桂場に「ご存知の通り、損害賠償裁判は、被害を受けた原告側が被告の過失を立証する責任があります。それゆえに公害裁判は、被告である企業側が原告の主張に科学的根拠がないと言い張り、長期化してしまう」と報告。

桂場は「裁判長は、推論により因果関係が認められれば、原告側の主張は成立していると判断する。企業側が不服であれば、過失がないことの立証をするよう求める」 という。 

航一は「ないことを立証するのは、困難では」と疑問を投げかける。

桂場は「公害被害で苦しんで助けられるべき人は、速やかに助ける。それが、司法の力であるべきだ」と説明。

ナレーション(尾野真千子)「この新たな法解釈の検討は、膠着していた公害裁判を一気に原告勝訴へ導く、大きなきっかけとなりました」

星家にて。寅子は素晴らしい判断だが「桂場さんらしくないとうか焦っているというか」と心配する。

優未は大学院を中退。この先の人生を考え中だが、両親のお弁当を作り、ピンキーとキラーズの「恋の季節」を熱唱して楽しそう。寅子は心配しているが、航一の反対を押し切った手前、口を出せない。

1970年(昭和45年)6月、法務大臣から少年法改正に関する諮問が法制審議会になされた。  

寅子「あり得ない。裁判所側との折衝もせず、いきなり少年犯罪の刑罰優先案を諮問するだなんて。少年たちのことを何も考えていないんですよ」

久藤「サディ。やっぱり君しかいないね。長い闘いを、共に歩むのは、君がいいんだ」

寅子は花岡(岩田剛典)の妻・奈津子(古畑奈和)のチョコレートの絵に目をやり、多岐川の言葉を思い出した。  

回想・多岐川「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が、幸せになるためにあるんだよ」

病床の多岐川は庭を見つめていた。その頃の多岐川は、ほぼ寝たきりになっていた。

【虎に翼】119話の感想 のどか(尾碕真花)と優未(川床明日香)それぞれが決断

【虎に翼】119話の感想です。

のどか(尾碕真花)と優未(川床明日香)それぞれが決断をした119話。

父・航一の反対は分かります。でも、地獄だとしても、本人が決断して進みたい道に行くことが大事、というのが寅子の価値観。

そしてこのドラマが描き続けてきたことだとも思います。男女平等も、夫婦別姓も、同性愛も、事実婚も、根底は自分の道を進むということ。行きたい道を選択するということ。

寅子が娘に地獄でも進みたいのか?と質問しますが、それは第1週で、母はる(石田ゆり子)に言われたことですね。

地獄に進んだはずなのに、なんだか優未は楽しそう。幸せなんでしょうね♪

【虎に翼】119話の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,岡田将生,森田望智,平埜生成,三山凌輝,川床明日香,尾碕真花,松澤匠,野添義弘,ドンペイ,沢村一樹,滝藤賢一,松山ケンイチ,

【語り】尾野真千子

【作】吉田恵里香

【音楽】森優太

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画像出典NHK

虎に翼・第119話

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