【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】全話ネタバレあらすじ・考察・配信情報!映画との関係は?
殺し屋女子コンビが主人公の人気映画シリーズ【ベイビーわるきゅーれ】初の連続ドラマ【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】が9月4日(水)深夜1時よりスタートします。
主演は髙石あかりさんと伊澤彩織さん。ドラマ版でも引き続き、ちさと&まひろの脱力系女子殺し屋コンビを演じます。ゆる~い日常と、ガチすぎる本格派アクションが魅力の新感覚な“殺し屋ドラマ”です
本記事ではドラマ【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】全話のあらすじとネタバレ、ストーリ予想&考察、配信情報を紹介していきます。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】について
本作は映画最新作【ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ】の公開に先立って放送開始される、シリーズ初の連続ドラマです。全12話のオリジナルストーリーとなっています。ドラマのストーリーが映画の前を描くのか、後を描くのかは明らかになっていません。
9月4日(水)深夜1:00スタートで、各話放送終了後から、「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer・Lemino)にて見逃し配信。また動画配信サービス「U-NEXT」にて1話から最新話まで独占見放題配信をしています。
【ベイビーわるきゅーれ】シリーズって?
【ベイビーわるきゅーれ】は杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の脱力系女子殺し屋コンビを主人公にしたアクション映画シリーズです。2021年に1作目【ベイビーわるきゅーれ】、2023年には【ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー】が公開されました。可愛いヒロインたちからは想像もつかないブラックでバイオレンスな世界観、そして本格アクションが多くのファンを獲得しています。2024年9月27日(金)からは映画最新作となる【ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ】が全国劇場で公開されます。
【ベイビーわるきゅーれ】シリーズの詳細やストーリーはこちらの記事でも読めます
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】あらすじ
社会になじめない女子・ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は殺し屋協会に所属しながら、マネージャー・須佐野(飛永翼)から与えられる任務を淡々とこなしていました。そんな中、まひろは自分を尾行した男を返り討ちにしてしまいます。が、男の正体は協会で一大プロジェクトを任される夏目敬(草川拓弥)でした。瀕死の夏目は、応酬として殺しの又請けを2人に持ちかけるのですが…。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】1話〜最終回までのあらすじ&ネタバレ
1話:「10年後も一緒に死体凍らせよ」
<あらすじ>
殺しの仕事をこなしつつシェアハウスでまったりする日々を送っていたちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)。ある日、まひろが協会である一大任務を背負う男・夏目敬(草川拓弥)を返り討ちにしてしまい…。
<ネタバレ>
ファミレスで食事をしている杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)。実はそこは反社会組織・バラライカが管理する店舗で、2人は組織壊滅のための仕事を始める直前でした。
インカムを通じてマネージャーの須佐野(飛永翼/ラバーガール)から極秘に受けていた指令はちさまひコンビのポカにより、店にいたバラライカの構成員に全部筒抜けでした。
勢い任せに厨房に殴り込んでいった2人は全従業員を相手に完勝。しかしあまりにもやりたい放題な仕事ぶりに、後始末にやってきた死体処理業者・田坂(水石亜飛夢)からいつも通りネチネチと説教されてしまいます。
場面は変わって夜。ちさとが夕飯の準備をしていたところへ血だらけのまひろが帰ってきます。心配するちさとですが「返り血だから大丈夫」とまひろ。尾行されて襲われたから返り討ちにしたというのです。しかし尾行してきた相手は道端に放置したまま。ちさととまひろは大慌てで片付けに行きます。無人の死体処理場(お金置いておくと勝手に処理してくれる、自動販売機みたいなやつ)に尾行相手の男を放り込んで一件落着。
処理が明け方までかかってしまい、へとへとのまま帰宅しようとした2人は、須佐野と鉢合わせます。そして2人は自分たちが処理した相手が“とある調査”のためにまひろを尾行していた協会の人間・夏目敬(草川拓弥)であることを知らされます。協会の人間を殺してしまったら一大事で、自分たちまで殺されてしまうかもしれないということに気がつき、2人は処理場へ引き換えします。夏目は冷凍されて半分ゾンビのような有様ではありましたが、訓練のおかげで無事でした。ところが2人は半殺しにされて動けなくなった夏目の代わりに、彼が行うはずだった“粛清”の仕事を又請けすることになります。
ちさまひコンビに仕事を託してことなきを得た夏目は、上司である宮原幸雄(本田博太郎)に結果を報告。すると宮原は「え、殺しちゃったんですか?よくもまあそんなあっさりと」と返答してきます。自分が依頼をしていたにもかかわらず、です。粛清対象だった文松(関町関町知弘/ライス)は夏目が関わる一大プロジェクトの重要人物だったようで、夏目は彼の代わりを探す必要が生じてしまいます。代役候補として夏目はちさまひコンビを考えていたようですが、ゆるふわ女子コンビはあっさりと提案を拒否。おまけに宮原から仕事の進みの遅さを詰められてしまいます。
夏目の事情など梅雨知らず、文松の粛清を終えたちさととまひろは帰宅。食べ損ねていた豚汁とおにぎりでほっこりした朝ご飯を済ませると、そのままのんびりに眠りに就くのでした。
1話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています
2話:社会は責任が伴う場ってなんだよ
<あらすじ>
殺し屋協会の一大プロジェクトをまとめる夏目敬(草川拓弥)からある試験を課されることになったちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)。店員たちが叩きや詐欺をして資金洗浄しているという居酒屋にバイトとして潜入し、その証拠を手に入れたら速攻皆殺しにするというミッション。店長ハジメ(田中俊介)・先輩ケンゴ(二ノ宮隆太郎)・マユ(海津雪乃)のノリに圧倒されながらも、慣れないバイトに奮闘する2人は…。
<ネタバレ>
居酒屋で働いている杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)。ちさとが卒なく仕事をこなす一方、まひろは客に怒鳴られています。なぜ社会不適合な2人が居酒屋で働くハメになったのか。話は1週間前に遡ります。
2人は殺し屋協会の夏目敬(草川拓弥)から“ある一大プロジェクト”の候補者として目をつけられ、試験的に仕事を振られることになります。それが冒頭の居酒屋。その居酒屋には従業員全員が叩き(=強盗)や詐欺をし、店内で資金洗浄をしているという噂がありました。証拠を見つけ次第全員を殺せ、というのが仕事の内容です。一度断ったはずの“一大プロジェクト”の話が生きていたうえ、苦手な接客業をやらされるという展開。まひろとちさとは即答でノーを突きつけるも、夏目には通じず、正論で押し切られてしまいました。
居酒屋のバイトに採用されたちさととまひろは、それぞれ“トッティ”と“ピー助”というセンス皆無なあだ名をつけられ、働くことに。しかし順調なちさとに対して、ポンコツなまひろ。あまりのできなさに終業後の店内で酒を飲んで泣き出す始末です。
居酒屋の従業員は全部で3人。店長ハジメ(田中俊介)、先輩ケンゴ(二ノ宮隆太郎)、マユ(海津雪乃)です。3人は犯罪者ではありますが、ちさととまひろを明るく受け入れてくれる気のいい人たちでした。
しかし翌日、少し早めに出勤した2人は、店長たちが資金洗浄をしている証拠を目撃してしまいます。見てしまったものは仕方がありません。その日の営業終了後、ちさととまひろは3人を銃で撃って殺害します。
2人の任務終了の報告を受けた夏目の元に、上司である宮原幸雄(本田博太郎)が現れます。彼は夏目が手にしていたちさととまひろの履歴書を覗き込み、「いいんじゃない。彼女たちにしましょう」と何やら告げるのでした。
2話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
3話:この子をお迎えします
<あらすじ>
死体処理班の宮内(中井友望)から「ぬい活」を教わったちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)。ある日、まひろは雑貨屋に売られていたぬいぐるみに心を打ちぬかれてしまう。カルビイカと命名したぬいぐるみとともに、楽しいぬい活ライフを送っていると、なんと道中でカバンごとひったくられてしまう!?一方、殺し屋協会・夏目(草川拓弥)からは伝説の殺し屋が率いる一大プロジェクト「風林火山」への参加を言い渡されて…。
<ネタバレ>
ある日の仕事終わり、ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は死体処理業者の宮内茉奈(中井友望)から推しのぬい(=ぬいぐるみ)を連れ歩く“ぬい活”を教えてもらいます。
その帰り道に雑貨屋で牛とイカのキメラのようなぬいぐるみと出会ったまひろは、その子を家に“お迎え”することに。カルビイカと名付けたそのぬいぐるみに2人揃って夢中になるちさまひコンビ。撮影会をしたり、一緒にお出かけしたりと、これまでインドア一辺倒だった生活が一変。非常にアクティブになります。
そんな中、断ったはずの一大プロジェクトに参加させられることに。プロジェクトの名前は“風林火山”。1980年代後半から活躍した伝説の殺し屋・宮原幸雄が10年ぶりに引き受ける仕事だと言います。そしてちさととまひろはプロジェクトの一環として10日間の合宿、集団行動をすることになると言います。
予期せぬ集団行動を前に、憂鬱な気分になるちさまひコンビ。転職も視野に入れながら歩いていると、突如現れたひったくりによってバッグごとカルビイカが奪われてしまいます。
大事なぬいを奪われて動転するちさとと、いつになく冷静なまひろ。実はカルビイカに紛失防止タグをつけていたため、容易に追跡できる状態だったのです。「絶対に許さない」低く呟いた声はちさとが言葉を失うほどに苛烈な怒りを秘めていました。
そのころ、ひったくり犯は仲間と合流し成果を報告し合っていました。金目のものだけを回収すると、残りは全部燃やしてしまうことに。当然カルビイカも彼らにとってはゴミと同じ。容赦無く一斗缶に入れて火をつけようとしますが、間一髪のところでまひろがひったくり犯を発見。キレのある徒手格闘で彼らを一瞬のうちに倒してしまいます。
カルビイカひったくり事件が一件落着し、2人はいよいよ“風林火山”の合宿へ。慣れない集団行動に緊張する2人を、遠くから謎の3人組が見ているのでした。
3話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
4話:大切な事は140字で伝わらない
<あらすじ>
全国2位の伝説の殺し屋・宮原幸雄(本田博太郎)が率いる殺しの一大プロジェクト「風林火山」に招集され、10日間の合宿に強制参加させられることになってしまったちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)。プロジェクトマネージャーの夏目(草川拓弥)のほか、脚本・演出家の桑原新之助(田島亮)、銃器プランナーの武井聡子(天木じゅん)、スタイリストの秋間敏夫(新名基浩)との集団生活が幕を開ける―!
<ネタバレ>
宮原幸雄(本田博太郎)が率いる殺しの一大プロジェクト「風林火山」に招集されたちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、脚本・演出家の桑原新之助(田島亮)、銃器プランナーの武井聡子(天木じゅん)、スタイリストの秋間敏夫(新名基浩)とともに仕事に向けた集団生活を始めます。
まず一同はプロジェクトマネージャーの夏目敬(草川拓弥)から作戦の説明を受けます。立案から6年延期が繰り返されてきた「風林火山」の内容は、松本洋子という老婆の殺害。延期が繰り返された背景には、宮原が作戦の座組を気にいらずにボツにしてしまったなどがありました。直近で宮原が気に入った座組があったものの、プランナーを担っていた文松(関町知弘/ライス)がSNSで炎上したために中止に。SNS嫌いの宮原も激怒し、文松は粛清されました。このとき粛清を担ったのがちさととまひろでした。 (第1話参照)
ちさととまひろは脚本・演出家の桑原のシナリオに基づいて作戦を遂行するため、準備を始めます。2人は保険の営業担当という役どころ。しかしここで問題になってくるのがまひろの金髪です。スタイリストの秋間に「金髪の営業担当なんていないでしょう」とまひろに黒染めするよう言われてしまいます。しかしまひろはまひろで黒染めをしたくない。間に入った夏目のとりなしで脚本の方を変更することになりますが、すると今度は脚本担当の桑原に皺寄せが。夏目がプロジェクトマネージャーとして頭を下げまくることで自体はどうにか丸く収まりました。
しかしその後もハプニングは続きます。夕食の席では宮原が食事へのこだわりを滔々と語り、おすすめの釜飯弁当を翌日のお昼に食べようと提案するなど、団欒風のシーンが描かれましたが……SNS嫌いの宮原に秋間がツッコミを入れたことで一触即発の事態に。人死が出るような事は起きませんでしたが、宮原からの説教を受けてしまった秋間は説教中に間に入ってくれなかった夏目を糾弾。トラブル続きの集団生です。
ところが翌朝、銃器プランナーの武井(天木じゅん)の証言により宮原がSNSを使っていることが明らかになります。しかもその使い方は若い女性に絡みまくるというもの。衝撃を受ける一同に、今度は夏目が「釜飯弁当が、今日来ない」と絶望感たっぷりに伝えます。たかが釜飯弁当と思いきや、これをお昼に食べることを提案したのは宮原なので、予定が狂ってしまうと大変なことになると言います。ともすればプロジェクトの破綻に繋がる恐れも。
そこで夏目の提案により一同で釜飯弁当を再現することになるのでした。
4話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
5話:指導とハラスメントの境界線は
<あらすじ>
伝説の殺し屋・宮原(本田博太郎)が楽しみにしていた「釜めし弁当」が届かないことが発覚し青ざめる夏目(草川拓弥)。何とか釜めし弁当を再現するためにちさと(高石あかり)やまひろ(伊澤彩織)らが巻き込まれ…。果たして宮原に気づかれることなく釜めし弁当を用意できるのか…!殺しの一大プロジェクト「風林火山」の実行日が近づき、それぞれの担務もひっ迫する中、一難去ってまた一難。そしてついに作戦実行日を迎える!
<ネタバレ>
宮原幸雄(本田博太郎)が楽しみにしている釜飯弁当がトラブルで届かないことが発覚しました。すでに釜飯弁当の口になっている宮原がその事実を知れば“風林火山”プロジェクト事態に影響が出る恐れがあるため、夏目敬(草川拓弥)の発案で殺し屋一同は釜飯弁当を偽装することに。ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は「うちらなにしに来たんだっけ」とこぼしつつも弁当偽装に協力します。
スタイリストの秋間敏夫(新名基浩)を足止めに使うなどしてどうにか釜飯弁当は完成しますが、銃器プランナーの武井聡子(天木じゅん)の手違いにより、宮原に偽装がバレてしまいます。責任者である夏目は宮原に詰められ、その怒りを武井にぶつける羽目に。すると夏目の八つ当たりとも言える行動に対し、武井は即座に反発。“殺し屋協会ハラスメント防止委員会”が召喚され、夏目は厳しく指導されるのでした。
どうにか弁当偽装の一件が落ち着いた後は再び“風林火山”の準備へ。ちさととまひろは新しくなった台本に沿って架空の人格を演じることになりますが、脚本担当の桑原新之助(田島亮)はこだわりが強め。パワハラまがいの演技指導を受けたことで、2人は桑原に対して“殺し屋協会ハラスメント防止委員会”を召喚。ハラスメント防止委員会、再びです。
トラブルに継ぐトラブルに見舞われながらも“風林火山”はようやく宮原からプランへの承認が降り、実行の日を迎えます。前日には決起会と称して飲み会が開かれ、相当ストレスを溜め込んでいたらしい夏目はD-51の「No More Cry」を熱唱。須佐野(飛永翼)や田坂(水石亜飛夢)に電話をして「仕事終わりに飲み会をやろう」という約束もします。
そして作戦実行当日。ターゲットである松本洋子宅には屈強な男たちが見張りとして立っていますが、ちさととまひろは手順通りに難なく無力化。その後に宮原が銃を手に家の中へと乗り込んでいきます。そしてガーデンチェアで一人くつろぐ松本に銃口を向けるのでした。
5話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
6話:信じられるのはお金だけです
<あらすじ>
社会に馴染めない殺し屋コンビのちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)らが招集された殺しの一大プロジェクト「風林火山」の作戦実行日がいよいよやってきた。伝説の殺し屋・宮原(本田博太郎)はターゲットに近づき銃口を向ける…。このプロジェクトを成功させるために6年の年月を捧げてきたプロジェクトマネージャーの夏目(草川拓弥)が報われる時は来るのか―!?「風林火山」篇ついに完結!
<ネタバレ>
松本洋子宅を襲撃し、本人の前までたどり着いた宮原幸雄(本田博太郎)。しかし銃を構えたものの殺すことができず、計画は失敗に終わってしまいました。6年もの間失敗を繰り返してきた一大プロジェクト“風林火山”は、よりによって主役である宮原のせいでまた失敗してしまうのでした。
成功しなければ報酬の発生しない今回の案件。宮原の失敗にくわえ、チームメンバーである武井聡子(天木じゅん)らからギャラを巡って責められた夏目敬(草川拓弥)は、ついにストレスが限界突破しブチギレます。そして武井らとつかみ合いの大喧嘩を繰り広げていると、外で物音がします。宮原が以前購入したAI爆撃ドローンによってターゲットをあっさり殺害したのです。対面では殺せずとも、機械に任せてしまえば躊躇なく殺せるのでした。
二転三転しつつもどうにか無事にターゲット殺害して終わった“風林火山”。しかし最後はAI爆撃ドローンの手柄という、6年間の汗水が無駄になる展開でした。さらに宮原はあっさり相棒をAIドローンに乗り換えます。これまでの夏目の徒労は何だったのか。宮原やメンバーに振り回され、ストレスを抱え、尽くした6年は何だったのか。ついに堪忍袋の緒が切れてしまった夏目は、合宿メンバーを殺害しながら宮原へ迫ります。
追い詰められた宮原は夏目に謝罪し「殺さないでくれ」と懇願します。夏目の脳裏に宮原と過ごした6年がよぎったものの、夏目の心は変わらず。そのまま宮原を撃ち殺します。
夏目が宮原を殺す瞬間を目撃した杉本ちさと(高石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)は須佐野(飛永翼)と連絡を取り、夏目を粛清することに。
2対1の激しい格闘戦の末、ちさととまひろは夏目に致命傷を与えます。2人は6年間苦労しつづけた夏目を労い、敬意を持ってとどめを刺すのでした。
ちさととまひろ以外全員死亡という結末を迎えた“風林火山”プロジェクト。現場に現れた須佐野も後輩である夏目の遺体を静かに見つめています。しかし必要以上の悲しみに浸ることなく須佐野は心を切り替え、2人に“ジョブローテーション”が間もなく始まることを伝えるのでした。
6話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
7話:ひさびさ実家帰ったらあるある
<あらすじ>
ちさと(高石あかり)の実家を一緒に訪れたまひろ(伊澤彩織)。ご近所さんに娘が殺し屋であることを公言する母・かなえ(中島ひろ子)や釣りが趣味になっていた父・たつみ(橋本じゅん)、トイガンメーカー勤務の兄・しんご(三河悠冴)など個性豊かな杉本家と久しぶりの再会を果たし、実家あるあるに慕情をいだくまひろ。
つかの間の“普通の幸せ”を噛み締め、帰路につく二人は…。
<ネタバレ>
一大プロジェクト“風林火山”を終え、ちさととまひろは一緒にちさとの実家へ帰省します。ちさとの実家である杉本家は古き良き日本家屋の一軒家。広い庭があり、縁側があり、青羽根の扇風機があり、畳の客間があり…と誰しもがなんとなく“懐かしさ”を感じる作りです。
そんなごく普通そうな家で暮らす、ごく普通そうなちさとの家族。殺し屋であることは絶対にバレてはいけない秘密、かと思いきや当たり前のように認知されていました。それどころか母・かなえ(中島ひろ子)は近所の人たちに「娘は殺し屋なんです」と言って回っています。父・たつみ(橋本じゅん)や兄・しんご(三河悠冴)もちさととまひろの仕事についてはよく知っています。
しかし3人の認識はどこかズレています。かなえは「怪我するって聞いたよ」と殺し屋を軽めな肉体労働のようにとらえ、たつみとしんごは「殺し屋だからってバシバシ殴り合ったり、バンバン撃ち合ったりするわけじゃない」「今はAIの時代なんだから」「今どきの殺し屋なんて危険なことなんて滅多にしないってよく聞くよ」とちょっと通ぶった知識を披露します。
さらにちさとは久々に父お手製のオムレツを作ってもらえることに。父のオムレツのキモは中華だしとシャウエッセン。しかしまひろとの生活で貧乏性になってしまったちさとはシャウエッセンを控えめに切り分けます。すると父は「ちさと!」と一喝。途中から加わった母とともに「シャウエッセンをケチるってことは人生をケチるってことだ」という教えを説くのでした。
そうしてつかの間の“普通の幸せ”を体験して帰路につくちさととまひろ。自分たちが日々過ごす過酷な日常と、今日一日の出来事とにギャップを感じてまひろは少し沈んでしまいます。しかしちさとの「ああいう幸せと、うちらみたいなもんが感じる幸せって、別に完全に区別されてるわけじゃないと思うんだよな」という言葉を聞いて、自分たちは自分たちの幸せを噛みしめるのでした。
7話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
8話:経験も成長もしたくありません
<あらすじ>
猫カフェの帰り道、私服警官(前田旺志郎)に職質を受ける二人。銃を持っていることを悟られないよう必死に平静を装う。このあとコンビを解消することになるとも知らずに、今日も笑いの絶えない休日を謳歌する。後日、二人にジョブローテーションの報せが。まひろは業界内で「粛清さん」として有名な日野彰(柄本時生)と組むことに。ちさとは営業部の先鋭集団・チーム向日葵で部長の山下牧尾(後藤剛範)らのノリに圧倒され―。
<ネタバレ>
ジョブローテーションが始まるまでの束の間の休日をトレーニングをしたり猫カフェに行ったりして過ごすちさととまひろ。
トレーニングではその機敏な動きゆえに道行く人の注目を集め、サインを求められてしまいます。
清掃業者の宮内とともに訪れた猫カフェではかわいい猫たちに癒やされます。できれば猫たちを飼ってみたい3人ですが、殺し屋という仕事のために叶いません。死亡リスクの高い殺し屋はペットを飼えないのです。3人は猫たちに「幸せな日々を過ごして」と願うのでした。
猫カフェの帰り道にはいつぞやのぶつかりおじさんに再会。懲りないやつだなと思いきや、今度は別のぶつかりおじさんが出現。ぶつかりおじさん同士で言い争いになるも、まひろの拳による仲裁で和解します。
宮内と分かれたあと、2人は私服警官の重岡(前田旺志郎)から職質を受けます。不運にも拳銃を持っていたちさとは重岡の追求をかいくぐるためにあれやこれやと嘘を重ねますが、そのたびに逆に追い込まれていきます。立ち行かなくなる2人ですが、まひろの一撃で重岡を気絶させて強引に解決。その場はしのいだものの新たなトラブルを招いてしまい、困った2人は田坂に連絡。どうにかしてもらおうとするのでした。
そんなふうにして何気ない休日を謳歌する2人でしたが、ついに始まったジョブローテーションではそれぞれ別の部署に配属されます。まひろは監査部に配属され、殺し屋・日野彰(柄本時生)とコンビを組むことに。一方のちさとは営業部に配属。部長の山下牧尾(後藤剛範)を筆頭とするイケイケすぎる営業部員に翻弄されます。
前途多難すぎる2人のジョブローテーションが始まるのでした。
8話の感想・考察は下記記事で詳しく紹介しています!
9話:殺ししかできないから
<あらすじ>
殺し屋協会のジョブローテーションにより、まひろ(伊澤彩織)は、ミスした殺し屋を殺す「粛清さん」日野(柄本時生)とコンビを組むことに。早速、その腕前を試されることになるが…。一方、ちさと(高石あかり)は営業部に配属され、部長の山下(後藤剛範)らと営業活動に奮闘するストレスフルな日々。慣れない業務に戸惑いながらも前向きに取り組んでいた二人だったが、まひろにはある秘密の任務が隠されていた――。
<ネタバレ>
放送後に追記します
10話:???
<あらすじ>
わかり次第追記します
<ネタバレ>
放送後に追記します
11話:???
<あらすじ>
わかり次第追記します
<ネタバレ>
放送後に追記します
12話(最終話):???
<あらすじ>
わかり次第追記します
<ネタバレ>
放送後に追記します
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】主要キャスト&登場人物一覧
杉本ちさと…演:髙石あかり(たかいし あかり)
深川まひろ…演:伊澤彩織(いざわ さおり)
須佐野 …演:飛永翼(とびなが つばさ)
田坂 …演:水石亜飛夢(みずいし あとむ)
宮内茉奈 …演:中井友望(なかい とも)
夏目敬 …演:草川拓弥(くさかわ たくや)
宮原幸雄 …演:本田博太郎(ほんだ ひろたろう)
日野彰 …演:柄本時生(えもと ときお)
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】のキャスト相関図と一覧については、こちらの記事で詳しく紹介しています!
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】ストーリー予想&考察
映画【ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ】との関係性は?
映画最新作の公開に先立って放送開始となる本ドラマ。公式情報ではドラマのストーリーが映画の前日譚なのか後日譚なのかは明らかにされていません。
映画副題である「ナイスデイズ」とドラマ副題である「エブリデイ」から、なんらかの関係はありそうな気はします。繰り返される変わりない日常(エブリデイ)がやがて素晴らしき日(ナイスデイズ)へと繋がっていく…つまりはドラマは映画の前日譚で、最終話で映画序盤に繋がるのではと予想しますが、果たして。
2話で明かされた新情報
2話冒頭で須佐野(飛永翼)が「あの2人結構厳しいと思うよ。チーム戦なんて去年の夏にちょっとやったくらいだし」と言っていました。ちさまひコンビは映画3作目で初めて殺し屋協会の先輩とチーム戦をすることが明かされています。つまりドラマの時間軸は映画の約1年後ということになるのではないでしょうか。
ついに登場!殺し屋協会の「粛清さん」とは?
「粛清さん」は映画2作目【ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー】で、殺し屋協会のアルバイト殺し屋である神村兄弟(演:丞威&濱田龍臣)がちさと&まひろコンビに手を出した際に、初めて用語として登場しました。
物騒な単語に敬称をつけることで余計な響きなっている「粛清さん」。映画では須佐野が「さすがに粛清さん出たら大ごと」と触れているように、彼らが動くのは協会にとってかなり重大な事案が発生したときの様子。それゆえに彼らはちさとやまひろといった協会の正規クルー(殺し屋)よりも、格上の存在ではないでしょうか。
そして今回「粛清さん」が登場するということは、何か協会にとって重大な事案が発生すると予想します。例えば新キャラクターとして登場する伝説の殺し屋・宮原幸雄(演:本田博太郎)の裏切りや、協会の一大プロジェクト「風林火山」の失敗などが考えられますね。
1話で明かされた新情報
粛清さんとは「ミスした殺し屋を殺す人」であることがちさとの口から明らかにされました。
3話で明かされた新情報
私怨で人を殺した場合、粛清さん案件になることがちさとの口から明らかにされました。
4話で明かされた新情報
1話で粛清された文松はSNSで炎上したことが原因だったことが明らかになりました。
殺し屋協会の一大プロジェクト「風林火山」とは?
ドラマの縦軸を担いそうなのが、殺し屋協会の一大プロジェクト「風林火山」です。公式情報ではどんなプロジェクトなのかは明らかにされていません。
「風林火山」とは戦国武将・武田信玄の軍旗に記されていたとされる「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の通称です。意味は「動くときは風のようにはやく、動くべきでないときは林のように静観し、攻めるときは火のごとく激しく、守るときは山のようにどっしりと構える」で、戦争になったときの動き方について示したものです。
一大プロジェクトということですから、何か大きな、それこそ戦争とも呼ぶべき大きな事態に繋がる内容なのではないでしょうか。と見せかけて武田信玄が収めていた甲斐国(=山梨県)に殺し屋の大規模トレーニング施設を作る、みたいな緩めのプロジェクトの可能性も、【ベイビーわるきゅーれ】の世界観ならありえそうです。
3話で明かされた新情報
「風林火山」とは、1980年代から活躍しさまざまな組織を壊滅に追いやった伝説の殺し屋・宮原幸雄が10年ぶりに引き受けた仕事だと判明しました。
4話で明かされた新情報
「風林火山」とは松本洋子という老婆の殺害であることが明らかになりました。
6話で明かされた新情報
「風林火山」のターゲットである松本洋子は若くして成功した実業家であり、その過程で様々な人を蹴落としたり、自殺に追い込んだりしていたことが明らかになりました。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!】放送日・スタッフ・配信・主題歌情報
タイトル | 水ドラ25 【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!】 |
放送日時 | 2024年9月4日(水)スタート 毎週水曜 深夜1:00~1:30放送 |
放送局 | テレビ東京、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送 テレビ愛知 9/5(木)スタート 毎週木曜 深夜1:00~1:30放送 UMKテレビ宮崎 9/24(火)スタート 毎週火曜 深夜24:54~25:24放送 |
配信 | 各話放送終了後から、広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer・Lemino)にて見逃し配信。 各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信。 |
出演 | 髙石あかり 伊澤彩織/飛永翼(ラバーガール) 水石亜飛夢 中井友望 草川拓弥/本田博太郎/柄本時生 |
脚本 | 阪元裕吾 |
監督 | 阪元裕吾 平波亘 工藤渉 |
音楽 | 森野宣彦 |
オープニングテーマ | syudou「あいきるゆぅ」(syudou商店) |
エンディングテーマ | Tele「包帯」 |
©「ドラマ ベイビーわるきゅーれ」製作委員会