【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】7話感想・謎・考察!感動シーンのまさかの真相にツッコミの嵐
杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の脱力系女子殺し屋コンビが主人公の人気映画シリーズ【ベイビーわるきゅーれ】初の連続ドラマ【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】の7話が10月16日(水)深夜1時00分から放送されました。
7話は一大プロジェクト“風林火山”が終了し、ゆるめな日常回。ちさととまひろの2人がちさとの実家に遊びに行くエピソードが描かれました。殺し屋の家族とは一体どんな人物なのか、これまでの映画2作にも登場していない “杉本家”が描かれました。
水ドラ25【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】7話の感想・謎・考察を紹介します。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】は各話放送終了後から、「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer・Lemino)にて見逃し配信。また動画配信サービス「U-NEXT」にて第1話から最新話まで独占見放題配信をしています。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】7話感想・考察
夏目敬(草川拓弥)ら新キャラクターが全員死亡するなど、凄絶な展開で幕を閉じた“風林火山編”。そこから一転して7話ではゆるい日常回が描かれました。ちさとの実家を舞台に、どこかズレている杉本家の面々との掛け合いや、共感必至な実家あるある、ブラックめな小ネタや殺し屋ネタなど、クスッと笑えるほのぼのシーンが詰まったエピソードでした。
あまりにもフランクに“殺し屋”を受け入れる杉本家が話題
一大プロジェクト“風林火山”を終え、ちさととまひろは一緒にちさとの実家へ帰省します。ちさとの実家である杉本家は古き良き日本家屋の一軒家。広い庭があり、縁側があり、青羽根の扇風機があり、畳の客間があり…と誰しもがなんとなく“懐かしさ”を感じる作りです。そんなごく普通そうな家で暮らす、ごく普通そうなちさとの家族。
殺し屋であることは絶対にバレてはいけない秘密、かと思いきや当たり前のように認知されていました。それどころか母・かなえ(中島ひろ子)は近所の人たちに「娘は殺し屋なんです」と言って回っています。父・たつみ(橋本じゅん)や兄・しんご(三河悠冴)もちさととまひろの仕事についてはよく知っています。しかし3人の認識にはどこかズレが。かなえは「怪我するって聞いたよ」と殺し屋を軽めな肉体労働のようにとらえ、たつみとしんごは「殺し屋だからってバシバシ殴り合ったり、バンバン撃ち合ったりするわけじゃない」「今はAIの時代なんだから」「今どきの殺し屋なんて危険なことなんて滅多にしないってよく聞くよ」とちょっと通ぶった知識を披露します。しかしドラマや映画を通していろんな強敵と渡り合ってきたちさととまひろは苦笑いするしかありません。このシュールなシーンにはSNSでも「殺しに対して寛容すぎる家族おもろいw」「殺し屋に対して『母さんは心配しすぎなんだよ』は草」「お父さん、娘さんお腹撃たれたりデカいナイフ素手で掴んだりしてましたよ」と話題でした。
さらにAIの話が出てきたことから6話を思い返して「AIでさんざんな結末になった前回ィ…」「ドローンのトラウマが蘇る」といった声も上がっていました。
シリアスなシーンかと思いきや…まさかの“シャウエッセン”
7話の予告公開時から気になっていた視聴者が多かったのが、ちさとと母・かなえが向き合うシーン。小さな声で「お母さん…」と口にするちさとの姿に、シリアスなシーンが想像できましたが…実際にはシャウエッセンを巡る純度の高いギャグパート。両親からの「シャウエッセンをケチるな」という教えを真摯に受け止めた末の「お母さん…」だったというわけです。これには視聴者からも「ねえwww次回予告で観た感動の雰囲気のシーンこれ!??!?」「シャウエッセンで人生観の説教が入る光景」「娘が殺し屋になるのは簡単に受け入れるのにシャウエッセンをケチると説教始める両親、最高すぎる」とツッコミの嵐でした。
シャウエッセンのシーンは基本的にギャグではありましたが、ちさとの母が発した「私は別にちさとに偉くなってほしいなんて思ってないの。究極、殺し屋でも政治家でも、人間対して変わりはないのよ。ただ、シャウエッセンを、シャウエッセンを好きなだけ入れられる人間になってほしいの」という言葉は地味に名言。娘に余計な重荷を背負わせず、伸び伸びと成長してほしいという母の気持ちが詰まっています。子どもが殺し屋だろうとサラリーマンだろうと、親の思いに変わりはないのかもしれませんね。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】7話の謎・考察
まひろの実家について
7話ではちさとの実家が描かれました。フィクションにおける殺し屋の家族は、たいてい2つのパターンに分かれると思います。1つは家族がすでに全員亡くなっているパターン、もう1つは代々殺し屋であるパターン。しかし杉本家はそのいずれにも該当せず「娘が殺し屋であることを知っている、ごく普通の一般家庭」という新しいパターンでした。【ベイビーわるきゅーれ】の世界観だからこそ描ける、シュールな家族像です。
一方でそうなると次に気になるのはまひろの実家。7話のラスト、ちさとの実家からの帰り道にちさとがまひろの実家について尋ねると、まひろは「うちはもうちょっとドライな感じだよ。あんまり話もしないしね」と話しました。ちさととは違って家族と距離感があるのかな…と思いきや、ちさとの「今度連れてってよ」という言葉に「行こ。連れてくね」と答えているところから、そういうわけではなさそうです。果たしてまひろの実家が描かれることはあるのか…この先に展開に注目ですね。
6話とは打って変わってほのぼのしたエピソードとなった7話。とはいえただのゆるふわ日常回ではなく「【ベイビーわるきゅーれ】の世界で普通の人は“殺し屋”をどう認識しているのか」が描かれた、貴重なエピソードでもありました。この世界では“殺し屋”は思ったよりも当たり前の存在として認識されていそうです。8話はついにジョブローテーション編。ちさとは営業部に、まひろは監査部に。これまでニコイチで動いていた2人が新しい環境でどうなっていくのか、楽しみです。
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】全話のあらすじはこちらの記事でも読めます!
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】7話出演キャスト
杉本ちさと…演:高石あかり
深川まひろ…演:伊澤彩織
杉本かなえ…演:中島ひろ子
杉本たつみ…演:橋本じゅん
杉本しんご…演:三河悠冴
杉本まりな…演:高柳明音
杉本いお…演:安田月姫
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ】のキャスト相関図は下記記事でも読めます!
【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!】放送日・スタッフ・配信・主題歌情報
タイトル | 水ドラ25 【ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!】 |
放送日時 | 2024年9月4日(水)スタート 毎週水曜 深夜1:00~1:30放送 |
放送局 | テレビ東京、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送 テレビ愛知 9/5(木)スタート 毎週木曜 深夜1:00~1:30放送 UMKテレビ宮崎 9/24(火)スタート 毎週火曜 深夜24:54~25:24放送 |
配信 | 各話放送終了後から、広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer・Lemino)にて見逃し配信。 各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信。 |
出演 | 髙石あかり 伊澤彩織/飛永翼(ラバーガール) 水石亜飛夢 中井友望 草川拓弥/本田博太郎/柄本時生 |
脚本 | 阪元裕吾 |
監督 | 阪元裕吾 平波亘 工藤渉 |
音楽 | 森野宣彦 |
オープニングテーマ | syudou「あいきるゆぅ」(syudou商店) |
エンディングテーマ | Tele「包帯」 |
©「ドラマ ベイビーわるきゅーれ」製作委員会
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