【虎に翼】第25週あらすじ!美佐江(片岡凜)の壮絶な「その後」が判明
伊藤沙莉主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)【虎に翼】(トラつば)第25週「女の知恵は後へまわる?」(9月16日から20日放送)のあらすじを紹介します。
第25週では、新潟編で連続ひったくり事件の関与疑いや“赤い腕飾り”で注目され、寅子と対峙した女子高生(当時)・森口美佐江(片岡凜)の壮絶な「その後」が判明して…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第25週のあらすじ、美佐江(片岡凜)の壮絶な「その後」について紹介します。
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【虎に翼】第25週あらすじ
第25週のあらすじです。
121話(9月16日 月曜)
香淑(ハ・ヨンス)は原爆被害に遭った外国人への支援を始めることを決意する。寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、大学院を中退して家中心の生活を始めた優未(川床明日香)をそっと見守っていた。一方、朋一(井上祐貴)は最高裁事務総局から家裁に異動を命じられる。突然の決定に憤慨する朋一に寅子は言葉をかけられない。
122話(9月17日 火曜)
法制審議会少年法部会の委員となった寅子(伊藤沙莉)は、はじめから法改正ありきで議論を進めようとする部会にいらだつ。折に触れて多岐川(滝藤賢一)のことを思い出すのは、桂場(松山ケンイチ)も同じだった。一方、航一(岡田将生)は、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、美位子(石橋菜津美)の事件について聞く。
123話(9月18日 水曜)
明律大学女子部の一同が久しぶりに寅子(伊藤沙莉)の家で顔を合わせる。涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦していた。皆が学生時代を懐かしく思い出す。直明(三山凌輝)一家が近所に引っ越すことになり、猪爪家ではささやかなお祝いが開かれる。少年法改正について様々な意見を集めていた寅子は、東京家裁の廊下で思いがけない人物に出くわす。
124話(9月19日 木曜)
寅子(伊藤沙莉)の名前を知る少女・並木雪美(片岡凜)は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていた。寅子は調査官の音羽(円井わん)とともに、雪美の審判を行う。星家に顔を出した朋一(井上祐貴)は、航一(岡田将生)と寅子に本心を打ち明ける。一方、なかなか進まない美位子(石橋菜津美)の裁判に、轟(戸塚純貴)は時間がかかっているのは良い兆候だと美位子を励ます。
125話(9月20日 金曜)
桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。航一と寅子が帰宅すると、星家には子供たちが集まっていた。審判のあと、訪ねてきた並木佐江子(辻沢杏子)は、寅子に対して驚がくの事実を突きつける。
【虎に翼】第25週 美佐江(片岡凜)の壮絶な「その後」
この項目はネタバレを含みます。ご注意ください。
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125話の登場人物、並木佐江子(辻沢杏子)は、並木美雪(片岡凛)の祖母です。
並木美雪は駅の階段から同級生の男子を突き落とし、家裁で審判を受けました。結果は、不処分。
並木美雪が森口美佐江に似ていることから、薄々わかると思うのですが、美雪の母親が森口美佐江(片岡凛)です。
そして美佐江の母が並木佐江子(辻沢杏子)となります。つまり、美雪にとっての祖母が佐江子ですね。
佐江子は、寅子に対して驚がくの事実を突きつけます。
その衝撃の事実とは美佐江が3歳の娘を残して自殺したことです。
美雪は引き取り手が必要な状態になりました。(※美佐江の夫がいない状態なのでしょう)
新潟・三条の大地主である森口(=美佐江の父)は孫の美雪を引き取ろうとしませんでした。
そこで、佐江子は森口と離婚。(※だから並木の姓なのですね)
佐江子は、美雪を引き取って育てました。
佐江子は、寅子に手帳を見せます。
そこには「美雪、愛してあげられなくてごめんね」と記されていました。
そして、田舎では特別だった美佐江(片岡凛)が、東京ではただの女だったことに気づいたこと、妊娠すれば特別な何かになれるかもしれないと期待したが無駄だったことが書かれていました。
「あの人を拒まなければ何が変わったのか?あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?」という言葉に寅子はショックを受けます。
自分のせいだと寅子は絶望しました。
森口美佐江とは、寅子が新潟地家裁三条支部に勤務していたころに知り合った女子高校生。大地主の娘で、成績優秀、礼儀正しく、寅子とは喫茶店「ライトハウス」で知り合い、女性法曹のパイオニアとして有名な寅子に憧れを抱く。ライトハウスでは率先して他の生徒たちに勉強を教えていた。しかし美佐江は売春事件に関与していることが疑われるが、一緒にいただけということで釈放された。売春に関わった女生徒たちは女生徒たちは赤い腕飾りをしていた。
容姿端麗な美佐江のもとには自然と人が集まってくる。美佐江は“赤い腕飾り”を彼らに贈り、「特別な存在」だと思い込ませて窃盗や売春などをさせていた……と、寅子は疑っていた。
法律の本を読めば、悪いことをすれば罰せられる理屈や量刑などはわかるが、それがなぜ悪いのか分からないと話していた美佐江。
「佐田先生は心から納得する答えが出せます? どうして悪い人からものを盗んじゃいけないのか。どうして自分の体を好きに使ってはいけないのか。どうして…人を殺しちゃいけないのか」
と、窃盗・売春・殺人などがなぜいけないのか、寅子に問いかけた。寅子は明確に答えられなかった。
美佐江はその後、東大に合格し上京。以降の様子は描かれていなかった。
美佐江のなぜ殺人がいけないのかの疑問。寅子の回答がくるかと思ったけど、生きているうちに再会は出来なかったんだね。
東大に進学したから東京編で再会あるかもしれないと予想していたら、なかなか残酷な脚本。
寅子は彼女の疑問に答えられなかた後悔と向き合い、美佐江の子供の非行と向き合う感じになるのかな?
【虎に翼】番組情報
キャスト | 伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,平埜生成,戸塚純貴,平山祐介,名村辰,松川尚瑠輝,川床明日香,井上祐貴,川島潤哉,外山誠二,石橋菜津美,中山祐一朗,和田庵,池田朱那,羽瀬川なぎ,松山ケンイチ,小林薫,ほか |
作 | 吉田恵里香 |
音楽 | 森優太 |
主題歌 | 「さよーならまたいつか!」米津玄師 |
語り | 尾野真千子 |
画像出典NHK