【君が獣になる前に】ネタバレあらすじ全話！最終回タイムリープの結末と犯人を完結漫画から予想！

2024年11月10日

hitomi

【君が獣になる前に】ネタバレあらすじ全話！最終回タイムリープの結末と犯人を完結漫画から予想！

北山宏光主演ドラマ【君が獣になる前に】をテレビ東京系（金曜深夜）で放送！北山宏光のダークな演技が話題を呼んでいます。漫画【君が獣になる前に】（著：さの隆）の実写ドラマ化。

本記事では、【君が獣になる前に】の最終回までの全話あらすじネタバレをお届けします。恋愛要素も詳しくお届け！

神崎一（北山宏光）が幼なじみの希堂琴音（玉城ティナ）のテロ犯罪を防ごうと奔走する姿を描くタイムリープサスペンス。

完結漫画のドラマ最終回は？
漫画から結末を大胆予想！

ドラマ最新話は、神崎が琴音と再会します。いよいよ物語が完結に！

この記事で分かること↓
・【君が獣になる前に】全話のあらすじ
・【君が獣になる前に】全話のネタバレ
・漫画・結末のネタバレ
・ドラマ最終回と結末の予想

＊本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。

【君が獣になる前に】の見どころ

ドラマ【君が獣になる前に】は、主演・北山宏光が送る金曜深夜・テレビ東京「ドラマ24」枠で放送中のサスペンスドラマです。漫画【君が獣になる前に】の実写化。結末予想がつかない漫画と言われ、考察を繰り広げた人気作です。
本作スタッフは、北山宏光が主演を務めた【ただ離婚してないだけ】のスタッフが顔を揃え、脚本と監督は安里麻里が担当。プロデューサー・松本拓が「ミリオンジョー」「ただ離婚してないだけ」に次いで北山宏光と3度目のタッグを組む意欲作となっています。

脚本家・監督の安里麻里氏は、北山宏光と玉城ティナが出演した【星新一の不思議なドラマ】の脚本・演出も手掛けています。脚本は他に清水匡、當名啓太。清水匡氏は今期ドラマ【街並み照らすヤツら】も担当しています。

衝撃画像をふんだんに含む漫画の実写ドラマ化であり、また、ラストに黒幕犯人が暴かれるまで、タイムリープによって二転三転するストーリー展開は大きな見どころになります。

北山宏光のダークな演技も好評で、最終回まで釘付けになること間違いなし！
ほっこりときめくシーンも織り込まれていて、サスペンス要素とともに恋愛要素にも注目です。

以下にて【君が獣になる前に】のドラマのネタバレとともに各話見どころもご紹介。さらに、漫画から結末を考察していきます。ご一読ください。

【君が獣になる前に】のあらすじ（ネタバレあり）

【君が獣になる前に】のあらすじ（ネタバレあり）を紹介します。

物語は神崎一（北山宏光）と希堂琴音（玉城ティナ）の再会から始まる。
琴音の幼い頃を知る神崎一は、街に飾られた琴音のポスターを眺める。琴音は今をときめく人気女優。もう会わないだろうと思う一に「お兄ぃ」の声が。目の前には笑顔の琴音がいた。
一との再会を喜ぶ琴音は、別れ際「私を止められたのはお兄いだけだったのに」と言い残し地下鉄の階段をおりて行った。
その日。死傷者が666人だったことから獣の数字にちなんで「TheBeast」と呼ばれるテロ事件が起きた。
刑事（深水元基）によって、その犯人が琴音だと知った一は、何もできずにいた自身の愚かを嘆く。頭を抱え現実を受け入れずにいた一に奇跡がおきる。一は、過去にタイムリープをしていたのだ。
タイムリープをした一は、なんとしてでも琴音を止めようと走り始める。

666の数字の意味
『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に【獣の数字】として【六百六十六】が記述されている。

TheBeastの意味
人間の獣性.

ドラマ【君が獣になる前に】第1話のネタバレとあらすじ

1話のあらすじ

「TheBeast」と呼ばれる史上最悪の毒ガステロが発生した。テロの犯人は神崎一（北山宏光）の幼馴染の希堂琴音（玉城ティナ）だった。神崎は琴音と仲が良かった若手女優の宮ノ森真由（鳴海海）と共に犯行動機を調べだすが、何者かに殺されてしまう。
気づくと神崎は「TheBeast」発生当日にタイムリープしていた。
神崎の先には、まだ「獣」になる前の琴音がいた。

1話のネタバレ

神崎一を銃撃した犯人はガムを噛んだ女でした。何者かもわからぬまま、神崎はタイムリープします。
テロ事件現場に向かった神崎は、そこで、ガスマスクをつけた琴音の姿を見つけました。
神崎が毒ガスで倒れ込む前で琴音はガスマスクを外して「こうするしかなかった」と告げました。

1話の見どころネタバレ
映像が秀逸。ダークな世界観を漂わせながらも、神崎と琴音の再会シーンはほっこりします。神崎が愛おしそうに琴音の頭をなでるシーンがイチオシ。神崎を演じる北山宏光さんがめちゃくちゃ優しい顔をします。

1話の詳しいネタバレはこちらから↓

ドラマ【君が獣になる前に】第2話のネタバレとあらすじ

2話のあらすじ

神崎一（北山宏光）は毒ガステロの10日前にタイムリープしていました。琴音を救おうと必死の神崎は、琴音と同居生活をスタートします。
琴音がテロを起こしたのは、ミヤコのためだと考えられ、さらに、琴音の裏には黒幕がいると考える神崎は、宮ノ森とタッグを組みました。
琴音（玉城ティナ）の身辺を調べていると新人俳優・千田ミヤコ（豊島心桜）の存在が浮上します。ミヤコの近辺からは黒い噂が流れており、ミヤコは行方不明になっていました。

2話のネタバレ

一方、神崎と同じようにタイムリープしていた宮ノ森真由（鳴海唯）は、琴音の友人で人気俳優のジュンペイ（吉村界人）に接触。ミヤコのことを聞き出します。
そして、4日が経過。ジュンペイからミヤコが「ビスケットルーム」いると聞いた宮ノ森は、こっそりその場所に出向きました。そこにはいかつい男たちと神崎と宮ノ森を殺した怪しいガム女（ベッキー）を姿がありました。
さらに、琴音は神崎の前から姿を消してしまいました。琴音はひとりでミヤコを助けようとしていたのです。
しかし、ミヤコは男たちに殺されてしまい…。

↑一と琴音の手繋ぎ場面が話題に！キュンシーンの一コマ

2話の見どころネタバレ
琴音が神崎に抱き着くシーンはキュンです。この時、神崎が一緒に暮らそうと告白！琴音の前では笑顔を見せる神崎ですが、なんとか「琴音を獣になる前に助けよう」ともがく姿を北山宏光さんが熱演。ラストシーンは切なさと苦しさで胸が潰されそうになりました。

ドラマ【君が獣になる前に】第3話のネタバレとあらすじ

3話のあらすじ

ミヤコ（豊島心桜）の消息を追っていた神崎一（北山宏光）と宮ノ森（鳴海唯）が辿り着いた先「ビスケットルーム」は地獄と呼ばれる場所でした。ミヤコと琴音（玉城ティナ）はどんな関係があるのか？宮ノ森は琴音と出会った頃を思い出し、ビスケットルームに潜入します。
琴音の帰りを待つ神崎の元に、刑事の柳（深水元基）が現れ、ある事件について尋ねます。
史上最悪のテロまであと5日。「ビスケットルーム」に潜む「獣」の正体とは…。

3話のネタバレ

宮ノ森は琴音のことを好きでした。前の時間軸で、宮ノ森は琴音に告白をしてキスをしたことがありました。琴音は「あなたが思っている人間じゃない」と強い拒否反応をしたのです。この時、宮ノ森は琴音には闇があると感じていました。

琴音がビスケットルームにいるのではと考えた宮ノ森はジュンペイ（吉村界人）から情報を得ます。ビスケットルームに招かれた女たちは、成功すれば芸能界で活躍できるが失敗すると消されるというのです。

そんな中、ミヤコの死体が発見されました。匿名で死体遺棄の通報があったのです。死因は毒ガスで日本のモノではありませんでした。

ミヤコを追っていた神崎一（北山宏光）は重要参考人になっていました。柳はそのために一を訪ねてきたのです。一は、ヤバイ組織がビスケットルームを運営しているようだと話します。

一方、宮ノ森はビスケットルームに潜入すべくジュンペイに口を利いてもらいます。ガム女（ベッキー）が運転する車に乗りビスケットルームに。
そこでは、男たちがガラス越しから女を選んでいました。宮ノ森は、ビスケット形のドアを見つけました。ドアを開けてみるとダブルベッドが…。

その時、大久保玄奘（高橋光臣）が「何をしている」と声をかけてきました。

3話の見どころネタバレ
宮ノ森が琴音にキスをします。女性同士のキスシーンは美しくもあり怪しくもあり必見です。
ラストシーンがとても怖いです。宮ノ森がドアを開けたときに背後に大久保が！差し迫る危険を感じるハラハラの場面は見どころです。

ドラマ【君が獣になる前に】第4話のネタバレとあらすじ

4話のあらすじ

⏳✨───
「君が獣になる前に」第4話
いよいよ今日深夜24時27分放送
※放送時間変更にご注意ください
　　　　　　　　　　　 ───⌛️✨

神崎(#北山宏光)たちが突き止めた
ビスケットルームの真相とは？！

1～3話配信中です‼️
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神崎一（北山宏光）が突き止めたビスケットルームに大久保玄奘（高橋光臣）が現れました。琴音（玉城ティナ）が起こしたテロとの関係は？真相に行き詰まる神崎と宮ノ森（鳴海唯）に新たな危険が迫ります。

4話のネタバレ

ジュンペイ（吉村界人）はミヤコ（豊島心桜）の死体を埋めている。

売れない役者のジュンペイはなんとか売れようと大久保（高橋光臣）からの誘いに応じてしまった。それは、大物たちに女を斡旋する仕事だった。
大久保の口利きで大手のプロダクションに所属し売れるようになったのはいいが、大久保の言いなり。巨大な闇の組織から抜け出すことができなくなっていた。

それでも何とかして抜け出したいと思ったジュンペイは、110番をしてミヤコの死体の場所を教えます。

ビスケットルームで大久保に見つかった宮ノ森は「何が目的だ」と詰め寄らる。危険が迫る中、機転を利かせた一（北山宏光）が非常ベルを鳴らし、何とか逃げ出すことができた。

刑事の柳（深水元基）は行方不明になっている芸能関係の少女たちのリストをチェックしている。ミヤコが「少女たちが拉致されたり殺されたりしている」と通報してきたことが真実だと確信する。
柳「想像よりもヤバい組織かもな」

宮ノ森は、神崎に報告をする。

・ビスケットルームは性接待場。政治家や権力者が集まる闇組織。
・そこを仕切っていたのが大久保。つまり、大久保が黒幕だろう。
・琴音のテロにはこの組織が絡んでいる。

琴音はミヤコを助けようとしただけなのに、テロを起こさせられる。
「いったいなんで」
神崎は頭を抱える。

神崎は宮ノ森に、命の危険を冒してまで琴音を救おうとするのかと問う。
すると、宮ノ森は「あんたこそなんで？放っておけばいいのに。ただの幼なじみなんでしょ？」と疑問を投げかける。

「琴音だけは放っておけない」という神崎に「好きなの？」と聞く宮ノ森。
「わからない」と神崎。

宮ノ森にビスケットルームの事を教えたこと、ミヤコの死体の在処をバラしたことが大久保に知られたジュンペイは「失態が過ぎる」と黒服から暴力を受ける。

宮ノ森はガム女（ベッキー）に追われる。神崎に助けを求めるが、神崎は大久保に捕まってしまった。
大久保は一の目にナイフをあて「あのビルは特別な場所だ。二度と近づくな」と脅迫する。

その頃、琴音は塩見の事務所にいた。
琴音は一に会いたいというが、塩見は「今日は特別な日。絶対に行ってもらわないと」と強制する。
琴音はビスケットルームのあるビルに連れていかれた。

神崎は柳に会いに行き、タイムリープしてきたと告白する。

・3月10日、毒ガステロ事件が起こる。
・一部の共産圏でしかない特殊なガス。
・大久保が絡んでいる。遺体の骨には赤いシミが残る。
・柳のジャケットの右ポケットに赤いアイコスが入っている。

タイムリープしてきたらこそ分かる事実を告げる神崎。
「信じてくれ。止めたいんだ。琴音を。これからテロを起こさせられる俺の大事な人を」
しかし、柳は背中を向け警察署に入ってしまった。

4話の見どころネタバレ
大久保が神崎にナイフを当てる場面。恐怖でいっぱいになります。そして、ラストシーン。
神崎を演じる北山宏光さんのナレーション「今になって、今頃になって、彼女を救おうと心から思う。
堕ちていく彼女を止められないのか」と流れ苦悩と悲しさでいっぱいの神崎が映し出されます。カメラアングルも北山宏光さんの表情も必見の価値あり！

ドラマ【君が獣になる前に】第5話のネタバレとあらすじ

5話のあらすじ

「私は、ずっと奴隷だった」琴音（玉城ティナ）はミヤコ（豊島心桜）の絶望した顔を思い出しています。
テロ発生まであと4日。事件の黒幕を追う神崎一（北山宏光）と柳（深水元基）はガム女（ベッキー）の正体にたどりつきました。そして、琴音の母親を尋ねていた宮ノ森（鳴海唯）は、神崎と琴音の衝撃的な過去を知ります。少しずつ闇の正体に近づく中、神崎はビスケットルームに精通しているジュンペイ（吉村界人）に接触します。

漫画では琴音の両親は亡くなっています。ドラマでは、母が生きています。

5話のネタバレ

塩見（戸田菜穂）に連れられビスケットルーム入った琴音（玉城ティナ）。出迎えた大久保玄奘（高橋光臣）は「お前の映画に一番、金を出した」という男を紹介する。

「奴隷は自ら奴隷を選ぶ」と呟く琴音はミヤコ（豊島心桜）のことを思い出します。

琴音はフィクションの世界でやっと生きられると思っていました。しかし、ビスケットルームでたくさんの生贄になる女の子たちを見るようになり夢が壊れていきました。なによりもショックだったのは、ミヤコが乱暴をされたこと。

『自分のされたことよりもミヤコの夢を壊したことがショックだった。ミヤコだけはキレイでいて欲しかった』
琴音は涙を流します。
その頃、塩見は車の中で「琴音、ごめんなさい」と泣いていました。

神崎一（北山宏光）のもとに柳（深水元基）が訪ねてきました。

神崎のいう事を信じた柳は大久保のことを内密に調べてきたのです。

ビスケットルームに出入りしているのは議員や政治家たち。その中に、神崎を殺したガム女（ベッキー）がいました。

女は、外務副大臣の井上隆の娘でカンナと言い、共産圏のハーフ。
ミヤコは地下爆破と同じ共産圏のガスで殺されていることも確実となりました。

琴音は闇の組織に何らかの理由で地下テロを強要されたと考える神崎と柳。
組織の中には過激派もいます。警察が踏み込むには証拠が必要です。

一方、琴音の母（霧島れいか）に会いに行った宮ノ森（鳴海唯）は、神崎の母が琴音の交通事故に巻き込まれて死んでいることを知りました。当時、神崎は中学生。母子家庭の神崎はこの事故でひとりぼっちになってしまったのです。
さらに、琴音の母は、琴音のことを妹に任せっぱなし、とも…。

なんとしてでも証拠を見つけようと考えた神崎一はジュンペイのもとに。
「あいつらを潰したい。千田ミヤコを殺した毒ガス。警察が動いている。証拠が欲しい。協力してくれ」と言う神崎に、ジュンペイは「良かった」と。
ジュンペイは闇の組織から抜け出したくて協力者を求めていたのです。

ジュンペイは大久保のバーで働いており、そのうち女の子たちをビスケットルームに斡旋する仕事を任されました。最初はそれだけですんだのですが、そのうち、トラブルがあった女の子の始末をさせられるように。

「俺はもう地獄から抜け出したい」と言うジュンペイとともに神崎は山奥に。

「琴音を救いたいから。琴音はミヤコを救おうとしただけなのに。組織とは関係ないのに」そう言いながらスコップで土をほりおこします。白骨が出てきました。

その頃、柳のもとを塩見が訪ねていました。
塩見は失踪した女の子の写真を柳に渡します。それはミヤコを始めとした行方不明になっている女の子たち。塩見はビスケットルームの全容を明かします。

ビスケットルームのネタバレ
ビスケットルームは性財界で幅をきかせる政治家や海外の投資家の集まり。
互いに情報を共有し事業や芸能の関係で利益をあげている。
権力者たちの闇の接待場。
女の子たちは口封じで殺されている。

神崎は柳に白骨死体の写真を送ります。

「証拠が揃った、これで男たちを捕まえることができる」と柳。

神崎とジュンペイはほっと一安心、という時。カンナが銃を持って現れました。
ジュンペイは撃たれてしまいます。危機迫る神崎はジュンペイを抱えてビルから飛び降りました。

ジュンペイは「琴音。あいつらの生贄だ。琴音はたくさんの相手をさせられてきた。あの組織の連中の相手を何人も。琴音は色んな闇を背負わらせている」と言って息を引き取りました。

神崎「俺は何も分かってなかった。彼女の本当の闇の深さを。あのテロは彼女自身が…」

5話の見どころネタバレ
玉城ティナさんが演じる琴音がミヤコを思い涙を流します。それは美しく悲しい涙。胸が痛くなるワンシーンです。ベッキーさん演じるカンナに追いかけられ逃げる北山宏光さんの走る姿がカッコイイ！必見です。

ドラマ【君が獣になる前に】第6話のネタバレ・あらすじ

6話のあらすじ

ビスケットルームは崩壊し、久保田玄奘（高橋光臣）とガム女・カンナ（ベッキー）は行方をくらまします。
琴音（玉城ティナ）を取り巻く闇の深さを目の当たりにした神崎一（北山宏光）と森ノ宮（鳴海唯）は、隠してきた琴音への本心をさらけ出します。
そこに琴音のマネジャー塩見（戸田菜穂）から「琴音から神崎に渡して欲しい映像を預かった」と連絡がありました。テロ発生まで残り1日に迫っています。
琴音が残したメッセージとは！？

6話のネタバレ

カンナ（ベッキー）は12歳の時、初めて人を殺しました。他愛もない喧嘩の延長で、彫刻刀でクラスメイトを殺したのです。議員の父・井上隆（冨家ノリマサ）が全部をもみ消し、カンナは罪に問われることもなく、普通に学校に通いました。

この事件以来、カンナは父に逆らうことができず、人を殺せと言われて人殺しもしてきたのです。

しかし、ビスケットルームに警察の手がまわったとき、カンナは初めて父に抵抗しました。父がともに逃げるように促すも、カンナは玄奘とともに逃げたのです。
カンナは「今、やっと人間になれた」と思います。

久保田玄奘（高橋光臣）は、カンナに運転をさせ逃亡。カンナに「好きにしろ」と言い、車を降りました。

テロまであと1日。
神崎一（北山宏光）のタイムリープを信じている柳（深水元基）は「最後まで琴音を追う」と告げます。

塩見（戸田菜穂）は琴音の叔母。琴音の父の死後、東京に琴音を連れ、琴音を芸能の道にと活動してきました。ある日、大久保から琴音をビスケットルームにと言われ、逆らうことができませんでした。大久保は芸能の世界のすべてを握っていたからです。
こうして、琴音はビスケットルームで男たちの相手をするようになりました。

琴音の母に会ってきた宮ノ森は、神崎に琴音との関係を訊ねます。

神崎は父の記憶がなく母の和香子（西山繭子）と二人暮らしでした。母は葬儀屋の仕事をしていて、休日も夜も関係なく働いていました。神崎はひとりで過ごすことが多く、そんな中、道路に絵を描いている琴音と知り合います。琴音は母が厳しく家に帰るの苦痛の様子。琴音と神崎は仲良くなり、琴音は神崎の家で過ごすことが増えていきました。
そんなある日、神崎の母が琴音を庇い車にひかれて亡くなりました。
その後、琴音が家に来ても神崎は琴音を家にあげませんでした。顔を合わせても無視をしました。

神崎は琴音が神崎に救いを求めいたのに、それを無視したことを悔やんでいました。

「俺は結局彼女を救えたことなんて1度もなかったのかもしれない。大人になっても。彼女の闇に気付けなかった」

すると宮ノ森は「私のほうがずっと琴音を好きなのに」と泣きながら本心をさらけ出しました。

その時、塩見から連絡が入ります。塩見は琴音から預かったメッセージを渡します。

これが最後のメッセージだと言います。

琴音のメッセージは神崎に向けてのもの。お兄ぃ、と呼びかけ琴音が語り始めます。

琴音のメッセージ
「私は、この世界が嫌だった。短い間だったけど、お兄ぃが一緒にいてくれたこと、嬉しかったよ。私はこの世界を終わらせる。でもね、ひとつだけ、どうしてもやってから終わりにしたい」

その頃、柳らは毒ガスがあるという川崎のコンテナを捜査。しかし、毒ガスは持ち去られていて見つかりませんでした。

神崎「彼女は今、まさに獣になろうとしていた」

つづく

6話の見どころネタバレ
6話は涙のシーンが満載です。とくに北山宏光さんの涙が見どころです。ひとつは、刑事の柳と向き合う場面。生き傷心する神崎はスーッと涙をながします。もうひとつは、宮ノ森に琴音の闇に気付かなかったと言い号泣します。そして、ラスト。琴音のメッセージ。泣きながら「お兄い」と呼ぶ琴音を見て神崎が涙を流します。

カンナが大臣の子というのはドラマオリジナル設定です。原作漫画は一の両親をひいてしまった車の運転手の娘です。ドラマのオリジナル要素が加わってきているので、先読みできない面白さが増してきました。

ドラマ【君が獣になる前に】第7話のネタバレ・あらすじ

7話のあらすじ

琴音（玉城ティナ）は「私、玄奘（高橋光臣）を殺そうと思う」とメッセージに残していました。神崎一（北山宏光）と宮ノ森真由（鳴海唯）と塩見（戸田菜穂）は、玄奘（高橋光臣）の別荘に向かいます。
前の時間軸では、数時間後に琴音がテロを起こしました。しかし、今度は玄奘を殺そうとしています。
未来はタイムリープを繰り返すことで少しずつ変わり始めていたのです。しかし、琴音の中に獣はもう生まれていて…。
果たして、琴音が獣になるリープを神崎らは食い止めることができるのでしょうか。

7話のネタバレ

琴音のメッセージをみた神崎一。
「琴音はずっと闇を背負わされてきた。誰にも言えず、抗えず。彼女の中に獣は生まれていたんだ」

大久保の別荘に向かう神崎は、宮ノ森に告げる。

「あのテロは彼女が彼女の意思でやったんだと思う。俺達が未来を変えようとしている」と…。

別荘にて。
琴音は「あなたがどれだけ人の心を殺したか」と言い、玄奘にナイフを向けるも抵抗され殺すことはできません。そこに神崎が。神崎は琴音を抱きしめます。

神崎から連絡を受けた柳がやってきました。

玄奘は、神崎らの目の前で自ら命を絶ちました。

こうして、長い10日間が終わりました。

「止められたな。テロの時間は過ぎた」と柳。

神崎は自分を信じてくれた柳にお礼を言います。

琴音が目覚めると、神崎が優しく「おはよう」と言います。

ふたりで食事をします。

神崎は「琴音、すまなかった。お前が辛い思いをしてるのに気づいてあげられなくて」と謝ります。

「お兄ぃが謝ることじゃないよ」

「俺はお前が犯してしまいそうになった罪は一緒に背負うつもりだ。一生、誰にも言わない。前に進もう。明日から。一緒にいてくれたことありがとな」

琴音との暮らしはテロを防いだことで終わりになります。

その夜、神崎は眠る琴音の頬に手を当てようとしてやめます。
琴音は神崎が眠ると目を開けました。

翌朝。地下鉄入り口で神崎と琴音は別れます。

「明日からはまた別々のふたりだね」

神崎は琴音の頭をなでます。

「また、いつでも付き合う」

これでいいんだ。琴音が今度こそ幸せになれますように、そう願う神崎は階段をおります。

琴音は泣きながら歩き始めます。

そこにカンナ（ベッキー）が。

「私、もう好きに生きられるみたい。あんたも好きにしなよ」と言って立ち去ります。

地下を歩く神崎。
「毒ガステロ事件、ただの悪い夢で終わらせることにできた。この人もこの人も人生の続きを生きることができる。俺も琴音も」と安堵します。

そこで、宮ノ森と会います。

この時、悲鳴が。

みんなが走り始めます。

「なんでた。1日過ぎたのに」柳。

神崎の前にガスマスクをつけた琴音が。

宮ノ森が倒れ、柳も倒れます。

神崎は必死の思いで「お前、どうしてまた」と訊ねます。

琴音はマスクを外し
「お兄ぃは結局私を許さないんだ。覚えてる？お兄ぃのお母さんが亡くなったとき私に言った事」
と言い倒れました。

そして、俺は知ることとなる。
琴音を獣にしたのは俺自身だったということを。

7話の見どころネタバレ
琴音が目覚めたときに声かける神崎。夜そっと琴音の寝顔を見つめる神崎。とても優しい表情をします。テロが終わって安心している感じもあり、また、琴音のことを思っている風でもあり。地下鉄で別れるときも優しく見守る神崎の瞳が素敵です。
柳が神崎の話を信じていたことにも感動。ふたりで座って語る場面もおすすめです。

大久保が自殺というオリジナルが織り込まれた6話。再びのテロの衝撃ラストで幕を閉じました。

ドラマ【君が獣になる前に】第8話のネタバレ・あらすじ

8話のあらすじ

琴音（玉城ティナ）の手で再び毒ガステロが起き、死にゆく中で蓋をしていた記憶を思い出そうとする神崎一（北山宏光）は、再びタイムープをします。目が覚めるたその日はテロの10日前でした。
宮ノ森（鳴海唯）と出会いますが、神崎は拒否をしふさぎこみます。一方、琴音はテロに巻き込まれ新たにタイムリープした人間に追われることに…。
過去を追う神崎は、琴音の実家を訪ねます。そこで幼少期の話を聞いた神崎は、琴音の中に獣が生まれた本当の理由に辿り着きます。

8話のネタバレ

テロで死んだ神崎一（北山宏光）希堂琴音（天城ティナ）宮ノ森真由（鳴海唯）柳信一郎（深水元基）は10日前タイムリープ。新しいループが始まりました。

茫然とする神崎を宮ノ森が訪ねてきました。宮ノ森は、琴音と神崎の間に何があったのかと聞きますが神崎はそれには答えません。

一方、柳は署内でコーヒーを飲もうとしていた時に戻り、神崎が言っていたタイムリープが本当に存在していたと知ります。

テロで亡くなった高校生の鳥飼真人（南出凌嘉）もタイムリープをしていました。授業を受けていると教師とクラスメイトが次々と血を吐き倒れる姿が浮かびます。それは幻覚。
何があったのかと混乱する中、自分の記憶だけが頼りだと、テロのことをノートに記します。その時、テレビに映る琴音のを見て、テロの犯人だと気づきました。
真人「こいつだ俺を殺したヤツ」とテレビの中の琴音を睨みます。

一方、神崎に拒否された宮ノ森は、琴音のループを止めるのは自分しかいないと思い琴音に「しばらく私と一緒にいて」と頼みます。

神崎は琴音の実家を訪ね、琴音の母（霧島れいか）から琴音の過去を聞きます。

「なぜ琴音は家に帰りたがらなかったのですか」と訊ねる神崎。

母は、琴音が父から性的な虐待を受けていたと打ち明けました。成長した琴音は家に寄り着かなくなりました。母は見て見ぬふりをしていたのです。

神崎は、母が亡くなったあと、琴音が家を訪れた時「あの時、家に入れてやっていれば。俺は、琴音を見殺しにしていたんだ」と後悔します。

そして、母が琴音を庇い亡くなったとき、自分が琴音に「お前が死ねばよかったのに」と言ったことを思い出します。
「俺はずっと覚えていた。なのに、逃げてきたんだ。琴音から。琴音を獣にしたのは俺自身だった」

琴音はひとり街を歩きます。
「こんな世界壊れてしまえばいいのに」と思いながら…。

行き場のない琴音にとって神崎だけが救いだったのですが…。
「お兄ぃと一緒にいたい。子どもの頃のように。でも私にその資格はない」と思う琴音。

前の時間軸で千田ミヤコ（豊島心桜）が殺される日が訪れました。柳は、毒ガスを押収すればテロは止められると、倉庫に行きました。しかし、毒ガスはありません。

その頃、ミヤコはビスケットルームで処罰を受けそうになっていました。
この時、ガスマスクの男（神崎一）がミヤコを助けます。そして、男は毒ガスをまき散らし…。

8話の感想
琴音の虐待されていたと知った神崎は自身の行動と言葉に後悔します。小さな琴音と学生の自分の姿を思い出しなが、圧巻の演技です。ら、一筋の涙を右目から流します。号泣ではなく、それも片方だけの涙に見入りました。北山宏光さん圧巻の演技です。

ドラマ【君が獣になる前に】第9話のネタバレ・あらすじ

9話のあらすじ

宮ノ森真由（鳴海唯）は、殺されるはずの千田ミヤコ（豊島心桜）が生きていることに驚きます。ミヤコを救ったのはガスマスクを被った神崎一（北山宏光）でした。
希堂琴音（玉城ティナ）を守るために神崎が歴史を変え始めていたのです。
時間が戻った鳥飼真人（南出凌嘉）は、テロの光景が蘇り、琴音を憎み始めます。
暴走し始めた神崎は、ビスケットルームを壊滅し次に大久保玄奘（高橋光臣）を狙います。柳（深水元基）は、神崎を止めようとしますが…。

9話のネタバレ

神崎（北山宏光）によってビスケットルームの男たちは死んでしまう。生き残った玄奘（高橋光臣）は、ビスケットルームを閉鎖し死体の処理を命じます。

死体の処理をしたジュンペイ（吉村界人）は、こっそりと110番通報。

ビスケットルームの男たちが死んだとニュース出知った宮ノ森真由（鳴海唯）はミヤコ（豊島心桜）をたずね、ミヤコが男に助けられたと聞き、その男が神崎だと気づきます。

柳（深水元基）と高村（別紙慶一）は、神崎の部屋に行くも留守。もう何日も帰っていないと分かります。

真人（南出凌嘉）は「3月11日に琴音がテロをおこす」と警察に訴えるが誰も聞いてはくれません。母も真人がおかしくなったと思い心配をするだけ。周囲の人間が血を吐く姿が浮かんでしまう真人はテロを起こした琴音を止めよと決意します。

タイムリープした柳は、次々と死体を発見。少女失踪事件を調査を高村に任せ、神崎を追いかけます。

神崎は塩見（戸田菜穂）をナイフで脅し、玄奘が別荘にいると聞き出します。

玄奘は何食わぬ顔をして琴音の出演映画「ＳｌｏｗＬｏｖｅ」を宣伝していました。

玄奘をおう神崎の前に柳が。
「お前が潰したのか。ビスケットルーム」

柳はタイムリープしたと告げ「大久保は俺が逮捕する。だから罪を重ねるな」と告げます。しかし神崎は、「駄目なんだ。それだけじゃ。足りない。俺は彼女を苦しめた。罪を償わせてくれ。俺を止めないでくれ」と言い、柳をナイフで刺してしまいます。

そして玄奘のもとに。
玄奘は、「なぜ、俺を狙う。そこまで自分の手をけがして何を手に入れたい」と問うも神崎は「あんたには関係ない」と答えません。

玄奘「人間というものはつくづく頭が悪い。自らの選択に苦しめられ自らを否定する。くだらない正義感に死ぬまで付き合わされる。己の運命は素直に受け入れるべきだ」

神崎は、ボディーガード義眼男（木原勝利）の首を切り、次いで、何度も何度も狂ったように玄奘を刺しました。

街を歩く神崎。
琴音のポスターを見るは、これでよかったんだと言い聞かせる。
これで琴音を獣にさせないですむと思う神崎

その時、「お兄ぃ」の声が。
琴音が現れたのです。
「会いたかった」というに琴音に「ごめん、色々忙しくて。しばらく、会えないと思う」と告げる神崎。

琴音の頭に触れようとしてその手を止め「ごめんな」そう言って背を向けました。

琴音は地下におりていく神崎の後ろ姿を見つめ…。

9話の見どころネタバレ
神崎が血まみれになって玄奘を刺す場面。狂気の神崎に目が釘付け。優しい神崎とは違う。殺人鬼神崎に背筋が凍ります。
そして、ラストシーン。琴音との再会があるなんて驚きのラストです。神崎が琴音に手を触れられるのを避けたり、頭に手を触れるのを思いとどまったり。人を殺したその手で琴音を汚したくはないと思っているようです。切ない思いに胸が痛くなりますね。

ドラマ【君が獣になる前に】第10話のネタバレ・あらすじ

10話のあらすじ

神崎一（北山宏光）によって大久保玄奘（高橋光臣）が殺され、その一報は瞬く間に広がりました。ビスケットルームの関係者から「神崎を殺せ」とガム女＝カンナ（ベッキー）に指令が。
神崎の行動を知った宮ノ森（鳴海唯）は、もう一度琴音（玉城ティナ）が獣になる連鎖を止めようと、塩見（戸田菜穂）にタイムリープの体験を全て伝えます。
目的を果たした神崎が最後の贖罪として選んだ行動は…。

10話のネタバレ

真人（南出凌嘉）は琴音（玉城ティナ）を殺そうと考え、銃を造り始めます。母は真人がおかしくなったと悩み泣いてしまう。

ジュンペイはバーに行き玄奘（高橋光臣）が殺されたことを知り、地獄から抜け出せたのかと思う。

宮ノ森（鳴海唯）は、神崎が自分の手を汚してまで琴音を救おうとしたことを知り、神崎の想いの深さを知ります。そして、琴音の傍にいるのは自分ではないと気づき、塩見に会いに行ったのです。

宮ノ森から琴音がテロを起こしたと聞いた塩見は信じることができません。
しかし、ビスケットルームで琴音が性接待をしていたことを話すと、塩見は苦しい表情を浮かべ宮ノ森の話に耳を傾けます。

「もう二度と繰り返してほしくない。琴音をあんな目にあわせないでください」と言う宮ノ森。さらに、神崎とふたりで琴音を阻止してきたことも打ち明けました。

塩見は神崎に脅されたことを思い出し、それが、琴音を救うためだったのだと知ります。ビスケットルームの関係者がカンナに神崎を殺すように命じたのは、塩見の証言があったからです。その事を思い出した塩見は神崎が殺されると気づき愕然とします。

柳（深水元基）は神崎を捜し歩いています。

その頃、神崎はテロが起きた地下にいました。

神崎の贖罪は自らの命を絶つことでした。
「琴音や地下を歩く人たちの未来があるために、俺がやるべきこと、まだひとつある。俺を終わらせる」

神崎はビルの屋上に。

屋上から飛び降りようとする神崎の前にカンナが現れました。

「最後の贖罪。死ね。俺」
カンナの発砲と同時に、神崎はそう言いながら飛び降りました。

宮ノ森は神崎に「互いに苦しみ合った過去があってもあなたたちは一緒にいないとダメ」と告げようと何度も何度も電話をしますが神崎は出ません。

琴音が帰宅するとそこに真人が。
手製の銃で発砲する真人。

宮ノ森が琴音を庇い倒れます。

宮ノ森薄らぐ意識の中では「わたし、琴音を救えたかな」と思い…。

10話の見どころネタバレ＆感想
琴音を殺そうと狂気じみてくる真人を南出凌嘉さんが演じています。台詞はそう多くありませんが、表情でそれを表現しています。
ハラハラ展開のストーリーで10話も楽しめました。真人が現れたり神崎の自殺や宮ノ森の死など予想できない展開で楽しみが倍増しています！

ドラマ【君が獣になる前に】第11話のネタバレ・あらすじ

ずっと彼女が求めていた答え。

11話のあらすじ

真人（南出凌嘉）からの襲撃にあった琴音（玉城ティナ）を守った宮ノ森（鳴海唯）は絶命します。
琴音は、追い討ちをかけるように塩戸（戸田菜穂）から神崎（北山宏光）の訃報を聞きます。
柳（深水元基）は襲撃事件の映像を確認し、タイムリープ前テロ現場にいた真人の存在を思い出しました。そして、獣の連鎖を終わらせるために真人の元へ向かいます。
命をかけて守られた琴音でしたが、邪悪な獣は誰にも気づかれず静かに動き出そうとしていて…。

11話のネタバレ

神崎一（北山宏光）が落ちたのを確認したカンナ（ベッキー）は「写真の男、始末しました」と報告。

「俺は分かっている。自分で何をしているのか。でもこれでいい。俺はこの女を止める」
琴音を殺しそびれた真人（南出凌嘉）は狂ったように銃を作っています。

ジュンペイ（吉村界人）は自首し、大久保玄奘（高橋光臣）に従い死体を埋めたことを自白。
「俺、分かったんです。このまま黙って一生過ごすほうが地獄だって。全部、明るみにしてください」と涙を流しました。
この自白により警察は複数の遺体を発見し政財界の実力者たちを追い始めます。井上議員（冨家ノリマサ）は逃走を図りますが娘のカンナによって射殺されます。

真人もタイムリープしていると知った柳（深水元基）は、真人の学校に出向き逮捕します。
狂ったように「あいつを殺す」と叫ぶ真人を殴る柳。
「俺を覚えていたか。お前の苦しみはわかる。でもお前まで狂わせるな」
柳のことを思い出した真人は泣き叫びます。柳は真人の頭をそっと撫でました。

神崎は目を覚まします。柳がそばに付き添っています。
神崎は落下したところにはマットがあり、宮ノ森の電話の音で救助されたのです。

宮ノ森が殺され、ジュンペイが自首したことを告げる柳。
「全部終わった。生かされたんだよお前は。もう終わりにしよう」とも。

神崎は塩見（戸田菜穂）に会いに行きます。
「生きてて良かった」と喜ぶ塩見。

神崎は「琴音にもう会うことはできません。琴音を守ってやってください。この先もずっと」と懇願します。すると、塩見は「あなたはお母さんと同じね」と言い、過去の出来事を打ち明けました。

神崎の母は、琴音が虐待されていると気づき、役所に連絡をしていました。塩見は「ただ一人、琴音の虐待に気づいてくれた」と瞳を潤ませます。

それを聞いた神崎は、母の思いも琴音の思いも気づいていなかったと思います。
「許してやらなかった。俺はどこかでずっと琴音を許していなかった。俺、言ったんです。母が死んだときに、琴音に『お前が死ねばよかったのに』って」と涙を流して塩見に告白しました。

そして、琴音はずっと俺に許してほしかったんだと気づきます。

塩見から琴音は何かあると神崎の家に通っていたといわれ、神崎は街で琴音に会ったのは、偶然じゃなかったと気づきました。

神崎は琴音に会おうと走りだします。毒ガスが入ったバッグがある場所からバッグがなくなっています。

嫌な予感に顔が歪む神崎。
バッグはカンナが車で運んでいます。
そして、琴音は涙を流しながら街を歩いています。

神崎ナレーション
琴音はまた歴史を繰りかえさせるんだ。

11話見どころネタバレ＆感想
11話も北山宏光さんの涙に引き込まれるストーリー。ラストで神崎が塩見にすべてを告げ涙するシーンは必見です！刑事の柳のシーンもおすすめ。真人の頭を撫で気持ちを落ち着かせたり、神崎を常に見守っている柳の懐の大きさに感動します。柳を演じる深水元基さんが素敵です。

原作漫画とは違うストーリー展開になってきています。次回はいよいよ物語が完結します。ドラマオリジナルのエンディングになりそうです。お楽しみに♪♪

ドラマ【君が獣になる前に】第12話ネタバレ・あらすじ（最終回）

12話のあらすじ

神崎一（北山宏光）は過去を償うため、琴音（玉城ティナ）を許そうと誓い、全てを終わらせようとする琴音と再会します。
ヒトの獣性を問い続けた戦慄の物語がついに完結します。

12話のネタバレ

再会した琴音はガスマスクをつけてテロを起こそうとしていました。
柳刑事（深水元基）の協力を得て琴音とふたりきりになった神崎（北山宏光）。
琴音は神崎を目の前にしてガスマスクを外します。

神崎は琴音を抱きしめ琴音を傷つけたことを謝ります。
琴音もまた神崎を苦しめてきたことを謝ります。

ふたりはやっと心から許しあえ、くちづけをしました。

毒ガスがふたりを襲います。息絶え絶えの中、神崎は琴音に手を伸ばし誓います。

なんどタイムリープをしても、俺は止める。君が獣になる前に。

【君が獣になる前に】漫画のネタバレ

【君が獣になる前に】は、さの隆による同名漫画の実写ドラマ化です。
『週刊ヤングマガジン』（講談社）にて、2021年45号から2023年15号まで連載され、全8巻で完結しています。

漫画・ストーリーのポイント

主人公の神崎一は、幼なじみの希堂琴音が史上最悪の毒ガステロの実行犯だと知り、琴音の過去を調べ始めます。その矢先、命を落としてタイムリープ。そこで、琴音の犯行を止めようと、同じくタイムリープをした琴音と同じ事務所の女優の宮ノ森真由とともに行動していきます。
一と琴音は、タイムリープした過去で同棲もします。一は琴音を好きなのだと思わせながら、実は、もっと奥深い関係がふたりにはありました。それが、事件の真相・犯人へと繋がっていきます。

神崎一と琴音の関係は複雑です。
幼なじみの関係でありながらも一が高校生の時、両親が琴音を庇いトラックにひかれて亡くなりました。
優しい両親を失った一は、なぜ両親が死ななければいけなかったのか、と常に心で思っていました。
ある日、琴音に「お前が死ねばよかったんだ」と言ってしまいました。
それは一にとって悔やまれる一言になっています。

漫画【君が獣になる前に】1巻のネタバレ

【君が獣になる前に】1巻のネタバレです。

神崎一は街で偶然・幼なじみの琴音と再会。琴音は今をときめく女優。
その夜、大規模なテロ事件が発生。犯人は琴音だという。事情聴取を受ける一は信じられません。一の手のひらには琴音が渡したイヤリングがあります。しかし、テロの映像では琴音はイヤリングをつけています。不思議に思う一は、その後、琴音の無罪を信じる琴音のマネージャーの塩見、俳優の大久保、元アイドルグループのジュンペイ、女優の宮ノ森真由、お笑いコンビのコンビニマシンガンズの2人とともに情報を集めることに。

琴音の過去の行動から、一らは3か所を調べる。

・病院の廃墟
・山中の樹海
・無人島

すると全員が命を狙われ、コンビニマシンガンズが何者かに殺されます。
そして、一と宮ノ森もガムを噛むギャルに銃で殺されてしまいました。
この時、一は事件現場の電車の中にタイムリープします。
毒ガスで気絶え絶えの一に琴音は「ミヤコのためにこうするしかなかった」と告げ、自ら死を選びました。

漫画【君が獣になる前に】2巻のネタバレ

【君が獣になる前に】2巻のネタバレです。

×年6月26日。
一は、半年前にタイムリープ。

一は琴音と同棲します。
塩見が何者かに襲われ行方不明に。

そんな中、宮ノ森と会いました。なんと、宮ノ森もタイムリープをしていたというのです。
一と宮ノ森は手を組み、琴音の犯行を止めようとします。

そして、ミヤコは琴音の後輩の女優だと知る一。宮ノ森によると2か月後にミヤコは男がらみで失踪するという。
そこでミヤコを尾行すると山中にたどり着きました。
そこには大久保がいて…。

漫画【君が獣になる前に】3巻のネタバレ

【君が獣になる前に】3巻のネタバレです。

ジュンペイが琴音に接近。そこを大久保が助けます。
一方、ジュンペイはミヤコと男女の関係にあることがわかります。
そんな中、病院の廃墟、樹海、無人島で、ジュンペイ、ミヤコ、塩見が遺体で発見されます。3人は両目がくりぬかれた状態でした。それは、10年前、琴音の両親が亡くなった状況とそっくりでした。
時が流れ、事件当日になりました。一は宮ノ森とともに、駅で琴音を待つ中「琴音を殺してでもテロを防ごう」と思うのでした。

漫画【君が獣になる前に】4巻のネタバレ

【君が獣になる前に】4巻のネタバレです。

琴音は幼少期から母に支配されて生きてきました。逆らうことができずにいた琴音でした。
10年前、琴音の両親は何者かに殺害されています。この時、琴音は心のどこかで支配から解放されたと思ったのでした。

駅で琴音をつかまえた一は、思い切ってタイムリープしていることを打ち明けます。なぜテロを犯したのか、その原因を追究する中、一は、琴音がジュンペイとミヤコを殺したと察します。塩見はミヤコとジュンペイの関係を知って殺されていました。さらに、ジュンペイとミヤコは一をハメて事故を起こしたことがあり、琴音は大事な人を奪ったふたりに復讐をしたのです。

琴音は警察の取り調べで黙秘を続けていきます。
そんな中、刑事の柳は、一が琴音を好きなことは嘘だと見破ります。
それは、一の両親の交通事故と深く関わりがありました。

一は宮ノ森と琴音を待つ生活をしていました。一は大久保が黒幕かと思い、大久保の妹と姪っ子に接触し、二人を人質にとり大久保に自白を求めます。しかし、そこにガム女が登場し大久保を助けます。大久保は黒幕のひとりだと分かるのですが、宮ノ森と一は、再びガム女に撃たれてしまいました。

漫画【君が獣になる前に】5巻のネタバレ

【君が獣になる前に】5巻のネタバレです。

一と宮ノ森はタイムリープし再会。

大久保は黒幕に殺されました。
警察は国際犯罪組織に関わる容疑者を一斉に逮捕。大久保はその組織の一員でした。

一は密かに刑事の柳にタイムリープの事実を告げていました。柳は一の話を信じ捜査を開始し、容疑者逮捕に至ったのでした。

一は、宮ノ森と交際を開始し平和な日々を過ごしていましたが、宮ノ森から3か月後に琴音に殺されると聞かされます。

宮ノ森は3か月後の未来からタイムリープをしていたのです。

漫画【君が獣になる前に】6巻のネタバレ

【君が獣になる前に】6巻のネタバレです。

一は再び柳に協力を求めます。
10年前、琴音の両親の殺害を担当した柳の口から、事件のことが語られます。

10年前、琴音は両親を伊藤史明に殺されています。この時、両親の目はくりぬかれた状態で発見されています。伊藤史郎は、琴音の塾のアルバイト講師で当時、大学生でした。琴音に好意を持ち拒まれたことで逆恨みし殺害という手段に出たのです。その後、伊藤は自害しています。

琴音は、この事件がきっかけで絶望の世界を崩壊しようと考えていたのです。
一、宮ノ森、柳は琴音を食い止めようと一致団結します。

漫画【君が獣になる前に】7巻のネタバレ

【君が獣になる前に】7巻のネタバレです。

ここでガム女の正体が判明します。ガムはカンナと言い、一の両親をひいたトラックの運転手の娘です。父を事故で亡くし、その後、母も亡くなりました。カンナは琴音さえいなければ、両親は生きていたのにと、琴音を恨んでいました。しかし、琴音もまた世界に絶望していると知り、行動をともにし始めたのです。

一は琴音とカンナを家に呼び、宮ノ森を交えて話をしました。
その後、琴音は何者かに襲われ行方不明に…。

漫画【君が獣になる前に】8巻のネタバレ（完結）

【君が獣になる前に】8巻ですべてが明るみになります。
以下にて、結末をネタバレ紹介します。

結末・犯人ネタバレ

何度もタイムリープを繰り返す一は、これまでの死体が「目玉がくりぬかれている」ことから、琴音の両親の死と繋がりがあると気づきます。

この事実を知る人物は限られおり、そこから、黒幕に辿り着きました。

犯人は柳とタッグを組む女刑事・南田でした。

南田は琴音の両親を殺した伊藤に想いを寄せていた女性。琴音さえいなければ、伊藤は死なずにすんだと思っての行為でした。
琴音の闇の心につけこんで、琴音を支配。
テロ事件を起こさせたのでした。

すべてが明るみになり、その後、描かれるのは幸せな風景です。

琴音が起こしたテロ事件は防ぐことができました。
琴音は女優をしています。
そして、一は真由と付き合っています。

＜完＞

【君が獣になる前に】漫画の考察

琴音が獣になった理由

琴音はテロを起こした理由を最初「ミヤコのため」と言いますが、のちに「世界を恨んでいる」と発言。琴音の父は浮気をしていて、母は琴音を支配し続け、琴音の心は荒んでいたのです。そんな両親が殺れたことで、琴音は母の支配から解放されたのでした。好きなことができることは幸せでもありながら、心の制御が効かないことにもなっていきます。さらに、一からの言葉は琴音にとって衝撃でもありました。そんな幾多のことが重なり、琴音は世の中を恨んでいたようです。

神崎と琴音の関係

一度は同棲までした神崎と琴音。幼なじみのふたりは、結局のところ、恋人にはなりませんでした。
神崎は宮ノ森と暮らしていることから分かるように、琴音には恋愛感情は持っていなかったということでしょう。同棲したのもテロを阻止するためでしたし、柳は「好きじゃないんだろ」とズバリ指摘していたことからも察することができます。
琴音にひどい言葉を浴びせたことへの後悔、償いの感情、そして、両親を亡くした悲しみの共有から琴音を救おうと考えていたと思います。

【君が獣になる前に】のキャラクター

【君が獣になる前に】に漫画のキャラクターを紹介します。

●神崎一（北山宏光）31歳
かんざきはじめ
主人公。葬儀社の社長。

●希堂琴音（玉城ティナ）25歳
きどうことね
若手人気俳優。
テロの犯人。

●宮ノ森真由（鳴海唯）
みやのもりまゆ
琴音と同じ事務所の女優。
タイムリープを繰り返し一と行動をともにする。

●塩見（戸田菜穂）
しおみ
琴音のマネージャー。
タイムリープ先では目玉をくりぬかれて殺される。

●久保田玄奘（高橋光臣）
くぼたげんしょう
大物俳優。
黒幕の仲間。

●ジュンペイ（吉村界人）
元アイドルグループのメンバー。
琴音をくどくが拒否される。
ミヤコと繋がる。

●千田ミヤコ（豊島心桜）19歳
せんだみやこ
琴音と同じ事務所の新人。

●柳（深水元基）
やなぎ
刑事。
一のタイムリープの話を信じて一に協力する。

ドラマとは若干違いがあります（詳細は下記のネタバレで紹介！）

【君が獣になる前に】最終回ネタバレ予想・タイムリープの結末は？

漫画をベースにドラマ【君が獣になる前に】の最終回・結末を予想します。

ドラマオリジナル

設定の違い
・ドラマの神崎は33歳ですが、漫画の神崎は31歳です。
・大久保は漫画では俳優です。
・ドラマではお笑い芸人のマシンガンズは登場しません。

放送後追記
・漫画では琴音と一には両親が登場。いずれも亡くなっています。
・ドラマでは、琴音と一は「母子家庭」の設定。一の母は亡くなっています。
・刑事の柳もタイムリープをしたり、神崎が玄奘を殺すのもドラマオリジナルです。

犯人は最終回に登場する？

犯人：伊藤

漫画では、琴音の両親を殺した犯人は伊藤です。
漫画でも突然現れた人間であり、回想シーンで登場する可能性はあると予想しています。

犯人：南田

テロをおこさせた犯人は、漫画では南田ですが、ドラマでは南田ではないかもしれません。
なぜなら、南田がキャストにいないからです。
大久保が実業家の設定なので大久保あたりでしょうか。

もし南田であるなら、最終回あたりに登場するかもしれません。

放送後追記
11話まで放送され、いよいよ結末を迎えます。
どうやら、原作漫画の南田が犯人というストーリーや琴音の両親殺害のストーリーはなさそうです。

恋愛要素・神崎の恋人は琴音に？

最終回までのストーリーは、おおむね変わらないと予想しています。
タイムリープを繰り返す展開はいずれも同じでしょうが、若干の違いもありそうですね。

（2話まで鑑賞・放送後）
漫画では、一と琴音はくっつかず、一は宮ノ森とくっついています。放送前は、漫画と同じで一と琴音は恋愛関係にならないと思っていましたが、もしかしたら、最終回で一と琴音はくっつくかもと考察しています。
（10話まで鑑賞・放送後）
宮ノ森が神崎と琴音は一緒にいるべきだと考えています。神崎と琴音は一緒に生きるような流れになると考察しています。それが琴音の犯罪を止める最後の鍵ではないでしょうか。