【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】のネタバレ|「推し」がアイドルグループを脱退して絶望するOL役に夏帆!

「推し」がアイドルグループを脱退して絶望するOL役に夏帆!

2023年7月8日に放送された【ノンレムの窓2023・夏】は、バカリズムが原案・脚本を手掛ける新感覚ショートショートドラマの第4弾です。
この記事では、オムニバス3作品の第2話、夏帆主演【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】のネタバレをお届けします。
「推しは推せる時に推せ」という言葉があるように、推しの存在は永遠とは限りません。
これは、「推し」がいるすべての人必見のドラマです。

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【ノンレムの窓】最新話をTverで無料配信中。(7月15日20:59終了予定)
huluでは過去話も配信。
目次

【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】のあらすじ

平野 萌美(夏帆)は、アイドルグループを推すことが生きがいだったのだが、突然の推しの脱退にショックを受ける。次はより身近な存在、コンビニ店員を推し始めるように。しかしその彼もある日コンビニを辞めてしまった。絶望の中ついに彼女が推し始めたのは…。

【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】のネタバレ

「押し」の卒業

平野 萌美夏帆)は“推し活”が生きがいのOL。
アイドルグループ「スーパーサラダ」の推し、ブロッコリー涼太THE SUPER FRUIT堀内結流)がついにセンターになった時の喜びは格別だった。
ところが、メンバーカラーに身を包み手作り団扇を持った萌美がライブで盛り上がっていると突然、ブロッコリー涼太がグループからの卒業を発表してしまう。
「推しがいないと毎日がつまらない…」
生きがいを失った萌美だったが、身近なコンビニの店員是枝田村心)を推すことでまた生き生きとした日々を過ごすように。

また「推し」が辞めてしまう

是枝にスパイシーチキンを手渡ししてもらうだけで幸せを感じていた萌美だったが、次第にエスカレートし、コンビニ店員の制服とそっくりの服装で店に出入りするように。
同僚の岸本遥香(金澤美穂)からは、コンビニの人なら連絡先を交換できるのではと言われたが、それはルール違反。あくまでもファンとして応援する萌美だった。
しかしある日、その是枝も店を辞めて地元へ帰ってしまった。
なぜ私が推した人たちはみんないなくなってしまうんだろう。
次こそは絶対にいなくならない人を推そうと心に誓う萌美。

絶対にいなくならない人

そして萌美が推すようになったのは、東和山市市役所職員の松川誠マギー)だった。
松川は30年市役所に勤める公務員。真面目で仕事ぶりも丁寧で奥さんとの仲も良好だから、この人なら定年までいてくれると萌美は判断したのだ。
キラキラモールに縁どられた「松川さんがんばって」という手作り団扇を振りながら離れた場所で松川を見つめる萌美。
食堂で松川が好きなメニューのミックスフライ定食を食べたりするくらいで特別劇的なことはなかったが、萌美はそれで満足だった。
だが、ある日萌美は松川が若い職員と駆け落ちしてしまったことを知る。
萌美の存在が松川に「自分はモテる」という妙な自信をつけてしまったのだった。

萌美が推した人やモノの運命

思い返してみると、萌美が高校時代好きだった先生は生徒に手を出してクビになったし、愛用していたボールペンは不具合で回収され、雑誌の星占いで突然萌美のへびつかい座は終了してしまった。
萌美が試しに株を買ってみると案の定その銘柄の株価が暴落。
萌美は自分は特定の何かを推してはいけないのだと自覚した。
「これからはこの地球上で生きとし生けるすべてものを推そう」

するとテレビのニュースが告げる。
小惑星が地球に衝突する可能性があると。

(幕間)やってる感を出すために「活」をつける

窓先案内人バカリズム)は、「推し活もそうだけど最近なんでも「活」をつけるようになりましたね」と言う。
確かに、婚活、妊活、朝活、ソロ活など、「活」をつけたワードが目に付く。
マドカ斉藤由貴)は、やってる感を出すことで同じ活に励んでいる人たちと連帯意識が生まれやすくなるのではと分析する。
窓先案内人もマドカも自分は特に「活」と呼べるようなことはやっていないと話し、未来人のマド谷貴乃花光司)はどうかと聞くと、マド谷は「自分は生活くらいですかね」と答える。
「生活なら自分もやっていますね」と言う窓先案内人とマドカだった。
だが特に連帯意識は感じない。

【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】の感想

https://twitter.com/811_grn_222/status/1677678604589887488
https://twitter.com/nemui_ebiten/status/1677681993247768577

タイトルの「推してもいいデスか?」の「デス」がカタカナなのが意味深でした。
不穏なラストでしたね。
「推し活」は人生に彩りを与えてくれますが、推す行動そのものが目的になっていくと視野が狭くなってしまうこともあるのかもしれません。

本作の主役夏帆さんは、バカリズムさん脚本の『ブラッシュアップライフ』で、安藤サクラさん演じる近藤麻美の親友役、夏希を演じましたが、その近藤麻美の北熊谷市役所での同僚役だった佐々木史帆さんが、本作では東和山市役所の職員として登場していて『ブラッシュアップライフ』ファンとして嬉しかったです。

【ノンレムの窓2023・夏/推してもいいデスか?】出演者

平野 萌美  … 夏帆
岸本 遥香 …金澤美穂
是枝(コンビニ店員)… 田村心
松川 誠(市役所職員)… マギー

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記事内画像出典:ノンレムの窓|日本テレビ

「ノンレムの窓」推してもいいデスか?

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