グッドパートナー【竹野内豊がイケメンの押し売り?】1話あらすじと感想

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グッドパートナー【竹野内豊がイケメンの押し売り?】1話あらすじと感想

4月22日のよる9時からグッドパートナー1話が放送された。

基本的には弁護士ドラマ。

しかし副題にある『無敵の弁護士』感が全くない1話となった。

それどころかドラマ内で【竹野内豊のイケメンの押し売り状態】となっている。

まずはあらすじをご紹介してそちらに入る。

 

グッドパートナー1話あらすじ

企業の法律業務専門の弁護士事務所である神宮寺法律事務所。

そこにはパートナー弁護士とアソシエイト弁護士の2種類の弁護士が存在する。

パートナー弁護士は神宮寺一彦(國村隼)のパートナーとなる主力弁護士、アソシエイト弁護士は彼らをサポートする弁護士たち。

そんな体系の神宮寺法律事務所に就職してきた新米弁護士、熱海優作(賀来賢人)。

パートナー弁護士は3人。

咲坂健人(竹野内豊)、夏目佳恵(松雪泰子)、猫田純一(杉本哲太)。

熱海はその誰かにつくことになる。

猫田のアソシエイトは城ノ内麻里(アジアン馬場園梓)、夏目のアソシエイトは赤星元(山崎育三郎)、ということで咲坂のアソシエイトになることに。

パラリーガルには茂木さとみ(岡本あずさ)と九十九治(大倉孝二)、秘書には朝丘理恵子(宮地雅子)、これが神宮寺法律事務所の全メンバー。

熱海がつくことになった咲坂はオシャレに気を遣っている、ミラノで見つけたというネクタイを自慢。

次の日、熱海は咲坂に挨拶するが『君か?』だけ。

咲坂は『早く来て新人君を迎えてあげなさいよ』と言う夏目に対し、『僕はキャリアがあって使えるアソシエイトが欲しかったんだ。経験あるのか?うん、無いよな。こんなド新人の教育係なんて勘弁して欲しいね。』と目の前でボロボロに言われる。

夏目『若手を育てるのもパートナー弁護士の大事な仕事。咲坂先生が自分の事棚に上げて彼に偉そうなこと言うとこ是非見てみたいわ。』

咲坂『そんな嫌味は僕以上に仕事をしてから言って欲しいな。』

夏目『してるじゃない。それより、どうしたの?そのネクタイ。無いわー。』

この二人、かなり仲が悪い様子。

 

そんな中、初仕事。

著作権侵害で帝都広告から訴えられたマミーデザイン社長の重国。

帝都広告は最大手の広告代理店。

マミーデザインは去年、帝都広告から炭酸飲料のキャラクターデザインを頼まれその通りに『青りんごちゃん』というキャラクターをデザインしたが、ボツにされ採用されなかった。

その3か月後に青森の町おこしのイベントの発注があった。

その依頼は『リンゴを擬人化した可愛いキャラクター』。

帝都広告のボツになったキャラクターがピッタリだと採用した。

それを帝都広告が見つけ、損害賠償金として1億円を請求された。

厄介なことに帝都広告の発注書には『発注金額20万円、一切の著作権は帝都広告に譲渡する』と書かれていた。

重国はその事もわかっていた。

しかしそのデザインをゴミ箱に捨てるところを目撃し、どうせ日の目を見ないと利用した。

地方の小さなイベントだからと。

 

猫田は婚活サポートドットコムという婚活サイトを熱心に見ている。

20代との希望を出しているが39歳のプロフィールが送られてくる。

その様子はアソシエイトの城ノ内にはバレバレ。

今年に入って9人目、と秘書にも笑われている。

 

ボスの元に仕事の報告をしに来る夏目。

そこには既に咲坂がいた。

『これで今月の売り上げは私がトップですね。』

この二人は売上のライバル関係にある。

『あたしがトップ!』そう言い残して夏目は部屋を出て行った。

 

咲坂と熱海は相手の弁護士事務所へ。

そこはミサキ&マッキンリー法律事務所。

所属弁護士は330名の日本トップ5に入るローファーム。

そこへ6人もの弁護士が現れる。

その筆頭が香田という男。

あろうことか咲坂とネクタイが被っていた。

香田は『帝都広告さんは大事なクライアント。トラブルに巻き込まれたとあれば…帝都広告さんが権利を持っているキャラクターが無断でりようされた、訴えるのは当然ですよ。』と挑発。

咲坂『ゴミ箱に捨てたデザインなのに。』

香田は例の発注書を提示する。

咲坂『20万円の物に損害賠償が1億。、要求しますか。』

相手方の弁護士『帝都広告さんは別の広告でこのキャラクターを提案するつもりだったんです。しかし、もう使えなくなってしまった。将来は要るべき収益が無くなってしまったわけですからその分を損害賠償として求めるのは当然でしょ。』

香田『それが1億の根拠です。』

咲坂『裁判所が認めるとは思えませんね。』

それはどうでしょうかと香田に笑われる。

『この件は100%そちらに非があるんですよ咲坂先生!』

なんであんな奴とネクタイが被るんだ!とネクタイを外し熱海に投げる。

『1億円をどこまで下げてもらえるんですかね。』という熱海に『そんな交渉はしない!徹底的に争ってやる!』と強気の咲坂。

 

事務所に帰りボスに帝都広告の主張を突っぱねる、マミーデザインにはびた一文払わせませんと宣言する咲坂。

『咲坂先生、なんだかムキになってない?』というボス、しかし帝都広告の代理人を聞いた瞬間の顔色が変わる。

『それを先に言ってくれよ。争ってよし。その代わり…』

ボスは夏目と猫田に咲坂を手伝うよう命令を出す。

二人は反対、咲坂も必要ないと言うが、『あいつらは自分たちが業界の盟主だと思っている。下っ端の奴らまで上から目線だ。大っ嫌いなんだよ私は。ミサキ&マッキンリーに勝てればうちの株は上がる、依頼が増える、顧問先が増える、つまりビジネスチャンス。この案件は総力戦で戦いそして勝つ。これは命令だ。宜しくね。』と皆押し付けられる。

 

香田と帝都広告の法務部本部長の前園との会席。

前園『我々法務部としてはとにかく徹底的にやって頂きたい。帝都広告のプライドが懸ってますから。』

香田『お任せください、前園さん。』

越後屋と悪代官のようなワンシーン。

 

アソシエイトとパラリーガル、秘書で飲み会。

熱海『パートナー弁護士の先生たちって、めちゃくちゃ張り合ってません?』

赤星『それはそうさ、ビジネスロイヤーは売り上げが全て。』

城ノ内『ボスに評価してもらえないと良いクライアントつけてもらえないもんねー。』

茂木『大変ですよねー。』

赤星『そのおつりが俺たちアソシエイトにくるわけさ。』

城ノ内『私たちはパートナー弁護士の奴隷かも。』

熱海『あ、夏目先生、赤星さんのことレッドって呼んでますよね。』

赤星『赤星だからレッド。下らないと笑ったらパンチ飛んでくるからね。』

熱海『咲坂先生もカッコイイんだか悪いんだか。』

城ノ内『えー?カッコイイじゃない!』

茂木『あんな素敵な弁護士いませんよ。』

赤星『確かに顔はイケてる。俺も、負ける。』

熱海『でも顔が良いだけじゃなー。』

九十九『熱海君、大事なことを教えてあげよう。弁護士はね、法律家だからと言って人として正しいわけではナーイ!偉そうにすんなよ。若造なんだから。』

かなり酔っぱらっている。

九十九は司法試験に10回落ち、弁護士になるのを諦めていた。

赤星『いるんだよなー。ああいう面倒なパラリーガル。俺なんか目の敵にされてるよ。』

城ノ内『それは赤星君がチャラすぎるからでしょ。』

席に生ガキが届くと熱海の耳元で赤星が囁く。

『俺の大好物は生ガキと可愛い女の子さ。』

熱海は茂木に『パラリーガルってことは法律の知識があるんだよね?実は目指してるとか弁護士。』と聞くと茂木は『まさか、九十九さんみたいになりたくないですから。』と答えた。

 

咲坂が家に帰るとベトナム人のお手伝い、グエンが出迎える。

娘のみずきと二人暮らし。

そこに新しい家庭教師の島谷涼子(宮崎香蓮)が現れ挨拶をする。

ありがとうございましたと見送られる島谷は玄関を出た瞬間『ヤバイ!カッコイイ!』と口にした。

 

夏目は仙石流日本舞踊教室に通っている。

艶やかな踊りを披露する。

名取の仙石雪之丞に『様になってきましたね。夏目さん。』と褒められる。

『ありがとうございます。雪之丞先生。』

なんだか親しげな二人。

 

夏目『こんなの争ったって無駄。』

猫田『一円も払わずに済まそうったって無理だよ。』

熱海『マミーデザインが著作権侵害しちゃったことは間違いないんですもんね。』

早くも諦めムードの3人に対して咲坂は示談交渉をする気はない。

咲坂に作戦を聞くと…『考え中。』

猫田は完全に降りた。

夏目は降りないが自分のやり方でやらせてもらうと去って行った。

『本当はちゃんとあるんだよ。作戦が。』咲坂の作戦が水面下でスタートする。

 

見た目が貧相な弁護士にクライアントはつかない、とネクタイを直してくれるボス。

熱海は咲坂と夏目の仲の悪さについて聞いてみた。

するとボスは『元夫婦だからね、あの二人は。去年離婚したの。まぁ喧嘩別れしちゃったわけだから仲が良い訳はないよな。ま、気にしないで。』とその場を後にするボス。

熱海は『元夫婦…元夫婦!?』と驚愕する。

 

夏目は一人、ミサキ&マッキンリーに殴り込む。

『現実的に回収できる可能性を考えて下さい。金額面でお互い歩み寄る方法を。』と譲歩案を提示する。

しかし香田は『譲歩はできません。今日は咲坂先生はいらっしゃらないんですか。女性をよこせば値下げ交渉に応じると思われたのかなー。』

その頃、咲坂は反訴状を書いていた。

 

香田は前園にマミーデザインが帝都広告に訴え返してきたことを報告。

その内容は著作権確認の訴えと信用棄損に対する損害賠償請求。

弁護士の入れ知恵、苦し紛れの反撃、バタバタですね向こうは。

香田『我々がきっちり対応してどちらも潰してきますからご心配なく。』

前園は『いやー頼もしい、存分にやっちゃって下さい。』と笑う。

 

夏目は反訴したことに驚く。

『まだまだ材料見つけてどんどん訴えてやる。』と意気込む咲坂。

それに対して夏目は『そんなセコイ反撃、向こうは大砲撃ってきてるのにパチンコ玉撃ちかえしてるようなもんじゃない。』と反論。

咲坂は『馬鹿正直に突っ込んでって玉砕するようなやつに言われたくないね。』と笑う。

ここから夫婦時代の愚痴喧嘩がスタート。

熱海は終始間に挟まれていた。

 

猫田は前回紹介された女性に会うことにした。

猫田がお見合いは何回目かと尋ねると『初めてです。』と明らかな嘘をつきながら瞬きをしまくる相手。

嘘だ、と突っ込むと『三回目。』本当は?『12回目』。

猫田が周りを見回すとそこにはボスと夏目がいた。

逃げるようにその場を後にした。

夏目がボスに反訴の件を報告したところ、ボスにはわかっている様子、咲坂の作戦が。

帰りに夏目があんなつまらない反訴をした理由がわかったと電話すると『気付くのが遅すぎるよ。まともに戦ったって勝てやしないんだから。』と咲坂。

そこにマミーデザインから電話が。

社長が心労で倒れたとのこと。

社長は損害賠償金の1億円がゼロになることはないと金策に走り回っていたのだった。

熱海は咲坂に『お前がもう少し彼女をフォローしてたらこんなことにはならなかったんだよ。』と怒られてしまう。

 

咲坂は帝都広告の前園のところへ行く。

ミサキ&マッキンリーは前園さんの御用聞きですからね。と挑発。

更に向坂は『許せなかった。あんな小さな会社に1億払えなんて理不尽にも程がある。弁護士としてではなく、一人の人間として話しましょう。傲慢なんだよ。あんた達のやってることは。帝都広告は業界最大手だ。俺たちに逆らうやつは見せしめに潰してやる。ただじゃおかない。あんた達のやってることって虐めだろ?どんな小さな会社にも社員がいるんだよ。その向こうには社員の家族がいるんだよ。真面目にやってる会社が潰されていいわけはないだろう。俺は絶対にマミーデザインを守ってやる。守りますから。』

前園は怒り狂いその場を去っていった。

 

前園の部下の課長はミサキ&マッキンリーの請求書を見て愕然とする。

420万円。ランチも仕事時間に計算されており頭を抱える。

マミーデザインからは更なる反訴状が届く。

香田は『気にしないで下さい。全く話になりません。これにもしっかり対応させて頂きます、たっぷり時間を掛けて完璧な反論を用意しますよ。』と意気込むが…

 

咲坂と夏目は重国の元を訪れ訴える材料を聞きだしていた。

その帰り、二人でお茶をする。

夏目『私には無理。シングルマザーやりながら会社経営なんて。』

咲坂『俺はシングルファザーしながら仕事してるぞ。』

夏目『私がみずきを引き取っても良かったのよ?』

咲坂『でも、みずきは俺を選んだ。』

夏目『母親失格だったって言いたいの?』

咲坂『やめよう。今その話したってしょうがない。』

夏目『自分はいつも正しいと思ってる。熱海君だけを責めるのはおかしいんじゃない?あなただってわかってなかったんでしょ?彼女を倒れるほど不安にさせたって。確かに1億を5000万に値切ってもどうにもなんないのよね。』

咲坂『んーだから言ったろ?』

夏目『マミーデザインを助けるには完全勝利しかない。』

咲坂『だから言ったじゃないか。』

そこからはまた元夫婦喧嘩が勃発。

お互いを『ママ』『パパ』と呼びながら口喧嘩をする元夫婦の妙な光景だった。

そんな中で咲坂は『マミーデザインを助ける方法が他にあるか?俺だって必死なんだよ。』と言うと『あなたの作戦に乗るわ。』と夏目から同意が得られた。

二人は反訴状を作りまくる。

作戦を知らない熱海はどうなっちゃってるんだとやる気を失っている。

反訴状を確認する九十九たちアソシエイトとパラリーガル。

赤星『体力消耗狙ってるんじゃないの?』とヒントを出す。

裁判になれば当然長引く、そうなるとミサキ&マッキンリーにとっては美味しい仕事。

外資系の大手冶事務所は着手金+成功報酬っていう料金体系では引き受けない。

タイムチャージ方式、弁護士の作業に掛かった時間に時給を掛けて報酬を得る。

ミサキ&マッキンリーのパートナー弁護士の報酬は1時間7万円、アソシエイトで3万円。

6人で1時間30万円。

こっちが反訴を繰り返せばそれを処理する時間が嵩んで1000万はあっという間に超える。

帝都広告は味方だと思っていた弁護士が一番の敵だと気付いてしまう。

咲坂は最初からそれを狙っていた。

 

弁護士報酬の請求を持った課長が前園の元へ訪れる。

最初に420万円、その次に886万円、このままいけば2000万円を超える。

 

その後咲坂に前園から電話がある。

『どれだけ反訴されようがこっちは痛くもかゆくもないぞ。勝つ為なら金なんかいくら掛かっても構わないんだ。とことん相手になってやる。』という内容。

これはマミーデザインにとって大ピンチ。

真っ向勝負をすれば完全勝利はあり得ないからだ。

 

しかし課長は本部長を止めた。

『役員の判断を仰ぐべきです。もはや本部長の裁量を超えています。私は佐々木専務に報告します。』

 

電話で聞こえた『お金はいくらかかっても』という言葉に絶望する事務所内。

みんな『あんな作戦うまくいくとは思ってなかった。責任は咲坂先生にある。』

コーヒーも入れて貰えない。

そこに電話が来る。

その電話はミサキ&マッキンリーの香田から。

咲坂はハンズフリーにしてみんなに香田の声を聞かせる。

『ですから、訴えを、取り下げます。』

発注書の内容を無効とし、今後マミーデザインが青りんごちゃんを使用してもいいということも約束させた。

香田は電話を切った直後ロッカーを蹴った。

『ミサキ&マッキンリーに勝っちゃった!』

 

解決後、マミーデザインの顧問となった神宮寺法律事務所。

他の案件のトラブルがあり咲坂と夏目とでかけようとすると熱海がネクタイを直している。

そう、あの時咲坂にもらったネクタイだ。

夏目はそのネクタイを褒める。

咲坂は『僕がしてた時はけなしたくせに!返して!』

夏目『あげたんでしょ?小さい…人間が小さすぎる。』

咲坂『ノックもしないで部屋に入ってくるデリカシーの無い女に言われたくないよ。』

夏目『今から争ったっていいのよ、あなたと。』

咲坂『臨むところだね。申し立てでも何でもしてこい。みずきは絶対に渡しません。』

夏目『なんであんなのと夫婦やってたのかしら!』

この二人。次回も荒れそうだ。

 

竹野内豊のイケメンを妙に推すドラマ

竹野内豊さんがイケメン、そんなことはおじいちゃんおばあちゃんでも周知の事実。

しかしこのグッドパートナーでは不自然な程に咲坂弁護士をイケメン扱いする台詞が多いのだ。

ここに全て挙げてみる。

  1. 咲坂『今日も決めてるね赤星くん。』赤星『先生には負けますよ。』
  2. 香田『咲坂という弁護士は顔で仕事を獲ってくるタイプかも。』前園『見てくれは良いが中身は大したことない。』
  3. 赤星『確かに顔はイケてる。俺も、負ける。』熱海『でも顔が良いだけじゃなー』
  4. 家庭教師『ヤバイ!カッコイイ!はー。』
  5. 夏目『ちょっと見た目が良いからって騙されちゃだめよ。』
  6. 夏目『熱海君、この人は顔だけなのよ顔だけ。私はこの顔に騙され続けてきたんだから。』

1話だけで6シーン、咲坂弁護士の容姿を褒める部分があります。

これだけイケメンアピールをするのは『イケメンですね』とか『イケメンパラダイス』くらいだろう。

ここまでするなら『イケメンパートナー』にしちゃえば良いのに…と思うのは私だけでしょうね。

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