【シジュウカラ最終回】ネタバレと感想!ラストが意味深、忍の瞳にうつるのは?

【シジュウカラ最終回】ネタバレと感想!ラストが意味深、忍の瞳にうつるのは?

【シジュウカラ】最終回が3月25日深夜に放送されました。

歳の差不倫を描いたラブストーリーがいよいよ最終回!

千秋(板垣李光人)と忍(山口紗弥加)が選んだ恋の行方は?

タイトルと繋がるラストシーンに大注目!

テレビ東京ドラマ24【シジュウカラ】最終回のネタバレと感想を紹介します。

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目次

【シジュウカラ】最終回のネタバレ

【シジュウカラ】最終回のネタバレを紹介します。

プロローグ

玄関で待っていた洋平(宮崎吐夢)は、慰謝料をくれ、と言ってきた。
岡野(池内博之)がお金を渡し、その場を収める。
玄関に入ると、忍(山口紗弥加)から岡野を求める。

千秋を応援するみひろ

千秋(板垣李光人)はみひろ(山口まゆ)と会う。

千秋から漫画を受け取るみひろは
「漫画をやめないで」と言う。

みひろは人形を作っていると写真を見せ
「いつか個展を開きたい」と夢を語る。

漫画をやめるという千秋に
「漫画を描いて」とみひろ。

みひろはすっかり明るくなり、手を振って別れた。

千秋はみひろの後ろ姿を描く。

**

大阪から悠太(田代輝)がやってきた。
忍はウキウキ。

悠太のアパートに洋平が来たと言う。
玄関に「自叙伝」と記したノートが置いてあったというのだ。

そのノートには「さらば悠太、俺はひとりになる、生きろ」などと書いてある。

「まぁさ、幸せならいいじゃない」
と悠太。

忍の家には泊まらないという悠太は
「お母さんも幸せに。自分のためにお願いします」
と言う。

忍と岡野の別れ

岡野は家を買おうと話す。
忍と岡野は物件を見るのだが、岡野に
「賞味期限切れの漫画家」と言われ腹をたてる忍。

言い争いになってしまう。千秋のことが話題になり
「お前、いくつだと思ってるんだ」と岡野。

忍は家に戻り、漫画を描き始める。

**

岡野のストーリー

岡野は漫画家を夢見たが、大学4年の時、忍がデビューした。
漫画をやめて漫画編集の仕事の就いた。
漫画家になれなかった俺が漫画家を描かせる。それは理想的な仕事だった。

“なのにあんな男に俺は負けた。ふたりして凡人の俺を馬鹿にしてるのか。俺は佐々木のどこが好きだったのだろう。漫画家だったからか”

**

忍は漫画を描きSNSに投稿。
それは自分と読んで欲しいたったひとりの人のために描いたもの。

荒木(後藤ユウミ)は佐々木忍名義で漫画を描いてみないか、と提案する。

冬子の闇

千秋が家に戻ると冬子(酒井若菜)が家賃を使い込んでしまっていた。

冬子のストーリー

この男はなんで私を殺さないのだろう。
家は闇。
学校では一番モテた。16で千秋の父親に出会った。
19で千秋を産んだ。やがて男は私を殴った。
戻ってこなかった。
私は自分の限界をよく知っている。
スナックのチーママになった。

私は闇の住人だ。この子はこの子だけは。
なのに、あの子は簡単に闇に堕ちてきた。

私、死ねよ。
家に幸せなんて存在しない。幸せなんてこっちから諦めてやる。
もう私たちには何もない。否、もともと何もない。

千秋の手はあの男にそっくりだ。
千秋の顔は私にそっくりだ。

**

外でたばこを吸う冬子。
その隣に千秋が座る。

「あんたさ、私のこと殺せば」
千秋もタバコを吸う。
「消えろ」と冬子に言う。

千秋は「やだ」と頭を抱える冬子の手を握り、そして、去っていく。

冬子は
「殺されるんじゃないよ」
千秋の背中に声をかける。

**

千秋はバイトを辞める。
同僚から「身入りのいい仕事に転職ですか」と言われ
「ちげぇよ、クソガキ」と千秋。

そのレストランで忍はマリ(入山法子)と食事をする。

マリは、シェフを呼び
「橘君いる?」と聞く。

すると、千秋は1か月前に辞めたという。
千秋は今「旅人」だと言う同僚。

**

千秋は冬子と暮らしている。

外で漫画を描いている。

忍が投稿した漫画を読む。

漫画の中の台詞
「サヨナラ、ハルタ。もう好きなことをしていいんだよ」

ラストシーン

千秋はいつもの場所(マンションの広場)にいる。

忍がそこに来る。

「漫画が好きです。先生が好きです」
と千秋。

忍は駆け寄り二人は抱き合い、忍が笑う。

「良かった、笑ってくれて。先生がずっと笑ってくれているように僕も生きる」

「恋してるの」

「僕もです」

二人は結ばれる。

**

ベッドに朝日がさす。
鳥のさえずり。

千秋が目覚める。

忍の瞳にシジュウカラがうつる。

<終わり>

【シジュウカラ】最終回の感想

素晴らしい作品、意味深なラスト、などストリートにのめり込んだ視聴者からの感想がTwitterに。

【シジュウカラ】最終回の感想を紹介します。

【シジュウカラ】最終回のまとめ

【シジュウカラ】最終回は、岡野や冬子の物語も描きつつラストシーンがタイトルと繋がる素敵な終わり方。歳の差ラブストーリーは、千秋と忍が結ばれたことで終わりになりましたが、この二人、この先どうなるのかな?と思わせるラストです。

映画を観ているような作品。描写が素晴らしく、板垣李光人さん、山口紗弥加さんが美しい。二人に魅了されました。
冬子と千秋の場面も素敵。親子は切れない。千秋は冬子を捨てられない。そこに繋がる絆が痛くて辛くて悲しくて。冬子のねじれた心を千秋が浄化しているのだとも感じます。

「恋しているの」忍の台詞がたまらない。女と男。年齢を越えて、常識を越えて、そんな恋も実在する。単純にときめき求めるラブストーリーではなく、忍や千秋の心のひだが見え隠れする作品でした。

物語の先は、想像の中で。
千秋と忍、幸せでありますように。
忍も千秋も笑って過ごせますように。

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