【ただ離婚してないだけ最終回】ネタバレと感想!タイトルの意味を知るラストに止まらぬ涙!

ただ離婚してないだけ

【ただ離婚してないだけ最終回】ネタバレと感想!タイトルの意味を知るラストに止まらぬ涙!

北山宏光、中村ゆりらの演技に絶賛の声あがる【ただ離婚してないだけ(ただリコ)】が最終回を迎えました。

・不倫から始まった“殺人・監禁・脅迫”恐怖の連鎖止まらぬ物語の結末は?

・きゅうりを食べる食卓の場面と正隆の“優しいキス”に注目!

9月29日深夜放送【ただ離婚してないだけ最終回】のネタバレと感想を紹介します。

見逃し配信:【ただ離婚してないだけ】はで視聴できます。(2021年9月現在、最新情報は公式サイトでご確認ください。)

目次

【ただ離婚してないだけ最終回】のネタバレ

【ただ離婚してないだけ最終回】のネタバレを紹介します。

仁科を殺そう

雪映(中村ゆり)に「仁科を殺そう」
と言われた正隆(北山宏光)は、これまでのことを思い出す。

“孤独にはなりたくなかった。
それだけだったのに……”

**

正隆と雪映は、仁科を殺すために家の中にある包丁などを揃える。

正隆は、待ち合わせの大森工業を下見に行き、ベッドマットに何度も包丁を突き刺し、予行練習までする。

ガラス窓にうつる自分の姿を見た正隆は、頭を抱える。

父の遺言

そんな中、弟の利治(武田航平)から連絡があり会うことに。

利治は、懲役3年、執行猶予5年。
利治は、父(団時朗)からの遺言を伝えるために正隆に会ったのだ。
父は世間の目や柿野家の柵に縛られ、利治を後継者にしたことを後悔していた。

遺言(一部)

「お前の苦しみは、すべて私の未熟さゆえである。後悔がやまないのはお前への思いを偽り続けた事。
私はお前の本当の父親でありたかった。それが、お前と初めてあったときから抱いた偽りざる思いだ。
今、ただひとつ願うのは、お前が私のような道をたどらない事。大切な者たちを傷つけないために」

決意の優しいキス

その夜。
正隆と雪映はいつものテーブルで食事をする。
テーブルには雪映の手料理が。

正隆は、キュウリの漬物を食べ
「おいしい、おいしいよ。ありがとう」と。
雪映は笑う。

この日も満月。萌の死体を埋めたあの夜と同じ……。

車を降り正隆は、雪映に
「じゃぁ、行ってくる」
雪映は思わず正隆の手を取る。

窓越し、優しくキスをする。
「信じろ、全部、うまくいく」

雪映は、涙を流しながら正隆の後ろ姿を見つめる。

**

一方、仁科(杉本哲太)は藪(山口祥行)らと大森工業で正隆を待つ。

正隆は、大森工業の前、足を止める。

**

車の中にいる雪映は、正隆が戻ってこないことから、居ても立っても居られず、大森工業に行ってしまう。

「正隆」
叫ぶが誰もいない。

途方にくれ歩き出す。
時は朝に……。

街頭のビジョンでは、正隆が出頭したと報道。

雪映は大きなお腹をかかえ、それを見る。
その時、破水し……。

正隆の気づき

正隆は逮捕された。

ひとり思い出す。
利治から聞いた父の遺言の続き。
それは遺産相続について。すべて兄弟で等分。正隆は5億円を相続した。

利治は
「生き直そう。もう偽りはやめて」
と正隆に告げた。

そして、正隆は気づく。
これまでの全てを振り返る……。

「俺はやっとわかった。父を弟を恨んできた自分。
自分の挫折ばかりにしがみついて、自暴自棄に生きて。
どれだけの人たちを自分に巻き込んだことか。
誰のせいでもない。全部、自分で。
全部、自分で引き起こしたことだったんだ」

**

雪映と別れた正隆は、池崎(甲本雅裕)に「自首をする」と電話をしていた。

**

「人は何のために生きているのか。
死んだ者はどうなるのか。
罪はあるのかないのか、俺にはわからない」

まぶしい光が正隆を照らす。
目を開くと萌(萩原みのり)がいる。

「ごめんなさい」
正隆は土下座をする。
顔をあげると萌は黙って正隆を見つめていた。

「もし、俺のやってきたことは、罪や汚れや、雪映と俺の子供から断ち切れるのなら、どうか断ち切れますように……」

雪映はその頃、出産。

**

3か月後。
創甫(北川拓実)が出所。池崎が迎えにいく。

創甫に手紙が届いていた。
中身は、小切手、5億。

「受け取っておけ。お前のこと気にかけてるバカがどっかにいるってことだ。大学行きたいといってたな。お前には未来しかない」
と池崎。

「ただ離婚してないだけ」の夫婦

雪映が子供を抱いて面会に。
正隆は子供を見て、少しだけ頬を緩ませる。

ガラスごし、手をあてると、そこに子供の手が。
正隆も雪映も笑顔がこぼれる。

「届いたか」と正隆。
それは離婚届。

「雪映、俺、結局、ひとつも約束守れなくてごめんな。この子と幸せになってくれ。旅行もいっぱいしてさ」

「うん、この子、ひとりで立派に育てて幸せになる」

「ありがとう」

「もう二度とあなたには会わない。でも……」
雪映は離婚届を破る。

「私はあなたの妻。この子は、あなたの子供だから。私、今、幸せだよ」

「俺も今、幸せだ」

雪映は、泣いてしまう。
そして、顔をあげ背中を向け子供とともに面会室を出ていく。

正隆、涙をこらえ真正面を見つめ、深く息を吐く。

**

正隆は、刑務所の中を歩く。
雪映は、陽だまりの中、子供を抱いて歩く。

正隆
「もう二度と君と会うことはなくても」

雪映
「もう二度とあなたと会うことはなくても」

正隆
「俺達は」
雪映
「私達は」

正隆&雪映
「夫婦、ただ離婚してないだけ」

<終わり>

【ただ離婚してないだけ最終回】の感想

【ただ離婚してないだけ最終回】の感想を紹介します。

覚悟を決めた正隆さんが最後の晩餐に雪映さんのきゅうりのお漬物食べたの思い出してまた涙 #ただリコ最終回#正隆と雪映

雪映と2人で食べる最後の食事と自分の子供に対面した時の正隆の表情に、もらい泣き。凄いドラマだったな。 北山くんはじめキャストの皆さんのお芝居に引き込まれました。本当にお疲れ様でした.#ただリコ最終回

はぁ〜…泣いちゃったなあ… めちゃくちゃいい最終回でした。 出演者の皆様、ドラマ関係者さん、応援していただいたみなさんのお陰で「ただ離婚してないだけ」すごく恵まれた作品になりました。本当にありがとうございました!!#ただ離婚してないだけ#ただリコ#ただリコ最終回

ただ離婚してないだけ”って そういう意味だったんだ… 最後のシーンでやっとわかったよ #ただ離婚してないだけ#ただリコ

ただ離婚してないだけ」のおかげで週の真ん中の水曜日が楽しみで木曜日の勤務がきついという日々を過ごしました。 でも幸せでした。幸せは人それぞれ.#ただリコ最終回#正隆と雪映#ただ離婚してないだけ#北山宏光

【ただ離婚してないだけ最終回】のまとめ

【ただ離婚してないだけ】最終回は、正隆の自首で事件の終止符がうたれました。

クズ男だった正隆が優しい男に変わります。きゅうりを食べる食事の場面にじんわり。そしてラストでも再びの涙。

物語当初の「ただ離婚してないだけ」とは意味合いが違い、最終回では、愛ある「ただ離婚してないだけ」の夫婦に。

「今、幸せ」だという正隆と雪映。
強いその言葉に、涙があふれてきました。正隆の表情、雪映の表情、それらが涙を誘います。

もう二度と会わない“夫婦”。それでも“夫婦”。
正隆と雪映を繋ぐのは“罪”と“子供”。そして“夫婦愛”でしょう。

愛情のない夫婦が、事件を通して本当の夫婦になれた。人の幸せはそれぞれ。
いつか、二人がどこかで会えたらいいと……。
そんな風に思っています。

サスペンスドラマですが、がっつりと愛情を織り込んだ素晴らしいドラマでした。

監督の安里麻里さんのコメント(ツイート)を最後に紹介します。

最後まで観て下さった皆様、有難うございました‼️正隆は萌や雪映から「私、今、幸せ」という言葉を聞いてきましたが、最後やっと、幸せの意味が分かる。 世の中から見たら幸せには見えなくても。幸せって感覚は、その人の中にこそあると思っています#ただリコ最終回#北山宏光#安里麻里

記事内画像:【ただ離婚してないだけ】公式サイト

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