【ボイス2】5話のあらすじと考察!白塗り野郎(安藤政信)と本部長、白骨死体の関係は?
【ボイス2】5話のあらすじと考察!白塗り野郎(安藤政信)と本部長、白骨死体の関係は?
枯れ井戸に放り込まれた樋口(唐沢寿明)に懺悔を迫る犯人は誰?
ついに正体を現した白塗り野郎が次に火を付けるのは大樹(鳥越壮真)。
白塗り野郎と本部長の意外な繋がりと白骨死体の関係は?
【ボイス2】5話の視聴率
【ボイス2】5話の視聴率は9.5%でした。
【ボイス2】5話のあらすじ
【ボイス2】5話のあらすじです。枯れ井戸に閉じ込められた樋口(唐沢寿明)の運命は?
これまでのあらすじはこちら↓↓
樋口に要求される「懺悔の時間」
白塗り野郎に拉致された樋口(唐沢寿明)は枯れた井戸の底で目を覚ます。そこには4体の人骨が転がっている。無線でひかりに連絡する樋口。妨害電波のせいで監禁場所の正確な位置が特定できない。ひかり(真木よう子)たちECUのメンバーは無線の発信圏内にある廃井戸の捜索を急ぐ。
井戸に設置されたスピーカーから声が流れる。ガスを吸った声の主は、あと1時間で井戸の酸素が尽きると宣告。
「死ぬ前に話せ、お前の罪を」「お前、人を殺したことがあるだろ?」
樋口が警察官として犯してきた『罪』を懺悔しろと要求する。ひかりは白塗り野郎とは別人だと気づく。
とある広場では、“はなまる”を描いたノートPCである男が樋口に語りかけている。そんな中、街中では爆発が発生したという緊急通報が連続して入る。樋口が罪を告白しないとさらなる犠牲者が出ると脅す犯人。樋口の犯した罪とは、強すぎる正義のため、犯人を追い詰めたときに犯人が転落死したり、犯人が突き飛ばした人が亡くなったことだった。
強すぎる正義。己の正義を貫いた先に生まれた、それがお前の罪…
その頃、とある住居では、白塗り野郎と思われる男が食事を作り、ベッドで寝ている母親に語りかけている。
樋口は僕たちのことを覚えているのか…
白塗り野郎は井戸の中の樋口の様子をネットでライブ配信する。
ひかりは犯人の声とともに聞こえる音から、強風が起きている場所と特定する。
一方、透(増田貴久)は県警本部長・小野田に、白塗りの男によって殺された刈谷との関係を問う。刈谷は同郷で高校の同級生。なぜ犯罪に巻き込まれたかはわからないと小野田。内通者として疑われることに怯える気持ちはわかる、と透。白塗り野郎は、小野田に連絡し、井戸にある4人の遺体は小野田の知る行方不明者で、樋口が生き延びればその事件を暴くだろうと言う。
犯人は、樋口が『ハマの狂犬』と呼ばれるようになった過去の事件について、ネット配信の閲覧者数が1万人を超えてから公開処刑を始めると宣言する。
透は覚せい剤密輸事件の最中、火災で殉職した、樋口の同僚・志村弘毅のことではないかと考える。
真犯人の意外な正体
金を抜き取ってでもネタを掴み、犯罪者を次々に捕らえた、その際金を抜き取っていた。樋口には、同僚ではなく犯人の秋葉を助けて志村弘毅を見殺しにしたことでも非難が集中した。
しかし金を抜き取っていたのは、志村のほうだった。志村には心臓移植の手術が必要な5歳の子供がいた。その金で手術をした。その真実が暴かれれば子供がいつか犯罪で得た金で得た命だと知ることになる。志村は自分じゃなく秋葉を助けるように樋口に懇願した。樋口は仕方なく秋葉を救出したが、志村の不正については口を割らなかった。
犯人は志村の息子ではないかと思われたが、真犯人はネタ元の犯罪者・秋葉敬三の息子・秋葉雅也(梶裕貴)だった! 秋葉は樋口が助けた後、服役を終えてから無差別殺人を起こしし、雅也は加害者家族として辛い人生を歩いてきたのだ。
この国には、被害者家族を守る法律があっても加害者家族を守る法律はない。あのとき、あいつが死んでてくれたら俺の人生は変わっていた。あなたを恨むのは間違いか。
樋口彰吾、あなたが貫いた正義の先にはいくつもの罪が生まれた。
そしていま、また罪が生まれる。
警官に包囲された雅也は爆弾のスイッチを押して、自爆した。
雅也に火を点けたのは白塗り野郎
雅也を操っていたのも白塗り野郎だった。声は白塗り野郎に代わる。
白塗り野郎は、お前のせいで、またひとり死んだ、樋口の懺悔を大樹にも見せていたと言う。
懺悔の時間に自分の名前も出なくて残念だったと言う。樋口は過去に関わった誰かだと思うが思い出せない。
もうダメだ。諦めていたがお前の声を聞いて気が変わった。俺はここで死ぬわけにはいかない。俺の犯した罪? 何が正しくて間違ってるかわからない。だから警察官を続けてる。俺にはこれしかできないからだ。
生きて、会いに行ってやるよ、白塗り野郎!
樋口の無線のバッテリーが切れそうになり、樋口はひかりに音を拾ってくれと頼む。
大丈夫だ、お前ならやれる。
力を振り絞り、井戸の出口へと登っていく樋口。無線機を井戸の上部に置くと力尽きて落下した。
【ボイス2】5話の結末
ひかりは無線機から消防車が鎮火後に鳴らす鐘の音を聞く。ECUの捜査員は、ひかりが場所を特定した範囲の廃止された井戸を捜索。
樋口を発見するが、すでに息をしていなかった。透は一瞬発作が起きるが薬をイッキ飲みして心臓マッサージを始める。樋口は息を吹き返す。井戸にあった4体の白骨死体は、小野田本部長が持っていた4人の行方不明者のものだろうと推測する。
小野田本部長(大河内浩)は、樋口が助かった報告を受けた後、辞職願を提出すると行方不明に。心配する副室長(宮本茉由)。
樋口は大樹(鳥越壮真)の絵画療法の先生から大樹が描いた絵を見せられる。自分の顔を黒く塗りつぶしたり、ひかりの顔を塗りつぶした絵には憎悪さえ感じられる。樋口は白塗り野郎が大樹を拉致した3日間にやっていたのは、母を殺したのはひかりだと思い込ませること、大樹の心に火を点けたと気づく。
その頃、食堂にいる大樹に何かを耳打ちする白塗り野郎。大樹はひかりを階段から突き落とそうとして…。
【ボイス2】5話の感想
【ボイス2】5話の感想です。
ボイス2、追っかけで観た!!
— みっぽ (@music_newslove) August 14, 2021
白塗り野郎、やっぱり安藤政信さんだった!!
でも、もう1人いる気がするんだよなぁ😓
#ボイス2 第5話
— ゆぅみ@ドラマ&ブログ (@yuumi_tv) August 14, 2021
樋口を井戸に落とした犯人は白塗りの男と思わせておいて意外な展開。橘じゃなければ聞き分けられない声の違い。性的犯罪は今回なかったが子供の心を操作するとか白塗りの男はどこまでも胸くそ悪い。彼にもなにか事情あるのかがわかってくるのか?次週!と思ったら放送なし。大樹演技◎
#ボイス2 110緊急指令室 第5話
— 🌻dramakie🌻 (@dramakie) August 14, 2021
大人顔負けの演技をする子役は少なくないが、今回ラストシーンで見せた大樹君の表情は鳥肌モノ。白塗り野郎に洗脳され闇落ちしヤバい目つきになった男の子を演じる姿に戦慄するとともに、こんな子供にこんな演技をさせるこのドラマの鬼畜ぶりにも改めて戦慄した。
最終回か!?というぐらい緊迫した濃〜い1時間でした。
白塗り野郎の正体がついに判明。予想通り、安藤政信さんで白塗りのクレジットもラストにクリアになりました。
大樹役の鳥越壮真くん、闇落ち演技が秀逸でしたね。しかし悲しい思いや痛い思いばかりさせられてかわいそう。
【ボイス2】白塗り野郎は誰だ!?安藤政信が本命、増田昇太で班長生存説も!
【ボイス2】5話の考察とまとめ
以下、原作のネタバレが含まれます。
原作を考えると、解剖医(安藤政信)の白塗り野郎のキャラクターは、「ボイス2」のシリアルキラー、パン・ジェスがと「ボイス3」のシリアルキラー、金木正幸がベースになっています。
白塗り野郎の知る本部長の過去とは?
「ボイス2韓国版」からの考察
パン・ジェスは海上警察に勤務する警察官ですがその出生と母親のことから警察を恨んでいました。
パン・ジェスの母は、集団暴行され、ある宗教団体に帰依してジェスを出産したが、暴行犯たちがろくに罪も償わずに釈放され、母親は警察不信になり、精神病院へ入院。ジェスは警官になると母を引き取り、母が亡くなってからも一緒に暮らしていた。
ジェスは母親から熱湯をかけられるなどひどい虐待を受けて歪んでいったが、たったひとりの家族である母親を溺愛していた。
このことから考えると・・
・ベッドに寝ている母親はすでに死んでいる。
・白骨死体の4人と小野田本部長は母親と関係がある
→小野田本部長と白骨死体の4人、刈谷は高校時代の仲間で解剖医の母を集団レイプ。でもたとえば小野田の父親が警察関係者、ほかの人の親も有力者で事件をもみ消した?
それで生まれたのが白塗り野郎=解剖医。
本部長が1964年生まれの刈谷や50代半ばの4人と高校時代の仲間なら、現在56歳前後。
白塗り野郎=解剖医が40歳ぐらいの設定だと辻褄が合いますね。小野田本部長は、副室長も慕っているように悪人ではなさそうなので、もしかしたらレイプの現場にいたけれど止めようとしていた、とか。
2時間サスペンスにありがちな過去の因縁になってしまいますが、1つの予想として挙げておきます。
「ボイス2〜3韓国版」では、パン・ジェスの裏に金木正幸という黒幕がいて、ト・ガンウ(日本版では樋口)とは深い因縁があるのですが、日本版のこの流れでそこに行き着くにはちょっと無理がある。
白塗り野郎=解剖医が、なぜ樋口やひかりに異様に執着して大樹をいたぶるのかは、また後日考察したいと思います。
次週8月21日(日)は「24時間テレビ」放送のため、【ボイス2】はお休み。6話は8月28日よる10時から放送です!
原作のネタバレはこちら↓↓
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