【六番目の小夜子】9話のあらすじと感想!何もかも沙世子のせいだ!

六番目の小夜子

【六番目の小夜子】9話のあらすじと感想!何もかも沙世子のせいだ!

文化祭の「サヨコ芝居」の最中に起きた不思議な出来事から、沙世子(栗山千明)への疑惑がどんどん膨らんでいく。

執拗に、何でも沙世子のせいだと煽動していく雅子/マー(松本まりか)。沙世子の力になりたい玲(鈴木杏)。

秋(山田孝之)は歴代サヨコの共通点から、ある人物を疑い始める。

目次

【六番目の小夜子】9話のあらすじ

【六番目の小夜子】9話のあらすじを紹介します。

とある中学校に伝わる「サヨコ」という不思議な言い伝え。3年に1度、先代のサヨコから指名された生徒が、秘密裏にサヨコの約束を実行し、その成果が学園生活の明暗を左右するという伝説だ。サヨコ伝説に取り組む三人の少年少女を主人公に、彼らの友情と成長を描く、ミステリー仕立ての学園ドラマ。

全部沙世子の仕業なの?

サヨコの約束の2つめ、「サヨコの芝居」が文化祭で上演された。芝居のラストに体育館の扉が開くと突然疾風が吹き荒れ、大パニックになる。

玲(鈴木杏)や秋(山田孝之)らは、舞台上に長い髪の女生徒を見た。

あれはサヨコ…?

そのとき沙世子(栗山千明)はいなかった。玲は体育館を片付けていたスタッフから落ちていたという赤いスカーフを受け取る。

うたごえ喫茶に戻ったマー(松本まりか)、溝口(鳥居紀之)たちは、強風なのか竜巻なのか。溝口は沙世子につかまろうと思ったらいなかったという。

3年生が実行委員長の設楽のところに「サヨコの芝居をもう一度やり直せ」と詰めかける。マーは、すべて沙世子の仕業だと言い始める。照明を壊したのも、扉を固くさせたのも?

津村さんはそんなことしない!と反発する玲。沙世子に直接聞くべきだと盛り上がる。加藤/カト(山崎育三郎)が「文化祭を潰してるのはお前らじゃん。亡霊とか呪いとか」と止めに入るが、マーから「最初にそれを信じたのはカトじゃない」と言われ、出て行くカト。

唐沢(古尾谷雅人)が歌声喫茶のリクエストを出して、一旦混乱はおさまる。遅れて登校してきた沙世子はカトに遭遇。カトはクラスに行かないほうがいいと忠告する。

カトが沙世子の石碑のところに行くと、ゆりえ(冨士真奈美)と黒川先生(村田雄浩)が掃除にやってくる。

カトは「言ってやりたいことがあって戻ってきたんです、あいつらに」と言う。祟りで入院したとか言われていたカトだが、「サヨコなんて知らない」と言う。

黒川先生は三田先生(小日向文世)から放送で呼び出される。

沙世子、心の叫び

秋(山田孝之)の写真を見ている唐沢。玲に今度相談にのってくれといって帰る。部室にいた秋は、なくなっていたカメラが戻っていて、入れたばかりのフィルムでたくさん写真が撮られていることに気づく。設楽は、サヨコについての意外な共通点を上げる。

学活では、マーが「うたごえ喫茶」の結果報告をする。そこにやってきた沙世子は追及の的になる。

あのとき「舞台の上にいた。といえば満足?」。

私の何が気に入らないの? 何かあるたび、私に何か言ってやろう、言いがかりつけてやろうって。

転校生のくせに、自分からすりよったり、機嫌をとらなかったから気に入らないの?

私はみんなと同じただの14歳なの。特別な生徒じゃないし、あなたたちの言葉で傷ついたり悲しくなる。

前の学校が進学校だったから、死んだ生徒と同じ名前だからとか、そんなことでいちいち大騒ぎしないで!

沙世子が叫ぶといきなり教室がガタガタと揺れた。沙世子の不思議な力だ、とみんな恐れおののく。出て行く沙世子。

玲は、「見損なったよ、マー」とマーを怒る。溝口は、マーは玲が心配だし、沙世子にちょっと嫉妬しているからわかってあげろと言う。やっぱり沙世子は危険、みんな玲の味方だし心配していると言う。

そんなんじゃない! 沙世子を追いかけた玲は「一緒に帰ろう」と言うが、沙世子はひとりで帰る。

黒川先生が怪しい?

歴代サヨコは同じ担任

設楽から「サヨコの担任は全部同じ」という奇妙な共通点を聞いた秋は、黒川先生を尾行する。先生は秋の母・千夏(多岐川裕美)の花屋に行った。千夏から相談があると言われて来たのだった。

帰宅した玲は沙世子とのこれまでを振り返っていた。母の真弓(美保純)が焼き芋を持ってくる。

玲は友達のことを聞く。ずっと会ってないのに、どうして友達なの?と聞くと、一緒に過ごした時間があるからだと言う。

沙世子に何もしてあげられないと悩む玲に、きっとできることが何かある、世界じゅうに玲は1人しかいない、もっと自信を持ってと励ます真弓。

秋の部屋に来る千夏。由紀夫(勝地涼)もこれから一緒に暮らすと勝手に決めてごめん、と謝るが、そっけなく突き放す秋。

翌日、溝口が、ゆりえの見学を許可したのも、サヨコの芝居を最後まで続けさせたのも黒川先生で、職員室で責任を追及されていると話している。

沙世子がくると、先生にも迷惑をかけていると詰め寄るマー。

玲は、沙世子は何も企んでない。六番目のサヨコは私と告白する。

その頃、黒川先生は「うたごえ喫茶」の歌詞カードを印刷し直していた。そしてその紙の左上にはある特徴が…。

【六番目の小夜子】9話の感想とまとめ

恐怖の文化祭の後、沙世子に対する疑惑はますます深まってしまいます。

「みんなと同じただの14歳」という沙世子の叫びもみんなには届かない。

ただでさえ注目を浴びやすい転校生で、しかも容姿端麗、成績優秀、媚びを売らず、いつもひとりでミステリアスな雰囲気、とくれば、なんだかんだ噂の的になるのはある程度仕方のないこと。

でも亡霊だの、理解できないことは全部あなたのせいと言われても、そりゃー傷つくし、納得はできないですよね。

今まで黙ってやり過ごしてきた沙世子がついに爆発。そしてサヨコと沙世子に異様に絡むマーもちょっとおかしい。理由は親友の玲をとられたことだけ?

そんななか、秋が疑惑を持つのは黒川先生。玲はついに六番目のサヨコであると告白!

物語はだんだんクライマックスに突入していきます。

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