【特捜9シーズン4】8話のネタバレと感想!ハリネズミパーカーにメロメロ!
【特捜9シーズン4】8話のネタバレと感想!ハリネズミパーカーにメロメロ!
【特捜9シーズン4】が2021/5/26(水)に放送されました。親子の愛と直樹の優しさが光る涙腺回。
さらにドラマ内で出てきたハリネズミパーカーも話題沸騰。ハリネズミパーカーがどこのブランドの服なのかも調べました。
今回の記事では【特捜9シーズン4】8話「密室のハリネズミ」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。
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「特捜9シーズン4」配信情報
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【特捜9シーズン4】8話のネタバレ
引き篭もりのハリネズミ
とある住宅から女性の遺体が発見され、浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班が捜査を開始する。
- 被害者の名前は宮川文子(田島令子)、職業はビルの清掃員
- リビングにあった裁ちバサミで刺殺された
- 様子を見に来た同僚が庭の窓から遺体を発見
- 犯行時刻は19:00~21:00ごろ
- 全ての鍵が掛かっており密室の状態
- 大手商社に勤めている娘はすでに家を出ており、文子は一人暮らし
ところが誰も居ないはずの2階から物音がする。直樹たちが確認すると娘の雪(春木みさよ)が隠れていた。
勤めているというのは文子が周囲についていた嘘。雪は本当は15年ほど前に会社を退職した後、ずっと引き篭もっていた。70代の母が40代の娘の面倒を見ている状態だった。
ハリネズミのぬいぐるみが付いたパーカーを着て、子供っぽい服装の雪。手には怪我、現場が密室の事もあり、彼女に疑いが向く。
雪は警察病院に収容されたが食事もろくに取らない。さらに「夕飯に嫌いなニンジンが入っていたから殺した。それでいいんじゃない?」と投げやりな態度で犯行を認めだした。
国木田誠二(中村梅雀)と新藤亮(山田裕貴)は、雪が月1で訪れていたハリネズミカフェへ。そこでは犯行時間と重なる時間にハリネズミの生態を生配信していた。
ハリネズミの母は裁判の重要な証人
小宮山志保(羽田美智子)は文子が最後に電話をしていた人権派弁護士の成瀬聡美(松浦佐知子)から話を聞く。
- 聡美は娘で同じく弁護士の莉子(新井郁)と共に裁判に臨んでいた
- 上司・工藤のパワハラによって欝になり、不当に解雇された人物の代理人を担当
- 文子は原告の証人として出廷予定だった
青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は文子の同僚に話しを聞きにいく。ただ、文子は金に困っており、親会社を敵に回すようなことをするかは疑問だという。
翌日のパワハラ裁判に直樹も同席。莉子は証拠として文子の証言を録音したICレコーダーの音声を提出する。
裁判後に話を聞く。実は文子は聡美に「裁判の証言をするから10万を渡せ」と要求していたという。
ハリネズミの証言
特捜班は一度集まり、情報を整理。訴えられた工藤にはアリバイがあった。やはり、密室にいた娘の雪が有力な容疑者となる。
雪は“毒舌ハリコ”の名前で事件当時も生配信のチャットに書き込みをしていた。だが、10分もあれば犯行は可能でアリバイとはいえない。
それと雪は“ハリネズミ君”という人物と頻繁にチャットで会話をしていたようだ。
直樹は雪にパソコンとヘッドフォン、クッキーを差し入れ。そして、“ハリネズミ君”として雪とチャットを開始する。
ハリネズミ君(直樹)「君が引き篭もりたくてやっているんじゃないことは分かっている。ちゃんと話がしたい。」
雪は少しは心を開いてくれたようでビデオ会話で話を聞けることになった。
だが、投げやりの態度は相変わらず。「母親が死んだら自分の人生は終わると覚悟していた」という。事件当時の詳細に。
- リビングで文子の遺体を発見
- 遺体に近づいたときに裁ちバサミで手に怪我
- 自分の人生はもう終り、自分に疑いが向くように玄関に鍵を掛けた
さらに雪は「透君が死んだ時に自分の人生は詰んでいた…」と呟く。
ハリネズミの悲しい過去
その後の調べで15年前に雪の恋人の原田徹が自殺していたと判明。雪の引き篭もりの原因はこれのようだ。
- 裁判の一審では原田は過労死と認定された
- だが、控訴審で逆転敗訴
- 恋人に振られたショックにる自殺と判決
- 決め手は恋人だった雪と居酒屋の同僚の証言
- 控訴審から会社の代理人として参加したのは聡美
- 聡美は雪に強引に証言を迫っていた
青柳と矢沢は当時の同僚、今は居酒屋の店長から話を聞く。
- 過労による自殺は明らかだった
- 代理人である聡美から出世を条件に「恋人に振られていたと証言するよう」に要求された
- 妻と幼い子供がいたので飲んでしまった
- 聡美に署名入りの覚書を渡された
そして、文子は15年前の真実を明らかにする為にこの覚書を手に入れていた。
直樹達は聡美を取調べ。その様子を莉子も見守る。聡美はこの証拠となる覚書を取り戻すべく、文子に土下座。1000万もの大金を支払おうとしていたという。
新藤と国木田は文子の録音を聞き返す。後ろを通ったバイク音が不自然に切れていた。つまり、編集されていたということ。
裁判所にあるの原本を確認。そこには「チュー、チュー」という泣き声が入っていた。これにより真実が分かった。
ハリネズミの母を殺した真犯人
直樹は聡美の法律事務所へ。文子を殺害したのは聡美の娘の莉子だった。
- 事件の当時、莉子は家に行き文子の証言を録音
- その時、雪のパソコンからヘッドフォンが抜け、生配信中のハリネズミの泣き声が入った
この録音が莉子が家に居た、つまり、文子を殺した証拠だ。動機は15年前の聡美の不正の証拠となる覚書を奪う為。
莉子は「母親が何を望んでいるか無意識の内に分かってしまう。私は母がやりたくない悪の部分をやるように育てられた」と語る。
莉子にとって母親の聡美が全て。直接言われようが、言われ無かろうが聡美が望んでいるであろうことを叶えたのだった。
「なんて馬鹿なことを…」と聡美。小宮山は「娘さんの心の叫びが分からないのですか!?」と訴える。
こうして歪な親子関係から発した事件は幕を閉じた。
ハリネズミの母の想い
その後、直樹は退院する雪に文子のパソコンに残されていたファイルを見せる。そこには雪が少しずつでも自立する為の計画が書かれていた。最後には「自分はいつまでも雪の味方であり続ける」とあった。
さらに直樹は雪とチャットをしていた“ハリネズミ君”が文子だったと教える。
文子は娘に過度な期待を掛けていたことを反省し、自分がいなくなっても生きていけるように考えていたのだ。
直樹「ちゃんとお母さんに声は聞こえていたんだね。」
この言葉を聞いた雪は初めて笑顔を見せるのだった。
【特捜9シーズン4】8話の感想とまとめ
ハリネズミ親子と直樹の優しさに涙
【特捜9シーズン4】8話は2組の親子から発した事件。
- 文子と雪は問題のある親子
- 聡子と莉子は理想の親子
ですが莉子は無自覚のうちに母親の言いなり、最後には母親の為に殺人まで行った。とんでもなく歪んだ親子関係でした。
文子の方が過ちに気づいて、よっぽど娘の事を見ていました。ベタですがハリネズミの母親の優しさにうるっときました。
そして、直樹の優しさが光る回でもありました。心を閉ざした雪に優しく語り掛ける直樹にもうるっときました。
ハリネズミのパーカーのブランドは?
作中で雪が着ていたハリネズミのパーカー。「ハリネズミパーカー可愛いな」、「このハリネズミパーカー」欲しいと大人気。
今日のハリネズミパーカー、この子パーカーにくっつけたのかなぁ。 #特捜9 pic.twitter.com/L3sn2Kgn1Q
— ふぁい∅(奎) (@phiD2451) May 26, 2021
どうやらティッシュケース型のハリネズミぬいぐるみをパーカーに付けた特製の物のようです。
「インテリアカンパニー ティッシュケース カバー ハリネズミ」
という商品になります。
【特捜9シーズン4】8話の視聴率
【特捜9シーズン4】8話の視聴率は13.0%でした。
次週予告
次回の【特捜9シーズン4】はパルクールという路上パフォーマンスが鍵を握ります。
2021/6/2(水)21:00~の放送をお楽しみに。
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