【リコカツ】3話のネタバレと感想!物語の真価を発揮した神回と大絶賛!

【リコカツ】3話のネタバレと感想!物語の真価を発揮した神回と大絶賛!

【リコカツ】3話が2021/4/30(金)に放送されました。

家出をした薫を追って箱根の温泉旅館にやってきた咲と紘一。リコカツ中に関わらずまさかの新婚旅行をする羽目になります。

ですが、それを通じて2人の関係に徐々に変化が。【リコカツ】という物語の本質を突いた神回と大絶賛です。

今回の記事では【リコカツ】3話「うれし恥かし偽装の新婚旅行」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

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※ 全て2021年4月16日(金)の情報です。 最新の配信状況、価格については公式サイトをご確認ください。

目次

【リコカツ】3話のネタバレ

偽装新婚旅行へ

咲(北川景子)の母親・美土里(三石琴乃)が新居に押しかけてきた。夫・武史(佐野史郎)に若い浮気相手が出来たことが原因で「私、離婚する」と言い出した。

自由気ままな母親に頭を抱える咲。これでは夫の紘一(永山瑛太)との離婚活動(リコカツ)を進めることが出来ない。2人は一先ず新婚生活は上手く行っているふりをすることにする。

一方、先に離婚を決意して家を出て行った紘一の母・薫(宮崎美子)が箱根の温泉旅館で働いていることが分かった。

頑固者の夫の正(酒向芳)は迎えに行く気は無いようなので咲と紘一は休暇を取って様子を見に行くことにする。

美土里はそれを新婚旅行と勘違い。2人は偽装新婚旅行を行う羽目になった。それでも旅行のプランを考える2人はどこか楽しいそう。

咲の新しい道

ある日、咲は勤めている出版社で恋愛小説家の水無月連(白洲迅)と知り合う。

咲が既婚者であると知った連は「愛とか信じているわけ?自分は愛なんて無いと思っているよ。」と言い放つ。連にとって恋愛は小説のネタに過ぎない。

一方、紘一はスポーツジムで知り合った青山貴也(高橋光臣)とサウナで身の上話をする。貴也はまだ別れた元カノに未練があるようだ。

箱根行きの前日。咲は編集長(松永天馬)に「ファッション誌の部署から文芸部に行って欲しい」と移動を命じられてしまう。文芸部は売り上げトップの部署。そこに編集者として力のある咲が行くことは会社の為だからだ。

その夜、紘一は隊員達と箱根壮行会と称した飲み会に参加する。その帰り、女性隊員の一之瀬純(田辺桃子)から相談を持ちかけられる。

だが、紘一は「妻が待っているから今度にして欲しい」と断る。

紘一が帰宅。かなり酒に酔っているのかリビングに寝転んでしまう。酔っ払いの世話に手を焼く咲。

咲「やっぱり合わないね、私達。」

紘一「それは…同意だ…」

薫の新しい道

翌日の箱根に出発する朝。紘一は昨日の酒はどこへやら元気いっぱい。

箱根に向かう途中の車で咲に姉の楓(平岩紙)から電話が掛かってくる。「自分と娘の梓も新居に住む」と言ってきた。

あまりに自分の生活をかき乱す家族に頭を抱える咲。紘一も自由奔放な水口家に呆れてしまう。

箱根の旅館に到着した2人。隊長の森重から2人の新婚旅行をお祝いする花や風船が届けられており、呆気に取られてしまう。

そんな中、2人は働いている薫を発見する。薫は旅館の仕事を精力的にこなし、2人は「新しい道を見つけて、生き生きしている」と感じる。

一方、薫がいなくなった緒原家に咲の父・武史が尋ねてくる。置いてあった離婚届から状況を察する武史。

武史は「自分も妻に出て行かれまして」と話す。その夜、妻に逃げられた男二人は愚痴を酒のつまみに飲み明かすのだった。

咲と紘一サイド。紘一は夕食を運んできた薫に「戻ってきてください。父さんも待っています」と頼む。だが、薫は何も言うことは無かった。

雨宿りの途中

夜も深くなった時間。紘一は「今まで見ていた母さんは本当に幸せだったのか。自分の為にひたすら我慢をして不幸だったのでは?」と薫の気持ちが分からなくなっていた。

咲は「もし本当に嫌だったんなら紘一さんも気づいていたはず」と慰める。

すると雨が降ってきて咲は続ける。

咲「人って矛盾することはあると思う。離婚の為の旅行なのにどこかウキウキしている私達のように。」

紘一「なぜ励ましてくれるんだ。離婚するのに。」

咲「そうだよね。今は雨宿りをしているんだと思う。止んだら別々の道を歩き出すけど、今は同じ場所にいる。

「私と紘一さんはそういう関係なんじゃないかな。」

薫が離婚を決めた理由

翌日の朝、2人は帰宅することになる。紘一は最後まで薫に何も言えなかった。去ろうとする紘一を咲は「待って、いいの?」と引き止める。

紘一は引き返し薫に「もう戻れとは言いません。話をする時間を下さい」と頼む。

2人きりで話をする紘一と薫。紘一は改めて離婚を決めた理由を聞く。薫は「一人で生きて行くって決めたから」と答える。

さらに「ここでは“正さんの奥さん、紘一君のお母さん”ではなく、”薫さん”と呼んで貰える。一人の人間として認めて貰っている。今、とっても楽しい」と答える。

これを聞いた紘一は納得してはいないとしつつも、「今の母さん、すごくいい顔だ。頑張って…!」とエールを送る。

箱根の帰り2人は正に「薫が見つかった」と報告する。薫が無事なことに一安心する正。だが、薫は戻ってくるのが当然と思っていた。

紘一は薫は戻る気が無いこと、今まで見たこと無いくらい生き生きしてたこと、気持ちを分かって欲しいと伝える。

正は「妻に逃げられたとあっては男としての面子が立たない。(今まで妻を守ろうと必死だった)自分の人生も否定された!」と納得できない様子。さらに連れ戻せなかった紘一も責め始めてしまう。

咲も「紘一さんも苦しんだんです。離婚したとしても紘一さんを立派に育てた。お父さんの人生は否定されません」と励ます。

だが、正は「もういい!!帰れ!!!」と激怒してしまった。

紘一が結婚を決めた理由

帰宅後。咲は「言い過ぎた」と謝る。紘一は「なぜ自分を気遣ってくれるのだ」と尋ねる。

咲「だって、まだ私は貴方の妻だから。

今度は咲の番だ。その言葉を聞いた紘一は咲のことを力強く抱きしめる。咲は抱きしめられながら薫から聞いた「紘一が結婚を決めた理由」を思い出す。

ーー回想ーー

紘一は自衛隊の救難員。命がけで助けようとしても助けられない命もある。

雪山で遭難した咲を助けたときのこと。不安で一杯だった咲は自分見た途端、ほっと笑顔を見てくれた。

「この人を助けるためにこの仕事を続けてきたんだ」と紘一は心の底から思っていた。

ーー回想終了ーー

家の中に入る2人。そこには咲の元カレである高也がいた。

「「「ええーーー!!!」」」

3人の絶叫が新居に響き渡るのだった。

【リコカツ】3話の感想とまとめ

3話のポイント

  • 咲の姉の楓と姪の梓まで家出してきた
  • 薫は新しい人生を楽しみ、生き生きしている
  • 紘一と咲は薫を尊重するが正は認めることが出来ない
  • 紘一が結婚を決めた理由は「咲を守るべき人」と強く感じたから
  • 咲、紘一、高也の3人がついに鉢合わせ

【リコカツ】3話は「離婚から始まるラブストーリー!?」という物語の真価を発揮した回でした。

今度は咲の番

第1話、第2話で2度も咲を守ってくれた紘一。「守るべき人が見つかった」という結婚を決めた理由から来る行動でした。

第3話は咲の番。気落ちする紘一を咲が慰め、「まだ妻だから」という立場が逆になった台詞も飛び出しました。紘一の前振りから時間差攻撃、からのぎこちないバックハグ、そこに主題歌が流れるのが堪りません。

「お2人の距離が段々近づいてドキドキします」、「お互いを知って受け止めてちょっとずつバランスをとって仲良くなっていくんだな」、「こんなに心揺さぶられるラブストーリーってなかなかないな」と視聴者も大興奮です。

  • 紘一は体を張って守る
  • 咲は精神的に支える

紘一が言っていた「夫は妻を守り、妻は夫の足りないところを補う=互いの良さを活かし合い、支える」を体現しています。

離婚から始まり、雨宿りをし、少しづつ歩み始めた咲と紘一。まさに第3話【リコカツ】という物語の本質を表した神回でした。

【リコカツ】3話の視聴率

【リコカツ】3話の視聴率は7.6%でした。

次週予告

次回の【リコカツ】ではそんな2人の関係をかき乱す人物達が登場。

  • ついに咲と紘一の関係を知った高也
  • 咲に興味を持ち始めた連
  • まだ紘一を諦めていない一之瀬

2人を巡る人間関係と物語はどう展開するのでしょうか?

2021/5/7(金)22:00~の放送をお楽しみに。

第2話「離婚の準備は偽装夫婦から」 第4話「誕生会が地獄絵図へ…全員離婚の結末は!?」

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