【青天を衝け】8話の視聴率とネタバレ!井伊直弼の新しい解釈に驚きの声!
大河ドラマ【青天を衝け】8話の視聴率とネタバレ!
吉沢亮主演の大河ドラマ【青天を衝け】第8話が2021年4月4日に放送されました。
井伊直弼の新解釈に驚きの声が続出!奥深いキャラクター像が印象的でした。
ここでは【青天を衝け】第8話の視聴率とネタバレについて書いていきます。
【青天を衝け】8話の視聴率
8話の視聴率は15.3%でした!
前回から1.1ポイントの上昇です。
【青天を衝け】8話のあらすじネタバレ
8話のあらすじ
ついに、栄一(吉沢 亮)は自分の思いを語り、千代(橋本 愛)に結婚を申し込む。と、そこに待ったをかけたのは喜作(高良健吾)。栄一と喜作は剣術で勝負をすることに。一方、幕府では、大老になった井伊直弼(岸谷五朗)が「日米修好通商条約」を結ぶが、調印は違勅だと大問題に発展。井伊に意見した慶喜(草彅 剛)や斉昭(竹中直人)には処分が下され、安政の大獄と呼ばれる苛烈な弾圧が始まる。
8話のネタバレ
千代への結婚の申し込みに待ったをかけた喜作。喜作と栄一の剣術での勝負はわずかながら喜作の優勢。千代は思わず栄一を応援。そして喜作を応援していたのはよし(成海璃子)だった。
惇忠の「それまで!」という声がかかる。勝負が決まった。わずかの差で喜作が勝利を収めた。
千代の前に立った喜作は「お千代、あいつは俺の弟分だ。見ての通り実にまだまだの男だ。とろくてこの世を変えたいとでかいことを言いだす。あいつにはおめえのようなしっかり者の嫁がいた方がよい。悪いがこの先あいつの面倒を見てやってくれ」と言い、栄一に「幸せにしろよ」と告げ立ち去っていく。
惇忠に「お千代をください」とお願いする栄一。千代もいっしょに頭を下げ、惇忠に認めてもらったふたりはその冬祝言をあげることになった。そして喜作は応援していたよしを嫁にとった。
一方、井伊直弼は家定から大老の命を受ける。直弼に務まるわけがないと城内で言われ、自分自身も器ではないとわかっている直弼だった。
慶喜は円四郎の説得に渋々将軍になることに返事をするが、本意ではなかった。
その慶喜を毛嫌いする家定は次期将軍に家福を推す。その意思を受けた直弼は外野の雑音を気にせず大老として動き出す意を固める。そして一橋派への弾圧を強め、慶喜を推す勘定奉行・川路聖謨らを左遷する。いわゆる安政の大獄の始まりだった。
ハリスと交渉を進めていた岩瀬忠震らは日米修好通商条約を締結させた。しかしこれは天皇や朝廷の意見に背いた違勅(いちょく)だった。
これに怒り心頭なのは斉昭だった。冷静なはずの慶喜は円四郎からの条約締結の知らせに天皇への報告は宿継奉書(手紙)で行われたと聞き、斉昭より先に話をしようと直弼を呼びつける。
慶喜は直弼が今回の調印を同意していたと聞き、天皇の意に反し条約を締結させ、それを奉書で伝えた天皇や朝廷を軽んじる行動にいつになく激高し、直弼につめよる。伏して謝る直弼に「私に謝ることではない。すべて徳川のためじゃ」とそれまでとは打って変わって優しく声をかける慶喜。世継ぎの件は紀州の徳川慶福に決まったと聞き、納得する慶喜。直弼は安心するのだった。
直弼は登城した斉昭に世継ぎの件は慶喜にも了承を得ていると言い、斉昭の怒りを無視する。
将軍への道をなくした慶喜は美賀君に報告。ホッとしたような少し寂しいような不思議な気持ちと打ち明け、「私は父上の最後の望みまで摘み取ってしまった」と言う。そんな慶喜を癒す美賀君は慶喜の子を宿していた。
世継ぎの発表が正式に行われた途端、家定は床に伏してしまう。その最後、家定は直弼に水戸や越前を皆処分するよう言い残す。もちろん慶喜も含まれていた。
その命を受けた直弼は、斉昭を謹慎、松平慶永を隠居、直ちに謹慎。そして慶篤と慶喜を登城禁止にした。
その翌日、徳川家定は亡くなった。
直弼の行動に円四郎や福井藩士・橋本左内は赤鬼(直弼)を退治しようと決心、江戸内では、攘夷を唱える者たちにも攘夷を決行し直弼を退治しようという動きが広がりをみせていた。思誠塾の大橋訥庵は長七郎に「期待しておる」と声をかける。
栄一と千代の祝言が盛大に行われている血洗村に重い足取りの長七郎が姿を現す。
【青天を衝け】8話の感想
今回は今までにない井伊直弼のキャラクター解釈に多数の声が上がっていました。茶道と和歌を趣味として極めていた井伊が茶歌ポンというあだ名で揶揄されていた話や、自分が大老の器ではないと思いつつも家定の命令により理不尽な政策に邁進していく変わりようが岸谷五朗さんの素晴らしい演技で表現されていました。
うわーこんな井伊直弼見たことないですね…岸谷さんがキャスティングされた時点で従来の強い井伊直弼が来ると思ってた…ちゃかぽんだった彼を井伊直弼にしたのは、時代だったのかもしれないなあ…#青天を衝け
— Ring (@Ring__2121) April 4, 2021
芸事に通じている一方で政治には不向きと自覚があった直弼が、同じような境遇の家定と心を通じ合わせて、家定の遺言の達成のために猛進、人格も一変するようになる過程が非常に丁寧で説得力があった。#青天を衝け pic.twitter.com/UVKNDI3FAI
— an_shida (@an_shida) April 4, 2021
バリバリの強硬派の井伊直弼をこんなに心が弱く、自己評価が低い虚勢這った人間くささと、ただ「井伊家」という格の高さによる立ち位置(懐古主義)と「家定」という将軍のために忠臣に徹したからこそ起こった安政の大獄ってすごい解釈だ。こんな幕末大河の井伊直弼は初めて。面白い #青天を衝け
— 衣@koromo (@karako_romo) April 4, 2021
だいたい井伊直弼、基本的に傲岸か豪胆に描かれるのが多いのに、こうも小心翼々としていて、大老としての権威も将軍との個人的忠誠によるだけの、脆いもの(だからこそ反対者にはひどく強硬に出る)ということを前面に出しているのも、面白いなぁ。#青天を衝け
— ののまる (@nonomaru116) April 4, 2021
今日の徳川パートすばらしかった。井伊直弼の人物像が新鮮で、たった一回でなぜ彼が愚直なまでに苛烈な赤鬼になるのかの説得力を持たせていたなあ。円四郎と慶喜の関係性も微笑ましい。あの2人の会話は全部いい。 #青天を衝け
— いが(たろに) (@iga_iganao) April 4, 2021
#青天を衝け の井伊直弼キャラ解釈、面白いなー。
政には不向きで不慣れだと自分でも分かっている、その空っぽな部分に家定の嫉妬と執着が注ぎ込まれる。初めて認めてくれた人への純粋な忠義と、その承認にすがりつく思いが、茶の湯を愛するただの男を、真っ黒な独裁者に変えていくグラデーション。— 二塁 (@atohz_chiri) April 4, 2021
記事内画像出典:NHK『青天を衝け』公式ページ
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