【監察医朝顔2/最終回】のネタバレと感想!続編を作るのは難しい終わり方!

【監察医朝顔2/最終回】のネタバレと感想!続編を作るのは難しい終わり方!

2021/3/22、【監察医朝顔2】最終回が放送されました。

刺された森本刑事の安否は、事件の犯人は、平さんの認知症は、最後まで目が離せません。

続編を望む声も多いですが、この終わり方では難しいです。

今回の記事では【監察医朝顔2/最終回】のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

「監察医 朝顔2」配信情報

【監察医 朝顔2】はFODプレミアム で配信中です。

前作【監察医 朝顔(2019)】 全11話+特別編「~夏の終わり、そして~」も配信しています。

※ 全て2020年11月2日(月)の情報です。 最新の配信状況、価格については公式サイトをご確認ください。

目次

【監察医朝顔2/最終回】のネタバレ

これまでのあらすじ

2021.3.1 放送、シーズン2第16話。

  • 10年前に三田村一家殺人事件が発生、親子3人が惨殺された
  • 知り合いの市川(平原テツ)という男が逮捕されたが証拠不十分で不起訴、未解決に
  • 現在、三田村邸で新たな男性の遺体が発見される
  • 全ての遺体の右頬に十字の切込みが入れられていた
  • 10年前と同じく“右頬に火傷の跡がある男”の目撃情報

それぞれの捜査

野毛山署強行犯係の森本(森本慎太郎)が“右頬に火傷の跡がある男(EXITりんたろー。)”に刺され、瀕死の状態に陥ってしまう。

家で連絡を受けた桑原(風間俊介)は捜査本部に急ぐ。さらに平(時任三郎)にとって森本は刑事時代の最後の相棒、犯人への怒りを露にすると共に「事件現場に行きたい」と朝顔に頼む。

  • 野毛山署の刑事たちは森本が刺された現場周辺を捜査
  • そこに朝顔と平も合流
  • 興雲大学法医学教室のメンバーは当時の解剖資料や、関連した論文を再検証
  • 桑原は管理官の五十嵐(松角洋平)と共に不起訴になった市川から話を聞く

等それぞれが捜査を進めていく。

市川は「知り合いだから、特徴が一致したから。ただそれだけで何度も犯人扱い。俺の人生の責任が取れるのかよ!!」と怒りを露にする。

朝顔は「三田村一家殺人事件と今回の事件は同一犯では無いのでは?」と考える。過去の事件の傷は断面がざらついていたのに今回の事件は滑らか、凶器が異なる可能性が高い。

さらに出血の状況から森本は刺されてから10分経っていた。頬に傷をつけるのには十分だったが犯人は付けていなかった。

その後、森本刑事が目を覚ました。森本は忍(ともさかりえ)に「頬の火傷の痕は偽者だった」と告げる。

新たな凶行

そんな中、小学校に刃物を持った男が押し入ったというニュースが飛び込んでくる。犯人は教師・有田とボランティアの大学生・宇賀神を刺し殺し、構内に立て篭もった。

医学教室では2人の解剖を行う。特に宇賀神の腕の傷がひどく、命がけで児童を守っていた。

現場に駆けつけた桑原は被害者の返り血を辿って校内を進み、男が女性を人質に教室に立て篭もっているのを発見する。

桑原「人質を放しなさい!!」

銃を持って突入する桑原。男は人質を置いて逃走する。そこに連絡を受けた山倉と岡嶋も到着、乱闘の末に男を逮捕する。

その後、桑原は山倉たちに男の犯行について報告する。

  • 男の名前は北村力也、住所不定無職
  • 柴山を殺し、森本を刺したのは認めたが三田村一家殺害は無関係
  • 過去に海外で犯人と接触、「こうすれば捕まらない」と教えられ犯行を模倣した
  • だが、森本を刺した時に火傷の偽装がばれ、自暴自棄になって小学校を襲撃した

という。さらに柴山を殺した動機は「人を殺してみたかった」とあまりにも理不尽なものだった。

憤る桑原

その夜、万木家にて。桑原は犯人の身勝手な犯行を憤る。

桑原「朝顔のお母さんみたいに災害で突然、命を奪われる人がいる。こんな理不尽ないって。」

「だから身勝手に人の命を奪う犯罪者を許せない。その為に俺達警察がいる。」

そう言って桑原は捜査本部に戻ろうとする。

朝顔は桑原に「結婚式の日取りを3/11に決めた」と伝える。その日は大震災で母・里子(石田ひかり)が亡くなったと思われる日。せめて今年は父に明るく過ごして欲しいからだ。

結婚式での平のスピーチ

そして、迎えた結婚式の日。教会で待つ桑原。そこにウエディングドレスを着た朝顔、タキシードを着た平、おめかしをした娘のつぐみ(加藤柚凪)が入ってくる。

その後の披露宴にて。桑原の家族、法医学教室、野毛山署のメンバーが見守る中、平がスピーチをする。

平「私はあまり、いい父親ではなかった気がします。これまで仕事が忙しく、娘に構ってやれなかった。ただ娘はこんな男が父親でも優しく、いい母親になってくれました。毎日が楽しいです。」

「今日はたぶん、妻の命日なんです。毎年、この日が来るのが堪らなく嫌でした。でも今年は違う。2人に心からの感謝を伝えたいと思います。」

「ありがとう。」

認知症を抱えながらも平はスピーチをやり遂げることが出来た。

家族と生きる時間

その夜、お土産のクッキーを食べながら家族の時間を過ごす。

朝顔「きっとお母さんも来てくれたよね。今後、お父さんが忘れることがあってもずっと大切にする。」

「だからこれからも必ず、家族皆で笑って暮らそうね。」

一年後、朝顔は変わらず法医として死者の声に耳を傾けていた。

この日はつぐみの卒園式。平、桑原、次女のさとみと共に晴れ舞台を見守る。つぐみが合唱で歌っていたのは学生時代に里子がピアノを演奏し、テープに残した曲と同じだった。

平「可愛いな…」

と平は手を静かに動かして拍手をする。

朝顔のモノローグ。生きていると悲しいことも辛いこともあるし、幸せなことばかりじゃないけど。それでも私達は生きていく、この世界で。

監察医朝顔2、完。

【監察医朝顔2/最終回】の感想とまとめ

感動の最終回

【監察医朝顔2】も最終回、朝顔と桑原君は認知症になってしまった平さんの為に今一度、結婚式を挙げます。

朝顔は「今年だけでも素敵な思い出になるように」と震災のあった3/11に挙式。平さんも意図を汲み取ってくれていました。

最後に平さんが漏らした「忘れたくないな…」の一言に号泣です。きっと平さんの忘れられない思い出となったでしょう。

三田村一家殺人事件の犯人は誰?

三田村一家殺人事件の犯人は明らかになりませんでした。

事件は中途半端に終わってしまい、不満の声が上がっています。初動捜査をしていた平さんを現在の事件に加える為に無理をしたようです。

【監察医朝顔】は家族愛がテーマ、相手を思いやる気持ち、当たり前にある日常を大切さを思い出させてくれる素敵なドラマです。

その分、法医や事件捜査の部分が雑になってしまった気がします。

続編は難しそう

ラストのつぐみの卒園式のシーン。平さんの表情は硬く、拍手の手を動かすのもやっとでした。

かなり平さんの認知症は進んでしまっています。

【監察医朝顔】の続編を望む声は多いです。ですが、

  • 平さんの認知症が進んでしまっている(刑事への復帰は不可能)
  • 法医パートが持て余し気味

といった理由から続編の制作は難しそうです。あるいはいっそ家族パートの部分を前面に出す形がいいかも知れません。

【監察医朝顔2/最終回】の視聴率

【監察医朝顔2/最終回】の視聴率は13.3%でした。

18話のネタバレと感想

監察医朝顔2ネタバレ最終回

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