【澪つくし】68話のネタバレと感想! 鯉沼の死で網主と漁師の確執が深まる
【澪つくし】68話のネタバレと感想! 鯉沼の死で網主と漁師の確執が深まる!
船方の鯉沼が亡くなったことから、「黒不浄の祟り」という噂が広がり、黒不浄を早めに切り上げ漁に出た惣吉への批判が高まる。
古い考え方を変えていこうとする惣吉だが…。
【澪つくし】68話のあらすじネタバレと感想について!
【澪つくし】68話のあらすじネタバレ
【澪つくし】68話のあらすじネタバレです。
アミの兄、鯉沼が死亡!
沖で亡くなったのは船方の鯉沼(岡本早生)だった。泣き叫ぶアミ。黒不浄の祟りだ、と女たちが口々にいう。
鯉沼は泳ぎの名人だったが、二番網を投げ込む際に足が絡まりみよしから落下した。すぐに網を引き上げたが間に合わなかったという。
警察と鯉沼家に行く話をしていると、漁師の須貝や磯部たちがやってきて惣吉を責め立てる。黒不浄の祟りだ。鯉沼は一家の大黒柱。リューマチの母親と5人の弟、妹がいる。どうしてくれるんだと非難する。
とねはいざとなったら船を叩き売っても面倒みるから安心しろという。
二度あることは三度ある。2回も弔いが続くのはおかしい。よそ者が入ってきて竜神様が怒ったと鯖江。惣吉が陸もん、つまりかをるを嫁にしたことが原因だと言い始める。
今度同じこと言ったらかっくらうぞ!怒る惣吉。
鯉沼の死は網主と漁師に確執を残した。惣吉への不信感が募る漁師たちは、善吉とアミの仲も終わりだという。アミを心配する善吉。
善吉の怒り
自分のせいですまないというかをるに、かをるのせいじゃないととね。漁師の心は海と同じ。上の方は大しけでも下の方は穏やかだという。
惣吉は黒不浄についての考えを源吉(織本順吉)に問う。惣吉は黒不浄は仏への礼儀。でも一週間にこだわることはない。この際ハッキリしておきたい。自分が変えていかないと外川はいつまでたっても江戸時代のままという惣吉に源吉は、黒不浄は迷信かもしれないが、そのへんは曖昧にしておくべき。古いしきたりを蔑ろにすると長老の反発を買い、人がついてこなくなるのではないかと危惧する。
善吉(安藤一夫)が帰ってきて怒りをぶつける。アミのことを思い、網主は船方がどんなに貧乏をしているか知らない、そのおかげで網主はぬくぬくしていられる。何もわかってない。
アミたち遺族への補償はどうするんだ、ウチで出すんだろ、と叫ぶ。
かをると惣吉の絆
かをるは事故を聞いたとき、「惣吉じゃなければいいのに」と思い、惣吉じゃないとわかってほっとした自分を恥じる。
俺は絶対に死なねえよ。入兆に通いつめてやっともらった恋女房がいるのにそう簡単に死んでたまるか。
ひとりにしないでください。
危険と背中合わせ、博打のように浮き沈みの激しい漁師の嫁になったことを後悔しているのではないかという惣吉にかをるは言う。
私は惣吉さんと結婚したんです。惣吉さんがたまたま漁師だっただけのこと、とかをる。
漁師たちの反乱
漁師と網主の確執は大きくなっていった。若い漁師たちが朝から酒を飲んでいる。船村(織本順吉)は、スクリューに網を巻きつけた犯人を追及する。
あの船には乗りたくない、もうれんやっさ(船を沈める亡霊)が憑いている、鯉沼の二の舞はいやだ、という漁師たちに、船に乗って魚を取らねば鯉沼の家に払うお金も生まれない。みんなの生活も干上がる、ととね。
スクリューに網を巻きつけるようなやつは漁師をやめろという船村。惣吉はそれを止めてみんなととことん話し合うという。惣吉の言う通りにしてくれと、とね。
かをるが洗濯物を干そうとするとツエがやってきて心配する。ツエ(鷲尾真知子)はいつでも本銚子(るいの家)に帰ってもいいというかをるに、ここにいてかをるを守るという。
納屋では惣吉と若い漁師たちが激しくやりあっている。かをるは惣吉が心配になる。
【澪つくし】68話の感想とまとめ
悪いことは全て迷信のせいにする時代#澪つくし pic.twitter.com/YODtxB4b0e
— keity@昭和の俳優くびったけ (@keity_since1935) December 7, 2020
昔からの言い伝え大切 なんか惣吉さんが危ない予感がビシビシなんだけど
亡くなった方の家族思うと苦しい…漁師はみんなの命を預かるという本当に重い仕事だなあ
すごいな惣吉。落ち込むでも悲観するでもなく、迷信にかられた古い慣習を打ち破ろうとしている。
善吉の幼馴染で思い人のアミの兄、鯉沼の死が吉武家と漁師たちに大きな禍根を残すことになりました。
かをるを嫁にもらうために、古いしきたりとそれを大事にする久兵衛と戦った惣吉。今回もかをるを守るため、これからの外川のために考え方を変えていこうとしています。
仲間を失った漁師たちが不満をぶつけるのもわかりますが、とねや惣吉が言うように漁に出て魚をとらなければ漁師たちも生活ができない。
外川の雲行きはすっかり怪しくなってきました。まだまだ不吉なことが起きる予感…。
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