【スカーレット】第18週のあらすじネタバレ!喜美子・八郎と離婚するが…

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【スカーレット】第18週のあらすじネタバレ!喜美子・八郎と離婚するが…

戸田恵梨香主演のNHK朝ドラ『スカーレット』第18週が2020年2月2日から2月8日まで放送。

喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)との別居の末についに離婚となるが、温かいエピソードもあり…。

今回は朝ドラ【スカーレット】第18週のあらすじネタバレについて紹介します。

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目次

【スカーレット】第18週のあらすじネタバレ!

第18週のタイトル:「炎を信じて」

あらすじネタバレ(1)

大阪から戻ってきた喜美子(戸田恵梨香)は、借金をして穴窯での窯焚きを再開。試し焼きで、望んでいた色の片りんが出る。窯焚きの失敗は6回にも及ぶが、喜美子は諦めず試行錯誤を続け、もっと灰の量が必要だという確信を得た。そしてどのくらいの薪を焚き続ければ良いのかという仮説にたどり着く。

だが実行するにはお金が足りない。仕事で収入を得たくても、八郎(松下洸平)との別居のウワサが知れ渡ると、喜美子への仕事の依頼が激減した。

そこに以前、大量注文してくれたひろ恵(紺野まひる)がやって来た。知人が絵付け小皿の大口注文をしたいという。喜美子はその注文を受けた。

同じウワサは窯業研究所の柴田(中村育二)の耳にも入っていた。柴田は八郎に信楽を離れることを勧め、京都の陶器研究所の人員に空きが出ていることを伝えた。八郎は柴田の知人の窯を借りて仕事を続けて、武志とも会っていた。しかしすぐに決断はできない…。

あらすじネタバレ(2)

草間(佐藤隆太)が喜美子(戸田恵梨香)を訪ねてきた。喜美子を心配するマツ(富田靖子)が草間に手紙を送ったのだという。居合わせた八郎(松下洸平)は挨拶をして早々に帰っていく。その後、喜美子は草間に穴窯の説明をして望む焼き色を出すための仮説も伝える。それは灰の量を増やすため、思い切って窯焚(た)きを2週間も続けること。窯が持たずに崩れる可能性もある。「次が最後や、それでもやってみます」

「喜美ちゃん、土の配合を変えるって言ったけど、あのとき土を掘ってた。慶乃川さん」と、草間は慶乃川(村上ショージ)のことを思い出した。喜美子は慶乃川と初めて会った土堀り場に行き、懸命に土を掘る。「信楽の土はええ土や」と、喜美子に土を渡してくれた慶乃川の笑顔を思い起こしながら。

信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)はようやく結婚。喜美子たちと同じく式を挙げず、写真を撮った。信作と八郎は今でも会っている。八郎は喜美子の2週間の窯焚きを聞いて、がく然とした。

あらすじネタバレ(3)

「2週間焚き続けたらどないなると思う?窯がもたんで」と心配する八郎(松下洸平)は胸の内を語る。「同じ陶芸家なのになんで気持ち分からんのやっていうたな。僕にとって喜美子は女や。男と女や。頼む、危険なことせんといてほしい」

喜美子(戸田恵梨香)は感謝したが、「うちは陶芸家になります」と前言した。…2週間も窯焚(た)きを続けるため、マツ(富田靖子)・百合子(福田麻由子)・直子(桜庭ななみ)・鮫島(正門良規)たち家族の協力も取り付け、7回目の窯焚きが始まる。信作(林遣都)も加わり交代で薪入れを手伝い、照子(大島優子)も差し入れにやってくる。

迎えた最終日。薪入れの番をする喜美子はたまった疲れを隠せない。そんな中、穴窯の壁が崩れて炎が噴き出す。「火事やあ」慌てて火を消そうとするマツ(富田靖子)を喜美子は止めて「消したらあかん、水より薪や、もっと火を焚くんや」

喜美子は取り憑かれたように燃やし続けて・・・。

あらすじネタバレ(4)

それから2週間。穴窯の蓋を開けて、手に取った器にはえも言わぬ色が出ていた。ついに成功させた喜美子(戸田恵梨香)は、ちや子(水野美紀)に手紙を書いた。「ええ色がでました。取材に来てください。信楽の小さな工房にいます。陶芸家、川原喜美子です」

昭和53年(1978年)1月。穴窯の成功から7年が経過し、40歳になった喜美子は女性陶芸家の草分けとして活躍している。喜美子の作品は高値で売れて借金を返済。暮らしはだいぶ豊かになっている。支援者の一人・住田秀樹(田中美央)がマスコミ取材などを対応している。

マツ(富田靖子)も老いて同じ話しを何度もするようになった。7年前の穴窯の成功の話しを聞くのが好きだった。・百合子(福田麻由子)は桜と桃という2人の娘の母親だ。信作(林遣都)は相変わらずの調子で喜美子と武志(伊藤健太郎)を気にかけてくれた。

武志は高校2年になって、そろそろ進路を決める頃だ。武志にとって陶芸は身近なものだったが、高校に入ったころから興味を持ち、喜美子が教えるとめきめき上達し始めていた…

喜美子「陶芸やっていきたい思うてんの?」
武志「お母ちゃんは大学に行ってほしいんやろ?」
喜美子「自分の人生や、自分で決めえ」
武志「お母ちゃんは陶芸家としてやりたいことをやって成功した代わりに、大事なものを失った。そこまでして一生懸命やっていけるか分からん」

武志の父への想いを聞いて、喜美子は別れた夫を思い、返す言葉もなかった…。


7年前、八郎(松下洸平)は成功した穴窯を見に来た。夫婦ノートの最後のページには「すごいな」と記されていた。その後、八郎は京都へ引っ越した。

その後さらに、喜美子の個展会場で柴田(柴田育二)から、八郎が愛媛県へ移ったと聞いた。別居から2年後のことだ。「イチから出直す」と言っていたという。芳名帳(受付で名前や住所などを記帳してもらうためのノート)には十代田八郎と旧姓で記帳されていた。このしばらくのち、喜美子は離婚届を八郎に送ったのだった…。

あらすじネタバレ(5)

そんなある日。マツが旅行に出かけ、喜美子(戸田恵梨香)が武志(伊藤健太郎)と二人で過ごしていると信作(林遣都)がやってきた。しかし喜美子に中身を言わず武志に届けものを渡して去っていった。

この5年間、信作が喜美子に黙って届けていたのは手紙だ。差出人は十代田八郎。あて先は大野信作。武志は思い切って八郎に電話をし、会う約束をした。

父と会って夜おそく帰ってきた武志は、京都の美術大学を受験することを母・喜美子に話す。それは八郎が卒業した公立大学だった。「そこの陶磁器学科で学び、陶芸家になります」武志はそう宣言し、勉強に励んでいく。

あらすじネタバレ(6)

昭和54年(1979年)3月。武志(伊藤健太郎)は志望校に合格。4月からは京都で寮生活だ。

喜美子(戸田恵梨香)は、八郎(松下洸平)が武志の進路相談に乗ってくれていたことに気付いていた。武志は八郎と会ったことを明かす。今は名古屋で会社勤めをしているという。

武志「ずっとな手紙もろてた。他愛ない手紙や。必ず最後に同じことを書いてきた。『会いたい』って父ちゃんは書き続けてくれた」

だから昔と同じように会えたのだ、と武志は微笑んだ。喜美子は大事なものを失ったことを改めて思う・・・。

【スカーレット】第18週の事前レビュー

ついに喜美子と八郎が離婚となりますが…

史実(喜美子のモデルの現実)での夫と弟子の駆け落ちでなく、価値観の相違というドラマとしては魅力的な流れになっています。

18週で表現される部分では、「陶芸家になる」と決めた喜美子に対して、「女として」見ているという八郎の対比がとても切ないです。

そして18週中盤から終盤には、武志(伊藤健太郎)と八郎の交流がとても温かいエピソードです。

武志にとって父はいつまでも父なのですね。

史実でなかったとしても喜美子と八郎の復縁、または、少なくとも笑顔で再会シーンくらいを描いてほしいところですが…。

※アイキャッチ画像の出典:Amazon

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