朝ドラ【エール】の脚本家が異例の交代!その理由と新しい脚本家プロフィールまとめ!
朝ドラ【エール】の脚本家が異例の交代!その理由と新しい脚本家プロフィールまとめ!
朝ドラ【エール】の脚本家が交代!
来春のNHK朝ドラ「エール」、異例の脚本家交代「制作上の都合」https://t.co/Nj51viwaHQ
NHK広報局は、具体的な理由については「制作過程の詳細については答えを控える」。9月に撮影を開始しているというが、撮影済みの分の取り扱いについても「詳細は控える」と明らかにしていない。 #NHK #朝ドラ pic.twitter.com/kEK9emB1UY
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2019年11月5日
窪田正孝主演のNHK朝ドラ【エール】の脚本家が交代する、と11/5に発表されました。
一体何があったのでしょうか。状況をまとめてみました。
脚本:林宏司さんから交代へ
・制作上の都合?
NHKは5日、2020年春にスタートする俳優・窪田正孝(31)主演の連続テレビ小説『エール』(月~金 前8:00)の脚本担当が、当初の林宏司氏から交代することを発表した。交代の理由については「制作上の都合により交代することとなりました」とコメントしている。後任は清水友佳子(しみず・ゆかこ)氏と嶋田うれ葉(しまだ・うれは)氏が務める。
・健康問題ではない!
広報局によると、「エール」は9月に撮影を開始しているというが、撮影済みの分の取り扱いについても「詳細は控える」と明らかにしていない。交代の理由は、林さんの健康上の問題ではないという。
・脚本は番組スタッフも参加の3人体制!
後任の脚本家は清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏で、番組スタッフ(演出・吉田照幸氏)も加わり、執筆する。
出典https://www.sponichi.co.jp/…
脚本家が交代した理由
交代前の『エール』脚本家、林宏司さんはNHK連ドラ「ハゲタカ」、フジテレビ「医龍」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」シリーズ、テレビ朝日「アイムホーム」などで知られています。
今回の交代理由は不明ですが、健康上ではないことだけは分かっています。
そして、なぜかこの交代が発表された日、新しい民放の連続ドラマが制作発表されました。
日本テレビ系で2020年1月スタートのドラマ『トップナイフ-天才外科医の条件-』です。
脚本家は林宏司さん。脚本と原作も担当。
原作小説『トップナイフ』(河出文庫)は2019年12月下旬発売予定です。
このことから交代理由を邪推してしまうツイートも・・・。
林宏司が「エール」の脚本を降りた理由は、本当に何もわからないけど、日テレで来年1月期放送の「トップナイフ」、公式サイトを覗くと、林宏司自ら執筆した原作小説が今年12月発売予定らしいので、随分前から準備していたんだなって感じではある……https://t.co/njZiLiBPQO
— おなか (@HNamachiri) 2019年11月5日
林宏司氏がどんな事情で #エール の脚本担当を降りたのか明らかにされていないが、本来なら朝ドラ執筆中の来年1月クールの日テレ連ドラを書くって、つまりそういうことじゃんか。そんなのあり?と怒りに震えている。日テレのその作品の公式サイトの林氏コメントのウキウキっぷり、呆れますよ。
— ぽう (@secretgarden710) 2019年11月5日
エール、今の時期に脚本交代なら絶対に最初からは間に合わないので連名の形になる筈だから、ずっと前に交代していて、林さんの1月期のお仕事の発表と足並みを揃えて今日発表したんだろうね
今朝のトップナイフの発表の時に変だと気付かなかった( ̄▽ ̄;)— HS (@drops2012) 2019年11月5日
林さんの新番組『トップナイフ』へのコメントは↓
「トップナイフ」は、10年近く前から実際の脳外科のドクターたちと話をし、構想をねっていたものです。
それがこのたび「本当にこんなことがあるのか!?」という理想的な豪華キャストでドラマ化されることになりました。
ことに主演の天海さんは、構想段階から勝手に許可なくイメージしていたので(笑)、
脚本家冥利につきます。酸いも甘いも噛み分けた「孤高の脳外科医」の、明るさと切なさをどう演ってもらえるのか、他の共演者とのコラボも含め、今からワクワクしてます。
人間の脳は、心であり、人間そのもの。それ故、まだまだブラックボックスでわからないことだらけ。
「本当にこんなことあるのか!?」というミステリアスな症例に満ちています。
そんな患者たちに翻弄されつつ、0.1ミリのミスが取り返しのつかない事態を招く過酷な世界で、厳しい修行で腕を磨く天才脳外科医たち。
でも医者も人間、私生活はボロボロだったりする「医者としては最高、でも白衣を脱いだら…」な、いいトシして人間臭いオトナの群像劇でもあります。医療ドラマと群像劇、この両方をお楽しみください。
構想10年は別に問題ないのですが、朝ドラを執筆中に民放の連ドラを執筆なんて今まであり得ないこと。
『トップナイフ』のホームぺージでは代表作に『エール』が入っていないことも違和感。国民的ドラマ枠なのに…。
どちらが先だったのか、なんて軽はずみなことを言ってはいけませんが、もしかして脚本を掛け持ちすることが後から発覚して、NHKが契約違反(補足:契約内容は不明です)で切った、なんて邪推(=他人の心意を悪く推量すること)してしまいます。ざわざわ、します。
『エール』の撮影が始まってるということなので、脚本はある程度できているはず。それなのにこの時期の発表ということは、だいぶ前から交代していて、民放新ドラマ発表と合わせての正式発表となったのでしょう。共同脚本でもなく交代ということは、ほとんど書いていない、そしてプロデューサーと製作方針が合わなかったのか…。
なぜ…という疑問が残りますが、おそらく真相は闇の中にするのでしょう。追求するメリットも視聴者側にはあまりないので…。
切り替えて、新しい脚本家さんたちの頑張りに期待したいところです。
朝ドラ【エール】脚本家のプロフィール
清水友佳子氏のプロフィール
清水友佳子(しみず・ゆかこ)…ピアノ講師、会社員などを経て2000年に脚本家デビュー。主な作品にTBS「わたし、定時で帰ります。」「リバース」「夜行観覧車」、NHK BSプレミアム「今夜は心だけ抱いて」、WOWOW「ポイズンドーター・ホーリーマザー」など。
公式Twitter:https://twitter.com/somari0429
嶋田うれ葉氏のプロフィール
嶋田うれ葉(しまだ・うれは)…1974年5月11日生まれ。性別:女性。出版社勤務を経て2009年に脚本家デビュー。主な作品にTBS「隠蔽捜査」、フジテレビ「リカ」、NHK BSプレミアム「全力失踪」「ベビーシッター・ギン!」など。
吉田 照幸氏のプロフィール
吉田 照幸(よしだ・てるゆき)…1969年12月13日生まれ。テレビディレクター、演出家、プロデューサー。NHKエンタープライズ所属。過去のドラマ作品に『あまちゃん』 『富士ファミリー』『BSプレミアム 獄門島』『弟の夫』『BSプレミアム 悪魔が来りて笛を吹く』など。映画監督作に『探偵はBARにいる3』など。朝ドラ『エール』では演出も担当している。
公式Twitter:https://twitter.com/teru_teru_bowz
※NHK朝ドラ『エール』は2020年4月スタート予定です。
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