【いだてん】23話の視聴率とあらすじ!号泣な回に神木隆之介の正体判明の衝撃ラストが!
【qいだてん】23話の視聴率とあらすじネタバレ!
大河ドラマ『いだてん』23話が2019年6月16日に放送されました。
関東大震災を描写する号泣必至な回に、神木隆之介の正体判明の衝撃ラストが!?
今回は【いだてん】23話の視聴率とあらすじネタバレについて。(見逃した方はNHKオンデマンドまたはU-NEXTで!)
この記事の目次
1.【いだてん】23話の視聴率
2.【いだてん】23話のあらすじネタバレ
3.【いだてん】23話の感想
4.まとめ
【いだてん】23話の視聴率
【いだてん】23話の視聴率は、6.9%!
前回から0.2ポイントアップなものの、18話連続で一ケタ視聴率となりました。
【いだてん】23話のあらすじネタバレ
・第23話「大地」のあらすじ
四三(中村勘九郎)やシマ(杉咲 花)の提案で、富江(黒島結菜)は父の大作(板尾創路)と駆けっこで競走。鍛えた女性は男に勝てると証明する。治五郎(役所広司)はスポーツが育ってきた日本でオリンピックを開催できるよう神宮外苑競技場の完成を急ぐ。方や、孝蔵(森山未來)とおりん(夏帆)夫婦は、貧乏と夫の酒浸りの生活のせいで破局寸前に。そんな折、関東大震災が発生! 混乱の中で孝蔵は妻をかばう。
出典https://www.nhk.or.jp/idaten/r/story/023/
あらすじネタバレ①アシガール*黒島結菜(富江役)の勝利!
(*ドラマ『アシガール』で黒島結菜は走るのが得意な主人公役だった。)
四三の解雇に反対し、教室に立てこもった富江ら女学生たち。
「女はスポーツに適していない」と豪語する大作に反論したシマは、富江と父・大作のかけっこ対決を提案。
大差で負けた大作は「もう1回」「もう1回」と100メートル走を6本連続で行ったが、全て富江の勝利!
あらすじポイント②東京おりん噺
孝蔵(森山未來)とおりん(夏帆)は家賃が滞ってしまい、一回目の夜逃げをして、田端動坂へ。
訪ねてきた小梅(橋本愛)に、おりんは「ああ騙された。芸人の女房なんかこりごりだ」と愚痴る。
小梅もあきれて「別れちゃいなよ。かばいきれないよ。大体、あんなヒドイ男はいないよ」と告げてアドバイス。「旦那の前でわざと転んで大事な瀬戸物わってさ、女房の心配するか、瀬戸物を心配するか試してみな」
これは落語「厩火事」が元ネタで…。
あらすじポイント③関東大震災が発生!酒と女房どちらが大事?
大正12(1923)年9月1日。第二高女では二学期の始業式だけで終わった日だ。
四三は式のあと治五郎に神宮競技場を案内してもらうことに。
一緒にシマと行くつもりだったが伝え忘れていたため、先約があった。シマは富江たちと浅草オペラへ。
四三は競技場で走り回る。シマは凌雲閣から望遠鏡で神宮競技場を眺めた。
その頃、孝蔵はお金がないため家で暇を持て余していた。家を出ようとしたときグラッときた。
午前11時58分。関東大震災が発生した。おりんは孝蔵の湯呑を割ってしまう。
そんな中、お酒がなくなってしまうと心配した孝蔵はお金を持って酒屋へ。金はいらないと言われたくさん飲んだ。
家に帰ると、おりんは怒って「女房と酒とどっちが大事なんだい」尋ねた。「女房に決まってんじゃないか。女房にケガでもされてみろ、明日から遊びほうけてお酒が飲めない」
そんな中「身重なんだよ」とおりんは発表した…。
あらすじポイント④関東大震災:あの日、ご飯が固くて…
四三が居候している家に戻ると、黒坂辛作(三宅弘城)たちは無事だがシマがいない。
四三はシマを捜しにいくと「日本人じゃないな」と止められる。そこに大作(板尾創路)が助けてくれた。
富江と再会。しかしシマとははぐれたという…。浅草のシンボル・凌雲閣は焼け崩れていた。
浅草の街がたった2日で消えた―。
四三は、シマの夫・増野とその子・りくと合流。必死にシマを捜す。
しかし、増野は「あきらめるしかないんでしょうか、どこかであきらめるしかないんだろうか。本当はもう少しあきらめかけてるし」
四三は「あきらめたらいかん」と励ます。
増野は初めて文句を言ったことを後悔していた。ご飯が固いって、これからずっと暮らすから言った方がいいと思って。
増野「ごめん。言わなきゃ良かった。ご飯なんてどうでもよかった(涙)」
りくは、シマが名付けた。陸上のりくだ。
そこへ清さん(峯田和伸)と再会する四三。「店も家も焼けちまったが死なずに済んだよ」と清さんは喜んで四三と抱き合う。そして落ち込む増野をみつけ謝って…
清さん「悪いな。喜びは喜びで思いっきり声に出さねえと明るいニュースがすくねえからよ。」
清さんはシマを捜す手伝いも買って出た。
あらすじポイント⑤衝撃ラスト!神木隆之介の正体!
その頃、孝蔵はこんなときでも酒を飲んだいた。
おりんは夫の服を着て「だって寒いんだもん」*と言う。
孝蔵は笑いだす。
志ん生(ビートたけし)は家に戻ってきた。震災の話しは40年たっても笑いに引っ張れないという。五りんのところは、会ったことがないばあちゃんが被災したという。そこで母の形見の写真を見せる。
その写真は、増野とシマの結婚の日のもので…。
*これは今亭志ん生の落語「厩火事」の枕にあった縁結びの小噺だった。「どうしてあんな奴といっしょになったの?」「だって、一人じゃさぶい(寒い)んだもん」という小ばなしで男女の機微を見事に表現している。『いだてん』第23話本編ではこの話しの紹介のあと「わからねえかな」と志ん生(ビートたけし)が談笑していた。
【いだてん】23話の感想
更に見返すと五りん、神木隆之介さんの哀しみの表情がたけしさんの演技以上だと気付く。
志ん生師匠を見つめるシーンは5回。
祖母に会った事はないと言いながらも充分哀しんでいた。
そして最後のシーンでどん底に突き落として来た。#いだてん pic.twitter.com/251wiuzuW8— エルコン@国語教室 (@hidelcondorpasa) 2019年6月16日
ごりんくんこと神木隆之介君の表情が胸を打つ…😭😭😭
本当に凄い役者揃いのドラマだよ#いだてん— とな (@kanzanken) 2019年6月16日
この世界の片隅にでもそうだったんだけど、震災カウントダウン系の演出は本当に見てて辛い。シマちゃん…😭そして震災でも落語で話さずにはいられない孝蔵。被災したって芸人は芸人。昭和の志ん生はさらに落語へ昇華させる。間に挟まれる五りんのまなざし、神木くんの演技素晴らしい。#いだてん
— みらんだ (@szti88) 2019年6月16日
笑えるくだりでも師匠の高座をじーっと見ている五りん。ここに来て彼が神木隆之介である必然を見た。その視線を挟むことによって生まれる緊張感。すごい。#いだてん
— 宙飛屋 (@tenchsoratobiya) 2019年6月16日
浅草が焼けたことを語るたけし。それをどこか凍る目で見る神木君 真っ赤に燃える東京を見ながら震災を語る森山君 妻を探して慟哭する江本くん すさまじい。俳優の凄まじい演技が見えただけでもすごい。毎回神回なんですけどぉ!
#いだてん— あいあい (@aiaigarnet) 2019年6月16日
ずっと鳥肌が立ちっぱなしだった。不安しかない。でも生きる。不安しかない世界。オリンピック噺。サブタイトルが効いてる。今立っているところから見える景色が森山未來さんの表現で全て伝わる。そして神木隆之介さんの眼だけの芝居!鳥肌立ちっぱなし!
#いだてん— 餅もち蔵☁️ (@mochikinchaKu07) 2019年6月16日
【いだてん】23話のまとめ
クドカンこと宮藤官九郎が『あまちゃん』に続き震災を描いた第23話。
朝鮮人を差別するデマが流れたこともさらっと描かれました。
浅草が焼けたということを、ビートたけしさんに語らせるとは!
浅草のストリップ劇場・浅草フランス座で、芸人見習いとしてスタートし、前座を務めつつ舞台にも上がるようになった、その地を…。
思えば森山未來さんも震災のあった神戸の出身。
焼け野原で、泣き叫ぶ子ども、行方不明者を探し回る描写。もう号泣必至な回です。
そんあ中、神木隆之介の正体判明の衝撃ラストがありました。
五りん(神木隆之介)の視線の演技に注目していた視聴者も多かったです。
視聴率は低いですが、震災に向き合い、番組オリジナルキャラクターがこうやって繋がる、クドカンの秀逸な脚本に圧倒される『いだてん』です。
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