【6秒間の軌跡】5話|トラウマをえぐるひかりに星太郎がブチギレた本当の理由

【6秒間の軌跡】5話|トラウマをえぐるひかりに星太郎がブチギレた本当の理由
星太郎(高橋一生)が同窓会と花火を断る本当の理由は?両親への複雑な思いも…。
【6秒間の軌跡】5話のあらすじ・ネタバレ・感想とレビューをお届けします。

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目次

【6秒間の軌跡】5話のあらすじ

【6秒間の軌跡】5話のあらすじです。

あの人じゃなくてお母さん?

きれいな丸い花火にするためには星の飛びを均一に…と水森ひかり(本田翼)に教える望月星太郎(高橋一生)。星太郎の名前の由来が花火からきていると気づくひかり。航(橋爪功)がこだわったんだろう、というひかりに「違う」と航。その話を避ける星太郎に、「なぜ避ける?」「あの人の話になるからだろ」と。それは癖みたいなもんだ、その理由を「だってさ…」と言いかけてやめる星太郎。もう死んでるから言うけど、航に気を遣って避けてたと告白する。母に別の好きな相手ができて出て行ったということからだったが、航は星太郎のほうが母親と離れ離れになって傷ついたのではと思っていた。星太郎はおやじと暮らしたかったから大丈夫だと言う。航はもう「あの人」という言い方は止めようと提案する。

同窓会で花火を上げる?

星太郎の幼馴染み・田中勇人(小久保寿人)がおでんを持ってくる。勇人の母親が作ったおでんを、星太郎が子供のころ、おいしいおいしいと言って食べたから、今でもときどき持ってくるという。それに小学校の恩師の岩永先生に久しぶりに会ったら、今年で定年だというのでクラス会をやろう、そこで花火を上げてくれというのだ。断る星太郎。ひかりは、クラス会に出ることと花火を上げることがごっちゃになっている。クラス会に出ないで花火だけ上げるという手もあると提案。結局花火だけ上げることにする。

もらったおでんを夕食に出すひかり。星太郎はなぜか手をつけずに、ひかりに全部食っちゃってと言う。全部平らげるひかり。航は、星太郎にこれまで実は無理して食べていたのか、と尋ねるが、星太郎は「別に」とごまかす。

星太郎がクラス会に行かない理由

星太郎は、クラス会は何人集まるかわからないし、赤字になる可能性もあるからやりたくない。お金が集まらなくて花火が上げられなくなったら俺のせいになる、悪者にされるとグズグズ言いだす。それは自分がきっちり話をつけるし悪者にもなる、とひかり。そしたら自分がひかりを悪者にしたようになると星太郎。なりません、とひかり。
花火を断る本当の理由は違う。いろいろ理由をつけてるだけのように見える。航とひかりに痛いところをつかれて「うるせえって言ってんだろ」とブチギレる星太郎。「子供じゃないんだから、ブチギレるなら納得のいくように説明してくださいよ」とひかり。嫌いなんだよー!!あいつ!岩永!担任が大嫌いだからだという。その理由は、母の日のイベントを自分のクラスだけやらなかった。それは星太郎の母が出て行った後だったから。作文を読むだけのイベントだが中止になったことで航に嫌味を言いにきたり、学校に抗議した親がいたという。最初から普通にイベントやってればよかったのに、全部自分のせいにされた…。

嫌なことを思い出したくないという星太郎に、本当に思い出したくないのは岩永先生のことかお母さんのことか。すり替えてるんじゃないかとツッコむひかり。すり替えはこれまで自分がやってきたことだからわかるという。

星太郎は「嫌なものは嫌だ」と家からダッシュ。神社からなぜか少年が一緒に走り出す。負けじと山道まで走る星太郎だが、少年の足が速くて負けを認める。すると少年の姿は消えていた…。

【6秒間の軌跡】5話のネタバレ

【6秒間の軌跡】5話のネタバレです。

星太郎の本音

星太郎が作業場に戻ると航が待っていた。星太郎は、航が死ぬ前に「すまん」と言った意味を尋ねる。航は覚えてないと言う。でも星太郎は謝らなければいけないのは自分だと言い、理由を話す。両親が離婚したとき、航を選んだわけじゃない。本当はむしろ母親に付いていきたかった。でもおやじの仲間はおやじと暮らしたほうがいいと思っていたし、「まだおっぱい飲んでるのか」と言われた。それを言われたら9歳の男子としては親父と暮らすっていう。岩永も勇人の母親も、みんな自分が母親に捨てられたと思ってるけど、母親を捨てたのは自分。だからそういう自分を見たくない。

それは辛かったな、と航。ケンカしたひかりが落ち込んでるかもと帰宅するが、ひかりは鼻歌を歌いながらお風呂に入っていた。

翌日、花火を作りながら、星太郎は名前の由来をひかりに話す。「星」を入れたがったのは母親のほう。男だからと「太郎」を入れたのは航。複雑な思いが入ってていい名前だとひかり。複雑なほうがいいの?と星太郎が聞き返すと、複雑でも単純でも思いは思いだからどっちもいいとひかり。そしてひかりは星太郎のことを名前呼びし始める。そっちのほうがしっくりくる、と。そしてひかりは突然変なことを言い出した。

お父さんって本当に幽霊なんですかね?

意味がわからない星太郎だが、ひかりは何でもないとそれ以上は説明しなかった。

【6秒間の軌跡】5話の感想とレビュー

繊細な星太郎は、9歳のとき、両親が離婚したことでいろいろと傷ついていた。幼馴染みの母親、担任教師、みんなが気を遣ってくれればくれるほど、「母に捨てられた子」と思われていると傷ついた。

でも本当は母を捨てたのは自分、そういう自分も嫌いだったし見たくなかった — —。

やっと複雑な本音を吐き出した星太郎。母親のことも「あの人」ではなく「母親」とひかりには言えるようになりました。

本当の理由を別のことにすり替える。嫌いな自分を見たくない。そんなことは、誰にでも経験があることかもしれません。脚本家の橋部敦子さんは、こういう心のやわらかい場所の傷と痛み、再生を描くのが本当に上手い。

最後にひかりが、航は本当に幽霊なのか?と尋ねました。それはたぶん、航は星太郎とセットじゃないと現れないことに気づいたからでしょう。今回星太郎と一緒に走ったのは、きっと少年の時の星太郎。航も星太郎も幽霊ではなくて、星太郎の心が生み出した幻影なのでしょう。 次回、第6話は2月18日(土)よる11時30分から放送です。元カノ・由紀子が登場して、いつもクールなひかりもざわつく?

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