【二月の勝者】3話のネタバレと視聴率!女王様・前田花恋がいちばん輝ける場所

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二月の勝者

【二月の勝者】3話のネタバレと視聴率!女王様・前田花恋がいちばん輝ける場所

辛辣なだけでなく、謎めいた行動が話題の黒木()の裏の顔が垣間見え始める第3話。

転塾を考える桜花のトップ・前田花恋(田中絆菜)にまさかの放置プレイ。

でもそのココロは…。

【二月の勝者】3話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想・視聴率について、

目次

【二月の勝者】3話の視聴率

【二月の勝者】3話の視聴率は8.0%でした。

【二月の勝者】3話のあらすじ

【二月の勝者】3話のあらすじです。

Ωのエース、前田花恋が転塾!?

桜花ゼミナールでは、年度始め恒例の報告会が行われていたが、印刷したものを読み上げるだけなら無駄だという黒木(柳楽優弥)。

桜花ゼミナール講師の木村(今井隆文)は、Ωクラスの前田花恋(田中絆菜)がルトワックへ入っていく姿を目撃。慌てて黒木たちに報告桜花が誇る金の卵の転塾の危機に講師たちが焦る中、校長の黒木蔵人(柳楽優弥)は「放っておきましょう」「何もするな」と、まさかの放置発言。佐倉麻衣()は、加藤匠へのマンツーマン指導を「ひいき」だと痛烈に批判していた花恋は、自分のせいで転塾を考えたのかもしれないと気にするが、黒木はこう突き放つ。

あなたのせいだとして、あなたに何ができるんですか?

当の花恋は、ルトワックの見学へ。講師の灰谷純()から成績トップのSクラスへの編入を約束され、体験授業を受けることに。トップ中のトップのS1で勉強できることを楽しみにする。

桜花に来なくなってしまった花恋を心配する講師たち。担任の橘は、花恋が転塾すれば、期待していた成功報酬のポイントに左右されるボーナスが減る。死活問題だと落ち込む。そのとき、木村と事務員のあおいが、今度は黒木がホステスたちに囲まれてキャバクラが入っているビルに向かうのを目撃したと駆け込んでくる。

ルトワックの陰謀か、ルトワックのスパイか!? と妄想を口にする木村だが、ほかの教師たちは相手にしない。

花恋はルトワックでは落ちこぼれ?

桜花に来た花恋をやはり放っておけという黒木。花恋は、ルトワックのS1にできのいい双子の弟・陸斗が通っている上杉海斗にからみ出す。佐倉は花恋に声をかけるが花恋は無視。

灰谷が再び黒木を待ち伏せ。花恋が転塾すれば黒木も面目丸潰れ、桜花のシステムは花恋に合っていないことが証明されたのでは? とドヤ顔するが、黒木はそう結論づけるのはまだ早いと冷静だ。

深夜まで勉強に励む花恋の健康を心配する花恋の母・前田麗子()。花恋は意気揚々とルトワックの体験授業に出席するが、周りの生徒たちのできのよさにすっかり圧倒されてしまう。

花恋と仲がいい直江樹里は佐倉を避難。さらに落ち込む佐倉の元に、花恋の母・麗子がやってくる。黒木は意外にも、佐倉と橘に対応を指示。医師の麗子は仕事で多忙ながら、栄養や見た目も考えた弁当も作り、受験生を支える完璧な母親。麗子は、花恋は勉強ができることを鼻にかけ、学校では教師や同級生たちとうまくいっていないが、桜花では友達もできて楽しそうだった。だから転塾希望は意外に思ったが、花恋の意志を尊重したいという。

桂(瀧内公美)は、花恋のような競争心がある子はルトワックの方が向いているのかも、桜花では物足りなかったのかもしれない。だから転塾は佐倉のせいじゃない、という。

体験授業2日め。花恋はテストの成績がクラスでビリだったことにショックを受ける。さらにS1の生徒から自習室も追い出され、質問に行くと講師が自分の名前さえも覚えていないことに落ち込む。「ルトワックでいちばんになりたい!」という花恋だが、実はルトワックの落ちこぼれになりそうな不安に心を傷めていた。

【二月の勝者】3話のネタバレ

【二月の勝者】3話のあらすじです。

花恋は女王様

偶然、学校がある時間に公園にひとり佇む花恋を見かけた佐倉は声をかける。「私は桜花のために勉強しているわけじゃない」という佐倉に、「桜花を辞めても頑張ってほしい」という気持ちと、母の麗子が花恋を信頼していることを伝える。佐倉は花恋の太ももについた傷痕に気付く。

ルトワックの灰谷はまたもや黒木を待ち伏せし、花恋の母親がせっかくやる気になっている花恋にストップをかけている。でもダメなら切り捨てるしかない。それは黒木がやってきたことだという。

佐倉から花恋の自傷行為について聞いた黒木は「そろそろなのかもしれない」という。その夕方、疲れ切った様子で吉祥寺の街を歩く花恋に黒木は声をかける。
缶入り甘酒を飲ませる黒木。花恋の顔色の悪さを指摘して、「今から飛ばすと2月までもたないよ」という黒木に、「ルトワックに行ったのが面白くないだけだ」という花恋。

本当にそうだよね。
勉強ができる子はどうして褒めてもらえないのか。
リレーの選手、合唱コンクールでピアノを弾く子、文化祭の劇の主役の子たちみたいに、褒めてくれればいいのに。

涙ぐむ花恋に箱ティッシュを渡す黒木は、こう言った。

花恋にはトップが似合ってる。
その他大勢の中なんて花恋の居場所じゃない。
花恋は女王になれる所でしか輝けない。

花恋は女王様だ。少なくとも僕や桜花にとっては。
花恋の席、まだ空けて待ってるよ。


帰宅した花恋を待っていた麗子。
どれだけ花恋のことを心配していたかわかってほしいの!
なんでママが泣くの? 何か悪いことをした? 声を上げて泣く花恋を麗子は抱きしめる。

桜花に戻った花恋を、樹里たちが笑顔で迎える。

どう説得したのかと問う佐倉に黒木は、何も説得などしていない、いちばん元気に泳げる池を教えただけだと話す。黒木は、自尊心の高い花恋が自分で納得するまで、誰か=母親を頼るまで待っていた。

助かりましたよ。あなたがタイミングを教えてくれて。

花恋が追い詰められるのを待っていたという黒木に疑問を持つ佐倉だが、黒木は自分は医者でも母親でもない。花恋を第一志望に合格させる。自分の仕事はそれだけだと言い切る。

桜花のトップに返り咲いた花恋は生き生きとしている。前はしぶっていたほかの生徒への解説も、得意げにするようになった。花恋は前よりいい子になったのでは?と桂。

何も知らない橘は黒木は何もしていないのにラッキーだと言う。

井の頭ボウルでは、桜花ゼミナール社長の白柳()と紗良(住田萌乃)が囲碁をやっている。白柳は紗良の祖父だった。白柳は黒木に差し入れを渡す。紗良を連れて黒木が入った「スターフィッシュ」の扉の向こうでは、小中高生だけでなく、ホステスたちも受験勉強をしていた。

【二月の勝者】3話の感想とまとめ

スポーツで1位だとほめられるのに、勉強で1位だとほめられない、という問題提起があった。

こんな優しい言葉を投げかけられたら小学生でも泣けますね

黒木の「いちばん元気に泳げる池を教えてあげただけ」というセリフ、「勉強ができる子は、どうしてスポーツやピアノができる子みたいに褒めてもらえないのか」という問題提起にグッときました。

勉強ができる子でも褒めてもらえることはあめかもしれませんが、今回は前田花恋ができない子を見下してしまうという性格面もあり、学校では嫌われ者になっていた。

それでも桜花では、勉強ができる花恋をリスペクトして「花恋がいない桜花なんてつまらない」と言ってくれる樹里たち友達もできていた。

鶏口となるも牛後となるなかれとは、昔からよく言われることわざですが、まさに花恋のパターンはこれ。自尊心が強い人ほど、自分がトップでいられるところが居心地がよく、また褒められてこそ、その才能を一層伸ばしていけるのかもしれません。

【二月の勝者】、やっぱり深いですね。

そして早くも「スターフィッシュ」の正体が垣間見えてきました。佐倉たちが本当の黒木を知るのはいつになるのでしょうか?

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記事内の画像: 【二月の勝者】公式サイトより引用

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