【35歳の少女】9話のネタバレと感想!多恵(鈴木保奈美)の最期と母の愛に涙が止まらない!

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35歳の少女/9話

【35歳の少女】9話のネタバレと感想!多恵(鈴木保奈美)の最期と母の愛に涙が止まらない!

望美(柴咲コウ)を殺そうとした多恵(鈴木保奈美)が意識不明で入院。

望美と愛美(橋本愛)、2人の娘は奇跡を起こせるのか!?

この記事でわかること
  • 【35歳の少女】9話の視聴率
  • あらすじネタバレ
  • みんなの感想
目次

【35歳の少女】9話の視聴率

【35歳の少女】9話の視聴率は7.2%でした。裏番組の「逃亡者」の影響か!?

【35歳の少女】9話のあらすじ

【35歳の少女】9話のあらすじです。

望美(柴崎コウ)の夢

望美(柴咲コウ)、愛美(橋本愛)、進次(田中哲司)がすき焼きの用意をしてテーブルにつく。25年ぶりに4人で食べるすき焼きを喜ぶ一同。多恵(鈴木保奈美)を2階に探しにいく望美。

部屋にいた多恵。だんだんとその姿が消えていく…。

何これ、行かないでよ、ママ!

多恵(鈴木保奈美)は意識不明のまま

病院に駆けつける愛美と進次。

望美は、多恵がくも膜下出血で倒れた。心不全も起こしていると報告。何があったのかと問う愛美たちに…

「ママが私を殺そうとしたの。じゃ、あとはよろしく」といって去っていく。

もうあなたたちとは関係ないし、ひとりで生きていく。

多恵の姿を見てうろたえる進次に愛美は、大丈夫よ、必ず目覚める。誰だと思ってるのこの人。

そうだな、時岡多恵は世界最強の母親だもんな…、と進次。愛美は多恵の日記を読む。

「何としても、望美を元に戻さねば。それができたら4人ですき焼きを食べたい」

実家の冷蔵庫にはすき焼き用の野菜や肉、豆腐や卵が4人分用意してあった。

愛美の説得に望美は…

愛美は望美のマンションに行って訴える。

多恵は望美を殺そうとしたんじゃない。元に戻してみんなですき焼きを食べようとしていた。多恵の日記を渡そうとする。

冷たい態度の望美に、ママの身体がボロボロになったのもお姉ちゃんのせいじゃない。これまであんなに愛されてきたのに何もしないのか。早くみんなの幸せを願う本当のお姉ちゃんに戻ってよ。

望美は今の自分が本当の自分。愛美こそ、家族愛がダダ漏れなのが本当の姿なんだ、と言う。

怒った愛美は、多恵の面倒は私が見るといって出ていく。病室では進次が多恵と初めて会ったときのことを話している。愛美は、ママは私が絶対に目覚めさせると宣言する。

進次(田中哲司)が達也(竜星涼)に体当たり

結人(坂口健太郎)が時岡家を訪ねると、進次(田中哲司)が家の修復をしていた。結人は多恵が倒れたのは望美のことを頼んだ自分のせいだと言うが、進次は多恵は結人に言われなくても同じことをした、結人のせいじゃない。多恵が倒れた今、望美を救えるのは結人だけ、と望美のことを託す。

進次(田中哲司)は自宅に帰ると、達也(竜星涼)の部屋のドアを叩く。今日は絶対諦めない。出てこないとドアを壊すと体当たりすると達也が扉を開け、部屋に倒れこむ。

今日は諦めない、俺はお前の父親だと達也を部屋から出そうとする進次。父親づらするな、と達也は進次を殴るが進次は引かない。すると達也は本音を語り出した。

俺は、やりたくないことはすぐわかるのに、本当にやりたいことがわからないんだよ。いつまでたっても。

ガキの頃はあんたを本当の父親だと思ってたし、成績もトップでバレンタインのチョコももらい放題。

でも中学入ってイジメにあうし、あんたは本当の父親じゃないってわかるし。いくら勉強してもいい大学に入れないし、やっと就職した会社では営業ノルマが達成できないし…。俺の人生は小学校で終わったんだよ!

でもお前は生きてる。それだけでいい。

父親みたいなことを言うな!

お父さんはあなたの父親よ。だって似てるから、と加奈(富田靖子)。

達也が幼い頃、四つ葉のクローバーを探していたとき、なかなか見つからないから、実は進次が別のクローバーの葉を1枚付け足して植えていた。

達也は知らないふりをして受け取った。2人のそういうやさしいところがそっくり、と加奈。

進次は、達也がやりたいことを見つけるために、加奈と3人で考えよう。俺も人生の選択にさんざん迷ってきたけど、もうやめる。お前たちを失いたくない、と家族への思いを言葉にする。

達也は立ち上がるとダイニングでハンバーグを食べ始める。とても久しぶりに3人で食事する今村家。進次はうれし泣き。

愛美(橋本愛)の本音と結人(坂口健太郎)の父の死

多恵(鈴木保奈美)の世話をする愛美。

初めてママを独り占めしてるみたい。昔ママが眠ってるお姉ちゃんに話しかけているのを見て、私が豆腐を買いに行って事故に遭えばよかった。そうしたらママにこんなふうにしてもらえるのに…。泣かないよ、私、このママ死んだら涙の一滴も流してやるもんか。

望美は動画を録画していた。「人の意見ばかり気にしているうちに大切な時間はどんどん失われていく。時間を無駄にするなら、その時間を私に…」

だーかーらー。あんたがいちばん時間を無駄にしてる。このままママにも結人くんにも会わないなんて望美が絶対許さないから。

10歳の望美が夢の中で35歳の望美を叱る。

学校を休みっぱなしの生徒が転校を考えてると聞き、自宅を訪ねる結人(坂口健太郎)。生徒は出てこなかったが、窓から結人を見ていた。同級生が様子を見にくる。イジメがあったんじゃないのか、何か知っていたら教えてくれと頼むが生徒は去っていく。

父親(西岡徳馬)が亡くなったと連絡が入り、実家に戻る結人。よかったじゃない、母さんの望み通りになって…。通夜と葬式ぐらいは出ると母親に言い残し自分のアパートへ。

結局、親にも生徒にも何もできなかった…。

望美に突っ返されたラジカセでテープを聞く。そこには驚くべき内容が入っていた!

【35歳の少女】9話のネタバレ

【35歳の少女】9話のネタバレです。閲覧ご注意を。

多恵(鈴木保奈美)のメッセージ

結人(坂口健太郎)は、図書館で見つけた望美に話す。父親が死んだこと、何も感じないと思っていたらそうじゃなかった。父親は何か俺に言い残すことはなかったのか、どうして自分からもっと話しかけなかったのか…。いろいろな思いが湧いてきた。

結人は多恵(鈴木保奈美)を救えるのは望美しかいない。今度は望美が奇跡を起こす番だといって去っていく。

多恵(鈴木保奈美)のメッセージ

今日、望美が25年ぶりに目覚めた。あまりにうれしくて言いたいことが多すぎて録音している。

最初の頃は毎日泣いてばかり。何年も望美の身体を動かし、歯を磨き、髪を洗い爪を切って…。毎朝今日こそ奇跡が起きると信じてトンボのメガネを歌ってきた。

望美の35歳の誕生日に、「もうこれ以上無理だ」と諦めようとしたとき、自分を責めるように非常ベルが鳴って、赤とんぼが来て…奇跡が起きた。

叫びたくなるくらいうれしかった。これでもう一度あなたを抱きしめることができる。
でも本当にたいへんなのはこれから。私がいなくてもこの子がちゃんと生きていけるようにしなくては。

病院では愛美(橋本愛)が多恵(鈴木保奈美)の身体を動かしていた。

ママ、こんなこと25年もやってたの?私には無理…。

望美がラジカセを持ってやってくる。

自分が目覚めたときと同じ状況を作ったら多恵が目覚めるのではないか。望美も目覚めたときのことを覚えていた。非常ベルが鳴ってトンボの歌が聞こえてきて、「そろそろ起きなくちゃ」と思ったのだ。

望美と愛美はとんぼの歌を歌い、スマホで非常ベルに似た音を鳴らす。

しかし多恵は目覚めない。望美は、眠っていたときこの世とあの世の境目のようなところにいたことがあった。川の向こう側がとってもキレイだから渡ろうとしたら、多恵が「行っちゃダメよ」と止めたと話す。

ママは同じようなところにいるんじゃない。だったら戻ってきなよ。

すると奇跡が起こる。多恵が目を開けた。しかし医者は奇跡的に目を覚ましただけで今度意識を失ったら回復は無理だろうと言う。

駆けつけた進次は、多恵(鈴木保奈美)に話しかける。

お前は本当にすごいな、2人の娘をちゃんと育てた。心の底から尊敬する。何もしてやれなくて本当にすまなかった。許してくれ。

あなたはそのままでいてください。あなたが笑っているだけで娘たちは安心するから。2人のことをお願いします。多恵は息も絶え絶えに話す。

愛美が叫ぶ。

このまま死んだら、お姉ちゃんとママの悪口言って楽しむから、早く元気になりなさいよ!

多恵は愛美に謝る。事故に遭った望美につきっきりになっていたとき、愛美は自分は大丈夫、と勉強もウチの手伝いも一生懸命やってくれてつい甘えてしまった。愛美の寂しさに気づいてあげなかった。そのせいで愛美が自分に怒りや悔しさをぶつけるようになったが、接し方がわからず向き合うことから逃げてしまった。本当にひどい母親だった…。

だったら罪滅ぼししてよ。こっちは一緒にやりたいこといっぱいあるんだから!

ごめんね、愛美。

多恵は望美に殺そうとしたことを謝る。

ママはいつだって正しい。ママのおかげで初恋の人に告白できた。ちょっと情けなくなったけどやさしいパパにまた甘えられた、美人で背が高くなった愛美と姉妹ゲンカもできた。白髪が多くなったママと一緒に暮らせた。

私は世界でいちばん幸せな娘だよ。ママは間違ってなかった。何一つ間違ってなかった。ママが間違えるわけないじゃない。ママは25年、自分を信じてよかったんだよ。

多恵は涙を流しながら微笑む。

やっとあなたたちより先に死ねる…。愛してる。

そんなこと言わないで、ママ愛してる、と望美。愛美もママ、愛してるという。

愛してる、愛してる…そう何度も呟きながら、多恵の言葉が、心が消えていく…。人が死ぬということはこういうことなんだ…。

多恵の身体を焼いた煙を見ながら「なかなか消えない」と思う愛美と望美。どうしてそんなに冷静なんだ、という進次(田中哲司)に、進次がボロ泣きしすぎて泣けなかったと愛美。

挨拶しにきた結人。そのままでいいのかと聞く愛美に、まだ自分のことちゃんとしてないから、と望美。

すき焼きを食べる。望美はふと思う。夢で見たのと同じ。ママがいるような気がして。望美は二階に上がる。もちろん多恵はいない。あるのは日記だけだった。

日記を見ると、ノートの端にパラパラ漫画が描いてある。めくるとトンボがだんだん黒く塗りつぶされていなくなる。

マナちゃん、ママがいなくなっちゃった。ママは25年私のために尽くしてくれたのに、私はママに何もしてあげられなかった。

私だって一緒だよ。ママの愛情欲しがるばっかりでちっとも愛してあげなかった。ひどいことばかりいって、さんざんママを傷つけた。

ママに会いたいよ、お姉ちゃん!私も…。抱き合って涙を流す2人。

会いたいよ、ママ。

【35歳の少女】9話の感想とまとめ

【35歳の少女】9話の感想をまとめました。

多恵(鈴木保奈美)、母の愛と家族の雪解けに涙腺崩壊!

多恵(鈴木保奈美)の死に際に初めて家族が本当に素直になり、母の愛がついに報われました。

遅すぎる、でも報われてよかった。2020年の場面では一切笑顔を封印していた多恵(鈴木保奈美)の笑顔が見られました。

やさしいけど優柔不断で情けなかった進次(田中哲司)もようやく達也(竜星涼)と真っ正面から向き合いました。

2つの家族が絆を取り戻した神回。涙が止まらない、涙腺崩壊という感想が多く上がりました。

でも、今回、多恵(鈴木保奈美)と結人(坂口健太郎)の父(西岡徳馬)が亡くなりました。結人と母(筒井真理子)、生徒との絆の問題は最終回に持ち越し。

望美とのこれからも…。

めちゃくちゃ感動させた後に突き落とす(苦笑)、遊川和彦の脚本。【35歳の少女】はハッピーエンドで終わらせてほしいですね!

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