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スペシャル【黒革の手帖2020】原作小説の結末ネタバレ!拐帯行の内容!

SPドラマ・黒革の手帖

スペシャル【黒革の手帖2020】原作小説の結末ネタバレ!拐帯行(カイタイコウ)内容!
松本清張×武井咲【黒革の手帖】連ドラ続編が2020年冬に放送!
【黒革の手帖2020】は短編小説【拐帯行】をもとに描かれます。
【黒革の手帖2020】原作小説の登場人物、結末ネタバレ、感想、スペシャルの予想を紹介します。

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【黒革の手帖2020】原作小説・拐帯行(かいたいこう)

『拐帯行』作者は松本清張

松本清張【黒地の絵】
松本清張「黒地の絵」
画像:https://www.shinchosha.co.jp/book/110903/

『拐帯行』

・『日本』1958年2月号に掲載、1959年2月に短編集『危険な斜面』収録の1編として、東京創元社より刊行。
・『拐帯行』(新潮文庫『黒地の絵 傑作短編集〔二〕』所収)

拐帯とは
人から預かった金や品物を持ち逃げすること。

拐帯行は、1959年と1988年に実写化ドラマで放送されています。

原作者:松本清張

1953年に『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞。
『地方紙を買う女』『黒い樹海』『誤差』『黒革の手帖』『鬼畜』『疑惑』『砂の器』など多数の推理小説を執筆。

原作小説『拐帯行』の登場人物

森村隆志

社員45人ほどの会社に勤める。
社内で年少の社員。

西池久美子 

隆志の恋人。
叔父夫婦と暮らしている。

ある夫婦

隆志が旅する中で見かける品の良い男と女。

原作小説『拐帯行』のネタバレ

拐帯実行

土曜日

森村隆志は会社に戻り、会計主任に集金してきたお金を渡す。
この時、隆志は集金額の半分を渡し、残りの半分については
「あとは月曜日に」と虚偽申請。
隆志の鞄の中には、35万の現金が入っている。

隆志は、45日前から拐帯を計画していた。

実行は土曜日でなければならない。
日曜日は事務所が休み。月曜の9時を過ぎないと機能は蘇らないからだ。
35万円の持ち逃げは、現時間から41時間後に発覚する。
それだけの時間があれば逃亡できると踏んだのである。

退社後、隆志は西池久美子とともに東京から特急で九州に向かう。

西池久美子は隆志の恋人。
久美子に両親はなく叔父のもとで暮らし、給料の半分を叔母に取り上げられている。
隆志は、長野県と山梨県の境に接する山奥の農家の三男。実家は兄夫婦がいて、送金はない。

二人は幸薄い境遇に共鳴し結ばれ、いつしか「死のう」ということに。
会社の金を資本に死ぬ前に贅沢をすることが今回の旅の目的。
久美子は隆志の犯行を知らず、お金は退職金だと思っている。

列車内。
二人が乗る列車に、熱海から夫婦(らしき人物)が乗ってきた。
男は47,8歳。女は40前に見える。
その夫婦を見て久美子は
「品のいい夫婦」だとささやく。

死を求めた旅

旅館に到着。
隆志は二人の靴もコートも古いことに気づき、身なりを整えようと、久美子とショッピングに行く。
横領したお金で、コートや靴を買い、身なりを整え、贅沢な最後の旅を楽しむ。

翌日。
博多から阿蘇へ。
ホテルで列車で見かけた夫婦を見かける。
この時、隆志は安定した夫婦の姿から崩壊した気持ちになる。

翌日。
阿蘇から熊本へ。
すでに捜査が進んでいるだろう、と想像する隆志は死ぬまで“あと二日”だと思う。
旅館の部屋でくつろいでいると、刑事がやってきてドキリとする隆志。

女中の話から「事件が起きた。犯人の夫婦が奈久に来ているという情報があり、そのため旅館を調べている」とわかる。
隆志を逮捕しにきたのではないことに、ほっとする。

旅館の庭で列車で見た夫婦を再び見かける。
仲睦まじい二人の姿を見て、隆志は
「あんな人生もある」と希望をもつ。

原作小説『拐帯行』の結末ネタバレ

指宿についたころには、隆志の死にたい気持ちは薄らいでいた。
夫婦を見て羨ましく感じ、そういう人生を送りたいと思ったから。
隆志は罪を清算し、懸命に努力をしようと決め、自首をした。

検事と向かい合う隆志。

隆志はその後、指宿でも夫婦と会い会話をしたと話す。
その時、夫婦は部屋に招いてくれた、とも。

隆志は検事から衝撃の事実を告げられた。

隆志が憧れた夫婦だと思っていた男は6百万の横領犯人。ある会社の会計課長。女はバーのマダムで愛人。二人は宿で薬を飲み情死した。

隆志は言葉を失う。
検事は、隆志を執行猶予にしようと思っていた。

原作小説『拐帯行』の感想

ドキリとする結末

短編小説ですからサラリと読める作品です。
死を求めた主人公・森村隆志が思いとどまったのは、ある男と女の姿。
夫婦と思われた人物が死の旅をしていたという結末は、希望から突き落とされた感覚。
推理小説ですから、いい意味での裏切り。
時代がだいぶ違いますが、現代にも置き換えることはできる物語。
主人公と恋人が死を選ぶまでも隆志の言葉で綴られています。
この物語の面白さは、人間の見た目と中身のギャップ。見掛けで判断することがいかに曖昧なのか、ドキリとする結末です。
偶然に何度も出会った二組のカップルが真逆の道を歩んだことに人生の明暗を感じます。

スペシャル【黒革の手帖2020】の予想

原口元子(武井咲)の運命を変える男が森村隆志!

スペシャル【黒革の手帖2020】では、原口元子(武井咲)が金沢で森村隆志と出会い、運命を大きく変えていきます。
原作は【黒革の手帖】と【拐帯行】は別作品なので、スペシャルでは二つの作品の主人公が同時に動きだすオリジナル要素がつまっていると予想しています。

記事内画像:スペシャルドラマ【黒革の手帖2020】公式サイト

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