【ダイイング・アイ】最終回ネタバレと感想まとめ!江島(生瀬勝久)に天誅!?結末にモヤる!

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【ダイイング・アイ】最終回のネタバレと感想まとめ!ラスボス江島(生瀬勝久)に天誅!?結末にモヤる!
瑠璃子の壮絶な復讐劇が終焉を迎えます。いちばん悪い奴は誰だ!?

事件の真相は? 慎介()の運命は!? 結末にモヤる理由とは?

今回は、【ダイイング・アイ】最終回のネタバレと感想について!

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目次

【ダイイング・アイ】最終回のあらすじ

【ダイイング・アイ】最終回のあらすじです。未視聴の方は閲覧ご注意を。

前話のあらすじネタバレはこちら!

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岸中玲二(柿澤勇人)の独白

美菜絵(高橋メアリージュン)と結婚したのは2014年、4年前。

彫刻家になりたい夢があったが、現職はマネキンデザイナー。現実と折り合いをつけた。

美菜絵とはあるウエディング・イベント会場で出会った。ピアノを弾く美菜絵に一目惚れした岸中は初めて見知らぬ女性に声をかける。

美菜絵にもピアニストになるという夢があった。

美菜絵はそのうち玲二のデッサンのモデルをするようになり、それが2人のデートとなる。

結婚3年目に念願の子供を授かり、2人で喜んだ。

1年半前、美菜絵は教え子がコンクールの課題曲を仕上げたいということで夜、レッスンに出向いた帰り道に事故に遭い、帰らぬ人となった。

美菜絵を蘇らせたかったができなくて絶望した…。

交通事故の真相

慎介(三浦春馬)は、1年半前のすべての記憶を取り戻した。

・事故時、運転していたのは慎介ではなく江島
・直接美菜絵を轢いたのは、江島の車を避けた木内の車。
・運転していたのは妻のみどりだったが、木内は江島に木内が運転したことにしてくれと頼む。
・江島もまた慎介を身代わりにする取引を持ちかける。
・慎介は店を出す資金を得るチャンスと考え3000万円で手を打つ。

事故の際、木内(淵上泰史)の婚約者だった上原みどり(水沢エレナ)は、木内に「運転させて」とねだった。しかし雨がひどく、運転初心者のみどりは突発的な事故を回避できなかった。

結果、木内がその罪を背負うことを、江島(生瀬勝久)に提案する。それで収まるかと思えた事故だが、みどりは、美菜絵(高橋メアリージュン)の死にゆく姿を見てその恨みのこもった瞳に取り憑かれてしまった。

それからみどりはおかしくなっていった。上原社長は、心療内科からお祓いまであらゆる手を使ってみどりを治そうとしたが、できずにみどりを軟禁。木内は婚約を解消する代わりにみどりの世話役となった。

みどりは美菜絵に線香をあげて謝りたい、と木内を説得する。ずっと拒否していた岸中玲二(柿澤勇人)も「一度だけなら」と受け入れた。みどりはそこで美菜絵のウエディング姿を象ったマネキンを見る。

みどりは「よかった、美菜絵さんに会えて…」と幸せそうに笑った。みどりは玲二の部屋に通い、日に日に元気になっていく。

しかし玲二は美菜絵のマネキンに「命を吹き込みたいができない。無力だ」と嘆いていた。

数ヶ月すると慎介が監禁されたマンションの部屋に玲二の荷物が運び込まれ、そこは美菜絵を蘇らせるための工房となる。みどりが金銭的援助もしていたという。

そのうち、みどりは美菜絵そっくりに整形してしまう。

みどりは美菜絵のあの目に取り憑かれて、別人になってしまった。美菜絵そっくりになったみどりは玲二のもとに行く。

最愛の美菜絵(整形後のみどり)に再会した玲二は、もうどこへも行かないでくれといい、愛し合う2人。しかしその蜜月も長くは続かなかった。

岸中のほうが先に目を覚ましたんだろう。顔はそっくりでもこれは妻ではない、と。

絶望した玲二は、死ぬ前に美菜絵を殺した人間の顔を見届けたくて、慎介(三浦春馬)のバーに行った。

そして「嫌なことがあったらどうするか」という問いに「早く忘れて楽しいことを考える」と答えた慎介に殺意を抱いたのだった。

岸中の部屋に行ったみどりは自殺した岸中の遺体を見てしまう。

慎介は尋ねる。瑠璃子はどうして子供を欲しがったのか…。

木内はいう。美菜絵さんは、あのとき妊娠していた。俺たちは岸中から愛するものすべてを奪ったんだ。

あの日、あの時、なぜあの場所に吸い寄せられるように集まってしまったのか。「運が悪かった」で片付けるには重すぎる…。

【ダイイング・アイ】最終回のネタバレ

西麻布署では、小塚刑事()らが事件の捜査を進めている。

瑠璃子は上原みどり(水沢エレナ)と読む。

慎介が監禁されたマンションに行くが、もぬけの殻だった。マンションはすべて帝進建設の所有だから怪しいとほかの部屋も調べると、同じフロアの別室で監禁部屋にあった家具やマネキンが見つかった。

ところが見張っていたはずの榎木刑事(吉田健悟)の姿がない。みどりの整形を担当したクリニックを特定した小塚は木内を再び連行する。

みどり/瑠璃子の最後の復讐

慎介(三浦春馬)は、事故と岸中のことを回想する。

「もう一度取引しよう」と言った江島(生瀬勝久)から連絡がくる。

喫茶店でコーヒーを飲む2人。慎介が「シリウス」の面接を受けたときのことを思い出す。

江島はコインロッカーの鍵を渡す。新橋駅地下のコインロッカーに約束のもの(金)を入れたという。中を確かめないと…という慎介。

交通事故なんてものは運。その場に居合わせた人の運、不運、それだけのことだと江島。

車に潰された美菜絵さんのことを思い出すことはないのか?と問う慎介に、それで誰かが救われるのか? 忘れないと前に進めない。誰も悪くない。たまたまあの場に居合わせただけだ。

慎介はライターをいじる江島の姿に、事故の原因は江島がタバコに火をつけようとよそ見をしたことだと思い返す。

あの事故は本当は不運ではない。江島の過失が原因だった。

しかし江島は、俺もお前も同罪だろう。約束のものをとってこい。お前が喉から手が出るほど欲しかった金だろ、と言う。

慎介は江島に長い間世話になったことの感謝を伝え、金を取りに行く。保身と金欲に走りながらも慎介は思う。

バーテンダーになって10年、俺は何をしたかったのか、これだったのか…。

木内(淵上泰史)は、榎木刑事(吉田健悟)の遺体遺棄場所を小塚(木村祐一)に伝える。木内が部屋に行ったときすでに榎木は亡くなっていて、遺体は木内がみずからの意思で処理したと証言。

みどり/瑠璃子(高橋メアリージュン)の行方はわからないが、みどり/瑠璃子は慎介(三浦春馬)のマンションを知っている。みどりにこれ以上罪を犯させないでくれ、と木内。

慎介のマンションに急ぐ小塚。慎介は必要なものだけとって逃げる気で部屋に戻る。しかしそこにはみどりではなく江島(生瀬勝久)が待ち伏せしていた。

江島は、慎介を自殺と見せかけて殺そうと無理やり強い酒を飲ませる。

約束が違う…という慎介に、何が約束だ。俺が持ちかけたのはビジネスだ、と返す。

慎介が身代わりになることで金を支払ったこと、成美()がその金を持ち逃げして、慎介がさらに金を釣り上げたこと…。

江島が事の顛末を話していると、その後ろにみどり/瑠璃子が立っていた。

瑠璃子は今、すべてを知った。

あなたが私を殺したのね、許さない…私を殺しなさい、そして今度こそ忘れないで、あなたが殺した女の顔を、目を。

江島は取り憑かれたように「そんなに言うなら殺してやる」とベランダで瑠璃子の首を絞める。

そして瑠璃子は慎介に微笑みながら転落死する。

瑠璃子の遺体のそばでうなだれる慎介。どうして…(こんなことになってしまったのか…)。

後日、榎木刑事の遺体も発見される。みどりが自分の聖域を荒らした刑事が許せないと言う理由で殺した。

逮捕された江島は、拘置所で自分の目を自分で潰してしまう。瑠璃子の“ダイイング・アイ”が自分を見ているという妄想に取り憑かれてしまったのだ。

小塚は、豊洲の草むらで見つかった成美(松本まりか)のスマホを慎介に渡す。

成美の遺体は必ず見つけるからあんたが弔ってやらないとな…。

未送信のメッセージを読む慎介。

黙って家を出てごめんね。慎ちゃんのこと大好きだった。楽しかったし幸せだった。私バカだよね。もう会えない。だって慎ちゃんの大事なお金を私は…。

あんたも罪を償わなきゃな。今度は足じゃなくて腕だな、と小塚は手錠をかける。

慎介は言う。

あの時思ったんですよ。交通事故の判決が下りたとき、禁錮2年執行猶予3年。軽いものだな、って。人ひとりの命を奪った罪を問われているのに、軽くて内心ホッとした。この期間さえやりすごせばいいんだって。でも人を殺した罪ってそんなことじゃ…。

警察を出てから千都子ママ(堀内敬子)に店を辞めると告げる慎介。

もともと慎ちゃん、水商売には向いてなかった。忘れることね。ここであったことは全部、とママ。

しかし慎介は言う。

いえ、忘れません。それが自分にできる彼らへの唯一の償いです…

【ダイイング・アイ】最終回の感想

【ダイイング・アイ】最終回のみんなの感想をまとめました。

交通事故の瞬間、死にゆく瞬間を毎回しつこく繰り返され、生瀬勝久の『交通事故なんて運・不運』というセリフにしても、ここ最近の痛ましい事件を否が応でもでも思い出して、そういう意味で見てるのがつらいドラマだった。

個人的にいやーな終わり方だった(いい意味で・爆)。人を死なせてしまったり欺いたことへの報いを受けるべくして受けた人達。死ななくてもいい人が死んだところにもやもやが残る。特に榎木。それがきっかけで小塚刑事が本気出した、と思えば意味もあるかもしれないけど。

連続ドラマWダイイング・アイ最終話 見終わる。何度見ても事故のシーンは衝撃的。しかしまぁそんなことあるんかねぇ。辛く悲しいお話でした。

バーのママは、何も罪に問われてないの?と疑問が残った。

ホラー仕立てでしたが、どこか身につまされるような悲しい物語でした。慎介(三浦春馬)と一緒に交通事故の恐ろしさを疑似体験したような気がします。

それぞれの過失、欲望、保身で、こんなにも人生が狂うことがあるのかと思うと怖くなりますね。

【ダイイング・アイ】最終回のまとめ

「交通事故が生む”無責任の拡大”をベースに、人の心の弱さ、もろさを鋭く問いかける異色のハードサスペンス」というふれ込みでしたが、本当にそれをリアルに描いていたと思います。

事故やトラブルに遭うとよく考える「たられば」ですが、美菜絵の事故の場合は些細なことの連鎖から起きました。

もしも江島がタバコを吸わなかったら…
もしも江島が慎介にタバコの火をつけさせていたら…
もしも木内がみどりに運転させなかったら…


もしも美菜絵が教え子思いじゃなかったら…
もしも岸中が美菜絵をレッスンに行かせなかったら…


事故に直接関わっていないのですが、遡れば、

そもそも由佳が泥酔したふりして江島に送らせなかったら… なんてことも考えてしまいますね。

そして美菜絵の事故から1年半後、岸中玲二、成美、みどり/瑠璃子、榎木刑事が命を失うことになります。

それは・・・

木内がみどりをかばって身代わりになったから

木内の身代わり案に影響されて江島が慎介を身代わりにしたから

慎介が欲を出して江島から3000万円を出させたから

慎介の記憶喪失をいいことに成美と江島が金を取り戻そうとしたから

そもそも美菜絵の事故は、まず江島の前方不注意と運転に不慣れなみどりが運転していたことに起因します。みどりも被害者ですが…。

何の罪も犯していないのにお腹の赤ちゃんとともに殺された美菜絵さん、大切な家族を奪われた玲二は本当にお気の毒ですが、当事者が真実を話して罪を償っていれば、成美や榎木刑事、みどりも死ぬことはなかったでしょう。

とくに榎木刑事は職務とはいえ、かわいそうでしかない。
(原作では小塚刑事が亡くなります)

いちばん悪いのに、いちばん罪の意識がなかった江島がダイイング・アイに取り憑かれて発狂、両目を潰してしまう結末は天誅とでもいうべきか。

気になったのは、千都子ママ。江島と組んで成美を殺したけど、直接手を下してないし、すべてを知っている江島は発狂してしまったから、ママだけは罪に問われない?

さらに慎介に「忘れなさい」なんて言って終わる。ママについてはモヤモヤしますが、「無責任」の象徴なのかもしれませんね。

一瞬の気の緩みで、誰かの、自分の、そして周りの人々の人生を狂わせてしまう交通事故。【ダイイング・アイ】はその恐ろしさを教えてくれました。

加害者にも被害者にもならないように気をつけていきたいですね。

【ダイイング・アイ】は、2020年8月24日(月)にWOWOWで一挙再放送!
16時25分からスタートです。お見逃しなく!
WOWOWメンバーズオンデマンドで動画でも見られます。
入会初月は視聴料無料です!
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