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WOWOW【パレートの誤算】原作小説のネタバレ!意外な犯人に驚愕!

WOWOW【パレートの誤算】原作小説のネタバレ!
【パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件】がWOWOWオンラインで3月7日から放送。
主人公・聡美に橋本愛、聡美とともに行動する小野寺淳一にNEWSの増田貴久
美少年/ジャニーズJr.の那須雄登が初のドラマ出演と話題のWOWOWドラマ【パレートの誤算】の原作について、犯人、結末までをネタバレ!犯行の全容、感想を紹介します。

この記事の目次
1.【パレートの誤算】原作は柚木裕子の小説
2.【パレートの誤算】原作の登場人物
3.【パレートの誤算】原作ネタバレ
【パレートの誤算】事件
第一章・放火殺人事件
第二章・不正受給の真相
第三章・拉致事件
終章・犯人ネタバレ
4.【パレートの誤算】感想

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【パレートの誤算】原作は柚月裕子の小説

WOWOWドラマ【パレートの誤算】原作は柚木裕子さんの同名小説です。
2014年10月に祥伝社から刊行。
2017年4月に文庫化。

本の内容

ベテランケースワーカーの山川(やまかわ)が殺された。新人職員の牧野聡美(まきのさとみ)は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。仕事熱心で人望も厚い山川だったが、訪問先のアパートが燃え、焼け跡から撲殺(ぼくさつ)死体で発見されていた。聡美は、受給者を訪ねるうちに山川がヤクザと不適切な関係を持っていた可能性に気付くが……。生活保護の闇に迫る、渾身(こんしん)の社会派ミステリー!

http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396343002

柚月裕子(ゆづきゆうこ)


受賞作品

2007年、『待ち人』で山新文学賞入選・天賞受賞。
2008年、『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞受賞。
2013年、同作で第15回大藪春彦賞受賞。
2016年、『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。
2018年、『盤上の向日葵』で本屋大賞2位。

実写化

「孤狼の血」は、役所広司さん主演で映画化。 佐方貞人シリーズは上川隆也さん主演、「盤上の向日葵」は千葉雄大さん主演でドラマ化になっています。 そして「パレートの誤算」は、橋本愛さん、NEWSの増田貴久さんでドラマ化に!

【パレートの誤算】原作の登場人物

*カッコ内はドラマのキャストです。

津川市役所 社会福祉部社会福祉課

・牧野聡美/まきのさとみ(橋本愛)
津川市役所 社会福祉課・嘱託職員
地元の福祉大学を卒業後、市役所に就職。
父は他界、母と二人暮らし。

・小野寺淳一/おのでらじゅんいち(増田貴久)
津川市役所 社会福祉課・課員
市役所勤務8年、市民課から移動。

・山川亨/やまかわとおる(和田正人)
津川市役所 社会福祉課・主任
福祉課8年目のベテラン

・西田美央/にしだみお(冨手麻妙)
津川市役所 社会福祉課・課員

・猪又孝雄/いのまたたかお(尾美としのり)
津川市役所 社会福祉課・課長

・倉田友則
津川市役所 社会福祉課・課長補佐

・高村
津川市役所 社会福祉課・嘱託職員

・佐賀兼敏/さがかねとし
福祉保健部長

生活受給者リスト

・安西佳子/あんざいよしこ(松本まりか)
35歳、受給歴3年、水商売から肝硬変を患う。

・金田良太/かねだりょうた(那須雄登・美 少年/ジャニーズJr.)
道和会組員、聡美の兄・亮輔の同級生

道和会

・立木智則/たちきとものり
道和会組員、安西佳子の内縁の夫

・浅岡/あさおか
道和会若頭

津川署

・若林永一郎/わかばやしえいいちろう(北村有起哉)
津川署刑事課、警部補

・谷刑事
若林と組んでいる刑事

聡美の家族

・牧野昌子/まきのまさこ(西田尚美)
聡美の母、心臓が悪い

・牧野亮輔/まきのりょうすけ
聡美の兄、銀行員、転勤で現在は家を出ている

小野寺の家族

・竹本/たけもと(小市慢太郎)
小野寺の叔父、バー「シェ・エラン」のマスター

【パレートの誤算】原作のネタバレ

【パレートの誤算】事件

・火災事件 被害者:山村亨
・殺人事件 被害者:金田良一
・拉致事件 被害者:牧野聡美

小説【パレートの誤算】の主な事件は3件。
この3件を追究し犯人にたどり着くまでのミステリー小説です。
プラス、立てこもり事件(犯人:岩塚武)も発生します。

ケースワーカー

ケースワーカーとは、受給者の住居を定期的に訪問し、就労などの支援を行う行政担当者のこと。

第一章・放火殺人事件


牧野聡美は地元の大学を卒業し、津川市役所に嘱託職員として就職。
社会福祉課に配属され、同時期に小野寺も市民課から移動してきた。

事件当日・6月5日

生活保護受給者に保護費を支給し終えると、聡美と小野寺は、課長の猪又からケースワーカーの仕事を任された。
ケースワーカーの仕事を敬遠していた聡美が気落ちしていると、山川が声を掛けてくる。
ケースワーカーは不足しており、山川はひとりで倍以上の受給者を担当している。
そんな山川は
「続けていけば、いつか、この仕事をしていてよかった、と思えるときがくるよ。きっと」
と言い、聡美を励ます。

**

小野寺と聡美はペアを組み、ケースワーカーの仕事をスタート。
この日、訪問したのは6人(うち3人が留守)。

訪問先リスト

・吉村信吾(よしむらしんご)
東町市営住宅住人
56歳、ひとり暮らし。腰椎を痛め、就労困難で生活保護を受けている。
本当は働けるのでは?

・桑田奈津美(くわたなつみ)
東町市営住宅住人
22歳、シングルマザー、子どもは3歳。
パニック障害で働けず、生活保護を受けている。
虐待の疑いあり。

・郷田公美子(ごうだくみこ)
今井荘住人
46歳、うつ病になり、就労困難。
留守。

・中田翔太(なかたしょうた)
今井荘住人
25歳、頸椎骨折から就労困難。
生活保護費でキャバクラ通いをしている様子。

・他2人は留守。

聡美と純一が福祉課へ戻ると、火災発生。火元は、山川の訪問先、北町中村アパート。
火災現場から、焼死体が発見された。腕には山川が身に着けていた腕時計が。

▲山川の腕時計 ブライトリングの腕時計の裏にイニシャルが彫ってある。

DNA鑑定から、焼死体は山川だと確定された。

放火殺人

山川が殺されたあとにアパートは放火された「放火殺人」だった。
このため、福祉課の全員が事情聴取を受ける。担当刑事は、若林と谷。

事件概要

6月5日 午後5時頃
津川市北町 北町中村アパート 
遺体 山川亨(37歳)
・火元は2階の203号室(空き部屋)
・死因は、頭蓋骨陥没
推理:堅い鈍器で殴られ、203号室へ運ばれた。灯油をまき放火したと考えられた。

**

山川は真面目だ。聡美には山川が殺される理由がわからない。しかし、若林らは、山川は高級な腕時計をコレクションしており、それは分不相応だと思っているようだ。

さらに、若林は「カネダリョウタ」について知っているかと訊いてきた。
聡美は「知らない」と答えたものの、カネダリョウタ=金田良太ではないかと思う。

金田良太は、聡美の兄・亮輔の同級生。中学までは野球部で活躍し成績も良かったが、両親の離婚後にグレてしまい、万引き、恐喝で捕まったこともある。
聡美は帰宅後、兄に金田良太のことを訊くと「調べておく」という。

**

山川の死後、聡美と小野寺が山川の担当を任され、火災で焼きだされた受給者を訪問することになった。

訪問先リスト

・金田良太(かねだりょうた)
所在不明

・徳田真(とくだまこと)
53歳、受給歴5年、肺炎をわずらい通院中。
火事のあった時刻は外にいた、と言う。
この時、聡美は徳田にせがまれ、1万円を渡す。

・加藤明(かとうあきら)
51歳、受給歴6年、うつ病。
留守。

・安田憲一(やすだけんいち)
63歳、受給歴5年、身体障害6級。
自分の不幸を嘆いてた。

・安西佳子(あんざいよしこ)
35歳、受給歴3年、水商売から肝硬変を患う。
母は死に、兄弟もいない。叔父がいるが、扶養を断られ、生活保護を受けている。
塞ぎこみ怯えている様子。

・白川正志(しらかわまさし)
留守。

第二章・不正受給の真相

放火事件から4日後

山川の告別式。聡美と美央は受付けをする。
山川の家族は妻と4歳、2歳のこども。喪主は・妻の真弓。

夜、兄・亮輔から電話がある。
「金田が暴力団と関係している」と。
亮輔は、金田と交流のある門馬大地(かどまだいち)から情報を得たという。

山川への疑惑

聡美は小野寺に、金田が暴力団と関わっていること、アパートにはヤクザが出入りしていたことを話す。
そのことを山川が知らないはずはない。なのに、報告書には何も記されていない。
なぜ、山川は報告書に金田が暴力団と関わっていることを書いていなかったのか、と二人は疑問に思う。
聡美と小野寺は、山川の事件とは別に、生保の不正受給についてを調べることに。

立てこもり事件

この時、津川市役所で立てこもり事件発生。
犯人は、岩塚武(いわつかたけし)53歳。
要求は、申請書を受給しろ、ということ。

岩塚は、
「ヤクザと手を組んでうまいことやってる受給者もいるってのに、なんで俺がもらえないのか」と。

ヤクザと手を組んでうまいことやってる受給者とは、貧困ビジネスのことを指している。

▲貧困ビジネス低所得者をターゲットにしたビジネス。住居のない生活受給者に住む場所を提供し、その代わりに、保護費からお金を得るというシステム。

岩塚の逮捕後、聡美と小野寺は、若林刑事から話を聞く。それは、兄の情報と聡美の疑問と合致していた。

・金田良一が道和会の組員だということ。
・その事実が山川の記録にないということ。

若林は「山川が殺された裏には暴力団が関わっている」と言う。

安西佳子について

小野寺は、不正受給についてを調べたいと、猪又課長に申し出るが
「そんな必要はない」と不機嫌になる。
これ以上、問題を出したくないためだと思われた。

二人は独自で調べを進めていく。
訪問時に態度が怪しく、山川が詳細まで記していた安西佳子についてを調べると、21歳の頃、ヤクザの立木と付き合い始めていた。パトロンがいて水商売を始めたという佳子。そのパトロンが立木ではないか、と考えられた。

そこで、小野寺は、叔父の店に聡美を連れて行く。
小野寺の叔父・竹本はバー「シェ・エラン」のマスター
裏情報に詳しい竹本からの話で、囲い屋の実態を知る。
囲い屋というのは、いわゆる貧困ビジネス。ヤクザが裏で生保のお金をせしめているのだ。

安西佳子、金田良太、この二人は道和会と繋がりがある、と確信する2人。
まさか山川さんが?と思いながらも、山川はその事実を知りながら、見て見ぬふりをしていたのではないか、と。
そして、山川を殺したのは、金田か安西か、と。

**

聡美は、安西佳子を訊ねる。
質問は二つ。

・通院している病院名を訊くこと。
・立木智則について。

病院名は「菅野病院」と判明。
立木のことを訊ねると怒ってしまい不明。

聡美は、その事を小野寺に報告する。

第二の殺人事件

夜、聡美の家電に電話がある。

「川崎」と名乗る男は、聡美の記憶によると、金田の声だ。
「これ以上、安西佳子に近づくな」
と言われる。これ以上、首を突っ込むと危ないということらしい。

翌朝、この一件を知らせるため、聡美は早めに出勤し、小野寺を待つ。
美央と小野寺が出勤してきた。

聡美は小野寺に金田の電話のことを話す。警察に連絡する前に、猪又課長に伝える。

**

聡美と小野寺は、菅野病院へ行き、佳子の証言の裏をとる。
確かに、佳子は菅野病院に通院していた。
菅野病院が道和会と繋がっているのではないかと考えた二人は、受給者と病院の情報を調べる。すると、道和会のシマに住んでいる受給者のほとんどが菅野病院の患者だった。

急いで津川署に行き、若林刑事に電話の件と不正受給についての件を話す。
そして、二人は若林から「金田良太が、遺体で発見された」と知らされる。

第三章・拉致事件

金田殺人事件

被害者:金田良太
死因:リンチによる失血死

金田は道和会の人間に殺された。
若林は、聡美に「危ないからこれ以上、動きまわるな」と言う。

山川のフォルダ

聡美と小野寺は、佐賀部長から、今回の件は警察の領域だと言われる。不正受給についてマスコミにバレたら大変だからだ。
「新しい職員がくるから引き継ぎをするように」
と、言われる。その席には猪又もいた。

**

聡美はパソコンを開き、山川のフォルダの整理をする。その中にひとつだけパスワードが設定されて開けないものがあった。日付は4月20日。

その時、美央が声を掛けてきた。これから猪又課長と一緒にソフトボールの飲み会だという。
聡美は、開かないフォルダをUSBメモリに移し、それを若林に届けることにした。
小野寺は用事があり、聡美ひとりで行くことに。

駐車場で別れ、車に乗ろうとした瞬間、聡美は何者かに拉致されてしまう。


気を失いかけながら、聡美はUSBメモリを届けることを知っている人物・小野寺が犯人と組んでいるのでは、と疑う。

**

津川署

若林は金田の通話履歴から、津川市役所に何度も電話していることを突き止めた。
さらに、市役所内部に道和会と繋がる人物が判明。
犯人逮捕へと急ぐ若林。

聡美と小野寺に電話をするが、どちらも繋がらない。

**

塩見港の倉庫

聡美は意識を戻すと、猿轡をされ両手を縛られていた。
3人の男がいる。

小野寺に電話

小野寺が携帯の電源を入れると、安西佳子から電話がある。
聡美に「気をつけて」と伝えてほしいという内容だった。
次いで、若林から電話。
そこで、小野寺は、聡美がUSBメモリを届けていないと知る。

聡美がUSBメモリを持っていることを知っているのは小野寺と美央だ。小野寺は美央に電話をする。美央は猪又課長にそのことを話したという。

**

聡美に危機が迫る。男に殺されそうになり、もうダメだ、と思ったところに警察が来た。

「大丈夫?」
と駆け寄る小野寺に
「いや、来ないで!人殺し!」
と叫ぶ聡美。

犯人は猪又課長だと、若林から告げられた。

終章・犯人ネタバレ

佳子の罪

・佳子は不正受給をしていた。
・山川は立木と別れて貧困ビジネスから手を引くように説得していた。

猪又の罪

・山川殺し。
・不正受給の容認。
・聡美と小野寺を山川の後任から外すように仕向けた。
・聡美がUSBメモリを届けると美央から聞き、浅岡に知らせた。

犯人・猪又の犯行動機と事件全容

猪又は5年前に女を買った。デリバリーヘルスの女で“かすみ”という。
個人的に会おうと思った猪又は、自分の身分を明かした。
かすみというのは佳子だった。
佳子の男・立木は道和会の若頭・浅岡に猪又のことを伝える。
このことで浅岡から揺すりを受けた猪又は、不正受給の片棒を担ぐことになる。

山川はその事実に勘づき、そして猪又と金田が一緒にいるところを目撃し写真を撮る。
さらに、山川は金田の部屋に盗聴器を仕掛け、その音声記録と帳簿記録をフォルダに入れた。
その記録と写真を猪又に突き付け、自主を勧める。それが、山川の殺された日のこと。

猪又は山川より先回りをして、アパートに。
山川を丸め込もうとしたが、山川は「警察に行く」と言い出した。
猪又はとっさに廊下にあった消化器で山川を殴ってしまう。
急いで、空き部屋に山川の死体を移動させ、浅岡に連絡をした。
山川の背広の内ポケットから証拠品を盗み、猪又は役所に戻った。
浅岡からの命令で証拠隠滅のために、金田が放火をした。

山川の腕時計は、ネットオークションで競り落としていた。
山川は佳子を介して探りを入れていた。確固たる証拠をつかむために、猪又に知られないよう、あえて報告書には道和会のことを書いていなかったのだ。

金田殺し・聡美拉致事件

犯人は、道和会組員。
若頭・浅岡からの命令。

**

聡美は怪我をして入院。
小野寺が見舞う。


ケースワーカーの仕事を毛嫌いしていた二人が、ケースワーカーの仕事に生きがいを感じ始めていた。

<完>

【パレートの誤算】感想

【パレートの誤算】感想を紹介します。

不正受給の物語はリアルに感じます。世の裏側には、こうしたこともあるのでしょう。聡美と小野寺がケースワーカーの仕事に対して、徐々にやりがいを感じていく様も丁寧に描かれています。
第三章は、ドラマ仕立て風に書かれているので、これがそのままドラマになれば、かなりハラハラするのでは。
小野寺役に増田貴久さん。ぴったりな役だと思います。
ドラマ「パレートの誤算」は3月7日から、WOWOWで放送です。(全5回)

wowow

画像提供:https://www.wowow.co.jp/drama/original/pareto/

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