【正義のセ】原作のネタバレ!竹村凜々子の幼少期から検事として働くまでの新社会人編〔1巻〕

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【正義のセ】原作のネタバレ!竹村凜々子の幼少期から検事として働くまでの新社会人編〔1巻〕

目次

ドラマ【正義のセ】原作のネタバレ!

【正義のセ】原作のネタバレ!竹村凜々子の幼少期から検事として働くまでの新社会人編〔1巻〕
出典:Amazon

「聞く力」が大ベストセラーとなり、テレビタレントやエッセイストとしても有名な阿川佐和子さん著書の「正義のセ」がついにドラマ化されます!

持ち前の正義感で検事になった竹村凜々子の成長を描いたこの作品。

笑ったり泣いたりと普通の女の子ですが、下町育ちの凜々子は怒ったら手がつけられません(笑)

ドラマの原作となる1巻「正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!」のネタバレと感想を書いていきます。

【正義のセ】原作のネタバレ① 竹村凜々子の実家は豆腐屋

主人公の竹村凜々子の実家は豆腐屋さん。

小説冒頭から、豆腐が出来上がるまでの描写がずっと続き、なんの本を読んでるのか一瞬分からなくなってしまいました。

私は本屋で、冒頭を少し読んでから買うか判断するタイプで、もし本屋で出会っていたら買ってなかったかも(笑)

ただ、竹村家はこんな豆腐屋なんだと理解して読み始めることで、より物語に入り込めたのかもしれません。

【正義のセ】原作のネタバレ② 転校生、小林明日香を助けイジメられる

秋田からやって来た転校生、小林明日香

「あぎだから来ました」という方言を笑うクラスメイトたちに、正義感の強い凜々子は黙ってません。

明日香を守ろうと面倒を見るのですが、イジメの標的が凜々子に変わってしまう!

これまでは、アラチューと呼ばれる良い先生が担任だったから、イジメの無い良いクラスだったのに、小林明日香が転校して来るのと同時にどうしようもない熊川という先生に担任が変わってしまったのもイジメの大きな要因となるのです。

【正義のセ】原作のネタバレ③ 検事になるキッカケは嫌いな担任

ただ、その新しい担任の熊川が、これからの凜々子の人生に大きな影響を与える。

イジメを告発する手紙を熊川に渡し助けを求めるが、熊川はなんとその手紙をみんなの前で読み、それが凜々子からの手紙だということまで公開してしまう!

このあと、追い詰められた凜々子が熊川を責める。

その様子を見て言われた「検事に尋問されてるみたいだな」という言葉で、のちに検事になるというキッカケをくれた先生でもあったのです。

ただ、こんな無神経な先生に感謝はしてはいないでしょうけど、人生何がキッカケで変わるか分かりませんね。

【正義のセ】原作のネタバレ④ 新任検事、交通死亡事故に悩む

凜々子は新任検事研修を終え、さいたま地検に配属される。

難しくない事件をいくつかこなしたあと、交通死亡事故を任されることに。

新入社員の会社員男性が老人を轢き、死亡させるという悲しい事故だった。

この加害者男性が、被害者家族の元をなんども訪れるなど誠意を見せたことで、刑を軽くしてやってくれないかとお願いされ、悩む凜々子。

事件について同期の柴口朋美に相談すると、禁錮刑求刑が妥当だという。

罪は罪。だけど、そこに人の感情が絡むと、刑の重さなど判断が変わってくるということに驚きました!

【正義のセ】原作のネタバレ⑤ 暴力団事件で女だからと舐められる

暴力団員の暴行事件について取り調べをする凜々子を見て、検事は犯罪を起こした人と向き合わないといけないタフな仕事なんだと分かりました。

龍の刺青が入った態度の悪い男は、警察では罪を認めるも、凜々子の取り調べでは女だからと舐めてかかり、俺はやってないと否認し始める。

最初は丁寧に対応する凜々子だったが、ついにブチギレてしまい、意外な結末を迎えることになります(笑)

【正義のセ】原作のネタバレ⑥ 彼氏の浮気が発覚

凜々子には、航空会社で働く中牟田優希という彼氏がいた。

仕事への考え方などですれ違ったあと、優希の上海支店への転勤が決まる。

一緒に来てくれとプロポーズされるも仕事があるからと凜々子が断り、8年の付き合いが終わる。

別れてから3年後、凜々子とまだ付き合っていたときに、優希は別の女(CA)と浮気していたことを女友達に聞かされる!

そのあとの凜々子の暴れっぷりがすごいので、ドラマで忠実に再現されるのを楽しみにしてます!

【正義のセ】原作のネタバレ⑦ 笹原順子の不倫スキャンダル

凜々子の同期の笹原順子が、妻子持ちの事務官と浮気!

それをもみ消そうとしたら「奈良地検の女 不倫スキャンダルもみ消し事件」と週刊誌が騒ぎ立ててるという話を聞く凜々子。

ドラマなら1週間待てば次が見られるけど、小説をこんなところで終わられたら、次が待ちきれない!という場面で1巻は終了します。

1巻を読み終えてしまったら最後、2巻を見ない人はいないでしょうね!

正義のセの原作[1巻]を読んだ感想

検事というとロボットのような冷徹な人を想像しちゃうのですが、凜々子を通して検事という仕事を見ていると、血の通った人が罪の重さを決めているんだなということに気付かされました。

ただこれを逆に考えると、検事によって判断が違うこともあるということで、曖昧な世界なんだなと疑問に思う部分もありました。

日本の法律は、加害者に甘いという話を聞くので、もし自分が被害者側になったら、加害者の厳罰を望むだろうし、どの立場で見るかによって事件の見え方が変わってくると感じました。

検事と聞くと厳かな仕事に思いがちですが、凜々子はどこにでもいる普通の女の子。

そんな女の子が迷い苦しみながらも、事件と真剣に向き合ってるからこそ、ストーリーに感情移入できるのかもしれません!

ドラマも楽しみですが、ぜひ原作も合わせて楽しんでみてください!

※記事内の画像出典:日本テレビ公式HP

 

原作のネタバレ感想はこちらをご覧ください!

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