【続・続・最後から二番目の恋】4話。典子(飯島直子)の真平(坂口憲二)への“神説教”が泣ける!

続・続・最後から二番めの恋 4話

【続・続・最後から二番目の恋】4話。典子(飯島直子)の真平(坂口憲二)への“神説教”が泣ける!
第4話のテーマは、“家族の成長と絆”。
“いつも間違ってる”典子が、数年か数十年に一度、家族にする“神説教”の意外な内容とは?

真平(坂口憲二)の様子がおかしい!

難病を抱えつつ、妻・友美(佐津川愛美)と双子の子供たちと幸せに暮らしている真平だが、彼が「幸せ」「ずっと」を強調するときほど、不安を抱えている――。それは和平や友美はもちろん、長倉家の家族同然の千明も感じていました。

和平がその理由を聞こうとするも、律子(石田ひかり)に呼び出されてやむなく中断。

いつも家族を動かすのは典子!

お役所仕事では常に謙虚だったり慇懃無礼だったり、市役所職員たる言動に余念がないのに、家族と千明には本音 炸裂で口の悪い和平。難病を抱えながらも明るく振る舞う真平、引きこもりで自己肯定感が低すぎる万理子(内田有紀)、幼くして母を事故で亡くしたため、父・和平に気を遣いつつもシニカルに見ているえりな(白本彩奈)。

個性的な人ばかりの長倉家における一番のトラブルメーカーといえば、典ネェこと典子です。

夫(浅野和之)が浮気してる、しそう?だからと、自分も出会い系アプリで新たな出会いを求めたり、そうかと思えば、結局は夫と元さやに戻ったり。今期は「湯煙美人」という雑誌のモデルにスカウトされた、アラカンだけど、人生ここで終わりたくない! とチャレンジ中。何かとお騒がせなキャラだけど、言いたいことを言っているようで、実はそれぞれ気を遣いあっている長倉4兄妹を動かすのは、“いつも間違ってる”かもしれないけれど、一番正直な典子なのです。

典子(飯島直子)の神説教

典子がいつもより早く長倉家の朝食タイムに現れた理由が気になる千明。「湯煙美人」モデルになるためにジョギングやシャドーボクシング、ダイエット活動に勤しむ典子は、一瞬、なぜ早く来たかを忘れていましたが、それは「あること」に激怒して「説教」するためだったのです。

地元鎌倉のスーパーでウインナーの試食販売をしていた典子は、難病を抱える真平(坂口憲二)が子供の頃から世話になっている主治医・門脇(高橋克明)の妻・みゆき(松本享子)から声をかけられ、最近門脇が亡くなった、門脇が真平に言葉を遺していることを聞きます。

それなのに、真平からは門脇の死ですら家族に報告がない。長年お世話になってきた医師が亡くなったのにお悔やみにも行かない、門脇が遺した言葉も聞かずに逃げている。それは人としてダメだし、真平を理解しようと寄り添ってきた。その苦しみは本当に理解できないかもしれないけど、理解しようとすることが大切じゃないのか。兄姉は理解しようと歩み寄ってきたけど、結局壁を作ってきたのは真平。お姉ちゃんはガッカリしたと痛烈に批判するのです。

和平(中井貴一)の神説教

典子の説教から、門脇の死と門脇が真平に言葉を遺していると知った和平は、難病を抱えているために家族に負担をかけてきたと思い込んでいると遠慮しがちな真平に対して、「心配をかけたくない」と言われるのが一番イヤだ し悲しいと言います。

遠慮なく心配をかけられるのが家族だろ!

和平は、そんな真平に、「自分で作った家族」である友美にすべてを打ち明け、門脇医師へのお悔やみと彼が遺した言葉を聞きに行くまで長倉家には出入り禁止だと叫び、真平を追い立てます。

家族の定義って何だろう?

それぞれクセ強だけど、日本古来の?人情に厚い長倉家。

門脇の死を知らされなかった家族として お姉ちゃんはガッカリという典子のセリフ、
遠慮なく心配をかけられるのが家族だろ!
って、ストレートな和平の言葉が心に響いた人の多いのではないでしょうか?

長倉家の、熱くて不器用な家族愛。昭和の時代にはさまざまなドラマで伝えられていたけど、令和の今は…!?

この「続・続・最後から二番目の恋」 をきっかけに、家族について考える家庭が増えたらよいなと思います。

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RD

編集+ライター歴30年以上。さまざまな雑誌+web媒体で、エンタメ、旅行やグルメ、街ネタ、インタビュー記事を取材執筆してきました。昭和の子供時代からテレビドラマを観たり、マンガを読む時間が至福の幸せ。サスペンスやミステリーの考察が大好物です。

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