【探偵・由利麟太郎】最終回のネタバレと視聴率!結末は犯人の愛にホロリ、続編望む感想も!

探偵由利麟太郎・最終回

【探偵・由利麟太郎】最終回(5話)のネタバレと視聴率!
アッという間に最終回を迎えた【探偵・由利麟太郎】。
吉川晃司志尊淳が解明する事件の最終話は「マーダー・バタフライ」の後編!
オペラ界の女王・原さくら(高岡早紀)が何者かに殺され、さらにマネージャーの助手・雨宮順平(水沢林太郎)までも死体で発見され……。
犯人は、夫・聡一郎(大鶴義丹)?小野(佐野岳)?それとも……。
由利麟太郎、最後の推理!犯人は?さくらの亡霊の正体は?
原作は横溝正史の「蝶々殺人事件」。
2020年7月14日放送、カンテレ・フジテレビ系【探偵・由利麟太郎】最終回の視聴者、ネタバレ、感想を紹介します。

目次

【探偵・由利麟太郎】最終回の視聴率

視聴率はかなり低迷していますが、最終回は挽回できるでしょうか。
【探偵・由利麟太郎】最終回の視聴率は5.9%でした。

【探偵・由利麟太郎】最終回のゲスト出演者

・高岡早紀 役:原さくら

オペラ歌手。
コントラバスケースの中で死体で発見された。

・大鶴義丹 役:聡一郎

さくらの夫。

・吉谷彩子 役:相良千恵子

さくらの弟子。
さくらに頼まれ変装してホテルにチェックインした。

・佐野岳 役:小野竜彦

テノール歌手。
さくらを好き?

・水沢林太郎 役:雨宮順平

さくらのマネージャー・土屋の助手。
仕事ができずいつも怒られている。
前編のラストで死体で発見される。

・鈴木一真 役:土屋恭蔵

さくらのマネージャー。

・水橋研二 役:志賀笛人

バリトン歌手。

・大河内浩 役:牧野謙三

コンダクター。

・本郷弦 役:蓮見清彦

トロンボーン奏者。

・佐渡山順久 役:川田良介

コントラバス奏者。

・池岡亮介 役:藤本章二

志賀の弟子。
新人歌手。
不可解な音符の暗号を持ち、自宅で殺された。
さくらの子供?

・浅原警部 役:板尾創路

等々力警部(田辺誠一)と事件を追う刑事。

【探偵・由利麟太郎】最終回のあらすじ

【探偵・由利麟太郎】4話・「マーダー・バタフライ」前編のあらすじ

大阪で公演があるため東京から移動してきたオペラ歌手の原さくら(高岡早紀)率いる歌劇団メンバー。さくらも大阪に移動していたのだが何者かに殺された。死体は川田良介(佐渡山順久)の薔薇の花びらとともにコントラバスケースの中に閉じ込められていた。
さくらの不可解な行動が由利麟太郎吉川晃司)によって、解明されつつある中、歌劇団のメンバーはさくらの亡霊をみたと騒ぎだす。
そんな中、ホテルは停電になり、物音が。由利麟太郎と俊助志尊淳)が現場に行くと、マネージャー土屋(鈴木一真)の助手・雨宮順平(水沢林太郎)が死んでいた。

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【探偵・由利麟太郎】最終回・「マーダー・バタフライ」後編のあらすじ

マネジャー助手の雨宮順平(水沢林太郎)は転落死かと思われたが、由利麟太郎(吉川晃司)は絞殺だと判断。
窓が開いていたのは、4階のさくらの夫・聡一郎(大鶴義丹)の部屋。
由利麟太郎(吉川晃司)と俊助(志尊淳)は聡一郎の部屋を調べ……。

【探偵・由利麟太郎】最終回のネタバレ

【探偵・由利麟太郎】最終回のネタバレを紹介します。

雨宮順平(水沢林太郎)は聡一郎(大鶴義丹)の身がわり?

由利麟太郎(吉川晃司)三津木俊助(志尊淳)等々力警部(田辺誠一)は、物音が響いた現場へ行くと、雨宮順平(水沢林太郎)が床にたたきつけられ死んでいた。土屋(鈴木一真)も一緒に遺体を発見する。

見上げると4階の聡一郎(大鶴義丹)の窓が開いていて、牧野(大河内浩)が顔を出していた。

そこに聡一郎が来るが、雨宮の死体を見て倒れてしまう。

聡一郎の部屋を調べる。

牧野は、聡一郎の部屋のガラスが割れる音がして、聡一郎の部屋に行くと、誰もいなかった、と話す。
牧野は、自分が疑われていると感じる。
しかし、由利麟太郎は「犯人は窓の外にいた」という。

「なぜ、雨宮がここにいたのか。あの時、ホテルは点滅状態から停電に。真っ暗な部屋で殺された。だとしたら、犯人は聡一郎を殺したつもりで雨宮を殺してしまったのでは」と推理。

**

土屋(鈴木一真)はさくらの亡霊を見る。

衣装部屋を調べる。

由利麟太郎は小野(佐野岳)に「一緒に来てほしい」といい、5階の衣裳部屋に行く。

窓を開け「4階で殺されてここに運ばれ、ここで落とされた」と麟太郎。
「それだと誰かに見られる」という俊助に「停電中だ」と。

**

その頃、バリトン歌手・志賀笛人(水橋研ニ)はさくらの亡霊と乾杯をしながら話をしている。

小野(佐野岳)の告白

衣裳部屋に等々力警部(田辺誠一)がやってきた。
小野は話を始める。

少女から受け取った手紙には楽譜の暗号で『スグタカラヅカマデキタレマチアイシツ』とあった。
しかし、さくらは現れなかった。

楽譜のやり取りを提案してきのは、さくら。
藤本章二の事件で思いついたようだ。
「僕と先生の間は男女に関係はなかった。心で繋がる親子のような感覚だった」と小野。

昨年の8月頃。
清風荘の傍に住む小野は、哲学の道でさくらを見かけた。
跡をつけて隠れていると、黒いコートの男が部屋から出てきた。
なんどもノックすると、ようやく扉が開いた。
その時、さくらは、藤本章二が自分の子どもだと告白。
「会って抱きしめることなく、あの子に死なれてしまった」と。
黒いコートの男はさくらを脅迫していた。
さくらは、警察に届けたら、世間に知られてしまうから、届け出なかった。

男は、黒のフロックコートを着てステッキ持っていた。
それは俊助(志尊淳)が清風荘で見た男と同じ。

俊助はPCで椿姫でアルフレッドの衣装を着た相良千恵子の写真を見つける。
それは、清風荘で小野が見た男だった。

そこに、男装をした相良千恵子(吉谷彩子)が現れた。

千恵子(吉谷彩子)の告白

その衣装はさくらのもので、歓迎会で着る予定だった。
千恵子は「悔しい。先生のためならなんだってやる」と涙ぐむ。

千恵子は、藤本章二の写真を一度持ち出していた。それを、戻すために清風荘に行ったのだ。俊助が見た黒いコートの男は千恵子。

さくらが小野に話したことはお芝居。
藤本章二は、さくらの子供ではなかった。

千恵子は、麟太郎に「藤本章二はさくらのこどもではない」と知らせるために、わざわざ、写真を戻しておいた。
藤本章二の赤ちゃん時代の写真は藤本ではない赤の他人。写真を見れば気づくだろうという千恵子の作戦だった。

千恵子はさくらのことを語る。

子供が欲しいと願うさくらは、藤本章二が自分の子供だ思いこみ、妄想が激しくなり、自分の嘘に自分が騙されていった。
黒いコートの男は、さくら自身が変装していた。わざわざ、小野の実家の傍に部屋を借りて、男の影をちらつかせ、小野に嫉妬させるためだった。

しかし、それはキッカケにすぎず
「本当は自分の嘘に自分が騙されたかったのだろう」と千恵子は言う。
千恵子は、いつか小野に作り話だと伝えるつもりだった、とも。

その頃、さくらが子どもが欲しいと言い出し、聡一郎が子どもの年齢にふさわしい雨宮を連れてきた。

さくら(高岡早紀)の亡霊

さくらの亡霊を見る志賀は自らナイフを胸に刺す。
自殺と思えたが、ナイフは小道具。死因は、心臓麻痺。
志賀のスマホに遺言の動画があった。

「先生が俺を待っているんです。だから、俺は追いかけなきゃいけない。
昨日、さくら先生からメールが届いた。
箕面の滝まできて、と。だから、神戸へ行くと嘘をついて箕面に行った。
けれど、先生は現れなかった。あの時は、すでにこの世の人じゃなかった。
だけど、俺と一緒に酒を飲んでくれた。一緒に来て、と誘いに来てくれた」

その動画を見て「私のせいですか」と千恵子。
さくらの亡霊のふりをしていたのは千恵子だった。
犯人に告白させたいがために、容疑者だと思える人物の前にさくらの衣装を身に着け出現していた。
「怖らがせれば、ぼろが出るかもしれない」そう考えたのだ。

しかし、志賀の見たさくらの亡霊は千恵子ではなく、志賀自身の幻想。
麟太郎は自分を責める千恵子に「もう悲しんでいいですよ」と優しく言う。

さくら(高岡早紀)の過去

麟太郎、俊助、等々力警部、浅原警部は聡一郎に会う。

聡一郎はさくらのことを話す。

さくらは高校時代に無理矢理に暴行され、トラウマを残した。以来、性機能障害に。だから、子どもはできない。
「藤本章二はさくらの子どもではない。隠し子なんて有り得ない」と聡一郎。

藤本章二は親の顔を知らないと話をかなり盛って語っていた。それを信じたさくらは、藤本に会いに行ったが、現実はドラマティックじゃないんだよ、と罵られる。さくらは、思わず藤本を殺してしまった。

さくらは子どもを欲しがった。
聡一郎は順平をさくらに与えたのだ。
順平は聡一郎の子ども。聡一郎には愛人が何人もいて、愛人にうませた子どもが順平。

犯人ネタバレ

そこに、土屋が登場。

麟太郎は土屋に
「あなたは聡一郎を殺すはずが雨宮を殺してしまった」と言うと
「雨宮が落ちた時、麟太郎と一緒にいた」と言う土屋。

麟太郎はトリックを明かす。

土屋はロープで雨宮の死体をシーツでくるんでつるし、ぐるぐると巻いた。ロープが反対に戻ることで、最後に死体が落ちる仕掛けだ。
死体はロープから外れると4階の窓にぶつかり落下した。
土屋は、死体が落ちるまでの間、移動をして1階に。

土屋は聡一郎にナイフを突き刺し「なんで4階にいなかったんだ」と責める。
雨宮は「さくらが外にいる」と聡一郎に知らせに行ったのだ。聡一郎が外に行き、雨宮が部屋にいた。そこを土屋が入り込み殺してしまった。

由利麟太郎(吉川晃司)が語る事件のネタバレ

最初から由利麟太郎は土屋が犯人ではないかと思っていた。

最初にさくらの死体を見たとき、土屋がさくらの襟の乱れを整えた。それは、愛する人の死を受け入れた人の態度だからだ。
そして、小野から見せられたノートで確信になった。
土屋はスマホにメモをする習慣があった。だから
「土屋のノートは、存在自体が不自然」と。

「土屋はなぜコントラバスケースに入れたのか」と問う等々力警部。
「それは、さくらの希望だろう」と。
「みんなを驚かせてやろう」というさくらの悪戯心だ。

さくらは、わが子だと思っていた藤本に全否定され、一気に心が壊れた。マネージャーとして傍にいた土屋はさくらの危うい状態を見ていた。
さくらをスターでいさせるために、土屋はさくらを殺したのだ。

土屋は喉頭がんが再発し長くはない。
「自分がいなくなったら、さくらを守る人がないくなる。だから、殺した」
それが土屋の愛情。

さくらの保護者の顔をしながら、劇団員の女に声を掛けていた聡一郎を残しておけない。
「あいつを生かしたまま、先生のあとを追えるわけがない」
と土屋。

土屋は清風荘でさくらを殺し、ケースの中に入れた。それを車に乗せて大阪に戻り、タクシーでコントラバスを公演会場まで運ばせた。

由利麟太郎(吉川晃司)が俊助(志尊淳)に伝える一番大事なこと

麟太郎と俊助。

「先生、気づいてましたよ。相良さんから千恵子さんに変わってましたね」
「彼女は優秀な探偵のようだ」と麟太郎。
麟太郎は相良千恵子のファン。部屋に千恵子のレコードがたくさんあることを俊助は知っていた。

**

歩道橋で聡一郎はさくらの亡霊を見て、落ちて死亡。

**

俊助
「先生は言った。
一番大事なことは、現場をひたすら観察し続けること。
そうすれば、その先に獲物が、真実が見えてくる」

**

麟太郎、ゆっくりと酒を飲み、椅子に座る女性の幻を見る。

<完>

【探偵・由利麟太郎】最終回の感想

【探偵・由利麟太郎】最終回の感想を紹介します。

吉川晃司さんがカッコよく、続編希望の声も!

ドラマならではの愛のカタチ

全5話の【探偵・由利麟太郎】。最終回は、原作とは違いドラマならではの愛のカタチが描かれてました。
吉川晃司さん、最後までカッコよく、志尊淳さんも田辺誠一さんも良かったですね。
続編を希望するツイートもあります。もしかしたら、ありかも?
気になっていることがあります。それは、麟太郎の妻の話。最後に何かあるかな?と思ったのですが……。千恵子とは、何もないまま。気になりますが、ひとまず、【探偵・由利麟太郎】は最終回を迎えました。
また、会えるなら、やっぱり、由利麟太郎は吉川晃司さんのロングコート姿で♪♪
俊助は志尊淳さん、等々力警部は田辺誠一さんで♪♪

アイキャッチ画像:【探偵・由利麟太郎】公式サイト

探偵由利麟太郎・最終回

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