【イップス】3話のネタバレ＆考察！フラワー議員（塚本高史）の密室殺人の謎を解明！

【イップス】3話ネタバレ

お花畑のフラワー健一郎

ミコ（篠原涼子）は森野（バカリズム）を密着取材することにした。

苦手なものを聞くと、森野は、人の温もりと答える。

都議会議員、尾花健一郎（塚本高史）はママさんバレー協会の懇親会に出席していた。

バレーボールのアタックをスマッシュといい、司会者にツッコミを入れるように計算した台本を用意したのは田所秘書（平田満）だった。

世間では、フラワー健一郎と呼ばれ、頭がお花畑というイメージを作って親しみやすさを演出していたが、健一郎はバカなフリをしたくないという。

しかし、田所はフリをする必要はないという。ルックス、可愛げ、二世議員しかないのだから、そこをアピールする戦略。

苛立つ健一郎は、田所に辞めてくれと言い出す。

そして、まだ政治家じゃない。政治家の息子でしかない、と言われ、健一郎は、ナイフで田所の腹部を刺してしまう。

森野はミコと田所の遺体が見つかった現場へ。

健一郎の家の書斎は、密室状態で遺体が見つかっていた。

中からしか鍵がかけられない。

7回腹部を刺して、自殺の可能性が高い。

健一郎によると、田所は体調が悪いというので、休むといい、その間、健一郎はタクシーで講演会事務所へ。

ミコは、自殺にしては不自然と感じ、健一郎は怪しいとにらむ。

ミコとは握手し、森野とハグをする健一郎。

第二秘書から、アホな発言は、田所の台本だと聞く。そして、それをめぐり、田所と衝突し、健一郎には不満があった。

遺書も迷惑をかけないと書きながら自宅で自殺しており、矛盾があり、遺書の改行の位置がおかしい。

田所の書いた台本は理路整然としていたが、健一郎の議案書には、改行がなかった。

疑ってるんですか？と健一郎が言うと、森野のイップスが発動。動きが止まってしまう。

フラワーに協力者がいる？

問題はフラワーと呼ばれる健一郎がどうやって密室を作り上げたのか。誰か協力者がいるはず。

刺し傷は1つはまっすぐ、6つは斜めから。

しかし、田所を回想したのは嘘泣きではなかった、とミコは感じる。

田所の妻によると、田所は2カ月前、肝臓に悪性腫瘍で手術。

その時遺書を書いていると言う。

健一郎は、花瓶の血痕に気づく。そこへミコが現れ、見つける。

森野は密室の証明をする。

「あなたにはバディがいた。それは田所さんです」。

一撃では死ななかった田所は「私が死ねばあなたは殺人犯だ。全てを失う。私はもう助からない。あなたを立派な議員にすると、父に誓った」と言い、自殺の偽装工作を健一郎に指示し、遺書を書かせ、中から鍵をかけた。そして6度自分で刺した。

田所の遺書に書かれていたのは

そしてミコが自白を促すが、それも田所の指示を受けていた。

「それらはあくまでも状況証拠にすぎません。決定的な証拠はあるんですか？」と反論する。

しかし、ミコは、自分とは握手したのに、森野とはハグしたことを思い出し、袖に血のついたシャツを見つけ出す。

「詰めが甘いな。田所さんの指示は完璧なのに、僕はフラワーでした」と健一郎。

ミコは田所の本当の遺書を健一郎に見せる。「純粋さ優しさは、政治家に向いてない。望まぬキャラを押し付けましたが、次の選挙に勝てば地盤ができる。そうすれば無理なキャラを捨てられる。数々の無礼をお許しください」と書かれていた。

ミコは、小説を書こうと机に向かうが、まだ書けないのだった。