【約束 16年目の真実】1話のネタバレと考察!葵、ラストの笑みに鳥肌!
【約束 16年目の真実】1話のネタバレと考察!葵、ラストの笑みに鳥肌!
中村アン主演の心理サスペンスがスタート。連続殺人犯として死んだ父親の冤罪を晴らすために故郷に戻ったはずなのに、ラストのひとことと笑みが意味深!
ドラマ【約束】のあらすじネタバレと考察をお届けします。
【約束 16年目の真実】1話のあらすじ
優秀で将来を嘱望されていた刑事・桐生葵(中村アン)は、長年の希望により、東京郊外の望野町警察署に着任する。
その3日前。あるビルの飲食店アルバイトの女性・小西夏美(春山愛奏)が屋上で刺殺された。被害者は最後にスマホを握っていた。最後に電話した相手は第一発見者で高校の同級生・島田。警官は夏美が助けを求めて電話したと考えるが、葵は被害者は自分はもう助からないと思い、犯人の名前を残すために電話したと読む。結果、島田によるストーカー殺人だった。
望野署で葵のバディとなったのは香坂慧(横山裕)。プロファイリングに堪能な香坂は、優秀な彼女がなぜ出世ルートをはずれても望野署に来たのか不審に思い、探り始める。葵もまた、警視庁本部勤務というエリートコースを歩んでいた香坂がこの町に来たのを不審がる。
16年前の事件
望野町は葵の故郷。葵の人生には法則があった…。
望野町では16年前に2件の殺人事件が発生。その事件の被害者はいずれも若い女性で、遺体の口にはビー玉が詰められていた。当時高校生だった葵は、想いを寄せていた同級生の不破翔(細田善彦)の妹の遺体を発見。ショックのあまり、遺体発見直前の記憶を失ってしまう。まもなく、葵の父が連続殺人犯として逮捕され、留置所内で病死。遺体の第一発見者であり、凶悪犯の娘となった葵は母方の姓を名乗りこの町を去るしかなかった。
香坂は、葵に何か秘密があるはずだと一条課長(岡部たかし)に尋ねるが何となくごまかされる。あれから16年、父の無実を信じる葵は、事件の真相を探るために望野町に戻ってきたわけだ。葵は久しぶりに実家を訪ね、当時の記憶をたどる。
玲の遺体の第一発見者となった葵は当時の記憶を失う。頭にケガをしている。そんな中、葵を心配する父・康男(長谷川朝晴)が容疑者として逮捕される。近所の主婦たちは今だに「悪魔の家」だと噂する。
葵が警察官になれてこの町に戻れたのは、康男と旧知の仲であり、父の逮捕と留置所での死後も父親代わりとして尽力してくれた一条のおかげだった。
同級生との再会
葵は、高校の同級生で映像研究部の仲間だった飛鳥桃(織田梨沙)の洋食店「キッチン・シオン」で、同じ仲間の尾藤恵(佐津川愛美)、天草勇樹(森永悠希)と再会。もう一人の仲間だった不破は、16年前の事件後、行方不明になっている。
当時、葵たちは高校の映像研究会に所属していた仲間。不破が主演女優に葵を抜擢した。
恵は最近不破を墓地で見かけたという。妹・玲の墓参りだったのかもしれない。天草は葵に彼氏の有無を確認するなど昔から葵に気がある様子。
観光客っぽい若菜(向坂祐香)が雑貨店を訪ね、ビー玉の有無を問う。街中では、国内有数の大手ITセキュリティ会社”BITOコーポレーション”と望野町で進めているプロジェクト”セキュリティ特区構想”のイベントが開催されており、望野町署も警備にあたる。
【約束 16年目の真実】1話のネタバレ
- 2008年、望野町では2件の連続殺人事件が発生。
- 第1の事件
7月23日夜、被害者は家出中のフリーター・山名恵里香。ロープによる絞殺で口に複数のビー玉。 - 第2の事件
7月30日夜、被害者は不破玲(石田莉子)。ロープによる絞殺で口に複数のビー玉。 - 不破玲殺害容疑で、凶器のロープにあったDNAから犯人だとして葵の父・速見康男(長谷川朝晴)が逮捕された。
- 康男は無実を訴えつつも獄中で病死した。
イベントの最中に、女子高生の娘・石岡紗季が失踪したと母親が訴える。財布は自宅にあり、所持金はゼロ。頼れる友人もいなかった。一条健人(岡部たかし)率いる望野署のメンバーたちは、彼女の足取りを追う。そこで葵と香坂が防犯カメラ映像から見つけた手がかりは、あの事件を彷彿とさせるビー玉だった。
葵は翔との会話を思い出す。思い込みは禁物だと…。紗季が北見方面に行ったと聞いた葵は香坂にあることを調べるように頼む。眺めのよい北見ヶ丘に向かった葵は香坂からそれが狙い通りだったと報告を受ける。
葵には紗季の行く先に心あたりがあった。お金も持っていない彼女の行く先は、ご飯が食べられない子供に食事を提供する桃の店ししかないと。香坂に調べさせたのは、紗季が戸籍を調べたこと。その勘は的中。紗季は「ビー玉を持った女性に話しかけられた」ということだった。
一方、香坂は葵が16年前の事件の加害者遺族だと突き止めていた。元上司・有村毅(杉本哲太)から葵を監視するよう指令を出される。
不破の暗号と新たな事件
葵は翔との思い出の場所で、かつて翔が「暗号メッセージ」を置いた印としてハンカチを木の枝に巻き付けていたことを思い出す。ベンチの下に隠された暗号メッセージを解いた神社に行くと翔と再会する。そこで翔は意外な告白をする。
「お前の父親は犯人じゃない。これからすべてがわかる」
謎めいた言葉を残して去る翔。そのとき、女性の悲鳴が響く。葵が見に行くと、ビー玉を口に詰められた若い女性の遺体があった。
ある感覚が私の胸を支配した。それは期待だったのかもしれない。これで目的を成し遂げられる — —。
その頃、一条は署内の監視カメラ映像を見つめ、葵の行動を探っていた。現場近くには雑貨店店主の姿も…。
【約束 16年前の真実】1話の考察
1話でわかったことをまとめましょう。
葵に関すること
・葵は16年前の連続殺人事件の遺体第一発見者
・遺体が不破翔の妹だったためショックで記憶を失う
・その際、頭にケガをした
・現在、新たな遺体を発見してニヤリ
香坂に関すること
・5年前に警視庁本部から異動
・元上司の有村の指示で葵を監視する
葵の同級生に関すること
・桃の母親は16年前に失踪
・天草は葵に片想い? 若菜と知り合い?
・恵は結婚して一児の母
・不破は事件の真相を追っている
その他の人物
・一条が葵を監視する理由は?
・有村は香坂に葵を監視させる
・雑貨屋店主は事件に関係あり?
・若菜は何者?
同級生の注目したい点。
・恵は父が推進している「セキュリティ特区構想」実現のため、事件の風化を望んでいる。
・天草は当時から葵に横恋慕。
・桃の母の失踪は偶然?
・不破はなぜ葵と同じタイミングで戻ってきたのか。
お父さん代わりの一条も葵を監視するなど不審な動きをしているし、みんな怪し過ぎ。
でも今回最大の衝撃は、葵の最後のセリフと表情。
ある感覚が私の胸を支配した。それは期待だったのかもしれない。これで目的を成し遂げられる — —。
このモノローグの後、ニヤリと笑いました。
被害者の声を聞くような刑事のはずだったのに、遺体を見てニヤリとは!しかもそれまで見せなかった嬉しそうな表情で。鳥肌モノですね。
葵の 「目的」は父親の冤罪を晴らすことではない可能性もあるし、犯罪と無関係ではないのかもしれません。 あの表情を見逃さなかった香坂の動きにも注目です。