【笑うマトリョーシカ】最終回ネタバレ感想!小説にはない結末・櫻井翔視聴者を魅了!
水川あさみ主演TBS金曜ドラマ【笑うマトリョーシカ】の最終回ネタバレ・あらすじ・感想を紹介します。
早見和真の同名小説の実写ドラマ化【笑うマトリョーシカ】最終回は、小説にはない結末ラストに!
道上香苗(水川あさみ)清家一郎(櫻井翔)鈴木俊哉(玉山鉄二)が織りなす物語の最終回を結末までと感想を詳しくお届けします。
(2024年9月6日放送)
笑うマトリョーシカ最終回ネタバレ
【笑うマトリョーシカ】最終回あらすじ・ネタバレを紹介します。
最終回のあらすじ
道上(水川あさみ)は清家一郎(櫻井翔)のハヌッセンを突き止めようと清家のブレーンになる。
「官僚の女性を50%に引き上げる」という道上の意見をそのままに訴える清家。次いで、里親制度出も同様。
清家は道上の言ったことを国民の前で熱演していくのだった。
「やっと信頼できる人を見つけた。道上さんがいればこの国のTOPになれるかもしれない」と清家。
羽生がハヌッセンかと疑っていた道上だったが、それは違うと判明。
「BG事件の証拠を発表した方がいい。お前はジャーナリストだろう」という山中(丸山智己)。
清家は事故の真相を知っていた!
道上が家にに帰ると勇気(森優理斗)と夫の健太郎(和田正人)がいた。
健太郎は仕事をする道上を認め「一緒に頑張っていこう。3人で」と告げる。
道上はBG事件の記事を書くために清家にブレーンを辞めると告げる。
引き止める清家。
「報道の力を信じたい。清家さん言ってくれましたよね。その思いは今も変わっていない。ジャーナリストとしてあなたと向き合っていきたい」
「あなたには僕を見続けてほしかった」
こうして道上はBG事件の証拠を記事に。「羽生と諸橋の殺人教唆」と世間は大騒ぎ。
羽生はBG事件関与を認めた。
羽生から、清家の父・和田島がBG事件に関与していたと聞く道上。
さらに羽生は、道上の父の事故は諸橋が勝手にやったことで、清家はすべてを知っていると言う。
諸橋は逮捕された。
道上と清家一郎の対峙「ハヌッセンはいない」
道上は清家に会いに行く。
・和田島は清家嘉和を殺している
・父を殺したのが諸橋だと知っていた。
・BG事件の証拠も知っていた。
それらを並べたてた道上「あなたはずっと和田島に従っていた。ハヌッセンは和田島。あなたは今も亡くなった父親に縛られている」
清家は笑う。
「確かに代議士になってすぐ父と会い、話をきいた。父は僕をコントロールしなかった。父も僕と同じ」
生前、和田島は言っていた。
「一郎、お前は私によく似ている。これからも様々な人間がお前を操ろうとするだろう。利用すればいい。でもな、本当の自分を見つけてほしい」と。
「父はハヌッセンではない。僕の目を覚まさせてくれた同士です」
「では、あなたを今、操っているのは?」
「いませんよ」
清家は、本当の自分がわからない。だから道上に近づいた。道上なら曇りのない目で見極めてくれると思ったから。
「BG株事件の証拠はどうでもいい。あなたは僕のブレーンをおりた。ジャーナリストであろうとした。あなたを選んで良かった。そんなあなたですら僕を見破った。僕にはハヌッセンがいると決めつけた」
「なら、何故、亜里沙や鈴木を切り捨てたのか」と問う道上。
「見くびるなですよ。おそらくね」
見くびられていると感じたのは大学生の時。鈴木と浩子が愛欲に溺れていると知ったから。それを教えてくれたのは亜里沙。その亜里沙も武智の愛人になった。そして、清家に結婚を迫つた。
清家は「彼らにとって最悪のタイミングで切り捨てた」と冷たい。
鈴木の事故の犯人は清家か!?
「鈴木の事故はあなたが?」
それには清家は応えない。
「あなたはヒトラーのようにこの国を先導するつもりですか」
「ヒトラーはリーダー格そのものだ。実際、みんな僕のことなど知ろうともせず、ただただ僕を持ち上げている」
浩子や祖母から受け継がれたマイノリティを貫いているのはなぜか。
「わからないからです。僕自身。何をすべきか。僕には心からやりたいことはない。でも政治家にはやらないことがないとダメ。僕は指針が欲しい。道上さんに従うつもりだ。僕には明確な意志など何もない」
過去に清家が感情を見えたのも、実は計算だった。
「冷静だからこそ声を荒げることができた」という清家。それは浩子からの教えだったのだ。
「あなたが追いかけた清家一郎の正体こそハッキリと演じあげた清家一郎なんです」よ
マトリョーシカ人形を並べ始める清家一郎。
「この顔を不気味だというが僕には怒りにかられているように見える。僕には僕がわからない。だからって、見くびられたくないんですよ」
「そのためにこの国のTOPに立とうと?」
「権力は密の味がするとわかってきた。これだけは断言する。ニセモノはここまでのぼりつめられない。楽しみにしていてください。怖いですか?僕のことが。今日はありがとうございました。お引き取りください」
「私には泣いているように見えます。あなたの本質を理解することはできません。でも分かったことがあります。僕を見ていてくださいと聞いた時、あなたが助けを求めていると感じた。それは間違っていなかった。あなたも怖いんじゃないんですか?自分のことが。わからないことが。私はあなたを知ろうとすることを諦めません。それがあなたを救うことだと信じて」
マトリョーシカ人形をものすごい早さで元に戻す清家一郎。
手が震え涙を流す。
清家が総理に!
5年後。
勇気は中学生に。どうやら彼女がいるらしい。
清家一郎は総理に。
憲法が改正された。
道上が知る清家一郎の本は多くの人に読まれた。それでも、国民は清家を持ち上げ続けている。
私は私ができることをする。彼を見つめ知り得た事実を人々に伝える。今はまだ無力でも、決して無駄ではないはずだ、と思う道上。
鈴木は宇野の姓を名乗り選挙に立候補する。
結末
清家は思い出す。
浩子と祖母から同世代の友達と遊ぶことは禁じられた清家。小学生に入る時に、生徒とも先生とも拒むようにいわれた。
「あなたも大人になったら政治家になりなさい」そう言われ、それが目標になった。
浩子は高校に入るときに、友達を作るように言った。佐々木と鈴木に出会い、和田島のことを話した。それを浩子に知られ殴られると思う。ところが「俊哉君は完璧」と浩子は言った。
高校時代、鈴木(西山潤)と佐々木(濱尾ノリタカ)と笑いあう自分の姿(青木柚)を思い浮かべる。
「見くびられていた。だから切り捨てた。戻れるならあの頃に戻りたい。これが本当の僕なんでしょうか。いつかまたそんな話をあなたとしたい。こんな僕を理解しようと立ち向かってくるのはあなたしかいないから」
清家は総理として記者の前に。
道上は清家に…。
「それでは質問させていただきます」
笑うマトリョーシカ最終回感想!面白かったと好評!
笑うマトリョーシカ最終回の感想を視聴者の声も交えて紹介します。
「面白かった」の感想
笑うマトリョーシカ、初回から最終回まで、見入るドラマでした。面白いの声が圧倒的に多いです。大反響ですね。
はじめから最後まで引き込まれる作品だった。
— ばんび。 (@amnosh0915) September 6, 2024
うまく説明できないけど、面白かった。
#笑うマトリョーシカ
笑うマトリョーシカ
— リカ (@cupdeyakult) September 6, 2024
おもしろかったね!
今期一でした!
水川あさみさんのドラマは全部おもしろいのよ。
櫻井翔くんもはまり役だったなぁー。
毎週楽しみだったから終わっちゃったのさみしいなぁ。
切ない終わり
清家一郎の孤独感がじわりと伝わってくるラスト。切なさに胸が痛くなる…。
最後、道上は向き合ってくれたみたいな終わり方だったけど、結果道上もハヌッセンがいるっていう結論ありきでずっと清家一郎に取材していて、清家一朗の本質に向き合っていたとは思えないんだよな…
— みん (@me25sky) September 6, 2024
このままずっと清家一郎は孤独なんじゃないかって終わり方で切なかった#笑うマトリョーシカ
原作ラストの先が好評
小説は総理にはなっていない清家一郎。5年後は小説の先を描いています。小説も面白いですし、その先を描いたドラマも好評です。
見終わった。原作未読なので知らなかったけど、原作のラストの先まで描かれたのね。鈴木さんが宇野さんとして政治家目指すの、しっくりきた。なにより、清家一郎役の櫻井翔くん、ピッタリだった!彼は何考えてるかわからない“静“の役が合うと思う。#笑うマトリョーシカ
— adnap (@adnap_) September 6, 2024
櫻井翔・視聴者を魅了
なんか原作より清家くんが可哀想な感じがした。マジで目の演技がめちゃめちゃうますぎる。マジで神作品。なんか俳優の櫻井翔ってやっぱ目がすごい。目で感情が伝わってくる。#笑うマトリョーシカ #櫻井翔
— 黒夢 (@kuromu_sakura1) September 6, 2024
最終回は片時も目が離せない展開。特に清家一郎を演じる櫻井翔さんと道上を演じる水川あさみさんの会話場面は圧巻。ふたりの演技に魅了され見入りました。
清家一郎の怖くて冷たい部分とその裏側にある孤独な部分の両面を見ることができました。上に立つというのはどこか孤独なのだろうとも思います。
櫻井翔さんがマトリョーシカ人形をさばくのがめちゃくちゃ早くて驚きました。清家一郎は、ひとりで毎日、マトリョーシカ人形を操っていたのかなと想像。
浩子が病を患っているというので、もしかしたら、浩子と清家一郎の再会があるかも、と思ってましたが、それはありませんでした。
結末は5年後。これは小説にはないドラマオリジナル。清家一郎が総理になるというのも、過去を思い出すのも、鈴木が選挙に立候補するのもドラマならではの結末になっています。
どこまでも冷たい清家一郎でしたが、鈴木と佐々木は、清家にとって「最初で最後の友達」なのかなと感じる結末でした。
【笑うマトリョーシカ】大変面白いドラマでした。
画像引用:【笑うマトリョーシカ】公式サイト