【罠の戦争】5話のネタバレと考察!涙の演説と鴨井の息子に犯人疑惑!
【罠の戦争】5話のネタバレと考察!涙の演説と鴨井の息子に犯人疑惑!
鷲津亨(草彅剛)が選挙に出馬。妨害するのは竜崎総理(高橋克典)なのか、スパイ疑惑で仲間割れ!?
味方のはずのあの人にも疑惑が浮上!涙の演説は全文書き起こしました。
今回は、【罠の戦争】5話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想とレビューについて。
【罠の戦争】5話の視聴率
【罠の戦争】5話の視聴率は8.3%
【罠の戦争】5話のあらすじ
【罠の戦争】5話のあらすじです。
敵は竜崎総理?
泰生(白鳥晴都)に立候補することを話す鷲津(草彅剛)。泰生の指がかすかに動いたが、鷹野(小澤征悦)からの呼び出しがあった鷲津は気づかずに病院を後にする。
鷹野と鶴巻(岸部一徳)は、鷲津の対立候補として人気フリージャーナリストの有馬保奈美が出馬すると告げる。保奈美は記者として前内閣を解散に追い込んだ、いわば現竜崎内閣誕生の立役者であり、総理の竜崎(高橋克典)とも親しい。無所属で出馬するというが、背後に竜崎がいることは明白。本当の敵は竜崎だと鶴巻。
鷲津は、泰生の事件をもみ消したのは竜崎で、自分を永田町から排除しようとしている、総理は何が何でも自分を落としたい。鶴巻派を減らしたいのだろう、と考える。当の竜崎は、鷲津との2ショット撮影時も、保奈美の立候補は知らなかったとすっとぼける。「これが選挙だ。誰が敵になるかわからない」と鷲津に告げる。
また竜崎が犬飼に「お願いしたことは大丈夫か」と念を押していたのも、事件のことかもしれないと気になる。
眞人にスパイ疑惑
選挙用の荷物を運ぶ蛯沢眞人(杉野遥亮)と蛍原梨恵(小野花梨)。蛍原は、本当に兄の復讐については気が済んだのか、実は知っていたのではないかと呟くが、蛯沢はさざんかの花に夢中。さざんかや椿が冬に咲くのは、ライバルが少ない時期に花粉を効率よく運んでもらえるから。
鷲津は貝沼(坂口涼太郎)に、当選したら政策秘書になってくれと頼み、仲間に引き入れる。事務所では、鰐淵も加わって選挙資金の話をする。鰐淵の知り合いが無利子で2000万円貸してくれたという。選挙準備をしていると、貝沼が、予定していたうぐいす嬢を引き抜かれたと慌てる。明らかに総理側の嫌がらせかと思われたところ、熊谷由貴(宮澤エマ)が鷲津の中傷ビラを持ってくる。泰生を虐待していた、うぐいす嬢が辞めたのはブラック体質だから、などと書いてある。スパイがいるのでは?という熊谷。それを耳にした蛍原は蛯沢を疑う。
うぐいす嬢は可南子(井川遥)の大学時代のアナウンス部の後輩で調達したが、蛯沢が大きなポカをやらかす。小学校からの幼馴染みに牛丼をおごったというのだ。しかも話の流れで「選挙に行って」ぐらいのことを言ってしまったという。選挙に当選しても無効になる…。
それはわざとでスパイなんじゃないかと貝沼が言い出すと、貝沼だってこの前まで鷲津を悪く言っていたと蛯沢。2人はケンカになり、蛯沢は出て行ってしまう。働き始めて日も浅いし切ったほうがいいという鰐淵に、蛯沢がスパイなんてことはないと反論する鷲津だが、蛍原は、眞人のことを知っているようで知らないのかもしれないと言う。
可南子は蛍原に缶ビールを渡し、復讐の最初の味方になってくれたことに礼を言う。
夜遅くなっても帰ってこない蛯沢。もう帰ってこないだろうと貝沼が言い出したとき、蛯沢が駆け込んできた。奢った友達から牛丼代をすべて返してもらったと小銭を見せる。眞人を信じる鷲津たち。
しかしまたもや事務所の人しか知らないはずの牛丼事件の中傷ビラがまかれる。スパイは誰なのか — —。
選挙に苦戦する中、泰生を見舞いながら弱音を吐く鷲津。泰生の手をマッサージしていた可南子がその指が動いたことに気づく。鷲津は泰生のために頑張ると誓う。
鶴巻のバラマキ指示
鶴巻が500万円を持ってきて、市議25人にも金をばら撒けという。市議は党員とは限らないしかなりグレーだと鷲津は言うが、バレなきゃいい、犬飼もやっていたと鶴巻。
鷲津は貝沼に市議にあるものを渡すように頼む。事務所前の車の中で、貝沼が市議のドン・馬場(諏訪太郎)に封筒を渡そうとすると刑事が2人やってくる。不正が行われるという通報があったというのだ。
しかし封筒の中身は選挙のビラ。「まさかお金だと思いましたか?」と鷲津が出てくる。引き下がる刑事たち。これはスパイの正体を突き止めた鷲津のかけた罠なのだ。
【罠の戦争】5話のネタバレ
【罠の戦争】5話のネタバレです。
スパイにはスパイ返し
スパイは選挙スタッフ(小林きな子)だった。総理秘書官の猫田(飯田基祐)が彼女のおしゃべり好きを利用した。可南子が、彼女の休憩のたびに電話がかかってくることに気づいていた。
市議の件も、鷲津はわざと市議が来る時間を彼女に聞こえるように貝沼に話して罠をかけた。また猫田が引き抜いたうぐいす嬢は鷲津のスパイだった。長年犬飼の秘書を務めてきた鷲津とは付き合いが長いスタッフだった。総理秘書官の猫田が党の対立候補を応援するのはまずいだろう、と会話の録音などを猫田に突きつける。友人の保奈美を応援しているだけだとトボける猫田。
警察をすぐに動かせる猫田に、泰生の事件をもみ消したのは総理なのかと詰め寄るが、猫田は知らない様子。必ず暴いてやると鷲津。
選挙演説、涙の理由
選挙最終日。鴨井ゆう子大臣(片平なぎさ)が応援演説に来たが、鷲津の選挙カーが事故渋滞に巻き込まれてしまう。車を降りて走り出す鷲津、蛍原、蛯沢。蛍原が、鰐淵から駅前では地域経済について話すようメールがあったと伝える。あとは再開発とわかってると鷲津。
鷲津の遅れを鴨井大臣が繋いでいると、「息子を階段から突き落としたのか」と罵声が飛ぶ。鴨井が、ここにいる鷲津の妻の前で同じことが言えるのかと言うと、言った本人は逃げたようだ。鴨井も個人攻撃をいろいろ受けた、息子をほったらかしにする最低のシングルマザーなどと言われた。心も傷むし息子にも申し訳ない。でも国をよくしたくて頑張ってきた。
可南子も女性支援のNPOで働いていたとマイクを渡す鴨井。しかし可南子は過去に救えなかった女性のことを思い出してしまう。鷲津が到着する。
<演説全文>
鷲津のセリフより
私はずるい大人でした。
秘書という仕事をする中で正しいことばかりしてきたとは到底言えません。なのに息子には自分が正しいと思うことをしようなんていって。そしたら息子は「お父さん、かっこいいじゃん」と。違うのに。本当はずるくて弱くてカッコ悪い大人なのに。
だからこそ息子に誇れる大人になりたい。強い者にも向かっていける、正しい道を突き進もうとする代議士に私はなりたい。大きな力に潰されそうになっても、声を上げて知恵で乗り切る。弱くても強い代議士に私はなりたい。
力をください。それを糧に腐敗した権力と闘います。ここにいる一人一人の小さな暮らしを守る、必死に守る。そのために、私に力をください。息子が目を覚ましたときに堂々と報告できるように。お父さん、頑張ったぞって。もう一度かっこいいじゃんって言ってもらえるように。どうか皆さん、鷲津亨に力をください。よろしくお願いします!
事務所では開票結果に注目する中、鷲津と可南子は病院にいた。あんなふうに泣けるなんて驚いた、と可南子。鷲津は、犬飼ならこんなとき泣いて土下座してると思ったら涙を流していた。
危ない金を貝沼に渡させた。自分がいやいややってきたことを人にやらせてる。お父さん、全然かっこよくないよ、と泰生に語りかける。泰生のためでしょ、選挙に勝っても負けても私たちは絶対諦めないと可南子。相手が総理でもと誓う鷲津に、十分かっこいいと言うと鷲津は涙ぐむ。ただ嘘はつかないで、わかっちゃうからと可南子は付け加えた。
事務所に戻ると、鷲津は対立候補と僅差で当確となった。万歳三唱して喜ぶ一同。
鷲津の当選を受け、鶴巻幹事長を落とすのはまだ無理か、とため息をつく竜崎総理。でも、鷲津は意外と使えるかもと考える。
事務所では、蛍原が、蛯沢の兄の陳情記録を自分の机の引き出しに隠して鍵をかけた。
代議士となった鷲津は早速警察へ。捜査の不備を国会で問題にすることもできると署長(岩谷健司)に詰め寄る。やはり(もみ消したのは)総理なのかと聞くが、何もわかっていない、本当に怖いのは幹事長だと言う。本当の敵は幹事長なのか — —!?
【罠の戦争】5話のレビューと考察
今回は、鷲津の涙の演説が感動的でしたね。さらに可南子との会話で顔をぐしゃぐしゃにした泣き顔がもうお芝居とは思えないぐらいすごかったんだけど、演説のときは犬飼がこういうときは泣いて土下座をしていたと思って泣いた。じゃあ泰生の前で泣いたのはなぜか、グレーなことを人にやらせるようになってしまったと悔いる自分を可南子が「泰生のため」と受け止めてくれたからなのか、ちょっと気になってしまいました。
<考察>
・鴨井大臣には息子がいた!息子が犯人の可能性もあり。
・可南子の過去(大切な誰かを救えなかった)と鴨井大臣は繋がっている? ただ鴨井はまだそれに気づいていなさそう。
・竜崎総理は、当選後に鷲津に興味を持ったみたいだから黒幕ではない気がします。
・鶴巻幹事長は十分怪しいけど、6話で怪しくなるから違うのでは?
・可南子が「嘘だけはつかないで」と言ったのは伏線→クライマックスで鷲津が嘘をつく。
・蛍原が隠した陳情記録は本当に鷲津が書いたのか? あれだけ手書きだという指摘もSNSに。
・鷲津は眞人の兄のことを覚えていて、わざとパーティーに呼んだのでは? 秘密が要の秘書の仕事に簡単に雇いすぎたのも怪しい。
竜崎・鶴巻・鴨井も怪しさ満載ですが、やはりイチオシは鷹野。今回はあまり出番はなかったけれども、依然怪しい。副幹事長なので、鷲津を使って幹事長を失脚させて幹事長、ゆくゆくは総理の座を狙っているとか。鷹野か鷹野の父親の彼女か元カノが鴨井で、鴨井を総理大臣にしようとしているとか。
警察に顔が利くには、警視庁出身の議員も実際にいるので、鷹野自身がそうなのか、父親がそうなのかもしれません。
コンプライアンスの時代に合わず、問題ばかり起こす犬飼を排除、鶴巻や竜崎も鷲津を利用して排除していけば、有利になりますよね。
ますます面白くなってきた「罠の戦争」第6話は2月20日放送です。
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