【アンサング・シンデレラ】10話のネタバレと感想!七尾副部長がデレるが悲劇に!?
【アンサング・シンデレラ】10話が放送されました。瀬野の治験の為にみどり達が奔走します。
そして、ついにツンツン七尾副部長がデレます。ベタですが熱い展開です。
が、すんなりとハッピーエンドには行かないようです。
今回の記事では【アンサング・シンデレラ】10話のネタバレ、視聴率、感想をお伝えします。
【アンサング・シンデレラ】10話のネタバレ
あらすじ
「薬のことは全て葵みどりに任せる。」
ステージ4の重複癌となった瀬野章吾(田中圭)の治療の為に葵みどり(石原さとみ)が担当薬剤師となる。
しかし、治療を開始してから7週間ほどたったが瀬野の病状は回復しなかった。
副部長である七尾拓(池田鉄洋)はみどりに海外で副腎癌への有効性が認められた治験薬があると話を持ちかける。
ただし、治験を行うには3つ条件があり七尾はみどりの責任でクリアするように伝える。
- 1つ目:担当医師の畑中聡(長谷川朝晴)に治験責任医師になって貰う
- 2つ目:萬津総合病院に設置する治験審査委員会の承認を得る
- 3つ目:何よりも瀬野本人が治験を承諾する
七尾「よろしいですか?」
みどり「はい!!」
みどりは力強く答える。
みどりは薬剤部のメンバーに伝えるも資料の作成の手間、それで他の患者に手が回らなくなる等の問題を指摘され、治験は不可能に近かった。
そんな中、丸岡はじめ(近藤公園)という男性が心筋梗塞で緊急搬送され、瀬野と同じ病室に入院することになった。
みどりと相原くるみ(西野七瀬)は丸岡に服薬指導を行う。だが、丸岡は売れない漫画家で生活が厳しく高額な治療費に難色を示す。
「今後の生活の為にも」とみどりが説得を試みるが、丸岡は「あんたらにこちらの生活の何が分かる」と反発され追い出されてしまう。
そんな様子を隣で聞いていた瀬野はノートを手にとり、何かを書き出すのだった。
瀬尾は治験を拒否してしまう
みどりは早めに治験を提案するが瀬野は断ってしまう。そこに七尾がやってきて瀬野の母親についてみどりに話す。
- 瀬野の母親・佐緒里(田中美里)は10年前に癌を患った
- 七尾が治験を担当した
- だが、効果は出ず佐緒里は亡くなってしまった
- そのことで自分を怨んでいる
瀬野はそのことは関係ないとするが、みどりに「無駄なことをしないで他の患者を診ろ」と告げる。
みどりは再び説得しようとするも瀬野は倒れてしまう。この状況を受けて担当医の畑中は「緩和ケアのみ等、別の道に切り替える覚悟も必要」とする。
みどりは当直をしつつ治験審査委員会の資料を作成するが精神的に限界が来ていた。
薬剤部のメンバーは一丸となって動き出す
「らしくないですよ。」
みどりの元にくるみがやってくる。くるみは「ダメならば私たちをもっと頼ってください。丸岡さんのことは自分がしっかり看ます。」とみどりを励ます。
さらに他の薬剤部のメンバーもやってくる。
- 刈谷は治療認定薬剤師の資格を活かし資料作成の手伝い
- 羽倉(井之脇海)と工藤(金澤美穂)は調剤で穴を埋める
と一丸となって手助けすることを約束する。
みどり「ありがとうございます。」
みどりはメンバーの気持ちが嬉しく、涙を零しながらお礼を言う。
くるみは丸岡に安価なジェネリック医薬品を使った新しい薬のプランを提案する。これならば価格をだいぶ抑えることができる。
「仕事仲間が大変な時に」と丸岡、それに対してくるみは「病気に大きいも小さいもありません。」と答える。
瀬野は横でその言葉を噛みしめていた。
その後、瀬野の元に小野塚(成田凌)がやってきて救急認定薬剤師に受かったこと、萬津総合病院での採用が決まったことを告げる。
小野塚「だから必ず戻ってきてください。」
瀬野「その時が来たら厳しく指導するからな。」
瀬野は研修時代に面倒を見ていた小野塚が立派に成長したことを喜ぶ。
さらに調剤に休暇をとっていた荒神(でんでん)が戻って来てメンバー一丸となって仕事に当たる。
七尾副部長が訴える
いよいよ運命の治験審査委員会が開かれ、担当医の畑中と薬剤部部長の販田(真矢ミキ)達が説明していく。
ずっと薬剤部の仕事を見てきた緊急センターの医師・豊中(臼田あさ美)も「このチームならば治験はできます。」と訴える。
だが、「患者は薬剤師でありこの治験は個人的な感情では?」と周囲から待ったが掛かってしまう。
「待ってください。」
声を上げたのは七尾だった。
七尾「治験は誰か個人のためではなく全ての患者の為にあるんです。」
「人類と医学の未来の為にも今回の治験は必要なんです。」
七尾は力強く治験の必要性を訴えて、深々と頭を下げる。10年前に治験が上手く行かなかったことを誰よりも悔やんでいたのは七尾だった。
メンバー全員が一丸となった甲斐があり治験の承認が得られた。後は瀬野の意志次第だ。瀬野の元にみどりを始めとした薬剤部のメンバーが集合する。
くるみは瀬野が書いていた丸山の投薬プランのメモを見せる。こんな状況でも瀬野は薬剤師としての使命を忘れていなかった。
くるみ「戻ってきてください。」
くるみ達はそのれぞれの思いをぶつける。
瀬野「分かりました。治験をお願いします…」
瀬野は了承するもその声にはどこか力がこもっていなかった。
この状況で拒否するの厳し過ぎひん?#アンサングシンデレラ pic.twitter.com/JolBNosbrY
— わたる🏝薬剤師×保育士@percussion🎼 (@ryoma0515r1) September 17, 2020
瀬野は本音をぶちまける
数日後、治験薬が届き治療の準備が整った。ところが瀬野は病院から姿を消してしまっていた。
瀬野は母親の墓の前にいてみどりもやってくる。
瀬野「俺は治験を受けない。」
瀬野は治験を拒否してしまう。みどりは薬剤師だった瀬野の母親の影響で薬剤師になったことを話す。が、瀬野の心は動かない。
瀬野「ただ単純に辛いんだよ…」
「患者になって初めて分かった。先の見えない治療がこんなにも辛いなんて…」
「怖いんだよ…」
瀬野は自分の中にある恐怖という本音をぶちまける。
みどり「瀬野さんの本当の気持ちを知れて私達はここから戦うことができます。」
「瀬野さんがどんな道を選んでも全力でサポートします。」
「どうか私達を頼ってください。」
みどりも同じく本音をぶつける。
みどりと瀬野が薬剤部に戻ってくる。
瀬野「ご迷惑をおかけしました。治験を受けます。」
「皆さんに全てを任せます。」
こうして瀬野の治験による治療が始まる。
何が感動かって、薬剤部のいつメンだけじゃなくて、飯田部長や七尾副部長、荒神さんに混じって採用されたばかりの小野塚くんがいるとこだよね!#アンサングシンデレラ pic.twitter.com/0bu6ex2QGV
— あんでん (@Ahonden_game) September 17, 2020
処方箋にはみどり、くるみ、小野塚、七尾に至るまで薬剤部のメンバー全員の判子が押されていた。
時は過ぎて2年後
2年後、小野塚は救急センター担当の薬剤師として萬総合病院に来て、他のメンバーも忙しく働いていた。
かつての入院患者だった心春(穂志もえか)が学生実技研修にやってきて、くるみが教育を担当することになる。
「葵さんと瀬野さんは?」と尋ねる心春にメンバーは黙ってしまう。刈谷が静かに答える。
刈谷「あの2人ならもういないわ。」
「薬剤部はバラバラになったの。」
みどりと瀬野、薬剤部のメンバーに何があったのか?次週、【アンサング・シンデレラ】最終回。
【アンサング・シンデレラ】10話の感想とまとめ
【アンサング・シンデレラ】10話では瀬野の治験に向けて薬剤部のメンバー全員が動き出し、瀬野は治験を受ける決意を固めます。
瀬野への圧力が半端無い
最初に瀬野が治験を承諾するシーン。正直言うと自分の為に動いてくれたメンバーが勢ぞろいされたら瀬野は「緩和ケアがいい」とは言えないです。
場の空気や圧力が重くの圧し掛かってしまうことはあります。
ただ、この圧力で終わるのではなく瀬野が本音をぶつけ、みどりが受け止めることで瀬野は本当の意味で治験に臨むことができたと思います。
七尾がデレてチームは一丸に
ずっとツンとしていた七尾がついにデレました。
七尾は瀬野の母親を救えなかったことをずっと後悔しており、治験へのプライドは本物でした。七尾がかっこよく決めて見事トレンド入りです。
七尾は今まで患者への寄せ書きを書いたことが無く、つねにメンバーと距離を置いていました。
治験が決まった瀬尾への処方箋に判子を押すことで七尾の心情が変化し、薬剤部のメンバーはついに一丸となることができました。
が、
2年後、薬剤部にみどりと瀬野の姿はなく、一丸となっていたはずの薬剤部はバラバラになってしまいます。
瀬野の悲劇を回避することが出来なかったのでしょうか?2020/9/24(木)22:00~放送、全てが明らかになる【アンサング・シンデレラ】最終回の放送をお楽しみに。
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※全て2020年7月16日(木)の情報です。最新の配信状況、期限、料金については公式サイトをご確認ください。
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