【アンサング・シンデレラ】9話のネタバレと視聴率!瀬野への生きての声は届かない!?
【アンサング・シンデレラ】9話では薬への依存に悩む女性の話、かなり怖いホラー回でもあります。
さらに瀬野の病気が明らかになり、“生きて欲しい”という声が殺到しています。
だたその願いは届かないかもしれません。
今回の記事では【アンサング・シンデレラ】9話のネタバレ、視聴率、感想等をお伝えします。
【アンサング・シンデレラ】9話の視聴率
【アンサング・シンデレラ】9話の視聴率は9.6%でした。
前回よりも9.3%のアップです。
【アンサング・シンデレラ】9話のネタバレ
あらすじ
瀬野章吾(田中圭)が葵みどり(石原さとみ)の目の前で吐血、救急センターに運ばれる。幸いにもすぐに意識を取り戻した瀬野はみどりに「仕事に戻るよう」伝える。
翌日、薬剤部のメンバーに瀬野が倒れたと噂が流れ、くるみ(西野七瀬)達は心配する。
すると瀬野がいつも通り仕事に現れ、「ただの逆流性食道炎」と伝える。
刈谷奈緒子(桜井ユキ)は安静を勧め、それを受けた瀬野はみどりに「救急センターで自分の仕事を手伝うよう」指示をだす。
その後、瀬野は販田聡子(真矢ミキ)だけに本当の病状と今後のことを話す。
瀬野「肺に腫瘍がありそうです。これから精密検査を受けるつもりです。」
そんな折、若月陽菜(徳永えり)という女性が救急センターが運ばれてくる。
みどりが陽菜の持ち物を確認すると大量の抗不安薬を発見する。どうやら陽菜はオーバードーズ(薬の多量摂取)のようだ。
みどりが調剤薬局に確認すると陽菜は複数の医療機関を重複受診し同じ薬を手に入れていたと判明する。これはかなり危険な行為となる。
陽菜は意識を取り戻し入院することになる。みどりは大量の薬を没収して新しい薬の服薬指導、くるみも重複受診の危険性を指摘する。
ところが陽菜は「私の薬返してよー。いいじゃないそんくらい」とまるで子供のように駄々をこねる。陽菜は精神的に不安定だった。
みどりが陽菜の病室から離れた後、小野塚からある頼みごとをされる。
一方、瀬野は消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)から精密検査の結果を知らさされる。それは瀬野にとってもあまりにも辛い結果であった。
瀬野の病気は深刻化していた
瀬野は肺癌を発生しておりステージ4の段階、さらに食堂や副腎にも転移していた。もはや手術は不可能で投薬治療で進行を遅らせるしかない。瀬野の余命は残り三ヶ月のところまで来ていた。
瀬野は畑中から仕事を辞め治療に専念するように勧められるが拒否する。
瀬野「出来るだけ今の生活を続けたいです。」
「最期にどう生きるかは自分で決めたいんです。」
その後、新たに救急センターに患者が運ばれてきて瀬野とみどりが処置に入る。瀬野は患者が持っていた薬から症状を見抜き、医師に伝える。その甲斐あって患者の命は救われた。
その様子を見学に来ていた小野塚(成田凌)がみていた。処置を終えた瀬野に小野塚が「救急認定薬剤師になろうとしている」と宣言する。
小野塚「覚悟を持って自分のやりたいことを目指したいと思います。」
瀬野「頑張れよ。」
小野塚の覚悟に瀬野はエールを送るのだった。
陽菜はノイローゼで薬に依存
陽菜の元夫・栗原謙介(高橋光臣)が見舞いにやってきてくる。謙介はみどりに陽菜のことを話す。
- 6年前に娘・結菜を授かったが自分は仕事一筋だった
- 陽菜が育児ノイローゼになり、薬に依存していたことにも気づけなかった
- 陽菜と娘を引き離しオーバードーズの治療に専念させた
- 「もう子育ては無理だと思う」この言葉を受けて離婚、娘は引き取った
「娘は陽菜に会いたがっているが会わせてもいいのか」と思い悩む謙介。みどりは「陽菜はスマホの待ち受け画面を娘さんにしていた」と告げ後押しをする。
その後、謙介は陽菜に娘を連れてくることを告げる。「お好きにどうぞ…」と陽菜は上の空な返事をする。
病室に戻った陽菜は薬をゴミ箱に捨てる。内心は娘に会いたがっており、薬の依存と必死に戦っていた。
その後、部長室の前を通りかかったみどりは販田部長と瀬野の会話を聞き、余命が僅かであることを知ってしまう。
その夜、みどりは瀬野を娘娘亭に誘い尋ねる。
みどり「もし自分が治らない病気だと分ったらどうしますか?」
瀬野「やれるギリギリまでやる。病院薬剤師だった母親がそうで満足そうだったから。」
「葵ならどうする?」
みどり「分りません…」
みどりは瀬野と違って答えを見出せていなかった。瀬野はみどりに「陽菜さんをしっかり見ろよ」と指示を出す。
その言葉を受けたみどりは勤務後、陽菜の病状とオーバードーズについて調べ直す。
陽菜は限界に達してしまう
数日後、娘の結菜が見舞いに来る日がやってくる。陽菜は久しぶりの再開に向けメイクをし直す。
みどりが謙介と結菜を連れて病室にやってくるがいつの間にか陽菜はいなくなっていた。すると隣の病室から騒ぎ声がし、みどりは急いで向かう。
そこでは陽菜が他の患者から薬を奪い取って飲んでいた。謙介と結菜もやってくる。
陽菜「結菜ーーママだよーー」
と虚ろな目で迫るが、結菜は怯えて渡そうとしていた折り紙を落としてしまう。謙介は結菜を連れて引き上げるしかなかった。
陽菜「はははぁ、やっぱり治んないや…」
陽菜は力なく笑い、その場に崩れてしまう。その後、陽菜は心療内科への移動と専門的な治療を受けることが決まる。
それでもみどりは諦めることなくオーバードーズの治療について調べ続ける。
ある日の夜、みどりは薬剤部で当直をしていた。薬に関する連絡を受け席を開けた隙に陽菜が入ってきてしまう。
陽菜は薬を求めて薬の棚を荒らしてしまう。戻ってきたみどりに薬を要求するがみどりは拒否する。
陽菜「よこせって言ってんだよ!!」
陽菜は逆上しみどりの首元にハサミを突き立ててしまう。
みどりが必死に訴える
そこに瀬野が戻ってくる。陽菜は今度は瀬野に薬を要求する。
みどり「ダメです。患者さんの為にならない薬を出しては。」
「貴方が真剣に向き合わなくては。」
「治らない人もいるんです。」
みどりは泣きながらも必死で訴える。聞き入れない陽菜に瀬野が末期癌であることを打ち明け語りかける。
瀬野「私は死にます。」
「でも貴方は治ります。」
「これからは薬のことは彼女に任せてください。今も貴方のことを考えています。」
瀬野は陽菜にみどりが作っていた治療計画を見せる。さらにみどりは結菜が落とした折り紙を見せる。そこには母親へのメッセージが記されていた。
陽菜「分っている。このままじゃいけない事ぐらい。」
「でもどうしようもないのよ私は…」
陽菜は泣き崩れてしまう。みどりは陽菜をそっと抱きしめて語りかける。
みどり「大丈夫です。ゆっくり少しずつでもやってきましょう。」
陽菜を病室に送り届けたみどりは瀬野と改めて話をする。
みどり「私は患者さんが決めたことを尊重したいです。」
「でも今まで育ててくれた大切な先輩には治療を受けて欲しいんです。」
「無様でも生きることにしがみ付いて欲しいんです。」
みどりは今度は瀬野に必死に訴える。
瀬野「俺からの次の課題、いや最後の課題だ。」
「俺の薬のことは全て葵みどりに任せる。」
瀬野はみどりに全てを託すことに決める。
みどり「はい。」
みどりは力強く答える。
一方、販田は副部長の七尾(池田鉄洋)に副腎に転移した癌の治験について頼み込む。
瀬野のことだと察した七尾は不敵な笑みを浮かべるのだった。
【アンサング・シンデレラ】9話の感想とまとめ
徳永えりの背筋が凍るホラー
徳永えりのすごさを目の当たりにしている。#アンサングシンデレラ pic.twitter.com/nmrHTp1AZI
— Kenzy (@KenzyPowell) September 10, 2020
【アンサング・シンデレラ】9話は薬への依存とオーバードーズに悩む女性のお話でした。
- 子供っぽい言動を繰り返す
- 虚ろな目をして薬を追い求める
- ハサミを突き立てて怒り狂う
精神的に安定せずオーバードーズの怖さが描かれました。徳永えりさんの演技もあり、かなりのホラー回でもありました。
エンディングではその後の治療と家族仲良く退院する様子が描かれました。
その様子はまるで別人で徳永えりさんの演技の幅の広さが見られました。
瀬野は助からない!?
一方で【アンサング・シンデレラ】9話で瀬野の病が肺癌、すでに転移しており余命三ヶ月であることが明らかになりました。
Twitterでは心配する声と“生きて”と願う声が上がっていました。
このまま最終章に突入しそうです。が、治験が必要とすでにみどりがどうにか出来そうな状況ではなく、末期癌である瀬野は助からないかもしれません。
“みどりは尊敬し大好きな先輩である瀬野の最期にどう向き合うのか”これが最終回で描かれるのかもしれません。
次週、【アンサング・シンデレラ】10話では瀬野の治療が開始しますが、同時に犬猿の仲である七尾が治験の為に動き出します。最後の不敵な笑みの真意はなんでしょうか。
2020/9/17(木)22:00~からの放送をお楽しみに。
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