【束の間の一花】原作ネタバレと考察!完結漫画はラストで大号泣!

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束の間の一花

【束の間の一花】原作ネタバレと考察!完結漫画はラストで大号泣!

ドラマ【束の間の一花】の原作は、大人気の恋愛漫画【束の間の一花】。

『Palcy』(講談社・ピクシブ)(2019年7月26日から2021年4月9日)にて連載されたタダノなつによる恋愛漫画です。原作は全3巻ですでに完結しています。

【束の間の一花】の原作ネタバレと感想を紹介します。

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目次

【束の間の一花】原作のキャラクター一覧

  • 萬木昭史(ゆるぎあきふみ・京本大我)大学哲学講師。
  • 千田原一花(せんだわらいちか・藤原さくら)大学生。
  • 千田原大樹(せんだわらだいき・佐々木大光)一花の弟。
  • 千田原 一枝(せんだわらかずえ・富田靖子)一花の母。
  • 土橋じゅん(つちはしじゅん・駒井連)一花の大学の親友。
  • 清水かおり(しみずかおり・山之内すず)一花の大学の親友。
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【束の間の一花】の原作ネタバレ

原作のあらすじネタバレを紹介します。(ネタバレあり、ご注意を)

原作は、萬木と一花の現在進行の物語の中に、思い出の場面として過去が描かれています。

原作ネタバレ1

高校2年の時、余命宣告を受けた千田原一花は、大学に進学。
大学説明会のときに大学講師の萬木昭史と出会います。説明会場がわからず迷った一花を会場まで案内してくれたのが萬木でした。この時、一花は、迷惑がられてると思ってしまうのですが、萬木は、一花が喜ぶと思ってやったことだから「喜んで」と言う。その言葉に一花はキュンとする。
春、大学入学と同時に一花は萬木の授業を受け、なにかと萬木に話しかけ、追いかけるようになる。(この時のいくつものエピソードが漫画の中でちりばめられています)

萬木先生は、一花の生きがいに。
病気でも明るく楽しく生きることができたのです。

ところが、ある日突然、萬木先生は大学を辞めてしまう。
一花は2年生になっていた。

それから3か月後。
和久駅で萬木先生を見かける。再会を果たしたものの、萬木先生は、病気で「くたばり損ない」だと告白。
結局、それ以降会うことがなく半年が過ぎる。

一花は和久駅で待ち伏せをしていて、再び、萬木先生と会う。そして、ファミレスに行く。連絡先を交換する一花と萬木先生。
萬木先生は、余命1年だと言う。余命宣告された二人が会えたことに運命だと思う一花は、萬木先生に「好きだ」と告白し、逃げるようにその場を立ち去る。

友達にも病気のことを話していない一花の相談相手は弟の大樹。
萬木先生に告白したことを話す一花に、大樹は「死ぬなんて普通は言わない」だから“ゆるゆる”も一花のことを気にしているのではないか、と。(大樹は萬木先生をゆるゆると呼ぶ)
さらに、先生が死んでしまったら一花も死んでしまうような気がして「この恋は諦めろ、母さんが悲しむ」と忠告するのだった。

そんな一花のもとに萬木先生から連絡がある。水族館でデートをするも、帰り際に「もう会わない」と告げられる。病気の自分と付き合うことはデメリットがあるからだ。それでも一途な一花の思いが実り、萬木先生と一花は会うようになる。

母からは病気のことを言うように言われるが、一花はまだ話せていない。
そんな中、デート中に一花は倒れてしまう。病院から家に戻るも、萬木先生の待ち合わせの時、大樹と口論になり再び倒れてしまう。

大樹は待ち合わせに出向き、一花の命が「長くない」と告げ、一花と「もう会わないで」と言う。

萬木先生のネタバレ

幸せな日々を送ってきたけれど、大学生の時、両親と祖父母を亡くしひとりぼっちになる。
先生になることが夢で、その願いは叶えることができた。
26歳の時、大学の哲学講師になった。「死の哲学」を専攻し、死について考えることで学生たちに充実した日々を送ってほしいと思っていた。

カレーを食べて、トマトを育てる。先生になれた。
だからそれ以上は望まない。そう思っていた。

ところが、去年の夏。
調子が悪く病院にいくと消化器系の病気で余命1年と告げられる。

気力はなくなり1月いっぱいで学校をやめ、トマトの苗も隣人にあげてしまった。吸わないたばこも吸うようになった。
そんな時、一花と出会った。

原作ネタバレ2

萬木先生に自分の病気のことがバレたと知った一花は、大樹と喧嘩するも、連絡をとらずにいた。そんな中、大樹は自分が一花の自由を奪ったと思うようになり、萬木先生に「(一花と)会ってほしい」と話す。
萬木先生と一花は病院で再会。互いに必要な存在だと改めて気づくのでした。

退院した一花は萬木先生の家に行き、カレーを作ります。一花が帰ったあと、具合が悪くなった萬木先生は入院。もう時間がない萬木先生と一花は、夜に大学構内に。そうして、一花は、萬木先生の【最後の授業】を受けます。

その夜、ふたりは海に。自分が死んでも「悲しまないで」という萬木先生は、一花にキスをします。

【束の間の一花】原作の結末

萬木先生と連絡がとれない一花は病院に行き、萬木先生がもういないことを知ります。
その後、一花は成人式を迎えます。この日、一花は発作を起こし……。
萬木先生の姿を見て追いかけていきます。

**

大樹は高校を卒業。寺山修司の詩に触れ、一花の言葉を思いだします。
母は一花の写真を眺めています。

【束の間の一花】原作の考察

【束の間の一花】の結末は、ハッキリと死んだとは言ってもいませんが、死んだのだろうとイメージするストーリーになっています。
どこでどう死んだのかは明確ではありません。それは、この物語に大きな意味をもたらさないということでしょう。お涙頂戴のありきたりな場面が無い分、胸に痛みが走る儚さを感じます。
萬木先生と一花が最後に言いたかったことは何なのか、それはこれまでのストーリーの中から紡がれた言葉の数々がすべてだと思います。

【束の間の一花】原作のまとめ

【束の間の一花】の原作を紹介しました。とても切ないお話ですが心が澄んでいく純愛物語です。
日々生きていることがいかに幸せであるか、熱い思いが涙になります。
まだ、読んでいない方は、ぜひ、感動の名作漫画を読んでみましょう。
原作とともにドラマもお楽しみください。

【束の間の一花】は、日本テレビで月曜深夜に放送!
原作との違いなどをチェックしつつ、タオル片手にご視聴ください。

記事内画像:【束の間の一花】公式サイト

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