【虎に翼】126話あらすじと感想!よねさんの「クソだ」に大反響
【虎に翼】126話あらすじと感想!
伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第126話が9月23日(月曜)に放送。
朋一(井上祐貴)は法律の世界から離れることを報告しにやってくる。一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は大法廷での弁論に向けて練習を開始する。
放送後、法廷での不適切発言ながら、よねさんの「クソだ」にSNSで大反響で…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第126話のあらすじ・感想について紹介します。
【虎に翼】126話のあらすじ
【虎に翼】126話のあらすじネタバレです。
佐江子(辻沢杏子)の懇願
寅子(伊藤沙莉)のもとを、(片岡凛)の祖母・佐江子(辻沢杏子)が訪ねてくる。
佐江子は美雪と美佐江(片岡凜)が親子であること、美佐江が幼い美雪を残して亡くなったことを打ち明ける。
さらに佐江子は「美雪は昨日、警察に補導されました」と話す。そして寅子へ「美雪にこのまま娘をなぞってほしくない。どうか…どうか…」と助けを求めた。
ちちんぷいぷい~
寅子は航一に美佐江と美雪のことを話す。
寅子は「蓋をしてきたものと向き合うのは苦しいわね」と吐露。
航一は立ち上がり「ちちんぷいぷい~!今、寅子さんが強い意志…。強い意志…」と全力でおまじないを唱える。
注釈:「ちちんぷいぷい」は第107話(8月27日)で、家族との距離感に悩む航一に寅子がかけた“欲張りで気が大きくなる魔法”です。
航一は恥ずかしさからか崩れ落ちた。
寅子は笑いながら「無理をしてくれてありがとう」と感謝。
航一は「はい。無理をしました。無茶をしました」という。
朋一(井上祐貴)は法律の世界から離れる
すると朋一(井上祐貴)がやってきて「あの…もうそろそろいいかな。盗み聞きするつもりではなかったんだけど、ただ…ちちんぷいぷいが聞こえて入りずらくて」という。
朋一(井上祐貴)は家具職人になると言い、「明日から修行のために岐阜に行ってくる」「朋成を育てるために稼ぎはいるけど、法律とは距離を置きたい。で、ふと思い浮かんで。ほら僕、手先が器用だろう。それで知り合いのツテを頼って」「(法律を学んだ時と同じぐらい胸が熱くなったか?と問われて)なった」と告げる。
大法廷での弁論
一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は大法廷での弁論に向けて練習を開始する。
1972年(昭和47年)5月、開廷。
よね:「論点は、誰の目から見ても分かりきっていますので、回りくどい前置きはしません。刑法第200条、尊属殺の重罰規定は、明らかな憲法違反です。昭和25年に言い渡された、刑法第200条の最高裁合憲判決。その基本的な理由となるのは、人類普遍の道徳原理。はて?
本件において、道徳の原理を踏みにじったのは誰か。尊属である父を殺した被告人ですか。それとも、家族に日常的に暴力を振るい、妻に逃げられ、娘を強姦し続け、子を産ませ、結婚を阻止するために娘を監禁した、被害者である父親ですか。暴力行為だけでも許しがたいのに、背徳行為を重ね、畜生道に堕ちた父親でも、彼を尊属として保護し、子どもである被告人は、服従と従順な女体であることを要求されるのでしょうか?それが人類普遍の道徳原理ならば、この社会と我々も、畜生道に堕ちたと言わざるを得ない。いや畜生以下、クソだ!」
桂場(松山ケンイチ):「弁護人は、言動に気をつけるように」
轟「不適切な発言でした。お詫びいたします。(小声で)行け、山田」
よね「憲法第14条は、すべての国民が法の下に平等であるとし、第13条には、すべての国民は個人として尊重されるとある。本件は、愛する人と出会った被告人が、すべての権利を取り戻そうとした際、父親から監禁と暴力による妨害を受けた結果であります。当然、正当防衛、もしくは過剰防衛に該当する。もし、今もなお、尊属殺の重罰規定が、憲法第14条に違反しないものとするならば、無力な憲法、無力な司法、無力なこの社会を、嘆かざるを得ない。著しく正義に反した原判決は、破棄されるべきです。以上です」
【虎に翼】126話の感想 よねさんの「クソだ」に大反響
126話は寅子の苦しみ、航一の励まし、朋一の決断といろいろありますが、よね(土居志央梨)さんの法廷での訴えが一番の見どころ。見入ったし、聞き入りました。
特に「クソだ!」が良かったです。あえて不適切と分かりつつ差し込んだのでしょう。轟も承認済みで。
#虎に翼【よねさんの弁論】よねさんの弁論、最高だった。確かに法廷に「クソ」は相応しくない。だが「クソ」でしか伝わらないものもある。なぜなら美位子の父親、そして その父親を尊重しようとする現行の尊属殺規定が 紛れもないクソだからだ。文案を共に作った轟が謝罪を挟む前提で 敢えて入れたな。 pic.twitter.com/fwm1QYhCYI
— ひぞっこ (@musicapiccolino) September 22, 2024
よねさん!素晴らしい‼︎
— ドビンフッド (@JH4SZY) September 22, 2024
でも我が国は令和になっても差別に寛容なクソです💦💦
#虎に翼 pic.twitter.com/jOEjJITV1i
よねさんがトラちゃんの『はて?』を使う日がくるとは…(胸熱)
— 壁の中のせつ子さん (@SetuInTheWall) September 22, 2024
『クソだ!』と言い切るよねさん節炸裂
冷静に嗜める桂場さん
不適切発言とわびながらも「(小声で)いけ山田。」って応援する轟のバディ感最高!#虎に翼 pic.twitter.com/pGX7trYBPL
振り返ると、124話でもよねは「お前の身に起きたことは、はらわたは煮えくり返るほどクソだ。クソが詰まってる。でも、それはお前の父親が、この世界が、法律がどうしようもなくクソなだけだ」とクソを連発。斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)を励ましていましたね。本当に心からそう思っているのでしょう。
今回のクソだ!も名場面でした。
【虎に翼】126話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,戸塚純貴,石橋菜津美,井上祐貴,片岡凜,辻沢杏子,円井わん,松山ケンイチ,
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK